gottiの絵を使ってバンダナを作りました。一枚だけの限定作品です。これは11月3日のgottiの誕生会に持っていき、gottiの頭につけてもらう予定でいます。
gottiの絵を使ってバンダナを作りました。一枚だけの限定作品です。これは11月3日のgottiの誕生会に持っていき、gottiの頭につけてもらう予定でいます。
新しいデニッシュ生地のパンができました。木、金の限定販売です。数が少ないので、予約をしていただいた方がいいと思います。045−0921−0506
チョコベリーデニッシュ 200円
(ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、グロゼイユ)
大学いもデニッシュ 200円
焼きりんごデニッシュ 220円
ブルーベリーデニッシュ 200円
カフェでは今日限定のハローウィンメニューもあります。
かぼちゃの半分をそのまま使ったグラタン、パンお好きなだけセット、飲み物がついて980円です。予約は045-922−6775
gottiの誕生会にバースデーケーキを持っていこうと、センター北にあるレジオンというおいしいケーキ屋さんに注文しました。
ケーキのプレートには「たんじょうび、おめでとう。gottiに出会えたおかげで、楽しい日々を過ごすことができたよ。本当にありがとう。これからも一緒に楽しい時間を作っていこう!」って書いてもらう予定です。
gottiに出会えて、世界のこんな楽しみ方があったか、と新鮮な発見がたくさんありました。自分で作ったジオラマのアップの写真は、ジオラマが命を吹き込まれたかのように生き生きと迫ってくるほどの迫力を持っていました。こんなに楽しい世界があったか、と世界の再発見をした思いでした。
そんなgottiと、これからも一緒に楽しい時間を作っていきたいと、泣きたいほどに思います。現実にはかなり厳しいかも知れませんが…。でも、だからこそ、そういう思いのオーラをバースデーケーキにいっぱい込めて送りたいと思うのです。
gottiのお母さんから嬉しいメール。
なんとお昼にでたカツ丼を完食したそうです。
ぷかぷかの本の原稿を少しずつ書き始めています。養護学校に勤めるきっかけから、障がいのある子どもたちと出会い、彼らといっしょに生きていきたいと思うようになったあたりを書きました。ご意見いただければ幸いです。
養護学校で30年働きました。といって最初から福祉を目指していたわけではありません。大学を卒業してからは福祉とは何の関係もない民間の会社で働いていました。30歳の時、宮城教育大学学長の林竹二さんの兵庫県湊川高校(被差別部落の子どもや在日朝鮮人の子どもたちが多い)での教育実践の本を読み、教育によって人がここまで変わるのかと感動。こういう世界で働いてみたいと思い、教員の採用試験を受けました。運良く合格し、どういう学校がいいか、選択する機会がありました。簡単に書くと、
1, 養護学校がいい。
2, 養護学校でもいい。
3, 養護学校はいや。
という三つの選択肢です。小学校の教員になるつもりだったので、この選択は想定外でした。私は養護学校を強く希望するわけでもなく、といって全くいやなわけでもなく、やむなく残った「養護学校でもいい」を選択しました。
すぐに養護学校の校長から電話が入り、思いもしなかった福祉の世界に飛び込むことになったのです。
「養護学校でもいい」という、かなり無責任な選択でしたが、そこでは障がいのある子どもたちと、人生が変わるほどの素敵な出会いがありました。そして30年後、退職金をはたいてまでして障がいのある人たちの働く場を作ってしまったのです。
養護学校では知的障がいの子どもたちを相手にしてきました。一番最初に受け持ったサト君は小学部6年生。おしゃべりは全くできなくて、「あー」とか「うー」だけでしたが、一緒に過ごすにはそれで十分でした。こちらのいうこともだいたい通じていました。文字を書くこともできませんでした。というか、鉛筆を持って書くということに全く興味がない感じでした。文字を読むこともできませんでしたが、お話を読むと、「がっはっは」と豪快に笑いながら聞いていました。内容が伝わったから、というより、その時の雰囲気で笑った感じでしたが、それでもその場をとても楽しい雰囲気にしてくれました。こういう人がそこにいる、ということがとても大切だと思いました。
人を、何かが「できる」「できない」でくくれば、半数くらいがサト君くらいのレベルだったと思います。いろいろできないことはありましたが、とにかく楽しい人たちで、そばにいるだけで気持ちがなごみ、なんて素敵な人たちなんだろうと思いました。
養護学校で働き始めて5年目の頃だったと思います。障がいのある子どもたちとのおつきあいにも慣れ、ゆとりを持って相手を見ることができるようになっていました。
いつもふんぞり返っていて、社長と呼ばれる子どもがいました。しょっちゅうお漏らしするせいで、とにかく気がつくとパンツを脱いで、天気のいい日は芝生の上で大の字になって寝転び、実に気持ちよさそうにしていました。みっともないからパンツくらいはきなさい!等と注意するくらいでいうことを聞くような子どもではありません。でも毎日のようにそんなことを繰り返していると、あたたかな芝生の上でパンツを脱いで大の字になって寝っ転がっている社長の方が、つまらない注意をする私よりも、そのときそのときを気持ちよく生きているのではないか、と思えるようになってきたのです。
そう思えるようになると、自分の中の「人間」の幅が少しずつ広がってきました。人間の見方が変わってきたのです。どんな人でも受け入れることができるというか、そういう人がいてもいいよな、とふんわり相手を受け入れられるようになってきたのです。
毎日のようにいろんなことをしでかしてくれる彼らとつきあううちに、自分の中にあった「規範」というものがぐらついてきました。人は普通、こういうことはするものじゃないとか、やっちゃあいけない、といった「規範」で自分を縛り付けています。彼らにはそういった自分を縛る「規範」といったものがありません。気持ちのいいくらい自由に生きています。彼らの自由さに振り回されて、毎日右往左往しながらも、こういう生き方もありだよな、と思うようになりました。そうすると、私自身、生きることがなんだかとても楽になった気がしました。肩から力が抜けた、というか、そんな感じです。
楽しくて、なんともいえない魅力あふれる彼らと毎日におつきあいしているうちに、人間ていいな、って素直に思えるようになりました。長い人生生きてきて、こんな気持ちになれたのは本当に初めてでした。人間の良さに出会った、というか、そんな気持ちでした。
そしてこんな人たちとずっと一緒に生きていきたいな、と思うようになりました。一緒にいるとすごく楽しくて、これはもう一緒に生きていった方が「絶対得!」と、はっきり思ったのでした。
しんごっちはカフェにやってくる小さな子どもたちのために楽しい絵をたくさん描いています。スタッフが頼んだわけでもないのに、自分でどんどん描いていました。
こんな楽しい絵を子どもコーナーに貼っていたのです。
しんごっちはスタッフの言うことを素直に聞く人ではありませんでした。でもその一方で、子どもたちのことを思い、こんな絵をたくさん描いてくれたりするのです。
しんごっちの心の中が見えるような絵です。
夕方、gottiのお母さんから嬉しいメールが来ました。
しんごっちはカフェで働いていました。はじめの頃は厨房で、野菜を切ったり、スープを作ったりしていましたが、いつの頃からか、時間を見つけては絵を描いて、あちこち貼り付けていました。
カフェのドアです。
左の柱に貼った「はやぶさ」は子どもたちに大人気です。
なぜか魚が泳いでいます。
明るい気持ちになります。
大好きな蒸気機関車。相当のめり込んでいないと描けない絵です。小さな子どもが見るのにちょうどいい高さに貼ってあるので、帰りがけ、子どもたちはみんなこの絵を見て帰ることになります。
落ち込んでいるばかりでは何も始まりません。gottiに残された時間をどれくらい有意義に使えるか、それを考えようと思いました。
もし、病院の1階のフロアまでおりられるなら、何人かで会いに行こう。絵が描けるなら、1枚でもいい、描いてもらおう。
もし、家まで帰ることができるなら、お見舞いに行こう。びっしり並んだNゲージのレールと一緒に写真を撮ろう。「ツンさん」に頼んで、ビデオを撮ってもらい、あとで映画に編集してもらおう。
「ツンさん」は、gottiと鉄道ジオラマの話で盛り上がっていたことがあります。gottiと鉄道ジオラマを組み合わせた映画をぜひ作ってほしいと思っています。
もし、電車に乗ることができるなら、横浜駅まで連れて行き、川崎駅までのグリーン車に乗せてあげよう。利用者さん、スタッフみんなで同じ車両に乗ってもいいのですが、gottiはいつも一人でグリーン車の旅をしていたので、やっぱり一人で乗せてあげよう。
もし、ぷかぷかまで来られるなら、ちょっとだけ、一緒に仕事をしよう。カフェの看板を書くのが好きだったので、その仕事をお願いしよう。gottiの接客が好き、というお客さんが何人もいるので、gottiのファンのお客さんを呼んで、ぜひ接客をやってもらおう。歩くのが大変なら車いすで接客してもいい。とにかく、gottiがカフェにいる、ということが大事。
もし、絵が描けるなら、いろんな絵をたくさん描いてもらおう。絵を描いて描いて、思う存分いい時間を過ごして欲しい。
何ができるか、みんなでもっともっと考えてみたいと思います。
《gotti》の絵のファンで、以前、ビーチの向こうで物思いにふけっている(?)人を描いた絵が気に入って、買ってくれた方がいました。値段をつけていなかったので、お母さんに電話しました。
「いくらで売ったらいいでしょうか?」
「私にもわかりません」
「gottiの好きな、横浜、川崎間の一駅だけのグリーン車の旅の切符代に相当する額、というのはどうですか?」
「それで結構です」
という返事をいただき、800円で売りました。
その方は絵を飾るラックを自分で作り、毎日絵を眺めている、といいます。
向こう向きに座った人が(浮き輪に乗っている?それともボートかなにか?)沖合を進む船を眺めながら何を思っているのでしょう?なにか素敵な物語が生まれそうですね。
この絵を買ったお客さんが、gottiの病気の痛みが少しでも和らぎますように、と祈りながら作ったお守りの画像を送ってきてくれました。インディアンのお守りで「ドリームキャッチャー」というのだそうです。
gottiは明日手術です。手術がうまくいって、元気になって、またたくさん絵を描いてくれるといいな、という私たちの「夢」がかないますように。
ぷかぷかのホームページは
障がいがある人と一緒に暮らす社会について掘り下げて考えるためのトピックス集です。