ここに来ると、歌が生まれ、人は踊り出し、物語がはじまる、あの広場がここに
10月21日(土)、第四期の第三回目のワークショップ。私の熱いリクエストで歌うことになった「あの広場のうた」、みんなすごくのって歌っています。原曲よりもかなりゆっくりで、音も下げ、とても歌いやすくなっています。むつかしい手拍子も、あみちゃんの手にかかると、みんなできるようになりました。シャキシャキした手拍子がみんな気に入っています。 www.youtube.com ♪ いまはいつだろう いつもの朝 ここはどこだろう いつも場所 いまはいつだろう いつもの夜 ここはどこだろう いつもの場所 でもどこかちがう ここはどこかに似ている おとなもこどもも 犬も鳥たちも 虫たちも集まる あの広場みたい 耳をすませば見えてくる 目をみはれば聞こえてくる 少しずつ 少しずつ 歌が生まれ 人は踊り出し 物語がはじまる あの広場がここに 昔 広場に一本の柱 ここに立てよう 目には見えない柱を 昔 広場に一本の柱 ここではじまったぷかぷか いまここで ♪ 安見ちゃんが最後の「ここではじまったオペラを」のところを「ここではじまったぷかぷか」に変えてくれました。私のこの歌に込める思いをくみ取ってくれたのだと思います。 ぷかぷかは単なる福祉事業所の枠を超えて、みんなにとって、とても大切な場所になっています。ここに来ると、歌が生まれ、人は踊り出し、物語がはじまる、あの広場がここにあるのです。 さてその広場で今回もいろんな物語が生まれました。どんな物語が生まれたか、写真を見ながら想像してみて下さい。 『注文の多い料理店』は森にある大きなかしわの木からはじまります。 西洋料理店『山猫軒』にやってきた紳士のひげを作りました。 紙袋を使って動物のお面を作りました。 手につけるお面です。 紳士が西洋料理店『山猫軒』を見つけたシーンをやってみました。セノーさんがなかなかいい雰囲気を出しています。そこに立っているだけで、物語が生まれます。 ひげとお面を作るだけで、これだけの物語が生まれました。これが「ぷかぷか」です。 ここに来ると、歌が生まれ、人は踊り出し、物語がはじまる、あの広場がここにあるのです。