みどりアートパークで11月24日の「表現の市場」の打ち合わせがありました。舞台監督、音響担当者、アートパークホールの舞台担当者、ホールの音響担当者、アートパーク館長等が集まって打ち合わせしたのですが、
「生音で,バウンダーの拾いだけ」
とか
「ピアノの返りを中割裏へ必要かどうか」
といった舞台の専門用語が飛び交い、何を話しているのか、ほとんど理解できませんでした。わかったことは、舞台を作るのにその道のプロがこれくらい緻密に打ち合わせし、準備しないとできないくらい大変な舞台をやろうとしている、ということです。
参加団体はワークショップのグループを含め6団体。控え室や舞台リハーサルの段取りもすごい大変そうで、当日の各団体への連絡,案内などはすべてアートパークの職員の方にお願いすることにしました。
何よりもワークショップグループは,まだ芝居が完璧に固まっていないにもかかわらず、表現の市場の前日のリハーサルが午後2時からになっていて、午前中にそれなりにまとまったにしても、舞台に立てばまた気持ちが揺れて、芝居が動く可能性があります。
昔瀬谷でやっていたワークショップの発表会では、舞台での言葉のちょっとした間違いがきっかけで、芝居が打ち合わせとは全く違う方向へ動き出し、いっしょに舞台に立っていた黒テントの役者が青くなったことがあります。ま、あの頃はみんな芝居慣れしていたので、そんな風に即興で話を進めて行けたのですが、今回もそういうことが全くあり得ないわけではないところがちょっと怖いな、と思っています。
昔に比べ、舞台が本格的な分、ぐしゃぐしゃになってしまうと手がつけられなくなってしまう気がして、舞台監督(昔瀬谷ワークショップの進行役をやっていた人)も、なんとも不安そうでした。
そんな不安の中で、冷や汗かきながらの舞台になりそうです。