ぷかぷか日記

障がいのある人と生きるということ

  • 第8回『表現の市場』をやります。
     1月28日(日)午後2時から横浜線長津田駅前のみどりアートパークホールにて、第8回『表現の市場』をやります。  障がいのある人達が様々な思いを表現をする市場です。彼らのパワーあふれる表現を見ていると、障がいのある人達は私たちが何かやってあげないと何もできない、といった思い込みが、とんでもない間違いであることがよくわかります。  何かやってあげるとか、支援するといった関係を取っ払ったとき、彼らの表現がこんな風に爆発します。 あらじん www.youtube.com はっぱオールスターズ www.youtube.com シーホース工房 www.youtube.com ぷかぷか www.youtube.com  何よりも私たち自身、自分の思いをどういう形にせよ、あそこまでダイナミックに表現しているのだろうか、と思ったりします。表現は、生きることそのものです。生きるエネルギーが爆発するような場を、私たちはどれくらい持っているのだろうかと思うのです。  どうもね、日々小さく縮こまって生きてるような気がするのです。なんかもったいないですね。自分の中に渦巻いている生きるエネルギーを、どこかで思いっきり解放したいものです。  2年前の『表現の市場』のとき書いたブログの一部です。 「障がいのある人たちとは、いっしょに生きていった方がいいね」 ってみんなが思える舞台を、ことしも作ります。  彼らの舞台からは、たくさんの元気をもらえます。  素直に生きる彼らの舞台を見ていると、  「ああ、明日も生きていこう」 って思えます。明日に向かう「希望」をもらえます。  そんなふうにして、彼らは新しい歴史を作っているのだと思います。  「なんだ、助けられてるのは、私たちの方じゃん!」 て思えるような彼らの舞台は、お互いの関係が逆転し、新しい歴史を作ります。  障がいのある人たちを排除してしまうような不寛容な時代を、小むつかしいことは一切いわず、彼らはさらっと塗り替えてしまうのです。  「表現の市場」は、いっしょに生きていくことで生まれる新しい価値を表現します。その価値は、障がいのある人もない人も、お互い気持ちよく生きられる、新しい歴史を作ります。  ご都合つく方はぜひお越し下さい。
  • 「人の心」を取り戻す
     2年ほど前、朝日新聞の言論空間『論座』に投稿した記事です。大事な話なので、多少手を加えて再掲します。  つい先日神奈川県立の福祉施設での虐待事件が報道されました。 ・服薬用に水などに塩や砂糖が入れられた。 ・利用者の肛門にナットが入っていた。 ・利用者に数百回のスクワットをさせた。 ・職員の粗暴行為で利用者が頭を打ち失神した。 ・利用者の食事に多量のシロップをかけて食べさせた。  いずれも気分が悪くなるような事案です。ふつう、人間はこんなことはしません。介護の現場にいるのは人間のはずですが、虐待の実態を見る限り、そこにはもう人間を感じることができません。  厚生労働省が「障害者福祉施設等における障害者虐待の防止と対応の手引き(施設・事業所従事者向けマニュアル)」というのを出しています。人間が人間でなくなっている現場で、こんな教科書のようなマニュアルがどれだけ役に立つのだろうかと思います。現場の荒廃のレベルの認識が甘いのではないかと思います。虐待の現場になっている神奈川県でさえ、このマニュアルを県のホームページに揚げています。こんなことやって虐待がなくなると本気で思っているのでしょうか?  重度障がいの人たちを相手にする現場がどうしてこんなにもすさんでしまったのか。そのことにきちんと向き合っていかない限り、虐待はいつまでたってもなくなりません。向き合ってないからこそ、あのやまゆり園事件以降も、一向に虐待がなくならないのだろうと思います。 相手を見下すところから出発している「支援」の問題性  やまゆり園事件の直後から「支援」という上から目線こそが事件を引き起こしたのではないかと私は言い続けています。虐待の事件を受けて、あらためて、相手を見下すところから出発している「支援」という関係性の問題を思います。  相手を見下すことは、見下す側の人間の荒廃を産みます。こいつらには何やっても許される…みたいな、そんな人間の心の荒廃。  「利用者の肛門(こうもん)にナットが入っていた」などという事例は、その際たるものです。人間のすることではありません。これはもう「虐待」といったレベルではなく「犯罪」です。どうして「犯罪」として追求しないのでしょうか?ここにも社会の大きな問題があるように思います。  福祉の現場で「人間を回復する」「人の心を取り戻す」、その当たり前のことをするためにはどうすればいいのか。  いつも書いていることですが、障がいのある人達と「フラットにつきあう」「ふつうにつきあう」ことです。そうして相手と支援者としてではなく、ひとりの人としてつきあう、出会うことです。ここがむつかしいようですね。  私が養護学校に勤めていた頃、障がいのある子どもたちに出会えたのは、教員という意識があまりなかったせいだと思います。「指導する」という、なんだかえらそうな言葉が、どうもしっくりきませんでした。いっしょにおもしろいこと、楽しいことをやると、その中で子どもたちは自然にいろんなことを学んでいきます。私も色々学ばせていただきました。いちばんの収穫は「なんて素敵な子どもたちなんだ」という気づきです。  いっしょにいるとあたたかい気持ちになって、ずっとそばにいたいな、と思いました。教員になる前はふつうのサラリーマンをやっていたので、人の中にあってもそんな気持ちを忘れていました。障がいのある子どもたちは、あたたかな人の気持ちを思い出させてくれたのです。これが彼らとの出会いです。指導しなきゃ、という教員としての意識がほとんどなかったおかげです。  指導とか、支援という関係をやめるとき、ようやく相手と人として出会えるのだと思います。 私には絶対にできない、彼らにしかできない笑顔 この写真は花巻に住んでいる青年達です。先日お母さんのFacebookにアップされていました。見ただけでキュンと幸せな気持ちになります。             Facebookで公開されていた岩手・花巻に住む青年たちの写真(許可を得て転載)  二人ともアンジェルマン症候群といって、重度障がいの青年達です。重度障がいなので、何もできないのかというと、そんなことはなくて、こんな素敵な顔をして、まわりの人たちを幸せな気持ちにさせてくれます。私たちには絶対にできないことです。彼らにしかできないことなのです。そのことを謙虚に認めるところから、彼らとの新しい関係が生まれます。  こんな笑顔をする人は街の宝だと思います。社会の中で一番大切にしたい人たちです。  施設にはこんな笑顔をする人はたくさんいるはずです。そんな笑顔を見つけた時、  「あ、今日もいい笑顔だね。」  って笑顔で言える関係を作ること。それが虐待をなくす、一番大事なことだと思います。そして楽しいことがあった時は、一緒にこんな笑顔になる。楽しいことを彼らと共有するのです。  彼らと一緒に本心で笑えるようになった時、失った「人の心」が戻ってきます。重度障がいの人たちが、失った「人の心」を取り戻してくれるのです。  「人の心」を失っているのは施設だけではありません。虐待、いじめは社会全体を覆っています。その社会を救うのはやっぱり障がいのある人達ではないかと思うのです。彼らのそばに謙虚に立つこと。そうすることで、私たちは「人の心」を取り戻すことができるのではないか。そんな風に思うのです。
  • 未来に希望を持つことができます。
    こんな本があります。                                         この本の最後の方にこんなことが書いてあります。 「これまでの社会からは疎外されてきた人が働きやすい場が生まれていくなら、未来に希望を持つことができます。私たちが生きていく道の救いは,彼らといっしょに生きていくことにありそうです。」  これって、ぷかぷかがやっていることじゃないか、と思いました。障がいのある人達は、なにかと働きにくい現状,社会から疎外される現状があります。そんな中で、彼らに惚れこんだ高崎は、彼らといっしょに生きていった方がトク!、とぷかぷかをはじめました。  で、はじめてみてあらためて気づいたことは、よく言われる                      「障害者は社会にあわせなければやっていけない」                     ではなく、そのままの彼らの方が魅力があることでした。結果、             「そのままでいいじゃん」                                      と、そのままの自分で働いてもらっています。ですから彼らにとって、ぷかぷかはとても居心地がよく、働きやすい環境になっていると思います。そこに希望があると、この本はいっているのです。   希望という言葉がいいですね。生きることを前向きにしてくれます。希望があるから、私たちは前を向いて生きていけます。それをぷかぷかは創り出したのではないかと。                                                    そうして、いろんな意味での私たちの生きにくさや息苦しさを救うのは、彼らといっしょに生きていくことにありそうだ、と。  いっしょに生きていくと、心が自由になります。世界が広がります。生きることが、なんだか楽しくなります。いっしょに生きていくことの意味が、グンと広がります。  いっしょに生きてこそ生まれるすばらしい舞台。   この素晴らしさこそが、いっしょに生きていくということ。
  • 芝居小屋
    今年初めてのブログです。 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。            ごちゃごちゃした荷物を整理していて、きわめてレアな写真発見。養護学校で初めて芝居小屋をやったときの写真です。芝居小屋というのはプレイルームを使って役者もお客も一緒になってその場をつくっていくようなそんな場所です。    その時の様子を書いた『街角のパフォーマンス』の目次を見ると       お客も役者もクッタクタになるような場が学校の中に出現したのです。  こういった芝居小屋を何年か続けると、こんなすごい場ができました。この時は保護者の方やスクールバスの運転手さんも一緒に芝居やっちゃいました。 真ん中のおじさんはスクールバスの運転手 背景画がすばらしい 真ん中の青年はフィリピンからやってきた友人 お母さんたちも顔にしっかりメークして楽しんでいました。 タカサキはこんな感じでした。  役者とお客さんが一緒になって場をつくる、という発想はフィリピンまでPETA(Philippine Educational フィリピン教育演劇連盟)のワークショップを受けに1週間ほど行った際に学びました。たまたまこどものワークショップの発表会があり、私はお客さんでしたが、子どもたちの演技に合わせて一緒に馬の鳴き声をやったり、蹄の音をやったりで、場がものすごく盛り上がりました。こういう場の作り方があったのか、ともううれしくなって、それを学校に持ち帰ったというわけです。  おもしろかったのはフィリピンではPETAのメンバーさんの家に泊めてもらったのですが、そこはゲイのペアが暮らしている家で、最初はちょっと緊張しました。何事もなく1週間が過ぎたのですが、びっくりしたのは大晦日の日、近所の人達が大勢やってきてパーティーをやりました(フィリピンではお正月よりも大晦日にお祝いするようでした)。ごくふつうの家にやってくるような感じで、みんなすごく楽しくやっていました。ゲイとかレズビアンとか全く関係ない感じで、フィリピンて進んでいるんだなぁとしみじみ感じた夜でした。もう40年ほど前のことです。  楽しい芝居小屋ではあったのですが、 「おもしろい!おれもやってみよう」とか「私ならもっとおもしろくできる」 なんて、後に続く教員はいなかったので、こういうハチャメチャ楽しい芝居小屋はこれが最後になったと思います。そういう意味でとても貴重な場だったと思います。あの空間をいっしょにつくり、いっしょに楽しんだ仲間たちに感謝! ★『街角のパフォーマンス』はオンデマンド版ですが、ぷかぷかのアート屋わんどに置いてありますので、興味を持った方は連絡ください。  また『街角のパフォーマンス』はタイトルを『とがった心が丸くなる』と変えて電子本としてアマゾンで販売しています。検索すればすぐに出てきます。Kindle会員であればただで読めます。
  • 差別を超える
    先日、みどりアートパークでオペラ『あん』を見てきました。  ♪どらやきぃ いかがで〜す〜か〜 の歌が、見終わってからも頭の中でいつまでも響いているようなオペラです。歌の力強さをしみじみ感じました。 www.youtube.com  冴えないどら焼き屋「どら春」を舞台に、ハンセン病の差別の問題を見せてくれます。  徳江さんはあんこを作るのが得意で、「どら春」で働き始めてからあんこのおいしさが評判になり、大繁盛。ところが徳江さんの曲がった指を見て、ハンセン病じゃないかと噂が広がり、客足は途絶えます。  薬が開発され、ハンセン病は治る病気になり、かつての隔離政策もなくなりました。でも、病気にかかった人達を差別する、という問題は残ったままです。説明すれば解消する、という問題ではありません。そこに差別というやっかいな問題があります。私たちの心には、論理的な思考ができない部分があるのだと思います。  徳江さんは隔離された施設の中で、仲間と甘いお菓子を作り、収容された人達に味わってもらいます。ハンセン病は、手足の感覚は麻痺しても、舌の感覚だけは残っているそうです。甘いお菓子にみんなは大喜び。閉ざされた世界の中で、なおも生きる喜びを感じることのできる大事な大事なひととき。 「ありがとう」「ありがとう」 と感謝されます。  「ありがとう」に込められた思いの深さ。それを歌い上げる歌。  徳江さんにとって甘いお菓子を作ることは「闘いだった」といいます。社会に出られないという過酷な人生を強いられる中で、なおもみんなの感謝の言葉に支えられながら自分の人生を生き生きと生きた徳江さん。それは「闘いだった」、ハンセン病を超える徳江さんの闘いだったと。  亡くなった徳江さんに、いっしょに甘いお菓子を作り続けた仲間が言います。  「徳江、よく頑張ったな」  頑張った、というより、よく生きた。そんな感じがします。  社会に出られない、自分の思うことが実現できない、という八方塞がりの中で、それでもみんなのために甘いお菓子を作りながら、自分の人生を生き生きと生きた徳江さん。  差別するのはよくない、といったところで差別はなくなりません。ではどうすればいいのか。そのひとつの回答がオペラ『あん』だった気がします。徳江さんの生き方だった気がするのです。  本で読むよりも、はるかに力強く、ダイナミックにそれが伝わって来た気がします。それがオペラのいいところだな、としみじみ思いました。  障がいのある人達も様々な場面で差別を受けます。社会からの排除です。ひと昔ほど露骨ではないにしても、できるできないで人をわけてしまうような価値観が社会にある限り、結果的には排除されてしまう障がいのある人達は多いと思います。  あんなにいいものを持った彼らを排除するのはもったいない、と私は思っています。  私たちにはないいろんな魅力を持った彼らを排除すると社会が貧しくなります。  障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい、その方がトク!というところでスタートしたぷかぷかは、彼らの魅力を様々な形で発信してきました。   お惣菜のお店にこんな文字があります。こんな字を見ると、ふっと心が緩みます。こういう字が店頭にあること、それが社会の豊かさだと思います。  ぷかぷかはこんな風にして障害者差別を乗り越えようとしています。
  • 美帆ちゃんの誕生日メニュー
     12月5日はやまゆり園障害者殺傷事件で亡くなった美帆ちゃんの誕生日でした。その日の給食メニューは「美帆さんの誕生日メニュー」。美帆ちゃんは唐揚げ、ハンバーグが大好きだったとお母さんがおっしゃっていました。  特に事件について話し合ったりするわけではありませんが、こうやってスタッフが美帆ちゃんのこと忘れないで「美帆さんの誕生日メニュー」を作ってくれることはとてもうれしいことです。お母さんにもちゃんと声をかけたそうです。体調不良で食べに来られなかったのは残念でしたが。  お母さんにとっても、こうやって娘のことをぷかぷかさんもスタッフも忘れないでいてくれることはとてもうれしいことだと思います。忘れられることがいちばん悲しいです。事件についてアーダコーダのむつかしい話ではなく、美帆ちゃんというひとりの人間を忘れないでいること。そのことが大事だと思うのです。  機会があれば事件のこともみんなで話し合えたら、と思っています。重い話ではなく、みんなで前を向けるような話です。 「やっぱりいっしょに生きていった方が絶対いいよね」 ってみんなが思えるような話です。  近くの創英大学の保育学科障害児保育の授業にぷかぷかさんが参加。こうやって一緒に何かやることが大事。ぷかぷかさんといると楽しいよね、って学生さん達は思ってくれてるみたいです。学生さん達は大学を卒業後、多くは保育の仕事に就きます。現場で障害児に何かやってあげるのではなく、いっしょに生きていく関係を作ってくれたら、と思っています。
  • 「これって アートなの?」展、開催中
    「ココロはずむアート展」ぷかぷかで開催中。 アート屋わんど パン屋 ぷかぷかさんのお昼ごはん 楽しい作品がいっぱいです。見なきゃソン!です。ぜひお越し下さい。
  • 第8期演劇ワークショップ第4回ぷかぷかワークショップ
    2023年11月25日、第4回ぷかぷかワークショップのまとめ 字が小さくて読みにくいので、半分に分けます。 あいさつ(ネーム・ウィズ・アクション)      ウォーミングアップ 新聞に何人乗れるだろう ・足場が狭くなっていく→一番大きく広げた状態から新聞紙を折って狭くしていく 4つのチームに分かれて実施。最後は片足で乗るなど皆苦戦しながらも頑張って乗っていた。 ものつくり くるみと麦を作る                                                                                    お披露目 ・それぞれのポイント くるみ→ハートがついている。身が詰まっている。                 小麦→穂がとんがっている。ぎっしり身がなっている。                         歌の練習  「バラを植えよう」しみじみいい歌です。                    www.youtube.com くるみと麦を工夫して運ぶ +フレデリックが運ばないことに対してのセリフを言ってみる      ・チームに分かれて運び方を工夫する       ねずみにしたらくるみや麦は重い。どうやって運ぶ? くるみ→一列になり横の人に渡していく。渡し終わったら先頭へ移動。 それを繰り替えす。 くるみ&麦→小麦は二人で、くるみは半分にして運ぶ。 麦②→二人で肩に担いで運ぶ。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com お話を読む(進行役&あみちゃんのピアノ)   www.youtube.com フレデリックの続きの話の案の紹介 気候変動のお話し 東西南北のネズミに分かれて、西南北の国でピンチが起こり、命からがら逃げて、最終的に東(フレデリックたちの住んでいるところ)に集まる。 東西南北のピンチの話し 昼休憩                 ぷかぷかさんタイム    小山さんコマネチ         山火事・沈む島・大雨を紹介するビデオ鑑賞 東西南北チーム分け 北のネズミ班、南のネズミ班・西のネズミ班に分かれて、国を出るに至る状況を      シーンにする。 北のネズミ班(氷河が溶け、住んでいる島が沈む) 南のネズミ班(山火事) 西のネズミ班(大雨) 東のネズミ班(雀の襲来でお米が食べられ食べ物がない!) 発表  北のネズミ班(氷河が溶け、住んでいる島が沈む) …ばっさー・あずみちゃん・ハヤちゃん・横山さん・小山さん・よっしー 寝ていると、水が入ってくる。モップで水を外に出す。それでも入ってくる。 ここには住めない。引っ越す。引っ越し屋さんの車が来て、荷物を運びだし、自分たちも 乗り海に出る。横山ねずみ「流れに身を任せましょう」と一言。 車ももたなくなってきて、脱出!するとサメが!運び出した荷物でサーフィンをして切り 抜ける。 南のネズミ班(山火事) …せつさん・ゆみち・りえちゃん・春野さん・大田さん・辻さん ごはんを食べていると、見張り役の辻さんが山火事が起こっていると知らせに来る。 地面を掘って地下トンネルを作り逃げる。お家が燃えてしまい、絶望する。 www.youtube.com 西のネズミ班(大雨) …はるちゃん・あさちゃん・ももちゃん・いしちゃん・小山さん・ますみさん 大雨が降り、巣に水が入ってくる。バケツリレーで水を外に出すが追いつかない。 泳いで外に出て、高いところ避難する。木が流れてくる。それに捕まり移動。 さらに高いところへ。それを繰り返す。 www.youtube.com 東のネズミ班(雀の襲来でお米が食べられ食べ物がない!) …しおりん・けーこさん・ちーやん・みわっち・あいさん・せれんちゃん・こんさん・松井さん お米を皆で食べているが、少ない。冬に備えて、お米を集めに外に出る。すると雀に食べ られてしまう。カラスのたこで追い払う。 命からがら逃げてきて、集まった大勢のネズミたちでどうやって次の冬を越したらいいか考える。食べ物も雀に取られ無くなってしまった。       「もしもフレデリックだったら」どうやって次の冬を乗り越えるか? www.youtube.com 歌の練習 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 振り返り 終了 参加した人達の感想 ●午前中はみんなで体動かしてゲームしたり、劇中でつかう小道具を作成したり、チームに分かれて黙々と作業するのがとても楽しい時間でした。最初から参加できたのが初めてだったので、たんだんと場があったまる感じを体験できて嬉しかったです。 息子と私は別チームで作業をしましたが、優しいお兄さんお姉さんたちと一緒に楽しそうな声も聞こえたり、途中でぷかぷかさんが「喉が渇いてお茶を飲みたがってるみたい」と私に伝えてくれたり、ぷかぷかさんの面倒見のよさに、心温まるやりとりにほっこりしました。息子は「だれがこおりをとかすの」の歌が大好きで、帰宅後もYouTubeで繰り返し聞いていたり、登校中も歌って!とリクエストしてくれます。フレデリックの絵本を借りてきたら、ねずみ!と大はしゃぎしています。 また来月も楽しみにしています。 ●やはり高崎さんがお話しされたように、表現の動きの仕方が、観ている方に伝わりにくいとは感じておりましたが、始めての参加なので、いつもこんな感じで、本番に近づくと凄い力を発揮するのかなと単純に考えていましたが、普段の練習がとても重要ですよね。 後二カ月でどんな感じになるのかとても楽しみです。 ●4回目ワークショップでは「想像力」と「創造力」という言葉が私の中でキーワードになりました。 今回はピンチをどうやって克服するか、という難しいテーマが与えられました。 私は「洪水」からどうやって逃れるか!を表現するグループ。 みんなで考えますが、なかなかアイデアが出てこない。私も長く生きていますが洪水被害にはあったことがありません。他のみんなも、「自分は経験した」という人がいなかったのでおそらく同じでしょう。 普通に日常生活を送る中で、どんな状況で「洪水被害」に遭うのか、野ネズミの洪水被害とはどんなものであり、どうやって逃れるのか。そしてぷかぷかさんたちはそんな状況をどんなふうに想像して表現するのか、というかこれは私が想像しても無駄なので、出てくる言葉に期待するしかないのですが。 TVの画面でしか見たことのないものを、しかも野ネズミの立場でどう表現するか。 洪水とはどんなものなのか、次回までに少し勉強しておこう。 そして想像力を働かせて、ぷかぷかさんたちの創造力に期待しよう。 ●今回のワークショップは午前中に工作があるので早く参加したいと思いつつなかなか参加できません。途中から参加させて頂いております。 途中参加でもみんな快く迎え入れてくれます。 グループに分かれて演じる時間には、大変な困難を演じる時の表現などをもっと表情豊かにとのアドバイスがぷかぷかさんから出たりして、回を重ねるごとにみんな役者さんになっていくなあと思いました。 個人的に嬉しかったのは、お昼の休憩中にふたみさんからプライベートな相談を受けたことでした。悩み事を話してくれるまでの仲になれたのが嬉しかったです。 相変わらずあと2回ほどでおsh梅が出来上がるのか感がありますが、4歳の娘と歌詞だけはちゃんと覚えて次回に備えたいと思います。 進行役の感想 ●「ぷかぷかさんたちと全力で楽しむためにはどうしたらいいんだろう?」って頭を使えば使うほど楽しめなくなる。進行役としての日々は、そんな感じです。 去年は一般参加者として参加し、大いに戸惑い、最後にはなんとも言えない、味わったことのない感情が芽生えて終わったぷかぷかワークショップ。 僕は参加して本当によかったと思いました。 今年も初めて参加する方が何名かいます。 その方たちは、一体どんなことを感じるんだろう?と、とても気になります。 忙しさの中で、つい合理的に、効率的に物事を考えてしまい、今の楽しみ方を忘れてしまう。 ワークショップのプログラムを考える際も、そんな葛藤を抱えながら取り組んでいる気がします。 とは言えワークショップ当日を迎えてしまえば、色々考えていることは無駄で、色々なことが起こる。失敗も成功もない。ただみんなが楽しんでいるかどうか。自分が楽しめているかどうか。 相変わらずぷかぷかワークショップでは、たくさんの気付きがあるなぁとつくづく思います。 なんだかんだで残り少なくなってきましたが、悔いのないように全力で楽しみたいと思います。  
  • FMヨコハマでおしゃべりしてきました。
    FMヨコハマでぷかぷかのこと、色々おしゃべりしてきました。若いきれいなお姉さん相手で 少し緊張しましたが、お姉さんのリードのおかげでコンパクトにまとめられた感じはします。なによりも音楽が入るととてもいいですね。下に録音のデータ貼り付けましたので聞いてみて下さい。 omny.fm  
  • 第8期演劇ワークショップ第3回目
    ★文字が小さくなって読みにくいので、半分に分けます。 ■ネーム・ウィズ・アクション  恒例の導入アクション。みんな慣れた感じで自分の名前とアクション。 ■導⼊のゲーム 猫に⾒つからないように⾵船を運ぶ →猫が鳴いている間は動けるが、振り返ったら止まる。動いていたら振り出しに戻る。 ・横山さんのストップモーションが素晴らしかった。 ・寺ちゃんが動いていたけど、にゃーにゃー鳴いて猫のふりをしてごまかしたのが面白かった。 ■絵本の読み聞かせ(進⾏役チームが1ページづつ) ■巨⼤とうもろこし⼯作(4チーム(各8⼈程度)に分かれる) ■お披露⽬とうもろこし運び(せつ) 作ったとうもろこしを⾒せるだけではなく、全員で運ぶ様⼦をみせる 手を使わないで運んでみる グループ① 腰に乗せる グループ② 足に挟んで運ぶ グループ③ 背中に乗せる グループ④ 手は使わず腕に乗せる ■⾊のワーク チームに分かれて、好きな⾊を⼀⼈⼀⼈挙げてもらう→「なんで好きなのか」聞く→その⾊で思い浮かぶものを挙げてもらう→チームの中で、⼀つ⾊を選んで、動きと⾳(擬⾳)で表してもらう→他のグループの⼈に何⾊か当ててもらう。 チーム① バレーをお踊り、「ごきげんよう」とお辞儀。無色透明色 チーム② ラムネのビー玉が落ちて、ラムネがしゅわしゅわ吹き出す様子を表現。水色 チーム③ ブタ、フラミンゴ、ガネーシャを表現。ピンク チーム④ 身体全体でめらめら燃える炎を表現。赤      木。鳥がやってくる。緑      チーズを食べるねずみ。黄色      手でハートを作り、飛び交う。ピンク チーム⑤ リンゴの木を表現。赤      フライパンで炒められるなすを表現。むらさき。 ■あみちゃんと歌練習 www.youtube.com www.youtube.com ■ぷかぷかさんによるお楽しみタイム ふっちーさんのみんなで「えいえいおー!」と大きい声を出す ちーやんのエアロビ ■絵本の読み聞かせ② こずえさんに読んでもらう ■グループごとに「光を集める(それを使ってみる)」シーンを作る ■発表 進⾏役がねずみたち(他のグループの⼈たち)に、原作のねずみたちの状況(冬、 ⾷べ物が少なくなっている、おしゃべりをする気にもならない)を思い出してもらう。 発表する時は「君たちにおひさまのひかりをあげよう。」と⾔って、ひかりを分けてもらうシーンもやってもらう。 グループ① 円になって、空に向かって手をひらひら。きらきら光った光の宝石を集める。       集めた光の宝石を胸にあてると温かい。その宝石を皆にも渡す。 www.youtube.com グループ② 円になって光のダンスをして光を集める。光をあげたい人に向かって手をひらひらさせて、分ける。 www.youtube.com グループ③  〈ケース1〉スポンジねずみ。身体いっぱいに光を吸収する。ずっと溜めておけないので、ストローを使って、自分の体から別へ保存しておく。 光を分ける時はそれを皆で身体全体で放つ。 www.youtube.com 〈ケース2〉光をねじねじと巻き、こよりを何本も作る。光の糸。それを皆に放つ。 グループ④ 輪になって、空に向かって手をひらひらさせて光を集め、光のおにぎりを作る。    分ける時はそれを皆に投げる。光が無くなったら、「春よ来い」と歌って春を呼ぶ。 www.youtube.com グループ⑤ 空に向かって手をかざし光を集め、春野さんに放つ。それを受けた春野さんが光の波動を皆に放つ。爆発。 www.youtube.com ・ひかりを受けたねずみたちからは温かかった、逆に寒かったなどの感想が。 ■あみちゃんと歌の練習 www.youtube.com www.youtube.com ●今日はいつもより早く終わった感があって、少し慣れて来たのかな?と思ったが、いやいやまだ慣れる迄行っていないし、自分のぎこちない動きにぷかぷかさんの自然体を学ばなければと思いながら、半分諦めの気持ちになってしまう 演劇ワークショップをはじめて3回目となると、一人一人の性格が段々と分かって来て、親しみを感じ行動や言動につい微笑んでしまう事が増えて来た。 そして何よりも発想がユニークなのには毎回驚かされる とうもろこし作りや、お日様の光を浴びる動きなど、考えも付かないアイデアが次から次へと出て来るのには、感動しっぱなしでした。 今日も有意義な1日を過ごさせて頂きました事に感謝です。 ●ワークショップ ぷかぷか演劇でとつぜんの本読みをまかされた 大好きなフレデリック絵本だったのでとても入り込んで楽しく語ることができた 私が読む前に何度か大判の絵本でストーリーに馴染んでいたこともあって 一コマの部分が印象に残っている人 共感した部分が印象に残っている人 ストーリーを分からないという人 みんなの反応も様々である フレデリックってどんなネズミかなあ このシーンのフレデリックの気持ちってどうなの? お互い本を通しての思いのキャッチボールを続けてみる なるほどそうきたかの驚きの一言に新しい発見もあり考えさせられる フレデリックとお友達になれそうかしら?の私の問いに皆んなが頷いてくれた この本の根底に流れているひとつ一つの自由で束縛のない暖かな空気やひかりがぷかぷかさんの生活や居場所に重なっていく さもないことのように思えて難しさも含んでいる現実! その後、私とぷかぷかさんの13年前の出会いのエピソードを伝えた 今日のように秋の木漏れ日の時間 ぷかぷかさんが近くの公園でホウキとゴミ袋を持って落ち葉の掃除をしている場面で その姿からフレデリックの集めている陽の光のように ほわっとあたたかい光が生まれていることを伝えた まるでフレデリックとおんなじだったなぁ そういうわけさ パン屋さんが出来て、わんどが出来て、お日さまの台所ができて私はもちろんのこと 霧ヶ丘の住民はぷかぷかさんにお世話になっている ぷかぷかさんがいる事が普通の生活がここにある ★これを書いた方はぷかぷかおかし工房の真向かいの家に住んでいます。ですから暮らしの中にぷかぷかさんたちがいます。そのぷかぷかさんたちの姿から、フレデリックの集めている陽の光のように、ほわっとあたたかい光が生まれていた、という出会いがすばらしいですね。障がいのある人達とこんな風に出会えるなんてすばらしいと思います。ぷかぷかさんたちが地域の人達を幸せにしている風景が目に浮かびます。 ●今日は3回目のワークショップでした。いつものようにみんなでゲームをして体と心がほぐれます。 今日は、ネズミが運ぶとうもろこしを、グループに分かれて作るということをしました。 どんなふうに作ろうかとみんなで考えていると、平本さんがさっさととうもろこしの絵を書いてくれたので とても作りやすくなりました。 とうもろこしの粒々のところは、春野さんが、大きい目のプチプチを外に貼ってつぶつぶに見立てるという案を出してくれました。 両面テープを使う所が多く、剥がすのが下手な私ですが、そこは若い彼らが難なくやってくれて、 共同作業で一つの作品が生まれました。 作品ができたことも喜びですが、その間のいろいろなやりとりやちょっとした会話が私にとってはかけがえのないものに感じます。コミュニケーションできることがとても嬉しいです。 思わぬ発想や、踊りや、表現の自由さにも脳が刺激され、楽しくてずっと笑っていられます! また、フレデリックの物語を今日はじっくりと読み聞かせしてもらいました。 振り返ると、ちょっと変わったねずみのフレデリックがぷかぷかさんと重なって見えます。 生産性や効率や数字ばかり重要視される世の中。「見えない、さわれない、形がない、お金では買えない大切なもの」がたくさんあるのに。 人が生きていく上で、心の豊かさというものがどれだけ大事か。 ぷかぷかさんたちが、そんなことを気づかせてくれる存在に思えてなりません。 ●演劇ワークショップに参加して、今回また素晴らしいなと思ったところは、セレンちゃんとpukapukaさんの距離がより縮まったかなと思えたところでした。 ゆみっちに抱きつきに行ったり、横山さんはセレンちゃんの横暴ぶりに、躾けないといけない。と叱ってくれたり。 休憩時間にみんなにダンス見てもらったり。幼稚園に行くより良い経験をさせてもらっていると思います。 今回フレデリックの本を初めて内容を知りました。 フレデリックはブッタだなと思いました。 本を読んでくださったかたが、フレデリックとpukapukaさんが重なったというエピソードをお話しくださり、その通りだなと思いました。 今日、29歳のママ友をpukapukaさんに誘い、プカプカパン屋、おひさまの台所でランチしました。 お誘いして来るまでに1年以上かかりました。 パン屋から出て橋を渡るまでに、数人のpukapukaさんに会いました。 みんなこちらから話しかける前に、『今日のお昼は唐揚げだよ〜行ってきて〜。』と声をかけてくれて何気ないけど幸せな会話を数回繰り返しました。 そしておひさまの台所に到着する前に、ママ友さん感動してタオルで涙を拭いてました。 そこに居てただお昼のメニューを伝えただけで、彼女の氷を溶かすpukapukaさんなのでした。 やっぱりすごいなと思いました。   ●土曜日、寝る前に息子が 「ねずみやったねー、みみとしっぽつけたね!ぴょん、ぴょんって!」 「おうた、うたったねー!」 と満足そうに話してくれたのが印象的でした。   あの息子のイキイキとした光景がはっきり焼き付いていて、いい経験をできる場所に出会えて嬉しいです。                  
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