千葉の大学から2日間研修に来た方から感想が届きました。とても新鮮な目でぷかぷかを見ていて、たくさんのことを学ばれたようです。メンバーさんと同じ世代の目で見ると、こんな感じになるのかと思いました。
千葉の大学から2日間研修に来た方から感想が届きました。とても新鮮な目でぷかぷかを見ていて、たくさんのことを学ばれたようです。メンバーさんと同じ世代の目で見ると、こんな感じになるのかと思いました。
こんにちは、ゆっこです。
この前の日曜日、長津田みなみ台の「ひだまりハンドメイドマルシェ」に出店してきました。
第一回目の開催であいにくの空模様でしたが、ひとりひとりのお客様とゆっくりお話ししながら接客ができるくらいのちょうど良い賑わいでした。
開始直後。初めての場所にやや緊張しているノボさんとまゆみさん。
まだまだ出店経験の少ないわんどはディスプレイを勉強中。
こういうイベントは他のお店のステキな商品の並べ方、見せ方を知る絶好のチャンスです。
新作のトマトのルヴァンと定番のメランジェは完売!
テーブルクロスのパンはわんどのみんなで手描きしました☆
わんどからも出来たての新作グッズを持っていきました!
折り紙作家momoさんの雨宿りかえるやRIEさんのアザラシはこどもたちに人気でした。
お店の常連さんたちやぷかぷかメンバーやスタッフも遊びに来てくださって、緊張が解けてこの笑顔です(*^_^*)
自分のグッズが売れて二人とも嬉しそう☆
「ひだまりハンドメイドバザール」は今後も定期的に開催予定だそうです。
長津田や霧が丘周辺で活動されている出店者の方とお知り合いになれたり、
初めましてのお客様と出会えたり、
ぷかぷかから近いのでお店の常連さんたちも来てくださったり。
そんな温かい交流がうまれたイベントでした。
ノボさん、まゆみさんとは楽しかったこと、誰々さんが来てくれたこと、自分の絵のグッズが何個売れたか、そんなことをいっぱい話しながら帰りました。
これからもぜひ出店させていただいて
ご近所のご縁をゆる~くつないでいきたいと思っています♪
障がいのある人たちといっしょに弁当作りを長くやっている方が、先日ぷかぷかの弁当を食べる機会があり、
「悔しいけど、おいしい」
とおっしゃったそうです。
ぷかぷかのお惣菜屋はまだできて1年。ま、たいしたことないだろう、と思って食べたのだと思います。ところが、思いのほかおいしかった、それをすなおに「悔しいけど、おいしい」と表現したのは、やはり長年やってきたキャリアがあってのことだと思います。
福祉に関わる人たちがこんなふうに、相手の作るものに「悔しいけど、おいしい」と素直に負けを認め、「よ〜し、それなら」と相手に負けないものを作ることに意欲的になれば、この業界はもっともっといいものを生み出すように思います。
以前、ある区役所でパンの外販をやった時、そこには福祉事業所が運営するパン屋がお店を開いていて、区役所の方は、同じ業種が入ることにずいぶん気を遣っているようでした。
「お互い相手に負けないくらいおいしいパンを作ればいいんじゃないですか?」
「競合した方がおいしいパンができますよ。」
といったことを区役所の担当者に何度も言ったのですが、そういう感覚が全く理解できないようでした。
たまたまその区役所の地元の方が先日お店に来られ、あそこのパンはあまりおいしくないのよ、なんて言ってましたが、区役所の中にいて、全く競争にさらされてないと、そういうことになるのだろうと思います。
「悔しいけど、おいしい」と、素直に負けを認める思いこそが、更においしいものを生み出し、新しい未来を切り開くのだと思います。
千葉の短大から実習生が来ました。そこの先生がぷかぷかの常連のお客さんで、すごくおいしいパンを作っていて、すごくたのしいところ、という話を学校でされたようで、興味を持った学生さんが、ぷかぷかのホームページを見たらすごくおもしろそうだと、お二人が2時間以上も電車に乗って体験実習をしに来たというわけです。その感想が送られてきましたので紹介します。
すばらしい絵を描かれる方が見学に来られました。
こんな絵をわんどのギャラリーの壁いっぱいに描いてくれたら楽しいだろうなと思いました。
ひとこともしゃべらない方でしたが、自分の思いがいっぱいある人だなと思いました。
しゃべらない分、自分の思いが絵からあふれ出ているようでした。
PVプロノボの説明会がありました。プロノボというのは、自分の職業を通じて身につけた「職能」を公益のために使う、という意味だそうです。PVプロノボは社会的課題の解決を目指す団体のプロモーションビデオを作る集団で、「プロクリエイターの映像スキルを生かした社会貢献活動」ということになります。
PVプロノボは映像を必要とする人たちとクリエイターを結ぶ活動をやっていて、今日はNPOなどの活動団体を対象にした説明会でした。プロのクリエイターたちがこんなことを考えてるんだ、とちょっとわくわくするような説明会でした。
PVプロノボは「森ノオト」の映像を作っていて、すばらしくセンスのいいグループです。
以前から「ぷかぷか」を紹介するプロモーションビデオを作りたいと思っていたので、こんな映像ができたらすばらしいなと思いました。
ただこれは申し込めばやってくれるのではなく、まず応募用紙で
・団体が解決したい社会的課題とその手段、
・応募の理由、
・希望する映像コンテンツのイメージ、
・映像コンテンツ制作の目的など
の審査があり、これに通ってから面談、審査があります。これに合格したあとプレゼンシートを書き、それをWeb上で公開します。それをみてクリエイターたちが魅力ある提案にエントリーし、その後、提案者とマッチング面談をして最終的にどのグループの映像を作るかが決まるそうで、そこまでに約3ヶ月。すごいなと思いました。そのフローチャートを見ただけで、なんかわくわくしてきて、これはもう絶対トライしよう!と思ったのでした。かなりむつかしい感じがしましたが、チャレンジするに値すると思いました。この緊張感あるチャレンジが、なんとも言えず楽しいと思うのです。
審査の一番のポイントは、社会的課題の解決に映像による情報発信がどれくらい意味があるのか、ということのようで、これはワークショップの記録映画の上映会で、映像の力をまざまざと見せつけられたので、そこで見つけたことをいろいろ書いてみようと思っています。
あの映画は「ぷかぷか」が社会に存在する意味をぐ〜んと広げてくれたように思います。それまではホームページなどで文字で語るだけでしたが、それで伝わるものの何倍もの情報、価値を伝えたのではないかと思います。
映画は編集者の宮沢さんがどんな風にぷかぷかのことを思っているかがよく見えました。他人の目線で見るぷかぷかはとても新鮮でした。
今回もプロのクリエイターたちがどんな風にぷかぷかを受け止めるのか、とても楽しみにしています。もちろんこれは、いくつもの審査の関門を通過してからの話になりますが…
朝、土曜日のパン教室に参加したサクラちゃんのお母さんからびっくりするようなメールが来ました。
サクラちゃんはおしゃべりしません。コンノさんが
「どうしてしゃべらないの?」
と聞くので、
「コンノさんがべちゃべちゃうるさくしゃべるから、しゃべりたくないんだと思うよ」
「ふ〜ん」
といっていましたが、サクラちゃんはそのおしゃべりなコンノさんをしっかり観察していたようです。おしゃべりだけど、どこかあたたかく、優しいお兄さんだと思ったようです。
みんなで食事したあと、なんとそのサクラちゃんはコンノさんの膝に乗っていた、とお母さんのメールにありました。
コンノさんとオリタさん
二人はどこで出会ったのでしょうね。膝に乗っかったところの写真がないのが残念です。
6月20日、パン教室。今日は始めて参加する二家族も加わって、いつものようにわいわい楽しいパン教室でした。昔、ABCパン教室の講師をやっていたという人もいて、スゴ技も見せてくれました。
生地作りのスタート
スゴ技
ツジさんが初めて生地にさわりました。パンの販売部長をやりながら、手にべちゃっとくっつくパン生地にさわるのが嫌いでした。今日はどうしたわけかしっかりさわってこねていました。顔がこわばっていますが…
パンをこねながらみんな笑顔になれるのがぷかぷかパン教室のいいところ
今日初めて参加のサクラちゃんは手で生地をさわりたくなくて、腕でさわっていました。これもアリなのが、ぷかぷかパン教室。それぞれがそれぞれのやり方でパンにさわって楽しい時間を過ごせればいいな、と思っています。いい一日を作る、ただそれだけです。
キヨちゃんは発酵のタイミングが来ても、せっかくこねたパン生地を手放したくなくて、みんなで説得。「これ、今から発酵させないとパンができないんだよ」「いや!」
甘夏ジャム作り。ジュースを絞ります。
パン教室を支える手
この目がいい
翔(かける)くんは初めての参加でこんなにがんばっていました。
肉まんの具の計量はとてもシビア
この笑顔がいい
まだ焼けないかなぁ
焼けた!
いただきまーす
みなさん、お疲れ様でした。いい一日でしたね。みんなでいい一日を作ること、パン教室をやることの意味は、ここが一番大切なところかなと思います。
伸吾さんが亡くなって一年がたちます。お母さんにとっては本当に辛い日々だったと思います。その辛さの中で、お母さんはひと月ほど前、親子で辛い思いをしている人たちの安らぎの場所「横浜小児ホスピス」を立ち上げるお手伝いを始めました。
余命宣告を受けながらも、なおもその中で子どもが夢を追い続けられるような、楽しい時間を過ごせるような、そんな環境を作りたい、というお母さんの思いは、伸吾さんの最後の日々を支えたお母さんの思いそのものだったと思います。私はそのことを伸吾さんのお見舞いに行く中で気づかせていただきました。
いつも楽しいことを追い求めていた伸吾さん、いつもわくわくするような企画を密かに持っていた伸吾さん、それを最後まで支え続けたお母さん、人生の最後で何が大事なのかを、私はお二人から学ばせていただきました。
お母さんがお手伝いをされている「横浜小児ホスピス」の立ち上げの趣意書を紹介したいと思います。ホームページのアドレスも載っていますので、ぜひのぞいてみてください。
「しんごっち展」が、ただ単に伸吾さんの思い出話や、「いい絵だね」といった話に終わるのではなく、こういう未来への活動につながっていくといいなと思っています。人生の最後の最後まで楽しいこと、わくわくすることを追い求めた伸吾さんは、そのことの大切さを身をもって教えてくれました。お母さんの思いに共感できたのも、伸吾さんがそういう生き方を最後まで見せてくれたおかげです。それがなければ、人生の最後の時まで子どもが夢を追い続けられるような環境を作りたい、というお母さんの言葉は、実感として自分の中に落ちなかっただろうと思います。
お母さんが「横浜小児ホスピス」の立ち上げのお手伝いを始めたのは、やはり伸吾さんの生き方がお母さんの背中を押したんだと思います。そしてそのお手伝いは、お母さん自身が悲しみに暮れる毎日から、一歩前に踏み出し、希望に向けて生き始めることだったのではないかと思います。
伸吾さんは仕事の帰り、藤が丘の駅で見た夕焼けがきれいで、すぐに写真を撮り、お母さん宛に「今、夕焼けがきれいだよ」ってメールを送ったそうです。下の写真がそれです。今もどこかで前に向かって生きるメッセージをお母さんに送ってきているのかも知れませんね。
横浜に小児ホスピスを創りたい
オペラシアターこんにゃく座の出している「オペラの細道」に『ロはロボットのロ』の稽古場の様子が書かれていて、とても面白いので、紹介します。
鄭(ちょん)さん(『ロはロボットのロ』の作者、演出家)の稽古場は高温多湿です。大量の汗と、笑い、叫び、そして涙。何回も何回も繰り返します。理屈は言わないし、言わせません。とにかく役者を動かす。ちょっとでも余裕を見せたが最後「はい、すんません、すんませんね、もっと箒振ってぇ!もっと足つかってぇ!」「演劇に省エネなしね!」「やっぱり芝居はアナログがいいねぇ」と大笑いして、無理難題を課します。
鄭さんの稽古場はどんどん変わっていきます。初演の時は「軽井沢に住んでいる作家の先生がこう書いてるけど…」と言いながら、稽古場でその人にあう台詞に代えていくのです。つまり、作家として台本を書いている鄭さんと、演出家として稽古場にいる鄭さんは別人になるらしいのです。毎日の稽古で常にその役者にあう新鮮さを追求していくのです。つまり、一瞬がおもしろくてもだめなのです。本当のおもしろさが追求されます。鄭さんの稽古場は約一ヶ月13時から21時までみっちりやります。鄭さんは決して休みません。
この春のシーズン、「ロはロボットのロ」の稽古と同時に、「ネズミの涙」チーム(鄭演出)、「ピノッキオ」チーム(伊藤多恵演出)が稽古しています。三つともに鄭さん、多恵さんが関わっているという恐ろしい状態。いやいやいや、三つとも萩京子作曲の作品です。萩さんも稽古場では音楽監督として大忙しです。
というわけで、いつもは本公演のみの稽古場にいろいろなチームが入り乱れ、大変にぎやかなことになりました。キャストは微妙にダブルキャストですから、稽古も倍必要ですし、裏方スタッフにネズミ組が入っていたり、めちゃくちゃです。
でも、大丈夫!鄭さんは逆境に強いのです!すごいものができる予定です。乞うご期待!
(岡原真弓)
7月19日(日) 午後2時より、みどりアートパークホールで『ロはロボットのロ』の公演があります。チケットはカフェベーカリーぷかぷか(横浜市緑区霧ヶ丘3丁目25−2−203 電話045−921−0506)もしくはみどりアートパーク(横浜市緑区長津田二丁目1番3号 電話045−986−2411)
子どもたちにオペラを・ゆめ基金は
http://pukapuka-pan.xsrv.jp/index.php?子どもたちにオペラを・ゆめ基金
子どもたちにオペラをプレゼントする基金がまだまだ不足しています。ぜひご協力ください。
え? 子どもたちにオペラをプレゼント? おもしろい! のった! という方は下記口座へ寄附を!。
振替口座は 口座記号 00260-4 口座番号 97844
加入者名 NPO法人ぷかぷか
障がいがある人と一緒に暮らす社会について掘り下げて考えるためのトピックス集です。