創英大学の学生さんが、ぷかぷかで2日間体験実習をやって感想を書いてくれました。
中に
「こんなに自由でいいんだ、笑いながら楽しくしてていいんだ」
という気づきがありました。素晴らしいですね。
ぷかぷかが一番大事にしているところをちゃんと見ています。自由でいて、笑顔でいて、それでいてちゃんと収益を上げる。働くって、そういうことじゃないかと思います。それがいい一日になり、いい人生になります。
学生さん達はいずれ社会に出て働きます。おそらくこんなに自由で、楽しく働けるところは、そうそうありません。職場をそんな風に変えるにはどうしたらいいのか、考えて欲しいと思うのです。それは職場という小さな社会を変えていく一歩になります。
何が問題なのか、どうしたらいいのか、自分は何を大事にしたいのか、そういったことを考えて、考えて、考え抜いて欲しいと思うのです。そういったことが自分を磨きます。自分を成長させます。
自分の手の届く範囲の小さな社会なら変えられる可能性は十分あります。ぜひトライして下さい。トライしなければ何も始まりません。トライすれば、わくわくするような何かが始まります。
①大学の授業でワークショップやお題に合った即興劇など関わっていて楽しいことばかりでした。しかし、いざぷかぷかさんが働いているところに行くと自分たちのやるべきことを楽しそうにこなしている姿を見てとても楽しそうだと思ったと同時に羨ましく感じました。どんな仕事も完璧に、失敗しないようにという考えを変えさせてもらえるような場所でした。こんなに自由でいいんだ、笑いながら楽しくしていいんだと知りました。総菜を買いに来てくれるお客さんは笑顔で来てくださり笑顔で帰って行かれるという、素敵な繋がりの場面にも立ち会う事ができました。二回も貴重な体験をさせて頂けたことに感謝し、これからに繋げる事ができたらいいなと思いました。
②普通の人と同じように喋り、ぷかぷかの人同士で楽しそうにコミュニケーションを取りながら仕事をしており、会社であれば私語をしながら仕事をするのは褒められたことではないが、「楽しく仕事をする」これが本人たちの能力を余すことなく発揮できる場なのであると感じた。
③ぷかぷかさんは本当に記憶力が良くて一回目に行ったときに会ったぷかぷかさんが覚えていてくれて名前を読んで接してくれたのですごく居心地がよかったです。お菓子作りを一緒に行ったのですが各自得意なものを分担しててきぱきとたくさんのお菓子を作っている姿が印象的でした。
④一緒に店頭販売をしたぷかぷかの方と最初どんな話をしたらいいのか、どう接したら正解なのか探り探りになっていました。しかし、話してみるととても気さくで話していることが楽しくていろんな話をすることができました。悩むことなどせずに普通に接すればよいのだともっと早くに気付くべきだったなと思いました。外見からすべて理解した気にならずに、相手と話してみて内面の部分にも触れたうえで少しづつ理解できるようにしたいと思いました。
⑤障害のある方も環境を十全に整えることで、健常者と同様に働くことができ、集中できることや真面目さから一つ一つの仕事の質が非常に高いものであると活動を通して学ぶことができた。
⑥ぷかぷかのMさんは初心者の私にとっても丁寧にスノーボールの作り方や、道具の場所などを教えてくれたり、困っている時は声をかけてくれたり、手を貸してくれて、思いやりや優しい部分が一緒に作業をしている中でたくさん見え、とても楽しく一緒に働くことができました。また、お菓子工房のぷかぷかさんたちは、ひとつ一つのスノーボールをとても丁寧に計量したり、丸めたり、並べて、包装して一から商品を作っていてより素敵な商品だと一緒に働いてみて感じました。
⑦お昼休憩の時に好きなアーティストの話になりました。ぷかぷかさん2人と好きなアーティストが一緒だったので沢山お話が出来ました。そのアーティストが写ってる切り抜きやアルバム、写真集を見せてくれてとても楽しいお昼休憩の時間でした。また、体温を測る時にも自分で測りたい人、測ってもらう人、何度だったかを自分で書きたい人、書いてもらう人と人それぞれに書き方に思い(こだわり?)があることが分かりました。
⑧アートでは、利用者さんそれぞれがやりたいことを仕事として取り組んでいる様子でした。他のぷかぷかさんの誕生日プレゼントを折り紙で制作したり、顔写真を見ながら似顔絵を描いたり、イラストを見て模写したり、好きな画像を検索して、探していたり、とても楽しそうに仕事をしている印象を受けました。食事の際も案内をしてくれたり、わからないことをとても丁寧に教えてくれたので2日間とても楽しかったです。ありがとうございました。
⑨会話の一つ一つがとても楽しそうに話されており、スタッフの方々と協力している姿が見られた。分からないことがあると率先して教えてくれ、和やかな空気であった。ベーグルを作る機会があったが、上手だよと褒めてくれてとにかく笑いが絶えない体験でした。
⑩ペットボトルの蓋をアイロンで平たくしたものに穴を開け毛糸を通す作業を午前中行いました。ペットボトルの蓋を平たくする作業をぷかぷかさんがやって、私が穴を開け毛糸を通す作業をしました。「熱いので気をつけてください」などの声掛けをぷかぷかさんにしていただいた中でぷかぷかさんの優しさをとても感じました。また、「女子力が高い」と言っていただけてとても嬉しかったです。2日間体験してとても良い経験になりました。顔と名前を覚えていただいたり駆け寄ってきてくれたり、優しい言葉をかけていただいたりしてとても嬉しかったです。ありがとうございました。
⑪初めての場所で何をしたらいいかわからない私に積極的に話しかけてくださりやることを教えてくれて本当にうれしかったです。障害を持っているという気持ちで勝手にできることが少ないと思っていたけれど普通の人と同じくらいてきぱきと働く姿を見てぷかぷかさんに対しての見方が変わりました。
⑫1人の方と一緒に仕事をして、やり方や分からないことをとても丁寧に教えていただいた。「私はこれをやるので、こっちをお願いします」と役割分担をしてくれたり、「これはこうするといいです」とアドバイスをくれたので、分かりやすく一生懸命、仕事をすることができました。コミュニケーションを取りながら一緒に仕事をできたので、とてもいい経験になりました。
⑬仕事がしっかりと出来て、この後何をするかを丁寧に説明してくれて、誰もが責任をもって仕事をしていました。休憩中などは1人でいる人も、何人かでいる人もいました。職員の方とぷかぷかの皆さんはすごくいい関係で、ぷかぷかさんが私に話しかけて下さったりして、とてもいい職場だと思いました。
⑭朝、来た段階から、実習生が来たことを職員に伝えてくれたり、着替える場所を教えてくれたりととても丁寧に対応をしてくれました。仕事も、やることを丁寧に教えてくれたり、一緒に仕事をすることに対して受け入れてくれたので、1日楽しく活動体験をすることができました。名前を呼んでお話をしに来てくれる人もいて、自然と笑顔になることができました。活動が終わったあとにはぷかぷかさんに「また遊びに来てください」言って貰えたので、また機会があればぷかぷかに行きたいと思いました。2日間、活動体験ができて良かったです。
⑮何気ない会話にも積極的に参加していきました。その中でどんなことが得意なのかを聞くと少し恥ずかしいそうになりながらもたくさんのことを話して下さりとても楽しい体験になりました。お客さんを相手にする際も楽しそうな会話がされておりこの日常が人気の秘密なのかと考えました。
⑯休憩の時間の時にぷかぷかの方がバイキンマンの絵本を見せてくれて、絵本に出てくるバイキンマンのメカについて話をしてくれました。説明してくれたことに対して、返事をするとどんどん話をしてくれました。
⑰お弁当にお米を入れゴマを振っている時に、「代わります」と言ったらゴマの入った器を渡してくれました。ぷかぷかさんがお米を入れて、私がゴマを振ってお弁当を完成させました。ぷかぷかさんが自分にゴマの器をくれたのは、手伝ってくれるという気持ちが嬉しかったからなのだと思いました。
学生さん達はこういう現場で体験実習しました。