ぷかぷか日記

子どもたちにオペラを・ゆめ基金

  • 子どもたちにいいものをプレゼントすると…
      小さな子ども達もたくさん参加しての「歌のワークショップ」。小さな子ども達のこんないい表情を見ると、「歌のワークショップ」やってよかったなと思いました。  からだをぐにゃぐにゃさせるこんにゃく体操でからだをほぐしたり、大声で呼びかけたり、テトが冒険の旅に出るシーンの音楽を使って、魚になったり、ライオンになったり、お化けになったりして歩き回って、体がほてってきました。   グループに分かれて、自己紹介と、簡単なお話をオペラにしてみんなの前で発表しました。     プロがやるとこんな感じです。『ロはロボットのロ』の中の場面です。ただのセリフがオペラになるとどうなるか。 www.youtube.com  『ロはロボットのロ』の最初にシーン、パン工場です。 www.youtube.com     一日1,000個作れたパンが999個しか作れなくなり、その次の日には998個、その次に日は997個しか作れなくなります。テトの生みの親ドリトル博士に相談しようと、遠く離れたイーストランドの街まで冒険の旅に出ます。みんなでそのシーンを作りました。 www.youtube.com  そのまま舞台にあげてもいいくらいのシーンができました。やっぱり子ども達がいるといいものができますね。大人たちだけだと、多分こんなふうにはいきません。  子どもたちにいいものをプレゼントすると(今日は歌役者さんたちによる歌のワークショップ)、こんなふうになるのです。  3月25日(土)にはオペラ『ロはロボットのロ』をプレゼントします。子ども達はどんな風に楽しんでくれるか、すごく楽しみにしています。  チケット、まだあります。お早めに申し込んで下さい。ぷかぷかアート屋わんど045-923-0282(近藤)、みどりアートパーク045-986-2441(遠藤)  こんな小さな子どもも楽しめます。    子ども達にひとときの夢の世界をプレゼントしませんか?  「子ども達にオペラをゆめ基金」への寄付はこちらへお願いします。   郵便振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844        加入者名 NPO法人ぷかぷか  
  • 楽譜に感動
     歌のワークショップの歌詞カードを書くためのテキストを送ってくださいとオペラシアターこんにゃく座に依頼したら、オペラ『ロはロボットのロ』を作曲した萩京子さんの直筆の楽譜を何枚もファックスで送ってきました。  私は楽譜が読めないので、これを見てもどういう歌なのかさっぱりイメージできません。でも手書きの楽譜は萩さんが歌をイメージしながら楽譜を一つ一つ書いている姿がリアルにイメージできました。  この楽譜に描き込まれているのは  ♪ もっともっとぱんをちょうだい、もっともっともっと ぱんをちょうだい とぐんぐん盛り上がっていく、すごく楽しい歌です。 www.youtube.com  あのはずむような歌をイメージしながらこれを書いたんだと思うと、作曲家ってすごい仕事をやってるんだと思いました。  『ロはロボットのロ』の楽しいオペラが、この楽譜にすべて描き込まれているんですね。なんかちょっと感動してしまいました。楽譜が表現する世界の大きさ、豊かさに、今更ながら気がつきました。     明日歌のワークショップにやってくる歌役者さんは井村タカオさんと飯野薫さんです。飯野さんの動画には『ロはロボットのロ』の中で歌われる『ココのアリア』が入っています。明日の歌のワークショップではこの歌も歌ってもらおうと思っています。リハーサルルームで歌うとものすごい迫力です。オペラ『森は生きている』の歌も入っています。いつかこのオペラもやりたいと思っています。 井村タカオ Imura Takao 1991年入座千葉県出身浦安高校卒業10月8日生A型〈主な出演作品・役名〉「Opera club Macbeth」門番、将校、シートン役ほかオペラ「ロはロボットのロ」エド役ほかオペラ「まげもん-MAGAIMON」茂平役オペラ「セロ弾きのゴーシュ」ゴーシュ役オペラ「銀のロバ」シェパード・チューイ役オペラ「森は生きている」2月の精+カラス役オペラ「金色夜叉」荒尾譲介役オペラ「ねこのくにのおきゃくさま」旅人・あに役オペラ「ネズミの涙」ニッケル役オペラ「ピノッキオ」ピノッキオ役あちゃらかオペラ「夏の夜の夢~嗚呼!大正浪漫編」ガタロ役〈外部出演〉流山児★事務所「マクベス Paint it, Black!」「チャンバラ~楽劇天保水滸伝~」「ユーリンタウン-URINETOWN The Musical-」歌舞伎ルネサンス公演「与話情浮名横櫛」日本劇団協議会主催公演 音楽劇「メカニズム作戦」〈ひとこと〉R-1(乳酸菌飲料)飲んでますか?あれ良いですよ。腸は第二の脳と言いますが、最近では脳は第二の腸と言われるぐらい大事な所らしいです。むむむ。なるべく笑う事も、心掛けている一つ。好きな言葉に、幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだと。(-.-;)にこ!     飯野薫 Ino Kaoru 2012年入座東京都西東京市出身桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻修了11月13日生O型〈主な出演作品・役名〉オペラ「グスコーブドリの伝記」かぷかぷ 役オペラ「ロはロボットのロ」ココ役ほかオペラ「銀のロバ」ココ役オペラ「森は生きている」7月の精+むすめ役、8月の精+オオカミ+リス役〈ひとこと〉何にもとらわれず、流されず、めいっぱい楽しんでやっていきたいです。わくわくすることは何でも欲しいです。何でもないことがちょっとした工夫でうーんと楽しくなることがある。欲張って楽しく生きる!笑いじわいっぱいのおばあちゃんになるのが私の夢です。《次回出演情報》オペラ『タング―まほうをかけられた舌―』+うたのステージコロス1役2017年4月12日~16日@全労済ホール/スペース・ゼロ(渋谷区)     
  • セリフが歌になると
    3月4日(土)1時から「うたのワークショップ」をやります。オペラ『ロはロボットのロ』に出演する歌役者さん二人がやってきて、みなさんといっしょに楽しく歌を歌います。  オペラはセリフが歌になります。セリフが歌になるとどうなるか。   www.youtube.com  「あ、おいしい」のひとことが、セリフから歌になると、グ〜ンと舞台が豊かになるのです。突然夢の世界が広がったようですね。ひとときの夢の世界。これがオペラの面白さです。そのひとときの夢の世界を子ども達にプレゼントしたくて『ロはロボットのロ』の公演企画を立てました。「子ども達にオペラを・ゆめ基金」はそのための寄付を集めています。  この短い動画を見て、子ども達にこんな楽しい夢のような世界をプレゼントしたい、と思った方、ぜひ寄付をお願いします。寄付箱はパン屋、カフェ、おひさまの台所にあります。   郵便振替口座もあります。     振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844        加入者名 NPO法人ぷかぷか    歌のワークショップ、まだ若干空きがあります。アート屋わんど近藤までお問い合わせ下さい(045-923-0282)。みどりアートパーク遠藤でも受け付けています(045-986-2441)。     
  • テトのパン
     「テトのパン」ができます。テトはオペラ『ロはロボットのロ』の主人公のロボットの名前。テトはロボットですが、空は飛べません。走るのは苦手です。泳ぐのも苦手です。喧嘩は苦手です。算数も、鉄棒も、跳び箱も、犬も、お化けも、ピーマンも苦手です。  苦手なものを数えると、両手の指と足の指を足しても足りません。  たった一つ得意なもの、それはパンを作ることです。  オペラ『ロはロボットのロ』は、そんなテトのわくわくするような冒険の物語です。  そしてぷかぷかは近々「テトのパン」を販売します。どんなパンが出るか楽しみにしていてください。テトのパンを食べると元気が出て、楽しくなって、歌を歌いたくなるようなパンです。  ♪ テトのパンは あ    あいうえおの あ    晴れた日も 曇った日も 雨の日も    哀しい時も 苦しいときも 寂しいときも    やって来る    朝の あ    新しい元気と 新しい喜びと    新しい元気が窓たたく    朝の あ    ああああ    新しい朝の あ    「テトのクッキー」「テトのコーヒー」「テトのバッチ」も出ます。いずれも寄付金付きで500円くらいの予定です。  テトのパン、あるいはクッキーをかじりながらテトのコーヒーを飲むのがちょっとはやるかも知れません。子ども向けにテトのジュースも用意した方がいいですね。今、書きながら気がつきました。    3月4日(土)にはみどりアートパークリハーサル室で「歌のワークショップ」があります。歌役者さん二人といっしょにオペラの中の歌を楽しみます。ふつうの会話がオペラになるとどんな風になるかをやったりします。オペラの舞台に豊かな世界が立ち上がる理由がよくわかります。  昨年やった歌のワークショップです。まだチケットの余裕がありあすので、「あ、面白そう」って思った方はぜひおいで下さい。 pukapuka-pan.hatenablog.com      
  • キフ男くんが登場
     オペラ『ロはロボットのロ』の公演に向けて、寄付を呼びかける「キフ男くん」が登場しました。  ヨッシー画伯の作品です。昨年は「キフ子さん」が登場し、たくさんの素敵なお話を提供してくれました。今回のキフ男くんのまわりには、どんなお話が展開するのでしょう。最終的には3月25日(土)の『ロはロボットのロ』の公演会場でキフ子さんと出会うといいなと思っているのですが、思惑通りに話が展開するのかどうか。  キフ男くんにはしっかり寄付を集める仕事をして欲しいのですが、初日から「?」が描いてあったりして、大丈夫かなと不安になります。     オペラ『ロはロボットのロ』の公演には、公演費用、会場費、印刷代、ピアノ調律代、歌のワークショップ費用など、約120万円ほどかかります。大人(4000円)が150人、子ども(500円)が150人入ったとして、チケットの売り上げは675,000円。残り522,000円を寄付でまかないます。(子どもを二人以上連れてくる大人がたくさんいると、チケットの売り上げが減ることになり、寄付がもっと必要になります)  そんなにたくさんの寄付を集めるなんて無理だよ、といってしまえば、この話はここでおしまいです。でも、子ども達の心を豊かにするひとときの夢の世界をプレゼントしたいって考えている人たちはきっといる、って思えば、ここから希望が生まれます。「子ども達にオペラを・ゆめ基金」のスタートです。  未来は今よりもっと素敵になる、そう信じて日々「ぷかぷか」を運営していますが、「子ども達にオペラを・ゆめ基金」も、そう信じるところから生まれた企画です。  パン屋、カフェ、おひさまの台所に寄付箱が置いてあります。そこにあなたの夢、あなたの思いを入れてください。  寄付金付きコーヒー1,000円で、パン屋、カフェで販売します。子ども達の笑顔を思い浮かべながら飲んでください。  寄付は郵便振替口座も利用できます。  振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844        加入者名 NPO法人ぷかぷか  公演のチラシはこちら http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?ロはロボットのロ%E3%80%80%E3%80%80チラシ   pukapuka-pan.hatenablog.com  
  • 本番まであと一週間
       1月21日(土)、今期6回目のワークショップがありました。芝居の元になる台本がだいたいできあがり、それをたたき台にしてみんなで金星音楽団の練習風景とグループごとの場面を作りました。台本通りにやるのではなく、それを元にみんなで創っていくのがワークショップです。最終的にどうなるかは、発表会当日の朝のリハーサルまでよくわからない、というなんともハラハラドキドキする芝居作りです。  段ボールのにぎやかな楽器をわんどで更に追加製作したため、金星音楽団らしい雰囲気が出てきました。 www.youtube.com  この楽長が怒鳴るシーン、いまいちの感じだったので、午後の芝居作りで、「アキちゃんがやってみたら」と突然、演出のせっちゃんがふってきました。あたふたしながらも、久しぶりに大声出していい気持ちでした。芝居をやるって楽しいですね。ちょっとやってみただけだったのですが、せっちゃんが「これおもしろい、これで行こう」と言い出し、私は記録の写真を撮るつもりだったので、困ったことになりました。どなたか写真撮っていただけると助かります。  『 セロ弾きのゴーシュ』にはネコが登場するシーンがあります。でも、どういうわけかネコがトラに変わりました。このへんの自由さがぷかぷからしい作り方です。原作ではシューマンのトロイメライをリクエストするのですが、ゴーシュは何を思ったか「インドの虎刈り」という曲を弾いてネコはくたくたになります。このくたくたになるところから「アルゴリズム体操」を思いつき、ゴーシュぷかぷか版ではゴーシュにその曲をリクエストします。2回繰り返してトラたちはくたくたになります。 www.youtube.com   トラグループ、カッコウグループ、タヌキグループ、ネズミグループに分かれて芝居作り。リハーサル室が手狭でした。  子どもと一緒にパン屋にクリームパンを買いに来るお客さんの関係から、いつの間にか「ぷかぷかさん」たちと一緒に芝居を作る関係になり、今度一緒に舞台に立つことを目指すオーヤさん、今日はグループのみんなをリードするように芝居作りに張り切っていました。こういう変わりようがおもしろいですね。パン屋のお客さんが、パン屋で働いている人たちといっしょに舞台に立ってしまうなんて、ふつうはあり得ないですから。そこがぷかぷかの不思議なところ、おもしろいところです。活動の幅の広さ、創り出しているものの豊かさがよく見えます。  ファッションモデルのお姉さんたちとダンスの練習。  全く頼んでもいないイクちゃんが、お姉さんたちに負けないくらいエネルギッシュなダンスを披露してくれました。ダンスのすばらしいセンスを持っている方です。  セロを弾く音が按摩の代わりになって動物たちの病気を治します。その夜は病気になった子ネズミたちがやってきて、按摩をしてもらおうとチェロの穴に飛び込みます。そのときに歌うのがこの歌。東北地方で行われている剣舞に宮澤賢治が魅せられ、詩を書きました。その詩に林光さんが曲をつけ、『セロ弾きのゴーシュ』のオペラのこのシーンで歌わせました。初めてゴーシュのオペラを見たとき、ゴーシュ役をやった大石さん(歌役者)の朗々とした歌いっぷりに圧倒されたことを覚えています。      夜風とどろきひのきはみだれ      月は射(い)そそぐ銀の矢並(やなみ)      打つも果てるも火花のいのち      太刀の軋り(たちのきしり)の消えぬひま      太刀は稲妻萱穂(たちはいなずまかやほ)のさやぎ      獅子の星座(ししのせいざ)に散る火の雨の      消えてあとない天のがはら      打つも果てるもひとつのいのち  ファッションモデルのお姉さんたちと一緒にパレードしたあと、舞台で一緒に踊りたいと考えていました。そのときに頭に浮かんだのがこの歌です。  www.youtube.com  イクちゃんの自由奔放なダンスに比べると、まだまだ平板な感じがするので、もっとダイナミックな振り付けを考えたいと思います。  誰かが寝っ転がってるのかと思ったら、デフパペの持ってきた賢治の人形の足でした。このリアルさは、ちょっと怖いものがありました。  フィナーレで歌う「てぃーちでぃーる」スペシャル版です。 www.youtube.com  さぁ、いよいよ1月29日(日)発表会です。どんなゴーシュになるか、楽しみにしていてください。 『セロ弾きのゴーシュ』の舞台は以下の人たちによって作られます。1月27日(金)の朝から製作に取りかかります。この日の夜にピアノの調律をします。背景画は27日の朝に搬入します。 舞台監督                            成沢富雄              舞監助手              シアターサポ       北原修     ピアノ調律  渡辺幹雄               大道具27日のみ              シアターサポ       渡辺敬吉                             音響       シアターサポ       石田昌弘             音響ステージ助手              シアターサポ       大島伎右助                          照明       SHOW-YA projecT 都野 直人(ツノ ナオト)             照明       SHOW-YA projecT 酒井 松八(サカイ ショウヤ)   みどりアートパークホール                                                                       館長       藤井ゆずる                                        担当者    遠藤美香                          舞台       上條拓也                                           照明       光野直美                                           音響       山田  なんとも豪華な舞台です。ぜひ見に来てください。
  • オペラ『ロはロボットのロ』、またやります。
      子どものアトリエをやっている友人が、子ども達にクリスマスプレゼントは何もらいましたか?って聞くと、ほとんどの子どもが「ゲーム!」と応えたそうです。なんだか寂しいですね。子ども達の心がどんどん貧しくなっていく気がします。  大人の心が貧しいのだと思います。大人自身がもっともっと豊かなものを自分のまわりに見つける、あるいは自分で創り出していく、ということをやっていかないと、社会全体が貧しくなっていく気がします。  そんな中にあって、私はオペラを子ども達にプレゼントしようと思っています。オペラシアターこんにゃく座のオペラ『ロはロボットのロ』です。本物のオペラです。 オペラ『ロはロボットのロ』|オペラシアターこんにゃく座 旅公演レパートリー  1ステージ80万円もかかります。決して安くはない価格です。でも、何人かで、子ども達に心豊かなものをプレゼントしよう、と思えば、全く不可能な額ではありません。子ども達のために1万円出そうという人が80人集まれば実現できるのです。ゲームじゃなくて、オペラをプレゼントする。なんだかそれ自体に夢があって、わくわくしませんか?  子ども達にオペラをプレゼントするのは、子ども達に心豊かに育って欲しいからです。子ども達の未来を豊かにしたいからです。ゲームで育った子どもの未来は、あまりいい未来を想像できません。でも、オペラを聴きながら育った子どもの未来には、何か夢があります。オペラという夢の世界が作り出す未来。     未来は行政が作るのではなく、自分たちで作り出すものだと思います。何もしなくても未来はやってきますが、希望の持てる未来、わくわくするような未来は自分の手でしか作り出せません。  オペラを子ども達にプレゼントする試みは、未来を自分たちの手で作り出す小さな試みといっていいと思います。私たちの手でどんな未来が作り出せるのか、「子ども達にオペラを・ゆめ基金」のプロジェクトは、子ども達にオペラをプレゼントする活動を通して、そのことを一緒に考えていこうと思っています。   オペラの公演は3月25日(土)です。場所はみどりアートパークのホールです。チケットは大人4000円、子ども500円、中高生2000円です。席の数が300ですので、4,000円のチケットが300枚売れて、ようやく収支がとんとんになります(公演費用、会場費、印刷代、歌のワークショップ費用、ピアノの調律代などを入れると、総費用は約120万円)。ですから子どもチケット、中高生のチケットはプレゼント価格です。  そのプレゼント分約60万円を寄付でまかないたいと考えています。  子ども達に素敵なオペラを見せたい、ひとときの夢の世界をプレゼントしたい、そんな思いに共感される方、ぜひ寄付をお願いします。パン屋、カフェ、おひさまの台所、わんどに寄付箱があります。遠くの方は郵便局の振替口座をご利用ください。パン屋、カフェでは寄付金付きコーヒー1,000円もあります。また大人チケットは寄付金付きチケット5,000円もあります。大人の方はなるべくこちらの購入をお願いします。  振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844        加入者名 NPO法人ぷかぷか    地域の子ども達のために一肌脱ぐ大人のネットワークを作りたいと思っています。地域の未来のために本気で汗をかく大人です。    オペラの歌役者と一緒にオペラを歌う「歌のワークショップ」を3月4日(土)午後1時からみどりアートパークリハーサル室でやります。プロの歌役者さんと一緒に歌う機会なんて、そうそうありません。定員40名です。チケット販売所(ぷかぷかのアート屋わんど、みどりアートパーク)でお求めください。   ★チラシを配る、チケット売る、寄付を集めるなど、お手伝いしたい方、連絡ください。 pukapuka@ked.biglobe.ne.jp     045-453-8511 ぷかぷか事務所 高崎                    「子ども達にオペラを・ゆめ基金」代表 高崎明     pukapuka-pan.hatenablog.com pukapuka-pan.hatenablog.com  
  • オペラ『ロはロボットのロ』の公演をまたやります。
       平成29年3月25日(土)、オペラ『ロはロボットのロ』の公演をまたやります。 昨年7月にやったときの子ども達の反応が予想をはるかに超えていて、やっぱりオペラは子ども達の心の深いところまで揺さぶったんだなぁ、と感動しました。子ども達のあのはじけるような笑顔を思い出して、またやることにしました。オペラ『ロはロボットのロ』の公演は3月で打ち切られます。それ以降の公演の予定はありません。ですから今回の公演は最後の公演ということになります。 pukapuka-pan.hatenablog.com   pukapuka-pan.hatenablog.com    昨年7月は子ども達にオペラをプレゼントしたいという思いでやったのですが、寄付金が予定したほど集まらなくて、少し赤字を出しました。「ぷかぷか」は収益事業だけでなく、お金にならないこともたくさんやっているので(演劇ワークショップ、パン教室など)、一向にお金が貯まらないのです。で、今回は赤字の幅を減らすべく、子ども料金500円を設定しました。プレゼントしたいという思いは変わらないので、超格安です。昨年親子劇場でやったときは確か大人も子どもも4,000円で設定されていました。  支出を計算すると、今回公演料が80万円、消費税が64,000円、歌のワークショップ費用(歌役者二人、ピアニストの謝礼)8万円、消費税6,400円、会場費が歌のワークショップ(3月4日土)も入れて約24,000円(みどりアートパークと共催のため3割負担)、照明などの付帯設備50,000円、ピアノ調律56,000円(歌のワークショップと本番の2回分)、チラシ印刷代24,000円、チケット印刷代22,400円、歌役者、スタッフ弁当代10,000円(おひさまの台所の特製弁当)、合計1,136,800円  収入はチケット収入を計算するとみどりアートパークの会場300席のうち、半分が子ども、残りの三分の一が中高生、三分の二が大人だとして計算します。子ども500円×150席=75,000円、中高生2,000円×50席=100,000円、大人4,000円×100席=400,000円で合計575,000円になります。助成金100,000円(公益財団法人カメイ社会教育振興財団)。合計で675,000円  支出の1,136,800円から収入の675,000円を引くと461,800円。461,800円の寄付を集めてようやくこの「子ども達にオペラをゆめ基金」のプロジェクトが成功するのですが、これだけの寄付が集まるかどうかは、私たち大人が、子ども達のために「一肌脱ごう」と思うかどうかにかかっています。  「子ども達にオペラをゆめ基金」への寄付は、いわば未来への投資です。すぐに結果が出るわけではありません。でも子ども達の心を豊かに育むことは、豊かな未来を作るためのいちばんの出発点だろうと思っています。  私たち大人が子ども達の未来にどう向き合っていくのか、そしてそれに対して何をするのか、ということだと思います。『子ども達にオペラをゆめ基金』のプロジェクトは、子ども達の未来に対して私たち大人が何をするのかという、一つの具体的な提案です。こういったことを積み重ねることが豊かな未来を作っていくことにつながっていくのだろうと思います。    「子ども達にオペラをゆめ基金」への寄付はこちらへお願いします。   郵便振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844        加入者名 NPO法人ぷかぷか   ★チケットは平成29年1月10日(火)より、パン屋、カフェ、みどりアートパークにで販売します。歌のワークショップ参加チケットもこの日より販売します。予約はメールでお願いします。pukapuka@ked.biglobe.ne.jp   ★「子ども達にオペラをゆめ基金」の企画、「いやぁ、おもしろい!、一緒にやりたい!』って思った方はぷかぷか高崎まで連絡ください。pukapuka@ked.biglobe.ne.jp    チラシのより鮮明な画像、『ロはロボットのロ』の動画、昨年書いた『子ども達にオペラをゆめ基金』のブログなどはこちら。 pukapuka-pan.xsrv.jp  
  • 本は、物語たちの中間報告
     先週ぷかぷかの本の企画をネット上にアップしたところ、三社が手を上げてくれましたので、今週編集者と打ち合わせをして、どこの出版社から出すか決める予定です。原稿がまだ全部できあがっていないので、本ができあがるのは早くて年末ぐらいかなと思っています。  目次はだいたいこんな感じです。   第1章 ぷかぷかを立ち上げるまで  ・障がいのある人たちに惚れ込んだ  ・一緒に生きていった方が得! ・一緒に何をする?何から始めればいい? ・申請書類に泣いた。法務局では言われていることの意味がさっぱりわからず。 ・横浜市空き店舗活性化事業にエントリー。プレゼンテーションに遅刻するも、なんと650万円ゲット ・設備費700万円、工事費1,200万円、の見積書にじわっと冷や汗。 ・それでも前へ   第2章 パン屋を始める      ・商売のことを何も知らずに始めたパン屋 ・国産小麦、天然酵母のパンは絶対売れると思ったのに、さっぱり。 ・お金が回らなくなり、ほんまどないしょ ・経営アドバイザーとの出会い。志はすばらしいが、経営は零点。 ・声がうるさいの、目障りだの、いろいろ苦情の電話が入り、半年くらいは針のむしろ   第3章 障がいのある人たちが、ありのままの自分でいられる場所 1.カフェの接客の話 ・接客マニュアルは気持ち悪くて、接客講習会は一日で中止。 ・惚れ込んだ彼らの魅力で勝負 ・なんと「ぷかぷかが好き!」というお客さんがあらわれた。 ・ぷかぷかウィルスに感染したお客さんもあらわれた。   2.見当違いの努力の話 ・社会に合わせることを求められ、そういう努力をしてきたが… ・彼らのそのままがお客さんを集める。 ・彼らを社会に合わせるのではなく、彼らに社会を合わせた方がお互い得   第4章 福祉事業所でも本物の仕事 1.仕事は利用者さんの人生を支える ・本物の仕事は利用者さんの「いい一日」を作る。いい一日の積み重ねが、  いい人生を作る。 ・ぷかぷかに来てから、「まっすぐ前を向いて生きています」 ・単純作業は障害のある人に向いているってほんと?   2.ビジネスで仕事 ・「障がいのある人の作ったものだから買ってあげる」という関係に寄りかからない。「おいしいから買う」という当たり前の関係を作る。 ・売り上げが伸びれば利用者さんのモチベーションが上がる。笑顔が増える。お客さんが癒やされる。 ・ビジネスは福祉事業所を変える。地域も変える。   第5章 ぷかぷかは地域の人にとっても大切な場所 ・「ぷかぷかが好き!」という人がどんどん増えた。 ・利用者さんだけでなく、地域の人にとっても大切な場所に ・地域社会を豊かに   第6章 たくさんのつながりを作る ・パン教室 ・運動会 ・絵のワークショップ ・ぷかぷかマルシェ ・オペラ開催 ・ぷかぷかしんぶん   第7章 新しい文化を創る ・地域の人たちと一緒に芝居を作り、一緒に大きなホールの舞台に立つ ・障がいのある人たちに「あなたが必要」「あなたにいて欲しい」といえる  関係。 ・障がいのある人たちと一緒に作る芝居は新しい文化 ・読売福祉文化賞受賞   第8章 区役所と前向きの新しい関係 ・区民まつり。ひょんなことからブースをデザイン ・そのブースのデザインが大好評 ・ブースに飾った利用者さんの描いた大きな絵地図が区役所のロビーに ・区役所の人権研修会の講師に利用者さん ・区長、副区長の名刺の裏に利用者さんが描いた似顔絵 ・行列ができる区役所でのパン販売    第9章 たくさんのぷかぷか物語 ・まーさんの物語 ・しんごっちの物語 ・涙が出るくらい辛い仕事 ・男気全快 ・麺棒が如意棒に ・笠地蔵が自分の家に来ると思い大晦日の夜に玄関にお米やミソを並べたお兄さんの話 ・マックを食べ過ぎると女の子になるかも知れない話 ・May I Help You? ・歯を磨きながらアルゴリズム体操 ・勘違いで撮った映画 ・あ、ごめん、勝ってしまったわ ・ぷかぷかは障害者差別と闘いません ・「支援する」だなんて気恥ずかしくて  ………      この本全体がぷかぷか物語です。いずれにしても、こうやって書き出してみると、6年間、ほんとうにたくさんの物語を作ってきました。ぷかぷかをやってきてよかったなとしみじみ思います。ぷかぷかをやってなかったら、これらの物語(社会の財産といっていいほどの物語)はゼロですから、あらためてぷかぷかがあることの意味の重さを思います。    物語はまだまだ続きます。というか、ぷかぷかが続く限り、新しい物語が次々に生まれてきます。8月からは新しいワークショップが始まります。10月の区民まつりではすでにブースのデザインを依頼されています。どんな物語が始まるのかすごく楽しみにしています。いや、日々の営みの中でも「今日はどんな物語に出会うかな」ってわくわくしながら毎日カメラを持って歩き回っています。  というわけで、この本は、その物語たちのとりあえずの中間報告といった方がいいかも知れません。   楽しみにしていて下さい。      
  • ただオペラを観に行っただけなのに
     歌のワークショップとパン教室に来てくれた方が、先日のオペラについてすばらしいブログを書いていました。   『ただオペラを観に行っただけなのに』ameblo.jp    あらためて『ロはロボットのロ』やってよかったと思いました。反響がまだまだ広がっていきそうですね。    この方、お子さんの担任(支援級)に 「夏休みの宿題はないんですか?」 と聞いたら 「hanaちゃんが元気に過ごすことが宿題だと思います」 って言ったというのですから、いいセンスしてますね。こういう方が学校に中でどんどん増えて行ってくれると、お互いがもっともっと生きやすくなると思います。    
  • 最近の日記
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