ぷかぷか日記

第7期演劇ワークショップ

  • ワークショップの中で、なんだか何度も泣きそうになった。
     演劇ワークショップに参加した人が、ぷかぷかさんとの出会いを書いてくれました。少し硬い文章ですが、ぷかぷかさんと出会うことで、とても大切なものを見つけたことがよくわかります。 ●●●   空気を読む力があるひとたちは、文脈、TPOに沿った行動ができる。しかしTPOに従えば従うほど本来の人間としての欲望は抑圧される。走りたい、歌いたい、叫びたい、笑いたい、触りたい、そう言った欲望は「ふさわしくないもの」として隠される。  それらの欲望は「こうするべき」という社会的枠組みによって常に欲求不満だ。舞台の上じゃなくたって、コンビニや公園、電車の中だって、ワイワイ騒げたら楽しいはずなのに。その感情に蓋をして、むしろそういう人たちを弾圧するような風潮さえある。人様に迷惑をかけないように、不快に思わないように。僕たちは感情を表出できないアンドロイドになる。      一体どっちが障害者なんだろう。踊りたい時に踊り、喋りたい時に喋り、歌いたい時に歌う。こんなにも自由に生きている彼らより、我々は優れているのだろうか。  「社会」というみんなで決めた枠組みに乗れない人たち、適応できない人たちを「この社会で生きる上での障害を抱えた人たち」とするならば、だったら「その社会」がなんぼのもんだと言うのか。彼らからしたら、「ほっといてくれ」って感じなのかもしれない。そんな退屈そうで窮屈そうでルールに縛られた社会で、なんで生きなきゃいけないのだろうか。  語る言葉を持たない彼らは、そんなことは言わないかもしれない。だけど騙る言葉ばかり持つ僕たちが正しいとは限らない。  喋れる人たちだけで、考えられる人たちだけで勝手に決めた「社会」に彼らを無理やり適応させること、それこそが傲慢な行為であり、余計なお世話なのだと僕は思う。       僕は今回の演劇ワークショップで、心のままに表現する彼らに触発され、踊り、歌い、触れ合った。「アーティスト小針」(芸術という文脈に表現を許された人)としてではなく「素の小針」に近い状態で彼らと対峙した。葉っぱ隊を観ている時は、観客席にいながら彼らと踊った。その時間が何よりも楽しかったし、自分らしかったと思う。じゃあ僕は普段、この社会において自分を偽って生きているのか。そんなことはない。その時その時の僕はやっぱり僕だ。環境こそが個人を規定する。じゃあ僕はこう言うべきだろう。職場の環境にいる時の自分より、普段演劇をしている時の自分より、ぷかぷかじゃない人たちと一緒にいる時の自分より、あの演劇ワークショップの環境にいた時の自分が好きだと。      変に取り繕うことも、空気を読むこともしない。ただ笑いかけてきたらそれに答える。彼らと一緒にただ歌い踊る。そんな時間を知ってしまえば、当然「普通」の方に疑問符が浮かぶ。一日中死んだ顔でパソコンに向かい合って書類作り。行きと帰りはまたまた死んだ顔で満員電車に揺られる。家に帰れば1人(という人が増えている気がする)。その生活のどこに喜びがあるのだろう。申し訳ないが、ぷかぷかさんの方が絶対に幸福度の高い人生を送っている。そんな彼らを捕まえて「障害者」なんて、なんたる無礼な話か。僕たちは無意識に人間関係にヒエラルキーを作って「上と下」を作ってしまうけれど、なんだか今までの話を踏まえると、自分のことが滑稽に思えてくる。WS中、せつさんが話してるときに喋り出す人、寝てる人、外に出ていく人、泣いてる人、歌ってる人、そんな空間でバカ真面目に話を聞いている自分の方が、なんだかアホに思えてくる。常識なんてないんだ。自分のしたいように、生きたいように生きればいい。他人の目なんて気にする必要なんてない。もちろん、共存は大事だ。他者を尊重することは大事だ。でも最低限そこができていれば、あとはなんだっていいじゃないか。とかなんとか言いながら、結局WS中のせつさんの話が聞けてしまう僕だから、そこは諦める。それは僕の自分らしさなんだ。  「しんごっち」の役で出演。しんごっちのお母さんはこの場面で泣いてしまったという。  話があちこちに飛んでまとまらなかったが、とにかく僕が言いたいことは、めちゃくちゃ楽しかったと言うことと、WS中、なんだか何度も泣きそうになったことと、少しだけ自由になれたということだ。そして、身近な人を大切にしようと思ったということだ。ぷかぷかWSに関わった期間で胸に「ポッ」っと灯った暖かい何かがある。それを大切に今後も生きて生きたい。 ●●●  《WS中、なんだか何度も泣きそうになったことと、少しだけ自由になれたということだ。》  ワークショップの面白いところは、ただいっしょに芝居を作って楽しいというだけでなく、それぞれの中で、こういった思いもかけないようなことが起こることだと思います。それがぷかぷかさん達と一緒にやる意味だと思います。彼らといっしょに生きる意味をあらためて思いました。
  • 第7回「表現の市場」まとめ
    11月27日(日)、第7回目の「表現の市場」がありました。       コロナ禍のため3年ぶりの開催。たまっていたエネルギーが爆発したような「表現の市場」でした。自分の思いを表現できるこういう場は障がいのある人にとってはもちろん、障がいのない人にとってもとても大切です。障がいのある人達が社会にいることの意味がストレートにわかります。彼らを排除すると、こんな豊かな世界にふれることもできません。社会は痩せこけていきます。社会を豊かにするために、こういう場こそ大事にしたい、とあらためて思いました。      あらじん  あらじんにはいつものパワーに圧倒された感じでした。今日はいつも指導する先生がいなかったそうですが、彼らだけでこのすごい演奏! 舞台を見た方は ●力強く、エネルギーを感じました。魂が込められ、熱いみんなの気持ちが伝わりました ●リズム感がすばらしく、躍動感あり、すばらしかったです ●鳥肌が立ちました。 ●ひとりひとりが躍動していて、感動! ●あれだけの表現をするのにどれだけの練習を積み重ねたのでしょう。 ●迫力があってよかったです。 ●先生がいらっしゃらない中、メンバーさんだけで立派に演奏して感動しました。 www.youtube.com はっぱオールスターズ  相変わらず元気!養護学校を卒業して、仕事をやりながらこういう活動を続けるのはほんとうに大変。にもかかわらずこのエネルギー!すばらしいです。 舞台を見た方は ●「なんでもOK」の合い言葉、なんて素敵なんでしょう。心地よい音楽、みんなのチームワーク、とても楽しかったです。 ●なんでもOK!の精神をみんなが持ってくれたら、世界はもっと楽しく、幸せになりますね。 ●いつも一生懸命で、見てて泣いてしまいそうです。 ●新作フラダンス、よかったです。 ●安定の面白さでした。 ●初めて会った頃より、みんな少し歳をとったみたいだけど、元気でよかったです。 ●みんな楽しそうに踊りや歌を歌っていたのがとてもよかったです。 ●ドリフみたいで面白かったです。 www.youtube.com シーホース工房 私たちの暮らしの中の大切なことを静かに訴えるシーホース工房の舞台。 舞台を見た方は ●独特の世界観の中のストーリー、思わず見入ってしまいました。音楽も、ナレーションも、朗読も、とても気持ちよく、昔の思い出、懐かしさがこみ上げてきました。画像も懐かしさが染み出るような、映画のようなものでしたね。 ●ストーリーもよく、語りがまたすばらしかったです。音楽もGood! ●今まで見たことのないミュージカルで、感覚を研ぎ澄ませながら、いろいろなことを感じることができました。 ●手作り楽器がとてもいい音でした。 ●音と朗読、映像のコンビネーションがすばらしかった。 ●ジーンときますね。懐かしい感じです。 ●音が情景を想像させ、物語に膨らみを持たせていました。 www.youtube.com ぷかぷか    ぷかぷかさんと地域の人達による『銀河鉄道の夜ーぷかぷか版』。  外から参加した方の感想にとても大事なことが書かれていました・ 《ぷかぷかさんたちとのワークショップを経て、私が一番感じたのは、ぷかぷかさんたちといると自分もありのままの姿でいられらということです。》  彼らといっしょに生きるって、こういうことじゃないかとあらためて思いました。 舞台を見た方は ●ぷかぷかさん達、抱きしめたくなりました。心があたたかくなりました。こんな舞台は初めてです。 ●みんなが少し照れていたり、うれしそうだったり…自然な表現力で、素敵でした。 ●クスッと笑えるところあり、ジーンとするところあり、考えさせられるところありで、短い時間だったけど、とても充実した内容で面白かったです。 ●もうびっくりです。面白い! ●みんなの素敵なパフォーマンス、ひとりひとりキラキラしてました! ●障がいのある人もない人も一緒に楽しく演じていたことに感銘を受けました。 ●生演奏と大道具、小道具がすばらしく、ぷかぷかのみなさんを含む出演者のかたがたのこれまでの頑張りが見えるようでした。 ●しんごっち、きっと銀河鉄道に乗って電車の旅を楽しんでいるでしょうね。 ●障がいがあってもなくても一緒に作る舞台は一段と素敵でした。 ●ぷかぷかの歌、いつ聞いてもいいですね。 ●ぷかぷかさんの空気感そのもので、感動しました。いっしょに生きていくというすばらしい空気です。 ●涙が出ました。 ●しんごっち、ずっとみんなと一緒にいますね。それを感じました。 ●舞台がとても美しく、幻想的でした。 ●楽しく、ホッとする時間をありがとう。  ぷかぷかさんの作った星座 www.youtube.com   東京演劇アンサンブルの『銀河鉄道の夜』で歌われる長い歌ですが、みんなよく歌ってくれました。銀河の豊かな世界が想像できるような素敵な歌です。 www.youtube.com   宮澤賢治が登場。有名な「わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の  ひとつの青い照明です…」の一節を朗読  芝居の間に挟まれた安見ちゃんのピアノ。すばらしいです。 www.youtube.com 銀河鉄道の線路を羊が横切るのがぷかぷからしい銀河鉄道 www.youtube.com 東京演劇アンサンブルの『銀河鉄道の夜』で歌われる歌。歌詞がすばらしいです。 www.youtube.com 銀河鉄道には亡くなった人達が乗ってくるので、なんとマイケルジャクソンが登場。 www.youtube.com   8年前、脳腫瘍で亡くなったしんごっちが登場。頭上にはしんごっちの描いた銀河鉄道の絵  12年前、広場に一本の柱。「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ、その方がトク!」という柱を立ててスタートしたぷかぷか。そうやって集まった人達がこんな芝居をやるまでに成長しました。彼らといっしょに生きると、こんなに楽しいもの、豊かなものが生まれるのです。 《柱がもっともっと成長する姿を見ていきたいと思います》と舞台を見た方の感想。 www.youtube.com   舞台に立った人達の感想  発表会が終わって、もう2日もたちますが私はまだみんなとつくった銀河鉄道の夜のことばかり考えています。それくらい、ぷかぷかさんやみなさんと演劇を作ったことが楽しかったです。    私は今までにもいくつか演劇の舞台に立ってきましたが、こんなにのびのびと自由に、だけど集中力を使いながら舞台に立ったことはありませんでした。  よく、演技をするときは、「役になりきって」とか、「舞台上で生きればいいんだ」とかいうようなことを言われます。でも、私は今までそのどれもうまくできなかったです。それは、緊張したり、失敗する恐怖があったり、何かしらのネガティブな気持ちが邪魔をしていたからだと思います。  だけど、今回の舞台ではそんなネガティブな気持ちを考える暇がなかったです。目の前で起きていることは、常に楽しいことで、新しいことでした。いつでも、今この瞬間を生きているぷかぷかさんたちと一緒に舞台に立っていると、たとえ台本があったとしても台本通りに進むとは限らなくて、それが本当におもしろかったです。そんなぷかぷかさんに、必死についていこうとすると、ネガティブなことや、自分の気持ちを考えている場合ではなかったです。  本当に常に目の前のことを考えながら、みんなで一生懸命物語を前に進めていたような気がします。   もう一つ印象的だったのは、緊張しなかったということです。それは、きっとこの舞台では「失敗」が無いからだろうなと思います。たとえ、セリフを間違えたり、順番を間違えたりしてしまっても、どうにかなるし、それが新しいおもしろさを生み出すきっかけになったりもするんだろうなと思いました。だから、緊張せずにありのままの自分で舞台に立つことができたように思います。    ぷかぷかさんたちとのワークショップを経て、私が一番感じたのは、ぷかぷかさんたちといると自分もありのままの姿でいられらということです。  それは、ぷかぷかさんたちがありのまま生きているからだと思います。ぷかぷかさんたちは、正直に、素直に、自分の気持ちを表現します。それは楽しいや、おもしろいなどのポジティブことばかりではなく、時には自分のずるさや、目立ちたいというような、自分の欲望のままに振る舞っているなと思うこともあります。だけど、それに対して怒りがわくことはなくて、「まあ、そう思うこともあるよね」と許せてしまったり、そんなこと素直に言うなんておもしろい!と感じたりしました。そんなふうに、相手のことを許せるようになることで、自分の中にある自分の欲望を許すことができたような気がします。人の顔色ばかり伺うのではなく、嫌なことは嫌だということ、自分のやりたいことを言ってみること、無理せずあきらめてみること、そういうことが少しずつできるようになりました。そうすると、なんだかぷかぷかさんといると、楽な気持ちで生きていられるなーと感じるようになりました。    またぷかぷかさんや、地域のみなさんと一緒に何かできる日がくるといいなと思います。   ●●● 半年かけてぷかぷかさんの演劇ワークショップに参加させていただき、ありがとうございました。 大袈裟でなく人生でとても大切な経験となりました。 本番1週間前から台本を元に練習が始まり、ついていくのがやっとでした。 でも本番は、とっても素晴らしい舞台が完成していました。 この中で、私の中で箍が外れたような経験もできました。 無意識にどうにか足を引っ張らず、みんなのお手伝いがしたいと思っていたのか、 ステージでの練習の時に、ステージの前が空くので、自分が前に出るより、みんなを前にと誘導してました。 その後の休憩時間のことです、演出家のせつさんに、さりげなく大切なことを教わりました。 それは、みんなを誘導しようとすると、間違ってる人と誘導する人を作ってしまうということです。 誘導せずに自分で出来る限りのことをすると良いよと、教わりました。 ハッとしました。 私は、普段の友達との間でも同じことをしてました。間違ってるなーと思うと修正しようと試みる。 間違ってるなーと思うジャッジをしてました。 でもそれは、間違ってるのではなく、ぷかぷかさんでも友だちでもその人らしさでオールOKなのだということに気づきました。 気づいていたようで腑に落ちてなかった部分を再度教えていただきました。 ぷかぷかさんにもせつさんにも高崎理事長にも感謝です。   1週間の中で頻繁に会うと普段はあまり話さないぷかぷかさんにも娘を可愛がっていただき、抱っこしたり遊んだりしてくださいました。 ぐーんと距離が近くなって、とても嬉しかったです。 なんとかこの距離感をキープしたいなーと思いました。   楽しい時間と、深〜い学びをありがとうございました   ●●● 無事に本番を行うことが出来て、本当に良かったです。 もともと人前に出ることや、歌ったり表現することがとても苦手で、演劇ワークショップに参加することを躊躇していた初めの頃がとても懐かしく思えます。演劇ワークショップに参加していると、恥ずかしいとか苦手といったマイナスな気持ちがいつのまにか消えていました。むしろ、思いっきり歌ったり体を動かして表現することの心地よさや楽しさを感じるばかりでした。 今まで、本番は緊張するものだと思っていましたが、ぷかぷかの劇は違いました。本番がいっちばん楽しくて、このワクワクして心から楽しいと思う気持ちや、ぷかぷかさんと私たちの愉快で仲良しな姿を会場のみんなにも見て欲しいという思いでいっぱいでした。 いつも魅力で溢れているぷかぷかさん達と一緒にいると、不思議と自分に自信を持つことができるのです。 また、セツさんの世界観、あみちゃんのピアノや歌などに、魔法をかけられていたようにも感じます。 この体験をできて良かったと心から思います。   また、この演劇ワークショップは、非常に心地が良くて、いつも刺激的で全く飽きなくて、かなり疲れるけど、とっても大好きな場所でした。 終わってしまったのがとても寂しいです。 私は演劇ワークショップを通してさらにぷかぷかさんのことを知ってしまい、大好きになってしまいました。これからも沢山ぷかぷかに通いますし、私の大切な人や、子ども達にもぷかぷかを知ってもらいたいと思います。私達や社会が、もっと豊かになるためには、良い方向へ進むためには、やはりぷかぷかの力が必要なのだと思います。       「表現の市場」を見に来た人の感想 ●表現の市場、とても楽しかったです♪コロナ禍で我慢ばかりが強いられてきた期間が長かったこともあったので、ぷかぷかさんたちのエネルギーをもらって元気が出ました。 そらは演劇を見ている間からずっとテンション高くて、なぜだろう?と思っていたのですが、高崎さんが舞台に上がって行った途端に自分も舞台に上がっていました。ああ、こんなにやりたかったのか!とその時気づきました。 同じ週に学校の学習発表会もあったのですが、こんなにやりたいという気持ちは感じられなかったので、多分舞台に上がっている人たちのイキイキとした表現にそらも感化されたのではないかと思います。 時々私を「ここにいてもいい?」と確認しつつ、(怒られると思ったのかな)それでも何度舞台の中央でウロウロしていました。 表現するって生きることなんだなぁと表現の市場を観覧するたびに実感します。      ●みなさんすごくエネルギッシュで、見ているだけでパワーをもらいました。   ●オープニングのツジさんの美声、よかったです。間奏までしっかり音がとれていましたね。         ●みなさん楽しそうで、こちらが笑顔になりました。 ●ひとりひとりの一生懸命さが伝わり、目が潤んでしまいました。 ●コロナで色々制限されていましたが、こうしてみんなで集まり、つくりあげるそんな場はとても大切だなぁと思います。人と人とのつながり、もっと大切にしたいですね。このような発表を。どうもありがとうございました。みんなの発表を見て、何かほっこりして、明日からまた頑張れそうです。 ●躍動する姿に心揺さぶられ、よい時間を持てました。 ●表現の自由さが楽しさや華やかさにつながっていました。もっといろいろな人にきて欲しいですね。 ●3年ぶりに味わう会場の自由な空気。楽しくあたたかい。 ●コロナにもめげず、みなさんのパワーアップされた姿に出会え、感動です。 ●一緒に美しい夢を見させていただきました。美しい舞台でした。 ●時間があっという間に過ぎていました。 ●自由で賑やかな感じがとても心地よかったです。 ●みなさんが楽しんでいて、生き生きしていて、素敵なエネルギーを感じました。こちらが元気になります。 ●支援という言葉が嫌いです。ともに生き、楽しむことで、世界が変わっていきますね。 ●会場も一体となって盛り上がってよかったです。お客さんのノリがよかった。 ●みんなの熱意が伝わり、とっても楽しかったです。 ●幸せな時間を一緒に楽しめて、ほんとうに心があたたかくなりました。 ●コロナ禍で暗い気分をぱっと明るくしてくれました。ありがとう! ●ひとりひとりがみんな主役でしたね。 ●いっしょにいることが幸せ。 ●リアルに演奏や歌などを聴けて感動しました。
  • 『銀河鉄道の夜ーぷかぷか版』いよいよ今日です。
    『銀河鉄道の夜ーぷかぷか版』いよいよ今日です。 www.youtube.com
  • 第7期演劇ワークショップ第6回目
    11月19日(土)第7期6回目の演劇ワークショップ。  恐竜グル−プに分かれ、恐竜の一日をもう一度やってみる。化石状態から起き上がり、朝ご飯に納豆を食べる恐竜、相撲を取る恐竜、ラジオ体操をする恐竜などいろいろな一日。活動のあとみんなまた化石になる。  伊藤多恵さん。「化石からだんだん肉がついてよみがえるような感じ」が欲しい、と。見てる人にはなかなかわかりにくい。  35億年のサーカスを踊る。  最初はみんなサーカスのポーズをして止まる→緞帳が開く  間奏は色んな人と二人ペアになって踊る 相変わらずみんな元気に踊っています。 www.youtube.com ケンタウルス祭りのうたを歌いました。 祭りにちなむ旗がカッコいい。 ものすごく長い歌で覚えるのが大変。この歌詞カードは全体のまだ半分くらい 空のケンタウルスに向かって手を上げて叫ぶ 言葉の担当を決めたが、よく聞こえなくて、相当な練習が必要。 「南をさして 飛べ はくちょう」→テラちゃん 「デネブ」→はなでらさん 「アルビデオ」→よっしー かーくん www.youtube.com 羊の耳をつけます。 羊の群れが線路を横切り、銀河鉄道は臨時停車。 『ブルッキーのひつじ』を歌いながら羊たちが長縄跳び 羊の鳴き声はかわいく、という言葉がなかなか届かなくて大変。ゲストの伊藤多恵さん、苦労していました。むつかしいところです。 www.youtube.com 最後はみんな集まって寄り添って客席を振り返る 銀河鉄道には亡くなった人達が乗ってきます。 宮澤賢治が列車に乗ってきます。 『春と修羅』の一説を読みます。          わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといつしよに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です (ひかりはたもち その電燈は失はれ) マイケルジャクソンが登場してスリラーを踊ります。が、まだまだ練習不足。 www.youtube.com 脳腫瘍で亡くなった「しんごっち」が列車に乗ってきます。 しんごっちの好きだったピタゴラスイッチをやりましたが、なかなかスムーズにビー玉が転がりません。 プリオシン海岸。化石だった恐竜が起き上がり、動きます。 www.youtube.com 本番まであと一週間、さてどうなりますか、乞うご期待!
  • ぷかぷかさん達のささやかな「幸せ」が見えてきて
    先日の演劇ワークショップで 《自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする》 というテーマでみんなで絵を描いたり文字を書いたりしました。  ぷかぷかさん達のささやかな「幸せ」が見えてきて、ちょっと幸福なひとときでした。お金を儲けるとか、出世するとかではなく、この慎ましい「幸せ」を生きているぷかぷかさん達が、あらためて愛おしくなりました。  私たちはこの人生において何を大事にすべきなのか、そういったことが、彼らの言葉から見えてきます。   ひょっとして彼らの方がいい人生を生きてるんじゃないか、そんな気がします。  そんな彼らが11月27日(日)の午後、「表現の市場」の舞台に立ちます。ぜひ見に来て下さい。 www.pukapuka.or.jp  
  • 第7期演劇ワークショップ第5回目
    第7期演劇ワークショップ第5回目です。  いつものように一人ずつのname & actionから始まります。みなさん慣れた感じで自分のアクションをやりながら名前をいいます。  続いて体で文字を表すゲーム  「オオタ ♡」オオタさんはそのままの自分でオオタ。田の字が入り、最後は♡ 「わたナベ」 子どもは「べ」の濁点  一人で自分の名前を表現した人もいました。これ「フタミイクミ」と読むんだそうです。どんなポーズをとっても「フタミイクミ」。  「35億年のサーカス」と「ケンタウルス祭りの歌」を歌いました。    「ケンタウルス祭りの歌」は長いので、覚えるのが大変。       歌詞を見ながら聞いてみてください。いい歌です。   www.youtube.com                      歌詞を見ながら聞いてみてください www.youtube.com  自分にとっての「幸せ」を絵や文字にする。                                                                                                                        なんだか読んでるだけでこちらも幸せになります。いい世界生きてるなぁ、と思いました。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 「プリオシンの海辺」を歌いました。 www.youtube.com 「ブルッキーのひつじ」をうたいました。歌の原本です。                          www.youtube.com 『プリオシンの海辺』 「さざなみ」「くちぶえ」「しおかぜ」「ためいき」「なみだ」「やくそく」のキーワードを表現しながら歌いました。最後はみんな化石に。 www.youtube.com 5チームに分かれ、恐竜の一日を作りました。 恐竜の上に恐竜がまたがって、一日が始まる。 www.youtube.com 腹が減った恐竜がほかの恐竜を食べる。 www.youtube.com   恐竜の骨をもって鏡を見る  恐竜の骨をもって歩き回る www.youtube.com 「ピタゴラスイッチ」をやる。「こんなのでできるのかとハラハラしましたが、なんとかなってしまうのがぷかぷかのワークショップですね」と日大芸術部で芝居を学んだ人。 www.youtube.com 最後は「35億年のサーカス」を元気に歌っておしまい。 参加した人の感想 ●ワークショップ楽しく参加させていただきました。今回は今までよりみんなとの距離が短く感じました。お互いに慣れてきたのか?  フタミさんに肩揉んでいただきました( *´艸`)いい手してました。忙しくしすぎて少し疲れて肩が痛かったところにベストなタイミングでした!!!  幸の定義の発表でpukapukaさんたちの”人に感謝されること”が多くみられ、こちらも幸せになりました。どの人にも当てはまりますが、人の喜びが自分の喜びに、そしてこれからはより、自分の喜びが人の喜びになっていくのが極まってくるので、みんな自分を満たして、もっともっとpukapukaなエネルギーを社会に振りまいてほしいなと思いました。 あと、今日はみんなで化石になったり歌ったりの一連の動作として動いたのが一体感を感じられてとても心が満たされました。身体は、疲労困憊ですが^^; 次回までに、歌詞が覚えられるように頑張ります。   ●自分の幸せと感じる時と、他人にとっての幸せとは何かを考える際に、私はマツイさんと2人でグループを組みました。幸せとは何かを考える私に対し、マツイさんは迷わずに(ぷかぷかで仲間達と仕事ができること)と紙に書いていていました。それが1番に出てくるマツイさんは、なんて素敵な人なんだろうと思いました!ぷかぷかさん達と一緒にいると、日頃の身近なところに、幸せや大切なものがあるんだなと改めて気づかされることがよくあります。  また、ワタナベさんの「幸せは一言で表せるものじゃないと思います、僕はずっとぐるぐるしています」という言葉もとても心に残りました。あまりに深すぎることだと思うので、自分でも考え直してみて、幸せとは何か深めてみようと思いました。                         ★今作っている芝居は11月27日(日)午後2時から長津田駅前のみどりアートパークのホールで行う「表現の市場」で発表します。  この写真は背景画の一部。
  • 第7期演劇ワークショップ第4回目
    9月17日(土)第7期演劇ワークショップ第4回目がありました。  午前中はパワーあふれるダンサー&振り付け師の伊藤多恵さんが入り、ワークショップの場がいつもの何倍も熱くなりました。『35億年のサーカス』はいつもだと、1番と2番の間で踊りまくるのですが、伊藤多恵さんは初っぱなから100%で踊り、一気に盛り上がりました。 www.youtube.com  『プリオシンの海辺』に「化石」という言葉があって、伊藤多恵さんは立った状態から 「小さな化石」 といいながらみんなで小さな化石になったり、 「大きな化石」 といいながら大きな化石になったりしました。このあたり、みんなのテンションの上げ方、場の作り方がうまいなぁ、と感心しました。  写真は大きな化石。小さな化石の時はみんな縮こまっていました。 化石が起き上がって恐竜になる、 www.youtube.com 恐竜のパーツを使って恐竜になる。 パーツを持って歩いてみる 恐竜は化石になる前何をしていたのか。 恐竜の1日をやってみた。納豆を食べる恐竜がいたり、ひたすら食べてる恐竜がいたり、みんなで酒を飲んでいる恐竜がいたり… www.youtube.com  「プリオシンの海辺」の歌詞の中の「さざなみ」「くちぶえ」「しおかぜ」「ためいき」「なみだ」「やくそく」に注目し、そのアクションを入れて歌いました。最後は「化石」になります。 www.youtube.com 『ブルッキーのひつじ』を歌うので、タオルで羊の耳を作りました。  銀河のひつじの1日を作りました。 《あさちゃん、ゆみっち、ケーボーさん、カー君、ひなさん、おーたさん》グループ  朝起きて、目をゴシゴシ、顔を洗って、頭を整える。お尻ふりふり(トイレ)、ごはんを食べる。遊びに出かけ、お昼寝。その後、天の川を飛び越えたり、入って遊んだりして、帰って寝る。 www.youtube.com 《いっちー・ハナさん・てらちゃん・ナベさん・ショーへーさん・あいさん・せれん・コンさん・はるか》 朝起きて、一斉に水飲み場へ。水を飲む。踊って遊ぶ。疲れて寝る。 www.youtube.com 《いっきゅうさん・はる・ひよりちゃん・こんさん・もも・サワさん・よっしー》 朝起きて、手紙を書いては、自分で食べてしまう。最後、書き終えた手紙をいっきゅうさんにだすが、いっきゅうさんが全部食べてしまう。 www.youtube.com 《ばっさー・ふたみさん・ショーへーさん・むーさん・まっつぁん・なべさん》 立って寝ている。起きて歯を磨く。いただきます。ごはんを食べる。手を繋ぎ、輪になってお互いの腕の間をくぐったりして遊んで、横に並び、名前を一人ずつ言っていく。寝る。 www.youtube.com 「ブルッキーのひつじ」を歌いながら、エアーで長縄飛び 最後、「ぴったり寄り添った」の歌詞に合わせて皆で真ん中に集まり、終了。 参加した人達の感想 ●先日は久しぶりに演劇ワークショップに参加させていただきありがとうございました。 コロナ禍になって、演劇ワークショップのような人と人の交流ほとんどできなくなり、参加してみてどれだけ自分にはこのようなことを欲していたのか再確認いたしました。本当に楽しかった! 歌うって気持ち良いですね! たくさんの仲間と一緒なら更に楽しい! 踊るって人間の根源的な喜びの表現ですね!それをみんなでやるとものすごいパワーが生まれます。 久しぶりでしたが、私たちを覚えていてくれたぷかぷかさん達 前回の時よりも心の距離が近くなっているのを感じました。 たくさん私に話しかけてくれたり、手を掴んでくれたり、隣で歌ってくれたり。お互いの声を聞き合いながら歌っているな〜って感じた瞬間は、なんだかとっても心地よかったです 日和も前回よりも私から離れて、違うグループで日和なりに頑張っていたなと思います。私は私で楽しむ事がお互いにとって1番良いなと感じましたなので今回は前回より増して、私、楽しみます しかし、歌がとーっても難しいのに、ぷかぷかさんたちすごいな〜って思います。なんとなくもう形になり始めている!みんながハートオープンで楽しみながらやっているからこそのあの集中力。指導してくださる方たちが、いかに溶け合うように一つになって導いてくれているのかをすごく感じました。教える、教えられるの関係ではだんだん辛くなっていくかもしれませんが、そういうプレッシャーが全くないのですから。みんな伸び伸びしていましたよね〜 まだストーリーは見えてきていませんが、素晴らしい作品になること間違いなしです ●先日のワークショップでは、午前中ダンスの伊藤多恵さんがお越しくださいました。 初っ端から「35億年のサーカス」を歌いながら、多恵さんにひっぱられ、皆で思いっきり身体を自由に動かしながら踊って、一気に一体感が生まれた気がして、その感じが最高に楽しかったです。  午後は皆でひつじになりながら「ブルッキーのひつじ」の歌に合わせ、エアーの長縄をしました。それも楽しかったのですが、最後の歌の終わり、「ぴったり寄り添った」の歌詞に合わせて舞台の真ん中に皆で集まり寄り添いました。そしたら何人かのぷかぷかさんが正面に向かってピースしてたんです。たしかに皆で真ん中に集まるさまは、集合写真を撮るようでしたが、"集合写真を撮る"というシーンではありませんでした。でもそういう事を素直に表現できちゃうぷかぷかさんが素敵だなと思った瞬間でした。 ●ワークショップで歌った歌が、今でも頭の中でぐるぐる流れています。早く次のワークショップにならないかなと思っています。 ケンタウルス祭の歌は、カタカナが多くほかの歌よりも覚えるのが難しいです。そう思いながら歌っていると、横でフタミンが「なんだか難しいよ〜、出来ないよ〜、」と何度も呟いていました。 私は、なんだか申し訳なくて口には出せませんが、口に出しているフタミンを見て、どこまでも素直だなぁと思いましたし、ほっこりしました。そして、「私もそう思ってたんだ、一緒に頑張ろ〜」と声をかけながら歌い続けました。 ぷかぷかさんと行う演劇ワークショップは、このようなゆるさがなんとも面白く、心地良いです。 また、大縄跳びをするにあたっても、みんなほとんど同じ動きになると思いきや、全員違っています。みんな違って、みんな良いです。 それが面白くて、いくらでも続けていられるなと思いました。 ●夏中、待ち遠しくしておりました。 ワークショップで会えないから、pukapukaパン屋さんにみんなに会いにゆきました。3回目欠席したことを心配して声かけてもらい、みんなと距離がより近づいた感じになりました。 待ちに待ったワークショップは、初めからプロのダンサーさんの踊りを真似るという これまた新鮮ながらも普段しない動きは、pukapukaさんたちとのワークショップに輪をかけて刺激的でした。 午後の大縄を飛ぶ演技をしながらの歌の時には、もはやpukapukaさんとの時間を楽しむというより足を引っ張らないようにこなすことで精一杯でした。笑 体力消耗しましたが、pukapukaさんとの時間は、いつも心がホワホワな感じになります。この感覚は何なのかまだよくわかりませんが、純粋なハートのエネルギーなのかなと思ってます。 ●ワークショップは、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。 作品を作る流れに、あんなにも参加させていただき、お邪魔しかできない身分を本当に申し訳なく感じるなか、これから生まれる作品に出合えることが、そして私が今出会えたことがとても嬉しく、ワクワクで今もなおいっぱいです。 皆さんが作り出す渦の中に一緒に巻き込まれて、作品の命が芽吹く瞬間の音を全身で感じることができました。 皆さんのどんな表現でもお互いが受け止め合う眼差しには、自分の未熟さを感じるばかりでしたが、cocoonの子どもたちの暮らす地域はこんなにも生き生きとした大人たちが暮らす地域なのだと、気の引き締まるというか、心がきゅっとするような刺激をいただきました。
  • 第7期演劇ワークショップ 3回目 2022/08/13
     8月13日(土)第7期演劇ワークショップ第3回目をやりました。やったことは 9:15  開場 / 受付 9:30  あいさつ by 高崎     諸注意(マスク着用、昼食時のことなど) 9:40  名前のゲーム(ネーム・ウィズ・アクション) 9:50 伝言ではなく伝動ゲーム(近藤さん) 10:20 休憩 10:30  銀河鉄道の夜 「鳥を捕る人」の要約紹介     鷺、雁のビデオを見る     鳥になって飛ぶ(鳴き声)     グループ毎に鳥捕りが鳥を捕まえて押し葉のようにするシーンを作る 11:15  発表 11:30 昼食 12:30 あみちゃんと歌をうたう 13:00  賢治のオノマトペで動いてみる(春香さん、近藤さん) 13:30  「ジョバンニの切符」の部分を読む    銀河及び星座のビデオを見る  13:50  銀河鉄道の切符を描く 14:20  休憩 14:30  グループ毎に、車掌さんが切符を確認しに来る場面を起こし、そのなかでそれぞれの切符を発表する 15:30 あみちゃんと歌をうたう 16:00  振り返り 16:30 終了  『銀河鉄道の夜』には、赤ひげの鳥を捕ることを仕事にしている男が登場します。そこの部分を朗読し、みんなでその場面を作ってみました。                銀河の鳥はどうやって砂から産まれ、どのように砂に溶け、鳥捕りはどうやって捕まえるのか、グループで考えて発表しようというものです。  一緒のグループになったヨコヤマさんに、銀河の鳥ははどうやって産まれると思う?と聞いたら、「卵から」と。  そしてどうやって捕まえるのか尋ねたら、林に追い込んで挟みうちすると。  なるほど!  なんとおもしろい発想。  そしていざ発表の時間。  鳥が砂に溶けてしまうところでは、ヨコヤマさんが「あの二羽は溶けやすかったんだな」、鳥を捕まえるところでは「追い込め!」などと絶妙なタイミングで絶妙なセリフを言ってくれました。  もちろん練習も一緒にやってくれますが、その時はそのようなセリフは出ません。  でもヨコヤマさんの頭の中ではきちんと物語りが繰り広げられているんだなぁと感じた瞬間でした。 〈ももちゃん・こまねっち・こんさん・ヨコヤマさん・たお・あずみちゃん・ゆうか・はるか〉 二羽の鳥が砂に溶ける ヨコヤマさん「あの鳥は溶けやすかったんだな」 残りの鳥を林に追い込む ヨコヤマさん「追い込め!」 挟みうちをして布をかぶせ、捕まえる。 卵から二羽の鳥が生まれるが、卵の殻も鳥になる。 ホーホーと鳴く。 www.youtube.com 〈しおりん・こうき・ななちゃん・てらちゃん・てるみん・つよし・イチロー・ゆみっち〉 砂(布で表現)から鳥が生まれ、キーキーと鳴く。 たけのこみたいに両手を合わせて上に突き上げ砂に降り立ち、溶けて砂に帰る。 www.youtube.com 〈ワタナベさん・バッサー・けいぼーさん・花寺さん・サワノさん・はる・よっしー・コンノさん〉 砂から生まれ、だんだんと大きくなる。(ヒナから成長する様子を表現) 自由に飛び立つ。 鳥捕りは足幅60度で立っている。 足を捕まえて布をかけられると、鳥はきらきらしてぺたんこの押し鳥になる。 生き延びた鳥は最後決め台詞「生きてるって感じ」 www.youtube.com 「プリオシン海岸」には前回やった化石の発掘現場があります。 この歌の練習をしました。 www.youtube.com  プリオシン海岸で見つかる化石をデフパペットシアターひとみのメンバーさんが作ってくれました。  9月のワークショップではこれをどう動かすか、みんなで考えます。 オノマトペ(擬音語、擬声語、擬態語)を体を使って表現 www.youtube.com  体で表現したオノマトペを他の人の伝える「伝言ゲーム?」は、すごくおもしろかった。 www.youtube.com なぜか最後の「合わせ味噌」という言葉が出てきてびっくり。  ジェスチャーで伝言ゲームをしたのが印象に残っています。 お題を言葉を使わず動きで表現し、後ろの人に伝えていきます。 伝える側と受け取る側が通じ合ったときには表情が輝いていました。 しかしなかなか通じないことも多く、伝えようとした動きが巡り巡って形を変えていってしまいます。 お題の「イルカ」の動きが変貌を遂げ、最後尾に「合わせ味噌」と伝わってしまったときは、その意外性と、謎の動きから答えを導き出したアンカーの彼のセンスに驚きました。 たとえ伝わっていなくても、「こういうつもりで表現したけど、あなたにはそういうふうに見えたのね。」と理解し合える面白いゲームでした。 心も身体もほぐれる時間になったと思います。  なぜ合わせ味噌になったのか聞いてみると、独自の思考が働いていたのです。鳥というお題から、飛ぶイメージが伝わり、そこから「天空の城ラピュタ」に登場する「飛行石」のイメージに飛躍。そこで、飛行石は悪者が狙っているから、そのものの名前(飛行石)を言うわけにはいかないという思慮が働き、心のなかで暗号化されて「合わせ味噌」になったというのです。  銀河鉄道に乗る切符を作りました。 車掌が切符を拝見しに来るところを作りました。 www.youtube.com 元気に「35億年のサーカス」 www.youtube.com  9月には「ケンタウルス祭の歌」を歌います。こんな歌です。 ケンタウルス つゆをふらせ ケンタウルス つゆをふらせ かがやけ冬のトライアングル オリオンのベテルギウス おおいぬのシリウス こいぬのプロキオン ケンタウルス つゆをふらせ ケンタウルス つゆをふらせ ふたごのカストル ポルックス ぎょしゃのカペラ…… …… ほんとうにこんなような さそりだの 勇士だの 空にぎっしりいるだろうか ああ ぼくはそのなかを どこまでも どこまでも 歩いてみたい ぷかぷかさんが銀河を描いてくれました。  少しずつ先が見えてきました。これからが楽しみです。 参加した人達の感想  ●ぷかぷかさんたちといっしょにワークショップに参加していると、「こうしたらこう返ってくるかな」というややもすれば打算的な考えをことごとく裏切られていくような、心地よい感覚があります。  そうして出てきた突拍子のないようなアイデアをみんなで形にしていくときには、ロジカルに整理された意味や価値を追うこと以前の、ある意味で純粋な創作・表現の喜びが共有されているように思います。  コンノさんの「50億年後の地球は……」の問いかけは哲学的だと話題に上りました。銀河鉄道の夜に繋がる世界観があるように思います。 ●鳥トリの寸劇見て、朗読を聞き、切符を描くうちにどんどん銀河鉄道のイメージか広がり、乗るのが楽しみになりました。いつもながらみなさんの発想力に脱帽です。 ●今日もやっぱり、ハプニングがおもしろくて仕方なかったです。例えばオノマトペの伝言ゲームも、わたしのチームでは、途中でジェスチャーのニュアンスが変わってしまってたのに、結局正解してたり。でも、そもそも正解ってなんなんだ、と思ったり。知らず知らず凝り固まった価値観からぷかぷか さんの自由さがふわっと解放してくれます。 それから、みなさんたおのことをすごく可愛がってくれて本当に感謝です。表面的にかわいいねとかじゃなくて、心底かわいいね!と思ってくれることを感じでか、たおもすごく得意げで、ここにいていいんだ!ここにいたいって感じた瞬間が何度かあったと思います。ここにいていいんだ!と全身で感じている我が子をみるのが、こんなに幸せなことだとは今日まで知りませんでした。 これから、ますます楽しみになりました!  
  • 第7期演劇ワークショップ第2回目をやりました。
     7月16日(土)、第7期演劇ワークショップ第2回目をやりました。コロナ大流行のため、始まる前に参加者全員抗原検査をしました。  プログラムは以下の通り。 9:30  あいさつ by 高崎     諸注意(マスク着用、昼食時のことなど) 9:40  名前のゲーム(ネーム・ウィズ・アクション) 10:00 ミラーゲーム(2人組)→パートナーを変える 10:15 シェイプ 大きな大きな獣あるいは恐竜の復活 (倒れているところから起き上がって、動き出す) 10:40  銀河鉄道の話→白鳥の停車場(プリオシン海岸)の部分(抜粋)を読む     恐竜の骨の発掘のビデオを見る  *プロジェクターとスクリーン     プリオシン海岸のシーンを起こす 二人がプリオシン海岸にやってくると大きな大きな獣の発掘をしている。二人は学者らしい人と話をする。 11:20  発表 11:30 昼食 12:30 歌をうたう 13:00  賢治のオノマトペで動いてみる      チームに分かれ、好きなオノマトペを選んで動いてみる  13:20  新井さん、安井さんの話(高崎さん、近藤さん)*プロジェクターとスクリーン 13:40  新井さん、安井さんの話からシーンを起こす     新井さんの話を起こすチーム(2チーム?) 安井さんの話を起こすチーム(2チーム?) 14:00  発表 14:15  休憩 14:30  身の回りで亡くなった人の思い出を話してみる。     チームに分かれて少し話をする →五行詩「今はもういない人のこと(思い出)」をかく (新井さん、安井さんのことでも、他の人の思い出でも可) 15:00  発表 15:20  歌をうたう 15:50  振り返り 16:30 終了  プリオシン海岸での発掘現場の場面を作るところでは恐竜博士ヨコヤマさんの描いた恐竜の絵をお披露目  恐竜の化石の横たわるところを発掘している場面  発掘途中で恐竜が動き出す。発掘中の恐竜が水を飲みたいだの、何か食べたいだのと言い、水と食べ物を与えると恐竜が動き出し、しかもみんなを背中に乗せて歩き出すという画期的アイデア。 www.youtube.com この歌を歌う予定でしたが、今日はピアニスト欠席のため歌詞を読むだけにしました。 オノマトペをやりました。宮澤賢治の作品の中からおもしろい言葉を選び、それを体で表現します。 「へらへら ばばあ へらへら ばばあ」のオノマトペ。何かと思いきや、どうやらわかめがゆらゆらしているところへ魚が突っ込んできたようでした。 www.youtube.com  病気で亡くなったアライさんとしんごっちの話を聞きました。  しんごっちは自分でピタゴラスイッチを作って動画に残しています。 www.youtube.com  話を聞いて「人間ピタゴラスイッチ」をやったグループがありました。  ピタゴラスイッチの準備。イクミンが仕切っています。みんなイクミンの指示に従って動いています。ワークショップにおけるこういう関係がなんとも楽しい。 www.youtube.com イクミン自らビー玉になって転がります。 www.youtube.com アライさんのお話しを作ったグループでは、アライさんが好きだったジャニーズのメンバーが登場し、ダンスを披露 www.youtube.com 短いお話しを作ったあと、忘れないために各グループともメモに起こしました。ぷかぷかさんが記録係。  今回は演劇ワークショップに初めて参加した人も多かったのですが、シェイプ(体を使って形作り)、オノマトペ(言葉を体で表現)、お話作り等、ずいぶんと盛り上がりました。  初めて参加された方はこんなことをおしゃっていました。  「おつかれさまでした。楽しかったですよー。亡くなったお二人のエピソードを聞いて、みんなで寸劇にするという過程で、新しく知り合いになれた気がしましたし。オノマトペの表現も興味深かったです。」   アライさん、しんごっちのお話しからも、楽しい芝居ができました。二人は銀河鉄道の乗客です。ここで展開するお芝居は、アライさん、しんごっちのこと忘れないよ、というメッセージです。発表会はしんごっちのお母さんが職場の同僚を連れて見に来ます。しんごっちやアライさんもきっとどこかで見てくれると思います。  次回はこういったことをもっとふくらませていきます。  芝居の発表は11月27日(日)の午後2時から、長津田駅前のみどりアートパークのホールです。ぜひ見に来て下さい。
  • 第7期演劇ワークショップが始まったよ
    2年ぶりの演劇ワークショップ。新しい人も加わり、かなりの人数。舞台に乗り切れるのかどうか心配になるほど。  新しい人も加わったので、お互いの関係作りと心と体のウォーミングアップでギブミーシェイプ(何人かのグループで体を使って形を作る)。パン、楽器、動物などをグループで作りました。                  楽器を作った www.youtube.com   キリンの鳴き声をスマホで調べながら歩く www.youtube.com 一緒にやった方は    動物の身体表現する場面では、フタミンさんと同じグループになったのですが、フタミンさんがキリンの独特な鳴き声をして、その他の4人がブリッヂをして、足を表現しました。実際にやっていると、あまりにおかしくて面白いんです。そして、とても楽しい。  練習ではうまく行っていたのですが、本番になるとフタミンさんはなかなか始めようとしませんでした。  なぜなら、フタミンさんがキリンの鳴き声を携帯で調べている最中に、私たちの発表がきてしまったからです。  発表中、フタミンさんは練習通りの鳴き声を出さずに、携帯を見て調べ続けていて、その間私達がひたすらブリッジをし続けるという予想できない結果になりました。それが一番印象深くて楽しかったです。   銀河鉄道のイメージをふくらませるために、ぷかぷか旅行で行った四国の「四国まんなか 千年ものがたり」の電車の写真をみんなで見ました。  列車に乗っているシーンを作りました。    『銀河鉄道の夜』に出てくる場面 ジョバンニは、せわしくいろいろのことを考えながら、さまざまの灯や木の枝で、すっかりきれいに飾られた街を通って行きました。時計屋の店には明るくネオン燈がついて、一秒ごとに石でこさえたふくろうの赤い眼が、くるっくるっとうごいたり、いろいろな宝石が海のような色をした厚い硝子の盤に載って星のようにゆっくり循ったり、また向う側から、銅の人馬かゆっくりこっちへまわって来たりするのでした。そのまん中に円い黒い星座早見が青いアスパラガスの葉で飾ってありました。 それをやってみました。 町は星祭りでとても賑やか。いろんなお店が出ています。ダンスがなかなか始まらないところがいい。 www.youtube.com   このシーンに参加した人の感想 ぷかぷかさんのような個性を持った人たちとあれだけ密に関わったのは初めてだったので、発見の連続でした。 本当、色々な個性なのでひとまとめにはできませんが、やっぱり彼らのピュアさに自分も巻き込まれていった感じです。 はじめましてなのに、とても信頼して寄ってくる彼らと対峙して、自分が普段色々考えていることがバカらしくなったりとか、お互いの個性を尊重し合ってる感じとか、とても居心地が良かったです。   「35億年のサーカス」を歌いました。とても元気の出る歌です。 www.youtube.com  ぷかぷかさん達と一緒にやる芝居作りは、やっぱり楽しいなとあらためて思いました。思ってもみないアイデアが出てきたり、なかなか話が進まなかったり、戸惑ってしまったり…そういうことを全部含めて楽しいなと思うし、いっしょに生きていった方がトク!と思うのです。今年は宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』をベースに、そこに何人かの方の物語を載せていく予定ですが、どんな風にまとまっていくのか、いつものようにドキドキ、ハラハラしながらの展開になりそうです。どんなお芝居ができ上がるのか、楽しみにしていて下さい。11月27日(日)の午後、みどりアートパークのホールで発表します。
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