ぷかぷか日記

北海道・中頓別で上映会、ワークショップ、討論会

北海道中頓別で、上映会、ワークショップ、討論会をやります。

 

 中頓別で上映するのはこの映画

 https://www.youtube.com/watch?v=7N_u3jhjORs

 

 企画した植村さんは北海道大学大学院にいるとき、『ぷかぷかな物語』を読んで感動、ぷかぷかで2週間ほど過ごしました。その時の話。

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中頓別はここ

https://www.google.com/maps/place/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%9E%9D%E5%B9%B8%E9%83%A1%E4%B8%AD%E9%A0%93%E5%88%A5%E7%94%BA/@44.7864655,142.3877697,8.94z/data=!4m6!3m5!1s0x5f11e3832286da31:0xd3950fcc7ccd7daa!8m2!3d44.9697714!4d142.2867478!16zL20vMDUxbWZz?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI0MTAyMi4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D

 

あなたのところでも、ぜひ上映会、ワークショップ、討論会を企画してみてください。心と体がほっこりほぐれます。新しい出会いがあります。思考の幅がふっと広がります。   問い合わせはtakasaki@pukapuka.or.jp

糸島でのディスカッション

ディスカッションのまとめ

編集

先日九州の糸島でやったワークショップのディスカッションのまとめです。

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機会がありましたらあなたのところでもぜひ上映会、ワークショップ、討論会の企画を立ててください。

新しい演劇ワークショップの記録映画の予告編はこちら

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糸島でのワークショップはこちら

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第9期演劇ワークショップ3回目(2024/10/19)

2024年10月19日ぷかぷかワークショップ

 

恒例の【ネーム・ウィズ・アクション】からスタート!

 

【体の状態チェンジゲーム】

お部屋を4つに分けぐるぐる歩いて、それぞれ線を越えたら体の状態が変わるゲーム!

  • 軽くなる
  • 重くなる
  • ペンギンみたいになる
  • 踊りだす

 

【あみちゃんとうたの練習】

「あさの曲がり角」

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【よっしーの作品鑑賞】

プロジェクターで作品を改めて見る。

何回見ても色んな発見が!

 

【劇を作ってみよう!】

前回チョイスした6つの場所からもう一度お話を作ってみよう!

 

●幽霊外神(しおりん・ちーやん・ふたみん・とくはらさん・なおみさん)

幽霊外神に猫(ふたみん)がやってくる。鳥居の前で犬に変わる。

鳥居をくぐり、奥に入っていくと、幽霊(とくはらさん、なおみさん)がふたみん犬に「金くれ~金くれ~」と襲いかかる。ふたみん犬は鳥居の外へ逃げ出す。追いかけようとするが、幽霊は鳥居の外へ出られない。幽霊は鳥居に「どうしたらでられますか?」と質問。するとしおりん、ちーやん扮する鳥居はさかさまになる。幽霊は鳥居を飛び越えることができ、ふたみん犬を捕まえて、再び鳥居の奥へ。しかしふたみん犬はお金がなかった!鳥居のしおりんが「金がない代わりになにかやれ」と言うと、ふたみん犬が踊りだし、幽霊も鳥居もみんな一緒に踊りだす。鳥居と幽霊たちに見送られ、ふたみん犬は無事幽霊外神から帰っていく。

 

●泣いているぶたさんと人だかり(こんさん・かーくん・こまねっちさん・あさちゃん・あづみちゃん)

木になったみんなを、清掃員(あづみちゃん)が掃除をしている。そこへサラリーマン(こまねっちさん)登場。清掃員は「こんにちは、お久しぶりです。」と挨拶。ぶたさん(こんさん)が歩いてくると、おばけ(あさちゃん)が「うらめしや~」と襲いかかる。寝そべっていたかーくんが持っていたピストルでおばけを攻撃。撃たれたおばけは助けを求める。清掃員が撃たれたところを掃除してきれいにしてあげる。すると、おばけの傷が治る!復活したおばけは再びみんなに襲いかかる!みんな逃げまどう。怖くて泣いてしまったぶたさんの涙が辺り一面にたまり海になり、みんなで泳いで逃げる。

 

●観覧車(ばっさー・松井さん・ゆみっち・いっしー・ももちゃん)

みんなで輪になり、回る。

「この観覧車は、あなたの行きたいところにどこへでも行ける観覧車です。」

「次は渋谷~渋谷~」渋谷に到着。ドアが開く。

ハチ公に扮した松井さんとゆみっちが立っている。「かわいいな~」と近づくばっさー、ももちゃん、いっしー。帰ろうとした時、ハチ公が動き出しばっさーに襲いかかる。

「怖いから次へ行こう!」と退散。

再びみんなで輪になり、回る。

「次は新宿~新宿~」新宿に到着。ドアが開く。

ヨドバシカメラ♪の歌。

ヨドバシカメラへももちゃん(母)、松井さん(父)、ばっさー(息子)家族が買い物へやってくる。ばっさーは最新のiPhoneが欲しいというが、父の松井さんにだめだと言われる。それでも店員のいっしー、ゆみっちにおすすめを聞き、自分のお小遣いでiPhoneを買ったが、それを父の松井さんに壊されてしまう。

再びみんなで輪になり、回る。

「次は東京~東京~」東京に到着。ドアが開く。

会社員のゆみっち、いっしー、ももちゃん、ばっさーがパソコン仕事をしている。

社長の松井さんが監視している。ばっさーが居眠りしてしまうと、松井社長に背中を叩かれる。

再びみんなで輪になり、回る。

「次は新橋~新橋~」新橋に到着。ドアが開く。

社長も交え、会社の人たちみんなで「カンパーイ!」

 

●緑のおじさん(高崎さん・横山さん・みわっち・にらさん)

みわっち、にらさんがラーメンを食べに行く。

調理人の横山さんが「へい、らっしゃい!」と出迎え、ラーメンを作る。見事な湯切り。ネギを切り、チャーシューも添える。

そこへ疲れた緑の変なおじさん(高崎さん)がやってくる。みわっちに「かわいいね~」と近づく。みわっちは緑のおじさんをパンチ!

緑のおじさんは謝り、「家へ来て!ごちそうします。」とみわっち、にらさん、調理人を招待。

怪しみつつもついていくと、部屋があんまり汚いので、みんなで掃除を始める。緑のおじさんの屋敷がとてもきれいになった!「せっかくだからパーティーしよう!」

ドレスアップしたみわっちが改めてやってくる。クラッカーを鳴らすと、中から大蛇が!

みわっちに襲いかかる!そこへ、スーパーマンになった横山さんが現れ、大蛇を月の裏側まで吹っ飛ばす!

 

●ダルマ(せつさん・大田さん・かずさん・あいさん・セレン・よっしー)

お福母さん(かずさん)一座の朝。

親父(大田さん)とダルマ犬(せつさん)が散歩に出かける。

一座の稽古が始まる。まずはよっしーマジシャンが、マジックを披露!

親父とダルマ犬帰ってくる。

続いてあいさんがしゃぼん玉をたくさん飛ばす。人も入れる大きなしゃぼん玉も作り、一人一人をしゃぼん玉の中に!

続いてセクシージャグラーセレンが「かわいくてごめん」を踊る!

続いて歌手の人!…と思ったら歌手の人がいない!親父とダルマ犬が探しても見つからない!みんなで探しに行く。

 

 

●魚がいるところ(はるちゃん・ハヤちゃん・春野さん・ひかりさん・りえっち)

春野さんが、クラゲ(ハヤちゃん)に魂を入れる。すると、クラゲが動き出し、踊り出す。続いてはるちゃん、りえっちの魚姉妹に魂を入れる。すると魚姉妹は動き出す。お腹が空いた魚姉妹は食べ物を探していると、松ぼっくりを見つけ、食べる。そこへクラゲもきて一緒に食べる。そこへ隣のエリアのセクシー骸骨(ひかりさん)がまぐろを持ってきてさばいてくれる。みんなで食べる!するとクラゲがお腹を抱えて倒れてしまう!心配して駆け寄る魚姉妹とセクシー骸骨!クラゲは「食べ過ぎた…」「食べ過ぎかい!」

こうして今日も海の世界は平和に過ぎていく。

 

 

【あみちゃんとうたの練習】

「すたこら階段」

 

お昼休憩

 

【あみちゃんとうたの練習】

「ねむり」「テトのぱんはあ」「すたこら階段」

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 今回最後のワークショップになります。最後だからといってごちゃごちゃ話をせず、

 「やぁやぁやぁやぁやぁ げっぷひとつで おしまい!」

なんて感じでさらっとおしまいにするのがぷかぷからしいかな、と思ったり…

 

 コーラ一本35円! ずいぶん古い話だなと思っていたら、この歌の楽譜見たら1968年に佐藤信さんが作った詩に林光さんが曲をつけています。1968年というのはタカサキが学生の頃で、その頃コーラが一本35円だったことを覚えています。京都の市電、バスが確か30円でしたね。学生食堂のランチは120円。

 

 

【劇を作ってみよう!パート2】

よっしーの作品には不思議な生き物がたくさん!それを元にお話しを作ってみよう!

 

●妖怪電車(せつさん・横山さん・あさちゃん・いっしー・大田さん・ゆみっち・ももちゃん)

ミイラの運転手(横山さん)にやまんば(せつさん)が発車時間だと伝える。行先は死神山。

まずは「幽霊外神駅」花子さん(あさちゃん)が乗り込む。

次は「目目連駅」電車は雲の上にのってるからぶれやすい。化け猫ブラザーズ(いっしー・大田さん)が乗り込む。

次は「すたこら階段駅」透明人間シスターズ(ゆみっち・ももちゃん)が乗り込む。

妖怪電車は進む。が、なかなか死神山に着かない…ようやく見えてきた!到着!

妖怪電車についている記念撮影タイム。みんなで妖怪ポーズ!写真は妖怪郵便で郵送。

   

 

●龍と花火(しおりん・よっしー・ハヤちゃん・かーくん・こうさん・ようくん)

よっしー、ハヤちゃん、かーくん扮する龍が登場。しおりん、こうさん、ようくん扮する花火が上がる。龍が花火を食べる。富士山の周りを龍がぐるぐるまわる。おめでたい!

最後に龍が口から火を噴く。

 

●とげとげおばけと耳の柱妖怪(ばっさー・あいさん・にらさん。澤野さん)

みんなで一列に並び、それぞれが手を色んなところから出しとげに見立て、とげとげおばけを表現。今度は大きな耳が登場。何か言っている。「耳が痛い」「なんか聞こえる」「ミミガー」「馬の耳に念仏」「耳毛」「耳垢」「耳鼻咽喉科」「壁に耳あり障子に目あり」「外耳炎」…

すると、何か物音が!「誰か来た!」耳たちは柱に戻る。

 

 

●目目連と百目ロボット(はるちゃん・こんさん・みわっち・りえっち・ふたみん・セレン・かずさん・こまねっちさん・松井さん)

ごはんを食べてお腹いっぱいになったはるちゃん、みわっち、りえっち、ふたみん登場。

すると謎の少女セレンが現れ、無言で指を差し、こっちに来てと言うかのように誘う。

そこに目が迷路になった百目ロボットが登場。4人は迷路に入ってみる。セレン少女にいざなわれ、無事ゴールしたが、急に目が痛み出し、4人の目も大きくなり妖怪のように!

困っていると今度は目目連の神社が現れる。ふすまが開く。4人は中に入り、「元に戻してください」と神様にお願いする。神さまになったセレンが現れ、4人の目を元に戻す。戻った4人は喜ぶ。

 

●魔女と仲間たち(高崎さん・ひかりさん・ちーやん・春野さん)

魔女(ひかりさん)が寝ているところへ、お腹を空かせたライオン(ちーやん)がやってくる。

魔女が魔法をかけると、ライオンはエアロビを踊りだす。魔女も一緒に踊る。そこへなぜかウルトラマン登場。ライオンにパンチ!魔女にもパンチ!魔女はバリアでブロック!ウルトラマンはいろいろ攻撃するが、魔女には敵わず、その場に倒れ込む。

 

振り返り。終了。

 

参加した人の感想

◎午後の歌からの参加となり、すたこら階段の詩を初めて聞きましたが、このタイトルと歌詞に惹かれました。
コカ・コーラのんでゲップしておしまい!
最後だから、それでおしまい!で閉めるのですね、なるほど~!!と思いました。
でも、コカ・コーラには少し違和感を感じました。巨大なグローバル企業の超メジャーアイテムがでてくることに、私のイメージするNPO法人ぷかぷかさん(高崎さん)とは、なんだか微妙にしっくりこないな、と感じました。 最後の演劇なのにコカ・コーラのんで=グローバルを許容して、おしまいって捉えられなくもないかなとも感じたので、
すたこら階段の歌詞をじっくり見直したくて検索してみました。そうしたら、3番まで歌詞があって府に落ちました。3番こそがこの歌の本質で、すごくカッコイイ詩でした。出来たらみんなで3番まで歌いたいなあと思いました。
 
◎寸劇の発表のあとの感想を言い合う場面では、ネガティブな評価はしなくて、ここが良かったです、ここが面白かったです、など肯定的な感想ばかりだったことがとても良いと感じました。自分たちが楽しむワークショップですし!
 
◎一緒に参加した長男7歳は、今回もとても楽しそうでした。かたや次男4歳はというと、赤ちゃんの頃から兄の訓練会に付き添いしていて、次男はそんな兄や兄の周りの障碍のあるこども達をみてきてはいるけれど、このワークショップで大人の障がいの方に初めて接したんです。
普段の暮らしでは殆ど出会ったことがない人たちで、(時々叫ぶとか、独り言を大きな声でいうとか、目線が合わないとか、ずっと真顔とか) 自分の知っている大人とは何かがちがくて、怖いと感じたんでしょうね。来てそうそう帰りたいと言いました。前回もそうでした。
でも1つ年上の女の子が参加していて、
その子が既にこのワークショップに溶け込んでいたから、弟も徐々に中に入れました。
弟にとって彼女はすごい影響力だったと思います。
が、ちょっと怖い人たちが、妖怪を演じていると、それはそれは怖くて仕方がないらしくて、寸劇発表のシーンでは怯えていました。
それでも、家に帰ってきて、
今日も演劇楽しかった~!!と兄弟2人ともいうんで、不思議だなあと思います。
知らないから怖く感じてたけど、慣れればそんなに怖くなくなったっていうことを実感してくれていたのなら嬉しいです。
 
●午前中の歌から参加できました。 毎年思うことですが、歌が素晴らしくて、日本語ってこんなに美しいのだなぁと思いながら歌ってます。 まどみちおさんのねむりの詩も、コカコーラの歌もどれも素敵で、5歳の娘と歌えるところも、また嬉しいところです。 ぷかぷかの皆さんがいつも名前を呼んで気配りしてくれるので、娘もすんなり溶け込めます。 最も、皆さんには気を配ると言う意識なく自然にされてるのだと思いますが。 チームに分かれての演劇では、ヨッシーさんの作品のある場面だけの画像で、物語を作りました。ヨッシーさんと同じチームでしたので、ひとつひとつの人形の設定など細かく聞くことができました。 細かい部分にも設定があり、いったいいくつの物語が作品にもめ込まれているのか!?と、感動しました。 マジシャンになったり、眼になったり、表現することが、ぷかぷかさんと一緒だととても素直にできる気がしてます。 ぷかぷかさんなしにこんなに楽しく演劇ができるのだろうか?と考えることがありますが、やっぱりいないと楽しく無いなぁと思います。 また次回も楽しみです。
 

 

オペラシアターこんにゃく座「すたこら階段」。一緒に入っている「ボレロ」最高におもしろい。

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芝居小屋

養護学校で文化祭期間中、プレイルームを占拠して『芝居小屋』というみんながハチャメチャに自由になれる場所を作ったことがあります。それまで文化祭の舞台でチマチマと芝居をやっていましたが、なんとも盛り上がりに欠けていました。

 夏休みに出かけたフィリピンで、役者もお客さんも一緒になって芝居を作り出すような、そんな場に出くわし、いたく感動。これはぜひ学校でやりたいと思って作ったのが『芝居小屋』。これは芝居をやる人、見る人、というふうに分けないで、みんなで一緒になって芝居を楽しむ熱い空間を作り出そうという試みでした。

 

 最初にやった芝居は『かいぞくジェイクがゴンゴンすすむ』。気合いを込めたせいか、すごいタイトルに。たまたま『かいぞく太っちょジェイク』という絵本があり、それを元に作った芝居です。

 

 

お客さんといっしょにその場で作る、なんて私自身やったことがなく、ドキドキしながらのスタートでした。 

 

 海賊のお話なので、舞台は海。模造紙を30枚くらいつないで、フィンガーペインティングで海の絵を描きました。その細長い海の絵を『芝居小屋』の壁をぐるっと一回りするように貼り付けました。部屋の真ん中に座ってぐるっと見回すと、もうそれだけで海の真ん中にいる気分。耳を澄ますと「ザザザザ〜ン、ザザザザ〜ン」と波の音が聞こえてきそう。お客さんにその気になってもらうには、こういう仕掛けがすごく大事。

 海の雰囲気がいっぱいの中でまずはお客さんに波になってもらいました。

 「ザザザザ〜ン、ザザザザ〜ン」「ザザザザ〜ン、ザザザザ〜ン」

 お客さんの体が気持ちよさそうに揺れます。何度も何度も繰り返します。波が大きくなったり、小さくなったり。それにあわせて声も体の動きも変わります。

「ザザザザ ザブ〜ン!」「ザザザザ ザブ〜ン!!」「ザザザザ ザブ〜ン!!!」

と、声も体の動きも大きくなって、大きな波がやってきます。

 「陽はサンサンと照り、海はきらきらとまぶしい…」とか何とかいいながら

 「あっ! トビウオ! 」

と叫びます。お客さんの誰かを指さし

「はい、あなた、トビウオです。ピョ〜ンと飛びます。」

「さあ、いいですか。せ〜の、ピョ〜ン」

というと、お客さんはほんとうにピョ〜ンと飛んでしまうのです。そういう雰囲気が「芝居小屋」にはあったのです。

「あっ、今度はイルカだ!」

っていうと、イルカになって飛ぶ人がいました。

 そんな中、海賊船がゴンゴンと登場し、お芝居が始まります。波や魚をやったお客さんは体もあたたまり、芝居への集中力が違います。途中、風が吹いてくると、お客さんは風になり、嵐になり、雷になります。

「ビュ〜ン」「ビユ〜ン」

「ピカピカッ!」「ぴか!」

「ゴロゴロ!」「ゴロゴロゴロ」「ドッカ〜ン!」

なんとこの芝居40分もあって、役者もお客さんもくったくた、汗びっしょりになって楽しんだのでした。私自身は半年分をいっぺんに生きた気がしました。

 

 どうやったら場が動くのか、を体で知ることができた貴重な体験でした。これが元で、数年後には体育館のフロアを舞台にして、全校生で芝居をやったのでした。

 

この時の話は『街角のパフォーマンス』という本に載っています。

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ぷかぷかのアート屋わんどで販売しています。

糸島でワークショップやった感想が上がってきました。

糸島でワークショップやった感想が上がってきたので紹介します。

 

●自分のよろいを脱いだ感じです。

 ★短い時間でしたが、そんな風に感じてもらえてうれしいです(高崎)

●映画は参加者のみなさんの笑顔がよかったです。

●心も体も柔らかくなりました。まだ照れくささがありますが。

●なかなか大勢で動物になりきって表現することがなかったので楽しかったです。言葉は人間が持つものなので大事に使っていこうと思いました。

●映画はぷかぷかさん達の純粋な喜びや、挑戦する姿勢に胸を打たれました。スタッフのよりそいと、ぷかぷかさんの持つあたたかさやユーモアの存在が、社会にとってどれほど大切かを改めて実感させられました。

 

 

●少しずつ解き放たれるのを感じました。一緒に何かをすることが大切ですね。

●ワークショップを通じて、特別扱いされることなく、いっしょに交わり、最後まで達成させる大切さが実感できました。自然と笑顔と笑いが起きて、まわりの人たちにポジティブな影響を与え、非常に感動的な体験でした。

●映画はキャプションの言葉にひかれました。

●ディスカッションではゆったりと語ってくださる言葉が心にしみました。

●人前で何かをすること自体がとても苦手だが、今日はなんだかリラックスして参加できた。

●映画はみなさんが楽しく自分たちで考えながら芝居を作っていく姿がとても印象的でした。

●ディスカッションでは、ついついルールにとらわれてしまうが、常にどうしたらみんなが楽しくなるか、いつも考えられていると強く感じました。

 

ムンク「叫び」をやってみる

 

●このような全員参加型の学習会、とてもおもしろいと思いました。

●ディスカッションでは、高崎さんの熱い思いや、ぷかぷかさん達との共生についての考え方が深く語られました。「ぷかぷかさんたちがいることで社会全体が豊かになる」という視点を強調されていたところは考えさせられました。

●映画は、なるほど、このように劇をみんなで作り上げるんだなーと感動しました。

●ぷかぷかさんというあたたかい響きが素敵だなぁーと思います。高崎さんの感性、すばらしいですね。

●ゆるやかな時間が過ごせて、豊かな気分を味わえました。

●映画は人が集まって作品を紡いでいく自然な姿を見た気がします。

●ディスカッションは、まったりとお話が聞けました。

 

ライオンをやってみる。ライオンの鼻先にチョウチョが飛んできました。何が起こったでしょう。

 

●経営がうまくいかないとき、クレームが多いとき、困ったことが起きたとき、どのような信念で進めて行かれたのか聞いてみたかった。

●子どもたちが自由に表現、表出できていたことに感動したし、関わる大人のあたたかさがありがたかった。

●映画は、障害のあるなしにかかわらず、いろんな人が交流し、共に生きてる姿、互いに支え合う姿に、そうありたいと思った。

●ワークショップは来場した方々と、その場でお題について考えるというとても貴重な機会でした。また経験を積みながら、子どもへの理解を深めていきたいと感じました。

●映画は伝えたいことがはっきり伝わった。活動の理解が深まり、自身の仕事場とはまた違った方針の活動内容に「はるほどな」と考える時間を作ることができました。

●ディスカッションは映画やワークショップの気になるところの補完となっていて、学習の理解が更に深まりました。

発達障害の子どもにとっては、聞く言葉は流れていってしまうので、詩の朗読は手元に文字が書いたものがある、ルビが大きく書いてあるものがあるとよかった。

●身体を動かしての表現は、他の方といっしょに取り組めて楽しそうだった。

 

(子どもたちの感想)

●(ムンクの叫びをやるとき)へんなかおをした。ムニューって。

●げきのれんしゅうをしてみたい。

●ひとりでマイクを持って、ふろふきのところを読んだ。はじめははずかしかったけど、小さい子たちが見ているので、お兄さんらしくと思ってがんばったらできた。

●映画見たらみんな楽しそう。僕も劇か出し物をしたくなった。

●ワークショップはたのしかったです。えいがはむつかしかったです。

●こえをだした

●おにいちゃんとよんだ

●はじめははずかしくてうしろにいた。スタッフさんが「できるよ、いっしょにしよう」といってくれたらできた。小さい子がぼくのまねをしていっしょに表現してくれた。

●お父さん、お母さんも来ていて、「いいえいががみれてよかった」といった。ぼくもゆうきをだして、げきをしてみたいと思った。

●参加していないけど、人と密着して、少しいやでした。

●えいががたのしかった。

●ディスカッションでは、いろんなことがしれていいとおもいました。

 

糸島からの報告

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北九州でワークショップ

 北九州でワークショップやってきました。北九州とつながりができたのは障がいのある子どものことで思い悩んでいた頃、ぷかぷかのブログに出会い、希望を見つけて一家4人で北九州からぷかぷかまでやってきた(もう十年くらい前)ニシヤマさんのおかげ。

●●●
子育てにぼろぼろだった頃、高崎さんのブログに出会いました。「60才にして、こんなに楽しい日が来るとは思わなかった」と。障害のある息子と居てこんなに楽しいと言える日が来るのか、という衝撃。高崎さんってどんな人?ぷかぷかってどんな所?生きてていいんだ、そのままでいいんだと思えたのもぷかぷかさんに出会えたから。私が「ぷかぷかフェスタ」を始めたのも、ぷかぷかさんのように地域を耕したいとの思いから。ぷかぷかな世界はいくつあってもいいからね。

以前読んだ高崎さんの著書『街かどのパフォーマンス』に、養護学校の子ども達は卒業してもほとんど行くところがないってくだりがあって、そこに出てくる「香蘭」のオヤジの話、「たとえば、自分ちの玄関先をちょっと改造してですね、テーブルを二つぐらい入れますね。台所にもちょっと手を入れて、、お母さんと子どもが二人して働けるラーメン屋くらい、その気になればすぐできるんですよ。ただ、その気になるのがなかなかムズカシイようですね。」それを読んだ時、退職金をはたいて子ども達の居場所をつくった高崎さんと、たまらない笑顔で働くぷかぷかさんから希望をもらって、私達親が何もしないではいられないでしょう!って笑。

●●●

 今回ワークショップの企画を引き受けてくれたのは北九州八幡にあるNPO法人わくわーく。心に病を抱えた人達の居場所を運営しています。

   

 

 最初にぷかぷかの演劇ワークショップの記録映画を上映

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 映画を見たあとは1時間ほどの演劇ワークショップ。

 体でいろんなものの形を作ります。

 ライオン

 

 宮沢賢治の作品『月夜のでんしんばしら』ででんしんばしら達が夜「ドッテテ ドッテテ ドッテテド」と歩き出すのですが、その歩き方をみんなにやってもらいました。歩きながら、今、何をしてるんだろう、と考えます。そこへ耳の遠いおじいさんがやってきました。何が起こったでしょう…。という風にお話しをいろいろ作りました。

 

 

 

 お話作りのあとは詩の朗読。長田弘さんの「ふろふきの食べ方」です。

 詩は事前に書いていただきました。

 

 

冒頭の「自分の手で、自分の一日をつかむ」の言葉の下に大きな手がかいてありました。

 

 

 どんな思いでこの手をかいたのだろう。思いがビリビリ伝わってくるような大きな手。

 「自分の手で 自分の一日をつかむ」

 簡単なようで、むつかしい。でも、この言葉をなんとしても受け止めたい。その思いがこの手からあふれ出てるような…

 

 こんなふうに、ふだん表に出ない思いが、目に見える形になるのが演劇ワークショップのおもしろいところ。

 

  詩を朗読しました。詩を誰かの前で朗読するなんて、みんな初めての体験だったので、ドキドキしながらの朗読。でもいい経験だったと思います。大きな手をかいた人はどんな思いで読んだのだろうと思いました。

 

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参加した人達の感想

●ワークショップして実際の気持ちが体で表現できてよかったです。

●「フラットな関係を築いていく」というのがなかなか… 

●自立を応援する難しさを感じつつ、無意識に区別しているのかなぁ、と思うところもあり…

●ワークショップでは「正解」がないところで自由にできた。自分を解放できると感じました。

●ドキドキしましたが、とても楽しかったです。知らない人とつながるって、おもしろい経験でした。映画も楽しそうで、最初から見られなくて残念でした。映画のあとのお話もとても参考になりました。わくわくするような企画、ありがとうございます。

●フライヤーの「みんないっしょに生きていった方がトク!」という一文に引かれて参加しました。上映会もワークショップも話し合いも、ふだんの生活の中でなかなか経験することがないので、よい経験でした。ワークショップは初めての経験で、苦手意識もありましたが、演劇の持つ力をあらためて感じることができました。

九州・糸島でワークショップ

九州・糸島でワークショップやりました。その記録です。ふだん経験できないような素敵な時間をみんなで共有できました。機会があればあなたのところでもぜひやりましょう。連絡いただければ出かけていきますよ。takasaki@pukapuka.or.jp  まで連絡ください。

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第9期演劇ワークショップ 2回目

2024年9月21日ぷかぷかワークショップ

 

恒例の【ネーム・ウィズ・アクション】からスタート!

 

【チーム対抗!長並び】

5チームに分かれて身体が触れている状態でどのチームが一番長く並べるか対決!

みんな一生懸命足を伸ばしたり、手を伸ばしたり!

 

【4コーナーズ】

部屋を4つに分け、お題に合わせて自分の好きなコーナーへ移動する!

●好きな食べ物

・甘いもの ・辛いもの ・すっぱもの ・しょっぱいもの

 

●ぷかぷかの好きな仕事

・パン屋さん ・お惣菜屋さん ・おひさまの台所 ・わんど

 

そこから食べ物や、ぷかぷかにあるものを身体で作って表現。

みんなでぷかぷかの一つのパンを表現するチームがいたり、わんどで自分が描いたおくらを表現する人がいたり!

 

 

【あみちゃんとうたの練習】

「ねむりのうた」「あさのまがりかどまがれ」

 

      

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【よっしーの作品鑑賞】

もう一度、プロジェクターでよっしーの作品をみんなで見る!

よっしーに質問タイム!

作者よっしーに「あれは何か?」「この人は何してる?」など聞いてみると、様々な答えが!どんな答えが返ってきたか…本番のお楽しみ!

 

【劇を作ってみよう!】

よっしーの作品から6つの場所をチョイス。そこから物語りを作ってみる!

 

●魚がいるところ(はるちゃん・あさちゃん・りえっち・たからくん・春野さん・てらちゃん・ひかりさん)

あさちゃん、てらちゃん、りえっちのくらげ三姉妹が泳いでいる。

そこへはるちゃん、たからくん魚がごはんを食べにやってくる。

くらげ三姉妹が、友達になろうと誘う。

みんなで松ぼっくりのごはんを食べる。

そこへのとなりの化石エリアの骨が骸骨になってやってくる。

骸骨も友達になり、一緒に松ぼっくりのごはんを食べ、みんなでくらげダンスを踊ったり、イルカジャンプをして朝までパーティー!

 

 

●観覧車(ばっさー・松井さん・ゆみっち・いっしー・ももちゃん)

みんなで輪になり、回る。

「次は五反田~五反田~」五反田に到着。

ももちゃんといっしーが喫茶店へ入り、コーヒーを注文。

再びみんなで輪になり、回る。

「次は上野~上野~」上野に到着。

ゆみっちとばっさーがプールで遊んでいる。

そこにいた松井さん、いっしー、ももちゃんも誘い、みんなで泳ぐ。

再びみんなで輪になり、回る。

「次は東京~東京~」東京に到着。

新人のばっさーと社員ゆみっち、いっしー、ももちゃんがパソコン仕事をしている。

社長の松井さんが監視している。

徹夜明けのばっさーが眠りそうになると、松井社長がおしりを叩く。

再びみんなで輪になり、回る。

「次は新橋~新橋~」新橋に到着。

さっきの会社の人たちみんなで「カンパーイ!」

酔っぱらい、眠る。

 

 

●泣いているぶたさんと人だかり(こんさん・よっしー・けーぼーさん・あずみちゃん)

木になったこんさん、よっしー、けーぼーさんをあずみちゃんが手入れしている。

そこへ、こんさんぶたが歩いてくる。するとよっしーおばけが現れ、こんさんぶたは驚いて泣いてしまう。

ピストルを持って寝っ転がっていたけーぼーさんが、ピストルでよっしーおばけを攻撃!

命中するが、よっしーおばけは止まらまい。

こんさんぶたの涙で、水いっぱいになったところを最後はみんなで泳いで退場。

 

 

●幽霊外人(しおりん・りんごちゃん・ちーやん・もっちゃん・そらくん)

しおりんがダイエットのために夜、走りに出かける。

すると、「幽霊外人」と書かれた鳥居を発見。恐る恐る入ってみる。

何にもないので安心して帰ろうとすると、潜んでいたりんごちゃん、ちーやん、もっちゃん、そらくんおばけがでてきてしおりんを追いかける。

囲まれたしおりんは手をおばけのかたちにされ幽霊外人の中へ連れていかれる。

するとそらくんおばけが脱走。みんなで探しに行き、無事見つかって帰ってくる。

「あ~よかった!」

 

 

●ダルマ(せつさん・ふたみん・大田さん・かずさん・しださん)

お福母さん一座のオーディション。大田お福母さんとしだ親父が審査員。

1番 演歌歌手のロビン・ヤングマン登場(かずさん)。しかし桜上水の「スナックあや」で、ちょっとやってしまって、歌を聞かせられないと。僕の歌は期待値で判断するということで一つよろしく!

2番 ジャグラーの三雲いおり登場(せつさん)。まずはフラフープ!そしてジャグリング!

最後はフラフープをしながらジャグリングを披露!お札歓迎!投げ銭歓迎!観客から投げ銭をもらう。

3番 しゃぼん玉ブラザーズ登場(ふたみん)。観客にもしゃぼん玉を吹くものをプレゼント。

しゃぼん玉ブラザーズが大きいしゃぼん玉を作る。

最後に観客からお手伝いを募り、自分はしゃぼん玉の中に入る!

オーディション終了!大田お福母さんより「全員合格!」

 

●緑のおじさん(高崎さん・横山さん・ハヤちゃん・みわっち・こまねっちさん)

夜になって、横山緑のおじさん(フランケン)がお腹が空いたのでラーメンを食べに行く。

調理人のこまねっちさんが一生懸命ラーメンを作っている。

みわっちとハヤちゃんカップルがラーメン屋に入ってくる。

緑のおじさんは女の子があんまりかわいいので、ナンパしようと思って近づく。

すると女の子にふざけんな!とパンチされる。

落ち込む緑のおじさん。調理人も一緒に落ち込む。

お詫びに赤い花束を女の子に送り、みわっち、ハヤちゃんカップルとこまねっち調理人を家へ招待する。

しかし部屋があんまり汚いので、みわっち、ハヤちゃんカップルとこまねっち調理人は掃除を始める。緑のおじさんの屋敷がとてもきれいになった!

 

 

昼休憩

 

 

【色んな歩き方をやってみよう!世界が変わるトランスフォーメーション!】

線を越えたら、動きがゆっくりになったり、ふにゃふにゃになったり、ロボットになったり、ゴリラになったり!みんな思い思いに表現しました!

 

【パン屋さんをやってみよう!】

ぷかぷかさんたちに教えてもらい、パン屋さんを演じてみる!

 

●仕込み

酵母、塩、水を合わせてこねる!(ばっさー・いっしー・ふたみん・ゆみっち・あさちゃん・こまねっちさん・大田さん・よっしー)

ばっさーがバター、ふたみんが卵、ゆみっちがぎび砂糖、他、強力粉(E65)を持ってくる。

いっしーはカスタードを、ふたみんはクロワッサン、ばっさーとあさちゃんはメロンパン、ゆみっちとこまねっちさんはメロル、よっしーはチョコパンを作る。

まずボールを置いて、強力粉を入れる。粉っぽいのでみんなむせる!

次に酵母、塩、水、作るパンによって砂糖やチョコを入れ、こねる!

生地ができたら寝かせるためにサランラップをする。

いっしーはひたすらカスタードを混ぜる。保冷剤で冷ましたら、冷蔵庫に入れて完成!

 

 

●発酵

発酵器に入れ12時間寝かす!(はるちゃん・あいさん・たからくん・ハヤちゃん・春野さん・あずみちゃん・かずさん)

みんなで生地になり、発酵器に入れられる。最初はべちゃっと寝転がっている。20度の発酵器の中で、ぷくぷくと発酵していき、だんだんと立ち上がり大きくなる。最後はみんなで手を繋ぎ一つになり、無事発酵し、朝を迎える。

 

●分割→休ませる→成型→二次発酵(1時間)→焼成(12~13分)→冷ます

(しおりん・横山さん・けーぼーさん・りんごちゃん・せれんちゃん・そらくん・もっちゃん)

発酵器をあける横山さん。生地を分割し、休ませる。その間みんな寝ながら待つ。

横山タイマーを押したつもりが、セレンタイマーが鳴る。生地をパンの形に成型。ハートやお星さまの形に。成型した生地をオーブンで発酵させる。大きいオーブンをセレンちゃんが持ってくる。セレンちゃんがオーブンを置くと振動でみんな飛び跳ねる。生地を発酵させている間、みんなまた寝る。またセレンタイマーが鳴る。二次発酵が終わり、パンを焼く。今度は横山タイマーが鳴り、パンが無事焼ける!

 

●クリームを入れたり、野菜をのせ、お店に出す 外販に行く

(こんさん・りえっち・ちーやん・ももちゃん・みわっち・松井さん・てらちゃん)

パンにクリームを入れる。りえっちとちーやんはクリームパン、ももちゃんとみわっちはチョココロネ、てらちゃんはクリームメロルを。

出来上がったパンを袋に入れる。袋に入れたパンをお店に出す。

外販組のてらちゃん、ちーやん、りえっちはパンを車に乗せる。みんなで運転し、外販へ!

ばっさーがお店に買いに来る。ペイペイでクリームメロルを買い、食べる。「おいしい!」

 

振り返り

 

終了

 

★ワークショップで歌った歌の原曲はこんな感じ

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九州でワークショップ

 

 10月5日と6日に九州でワークショップやります。1時間ほどで簡単なお芝居を作ろうと思っています。今回は「ムンクの叫び」を手がかりに芝居を作ります。

 

        

 まずはみんなでこんな顔をしましょう。こんな顔をしながら、どうしてこんな顔してるのだろう、と考えます。そこからお話が広がっていきます。

 場所はどこなのか、何を見たのか、どんな気持ちなのか…

 出たとこ勝負なので、どんな風にお話が広がっていくのか、全くわかりません。どうなっちゃうんだろう、というドキドキわくわく感をみんなで共有できれば、お話がぐんぐんふくらんでいきます。

 参加者が20人くらいであれば、三つくらいにグループを分けるので、三つのお話ができます。

 途中で中間発表をします。ほかのグループの前で芝居をします。実際に体を動かしてみると、お話が具体的に見えてきます。

 「おもしろかった」とか、「つまらなかった」とか、「ここはこんな風にした方がおもしろいんじゃないか」とか、お互い感想を言い合いましょう。

 芝居を見た人の意見は、芝居を更にふくらませてくれます。最後の発表に向けてテンションが上がります。あちこち修正し、ブラッシュアップしていきます。

 さて発表です。事前に宣伝してお客さんにも来てもらいましょう。できればたくさん! 外からのお客さんがいた方が、舞台に立ったときテンションが上がって、いい芝居ができます。

 さていよいよ発表。どきどき緊張しながら舞台に立ちましょう。いつもと違う自分に出会えます。こんなことやれちゃうんだ、という新しい気づき。ひょっとしたら新しい人生が始まったりするかも。

 わずか1時間くらいのワークショップですが、ふだんの生活では経験できないドキドキわくわくがあります。そうして何よりもみんなであーだこーだ言いながら、体を動かしながら一つの作品を作ったこと。それを緊張感あふれる舞台で発表したこと。それはみんなで共有できる一つの熱い財産になります。

 あ、おもしろそうって思ったら、ぜひあなたの街でもやりましょう。新しい出会い、気づきがてんこ盛りです。

 そうそう、周りに障がいのある人達がいたらぜひ一緒にやりましょう。ふつうの人達だけでやるよりも、とんでもなくおもしろい芝居ができあがります。いっしょに生きていった方がいい、としみじみ思えます。

 

  10月5日、6日、お近くの方はぜひご参加下さい。参加申し込みはチラシ下部にあるQRコードで。

              

             

 

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