ぷかぷか日記

人が見える、ということ

 少し前にCANPANセンターのセミナーで「これからのNPOの情報発信は個人の情報発信がキーワード」というのがあって、そのまとめをあらためて読んでいたら、

「自社のウェブサイトに社長の写真が載っていない会社は要注意」

「社長の挨拶文の主語に「私」「私たち」を使っていないか調べました」

という項目があって、ファンドマネージャー藤野英人さんの講義が載っていました。

 藤野さんは会社を見るとき何を大事にするかというと、機械とか、設備ではなく、あくまでそこで働いている「人」だといいます。どんな人が、どんな思いで、どんなふうに働いているのか、そのことが投資をする際の一番大事なところだとおっしゃっていました。

 そしてその「人」が一番見えるのが写真だというのです。「人」を大事にしているといいながら、その会社の設備や写真ばかり載せて、そこで働いている「人」の写真を載せていない会社は信用できないとおっしゃっていて、全くその通りだと思いました。

 挨拶文の主語に「私」「私たち」を使わず、「当社は」と書くところが多いのですが、この言葉は「人」が見えなくなります。「人」が見えないと、言葉がぬくもりを失います。ぬくもりを失った言葉は、「人」の思いを伝えることができません。

 人は人の思いを受け止めて、初めて、言葉の発信元を見るのだと思います。

 というわけで、ぷかぷかのホームページのトップに書いた挨拶文にもあらためて「私」を入れ、名前と写真を入れました。

 「あ,こういう人がやってるんだ」とひと目でわかります。

 少しずつぷかぷかで働いている人たちの写真載せていきたいと思います。

 

 藤野さんの講義の記録、添付しておきます。とてもおもしろい内容です。


“どうして投資をするんだろう? – ほぼ日刊イトイ新聞”

表現の市場のチラシ

 11月24日、みどりアートパークで開催する「表現の市場」のチラシができました。

絶対におもしろいです。ぜひおいでください。

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表現の市場参加団体プロフィール 

分教室はっぱ隊

HPアドレス:http://happatai.jimdo.com

2008年秋に、瀬谷養護学校大和東分教室で結成されたパフォーマンスグループです。現在メンバーは12名で、全員社会人です。分教室はっぱ隊のモットーは、グループ結成のきっかけとなった名曲「Yatta!」の一節「君が変われば世界も変わる 丸腰だから最強だ!」です。つまり自分の殻を破り、自分を変えれば、必ず生きる力がわいてくる!分教室はっぱ隊は、夢や希望を見い出しにくい現在の社会、その一隅にでも、自分たちの若さ、元気を通じて希望を与えられたらと考え、日々活動しています。レパートリーはラップ、演歌、盆踊り、そしてパワフルダンスと、「なんでもあり!」が売り物です。どうぞよろしくお願いします。
当日の内容:①ラップ「すげぇぜ!大和の境川」②演歌「境川慕情」③盆踊り「境川恋太郎音頭」④バラード「ひとつぶの雨」⑤ダンス「Yatta!」

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新しいチラシのラフスケッチ

 パン屋の新しいチラシを作りたいと思い、美術大の学生さんにお願いしました。1週間ぐらいして楽しいラフスケッチがいくつか出てきました。

 

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 みんなで楽しく作ってるよ〜っていうメッセージでしょうか?ほのぼのとした気持ちになりますね。

 

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いらっしゃ〜い!って声かけられてるような気分です。入ってみたくなりますね。

 

 

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いろんなパンの間にボートが浮かんでいたり、ウサギがいたり、寝っ転がっている人がいたりで、なんだか楽しいですね。

 

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 楽しい絵地図です。ぷかぷか三軒長屋の前が、「ポラーノの広場」のような雰囲気になっていますね。こんな楽しさのある三軒長屋にしたいと思っています。

 

 

こんな顔してずっと働いてほしい

 仕事がよくできるのに、なかなか仕事の楽しさを見いだせず、ことあるごとに「もうぷかぷかやめます」だの、「もう死にます」だのといい、ここ3ヶ月ばかりパンの厨房から身を引いていたまーさんが、先週から突然復活、こんな真剣な顔して働き始めました。

 直接的には現場スタッフの押したり引いたりの説得があったことが大きかったのですが、言葉の説得がほとんど通じない頃のまーさんの状態を思うと、デフパペットシアターのマッキーとの出会い、マッキーと一緒に舞台に立つために長野県の飯田まででかけていったことなどが、やはり大きかったように思います。

 およそ前向きのことなどやったことがなかったまーさんを、わずか2、3分の舞台に立つために新幹線を乗り継いで飯田まで出かけさせたのはなんだったんだろう、とあらためて思います。

 「マキノさんのパフォーマンスがかっこよかった」の言葉から始まった物語が、こんなふうになるとは全く予想もしていませんでした。だからこそ、日々紡いでいく、物語は丁寧に紡いでいきたいと思うのです。

 

  こんな顔してずっと働いてほしいなと思います。

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ぷかぷからしい焼き菓子

 区役所から地場野菜を使った焼き菓子のリクエストがありました。「ぷかぷからしい焼き菓子」を目指し、味、食感などをいろいろ試行錯誤しながら、ようやく今日、試作が終わり、できあがったのかこれです。

 

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 地場野菜のカボチャを軸に「ぷかぷからしい」クッキーを作りました。

 「ぷかぷからしい」というのはどういうことか、少し前に商品についていろいろアドバイスをいただいている方と話す機会がありました。

 「ぷかぷからしさ」のキーワードを並べていくと、「おいしい」「安心」「安全」「自然の良さ」「素朴」「ゴツゴツ」「ザクザク」「ザックリ」「シンプル」「素材の味を生かす」「飾らない」「余計なものを加えない」「無添加」といったことになります。

 そして今回、「小麦粉」と「カボチャ」をベースに、キーワードを大事にしながら作ったクッキーがこれです。区役所に納品したあと、お店に並びます。楽しみにしていてください。

 

 

 

ぷかぷか運動会2014 

 運動会がありました。去年以上に地域の方の参加が多く、そのままぷかぷかが作ってきた関係の広がりのように思いました。地域の人たちと、ぷかぷかのメンバーさんが、なんの分け隔てもなく、こうやって楽しいひとときを一緒に過ごせるって、本当にいいですね。 

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  小さな子どもたちがたくさん来てくれました。彼らが大きくなったとき、今日の体験が生きてくれれば、と思っています。

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  運動会の終わったあと、このだらだらした、いい加減な運動会がぷかぷからしくていい、といっていたお客さんが、今回はずいぶんきちんとしたものになりましたね、と寂しそうにいっていたのが印象に残りました。

 

 動画作成アプリであっという間に動画ができました。クリックしてください。

[http://]

 

 

 

写真と動画を適当に選んだだけなのに

  携帯の簡単動画制作アプリを見つけ、それで作った動画がこれ。驚きました。

 携帯に入っていた写真と動画を、全く適当に選んだだけなのに、それでもなんとなくぷかぷからしい雰囲気の動画ができあがり、びっくりしました。

  下記アドレスをクリックしてください。

http://www.magisto.com/album/video/PSl9QF5OHUc7Ni4EDmEwCXp6?utm_source=magisto&utm_medium=email&utm_campaign=producer_shared_movie

カンパーニュ

 カンパーニュがいい感じに焼けていたので撮りました。ソフトの不具合で、ちょっと画像がぶれます。ごめんなさい。

 

[http://]

「おかあさんといっしょ」と「ホラー映画」が好きです

 ぷかぷかしんぶん10月号の印刷に行きました。A5版6ページのしんぶんを5,000部印刷するには、2台の印刷機を使っても2時間かかります。500枚ずつ紙を補給したり、印刷した紙を裏返したり、いろいろやることはあるのですが、それでも印刷を待っている間はかなり時間をもてあまします。

 今日はナベさんがお手伝いで同行してくれたので、二人でいろいろ話をしました。

「家ではどんなテレビ見ますか?」

「おかあさんといっしょ」

「え?あの幼児が見る番組?」

「そうです」

ナベさんは今年20歳。なんてかわいい人なんだと思いました。

「テレビ見ながらお母さんと一緒に体操するの?」

「そうです」

ますますかわいくなりました。

「ほかに何を見ますか?」

「ホラー映画」

「え?あの、怖い映画?」

「そうです」

「怖くないの?」

「女の子がきゃーって叫ぶのが好きです」

「ナベさんは叫ばないの?」

「叫びません」

「ホラー映画好きな人は、ゾンビが友だちだと思って、家に遊びに来るんだけど、知ってる?」

「知りません」

「え?知らないの?それってまずいと思うよ」

「どうして?」

「だってゾンビがナベさんの家に遊びに来てるかもしれないんだよ。」

「来てません」

「じゃあ、今日、夜中にトイレに行ってみな」

「トイレ?」

「そう、トイレにゾンビが来てるかもしれないんだよ」

「夜中は寝ていて、トイレには行きません」

「ゾンビはナベさんのこと、友だちだと思っているから、見に行ってあげないと寂しがると思うよ」

「寂しがってません」

「ゾンビって、ああ見えて、実は寂しがり屋なんだよ」

「そんなことないです」

「いや、寂しがり屋です」

「そんなことありません」

「そんなに思うんなら、今日、布団で待ってるといいよ。寂しくなったゾンビがそーっと布団に潜り込んでくるよ」

「いや〜、怖いです。」

………

なんて楽しい話を印刷機を回しながら延々と話したのでした。

 

 

 

 

 

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