ぷかぷか日記

夢を載せたトラック

 昨日、朝9時過ぎにみどりアートパークに着いたのですが、舞台では『ロはロボットのロ』の仕込みの真っ最中でした。舞台いっぱいに広げられた照明器具の多さにびっくり。

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 この照明器具が3列にわたってつり下げられていました。数にして50個くらいはあった気がします。これを歌役者たちが一個一個つり下げ、角度を調整していました。力と根気のいる仕事です。私みたいなやわな人間は、見てるだけで疲れが出てきました。

 

 こんな大道具もあります。

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小道具や衣装もあります。

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 ひとときの夢の世界を紡ぎ出すこれらの仕掛けをすべて1台のトラックで運んできました。

 朝、舞台の仕込みの様子を見て、片付けるのも大変だろうな、と思っていたら、なんと1時間足らずでトラックの荷台に片付けていました。プロですね、彼らは。

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衣装もすぐに洗濯します。彼らは洗濯機を持って旅しています。会場の下見の時に真っ先に聞いたのは、洗濯する場所はありますか?でした。

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トラックの一番後ろにつるして、このまま乾かしながら今夜じゅうに豊橋まで行くそうです。

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 あれだけの荷物を1時間足らずで片付けた若い劇団員たち。舞台に立って、すごいエネルギーを使う仕事をしたすぐあとに、休むことなく片付けの仕事をやってのけた彼らには本当に頭が下がりました。片付けの時間を削ることになる「握手会」にも、いやな顔一つせず応じてくれたみなさんに本当に感謝!です。

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夢を運ぶトラック

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ボディの横には

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 運転席の後ろにはこんなかわいい人形が

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 もう20年以上、こんにゃく座を追いかけていますが、舞台の裏でこんな努力をしていたことを、恥ずかしい話、始めて知りました。彼らを見直しましたね。ますますファンになってしまいました。

 機会があればまた夢を運んできて欲しいですね。

 オペラシアターこんにゃく座のみなさん、本当にありがとうございました。

『ロはロボットのロ』やってよかったなと思いました。

 オペラ『ロはロボットのロ』の公演がありました。いつ見ても楽しくて、元気をもらえて、明日へ希望を抱くことのできるオペラですね。子どもたちにはどんなふうに届いたのかな?公演後、歌役者さんたちと握手会をやったのですが、子どもたちの楽しそうな様子を見ると、「ああ、楽しかったんだろうな」と思いました。

 

この人だかり。子どものいい顔。

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ちょっとさわらせて。魔女とのこの距離感。

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マニーを見つめる子どもたちの目がいいですね。こういう目でオペラを見てたんだと思います。

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魔女に抱っこしてもらって。歌役者とこんなことできるなんて最高!

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こんな小さな子どももしっかり見ていたから、こうやってさわってみたくなるんですね。

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彼は目が見えないのですが、歌のワークショップに参加して、ココの歌声と湯田亜希さんのすばらしいピアノの音はしっかり覚えていたようでした。

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 お母さんもすごく楽しんだようf:id:pukapuka-pan:20150719234201j:plain

 

 ココと仲良くなって、はいピース。

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こんな小さな子もしっかり魔女を見つめて

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 歌役者さんたちとこんなにも楽しいおつきあいができるなんて、『ロはロボットのロ』やってよかったなと思いました。

オペラ『ロはロボットのロ』本番直前

 いよいよ今日、オペラ『ロはロボットのロ』の公演です。今みどりアートパークホールで仕込みをやっています。

 このトラックで到着

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天井につり下げる照明のセッティング。こんなにたくさんの照明を使います。

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これだけの照明を一台のトラックに詰め込んで旅をしています。

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この階段が実にたくさんの役割をします。

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階段が横を向くと、また違った役割をします。

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たくさんの衣装。一人で何役もやる方もいます。

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歌役者も一緒に仕込みをやります。

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直前のピアノの調律

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チケット、もう少し残りがあります。問い合わせはみどりアートパーク045−986−2441

 

新しい朝を迎えられるように

 ぷかぷかを作ってくれた大工さんが、今、ぷかぷかの前の空き店舗に引っ越してくる学童の改修工事をやっています。ぷかぷかのお店のデザインがいいので、学童もそんなデザインにしたいと代表の方から申し出があり、大工さんを紹介しました。その大工さんが昨日夕方、「仲間から集めました、オペラの公演に寄付します」と2万円も持ってきてくれました。

 いや〜、本当にうれしいですね。オペラなんて見たこともなかった人が、こうやって今回の企画に賛同し、お金を出してくれる、ということが、本当にうれしいです。こういったことこそが「希望」が持てる元になります。

 将来に希望を持とう、と漠然と言っても、なんの力にもなりません。でもこうやって「子どもたちにオペラをプレゼントしよう」という企画に賛同する人が現れ、実際にお金を出してくれたということは、地域の未来にしっかりと「希望」が持てることになります。

 今回、オペラ公演にあたっての費用をまかなうだけの寄付は、正直、まだ集まっていません。でも、昨日の大工さんのように、今まで、「地域の子どもたちのために何かしようよ」といったことでは全くつながってなかった人たちが、今回の企画に賛同して、25万円近いお金が集まったことは、地域社会の大きな「希望」であり、そういう『希望』が見えたことは、ある意味成功だったと思います。

 

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 「平和とは明日の自分を思うこと」

 という俳句がありましたが、明日の自分を思えるって、本当にすてきなことだと思います。戦火にあるシリアの子どもたち、イラクの子どもたちに、明日の自分を思うことができるのだろうか、と思うと心が痛みます。明日の自分を思うことができない、なんて私たちには想像もできないことです。でも戦争というのは、子どもたちの明日、私たちの明日を根こそぎ奪っていきます。

 子どもたちと一緒にオペラを楽しんだり、明日の自分を思ったり、わくわくするような未来を思ったりする。そんなことができることって、考えたら本当にすごいことなんだと思います。

 

 『ロはロボットのロ』のエンディングで歌われる歌

 ♪ 新しい希望と 新しい喜びと

    新しい元気が窓たたく

   朝の あ

   ああああ

   新しい朝の あ  ♪

 

 を、ぜひみんなで力強く、元気に歌いましょう。

 子どもたちが、ずっと将来にわたって『新しい朝』を迎えられるように…。『新しい朝』を迎えることが困難な時代にならないように、今大人たちがしっかり声を上げねば、と思います。

 

 

 

 ★明日、いよいよ公演ですが、チケット、まだ少し残っています。ご希望の方はメールでお問い合わせ下さい。

       pukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

 

 「子どもたちにオペラを・ゆめ基金」のページ貼り付けておきます。まだ見てない方はぜひ。

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

みんなを幸せにするパン

 オペラ『ロはロボットのロ』のラストシーン。テトのエネルゲンが切れ、ココはテトを作ったドリトル博士に直してくれるように頼みます。身勝手な人間のためにロボット作ったり直したりはもう二度としないんじゃ、と博士は断るのですが、ココはどこまでも食い下がります。その中に

「テトのパンはみんなを幸せにするんだよ」

という言葉があり、すごくいい言葉だなって思いました。

 8年前、パン屋の構想が持ち上がって、もうけが出たらこのオペラを子どもたちにプレゼントできたらいいな、と思った時、真っ先に思い出したのがこの言葉。

 ぷかぷかも、ただおいしいパンを作るだけじゃなくて、みんなを幸せにするような、そんなパンが作れるといいな、と思っていました。

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 でも、みんなを幸せにするパンて、どうやって作るの?と思いました。

 ただおいしいだけなら、パンを作る技術と、いい材料、それにパンに込める思いがあれば、それなりにできます。でも、みんなを幸せにする、となると、全く別の要素が必要になります。何がみんなを幸せにするんだろう、ということです。

 ぷかぷかは、代表の高崎が、障がいのある人たちに惚れ込んだところから出発しています。高崎は彼らのそばにいるだけで幸せな気持ちになります。それで、「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」「その方が〈得〉だよ」というメッセージを日々Facebookページやホームページ、しんぶんなどで発信しています。

 そのメッセージと彼らの生き生きと楽しく働く姿のおかげで、ぷかぷかがスタートして5年目の今、「ぷかぷかのファンになりました」という方や「ぷかぷかが好き!」という方が増えています。「彼らに寄り添っていたい」という方もいらっしゃいます。「ぷかぷかが霧ヶ丘に来てくれてうれしい」という方もいます。映画「ぷかぷか」の上映会の時の感想には感動があふれています。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 ぷかぷかのパンて、気がつかないうちに、みんなを幸せにしていたんだ、と思いました。

 

 オペラ『ロはロボットのロ』は、ほんのひととき、子どもたちと大人たちに幸せな時間をプレゼントします。

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 チケットはまだたくさんあります。子どもたちにオペラをプレゼントしよう、というところで始まった企画です。チケットが残ってしまうともったいないです。ぜひお子さんといっしょに見に来てください。

 チケットは「カフェベーカリーぷかぷか」045−921−0506(土、日、お休みですので、明日17日金曜日のみの販売になります) もしくは「みどりアートパーク」045−986−2441(公演当日まで販売します)でお求めください。メールpukapuka@ked.biglobe.ne.jpでも受け付けます。(メールは土曜日まで受け付けます)

pukapuka-pan.xsrv.jp

  

  

 

 

 

まだ希望があります

 夜中にうれしいメールが来ましたので紹介します。

 

「ぷかぷか日記」の「願いをかなえるプロジェクト」読みました。2つのことを思ったので、感想を送ります。

 ひとつ目は過去の自分のこと…養護学校の高等部の生徒の中にも「卒業したら、結婚したい」と夢を語る人が何人もいたことを思い出しました。私は「素敵な人がみつかるといいね!」とか「結婚決まったら教えてね!お祝いに行くから!」などと返事をしていました。応援する気持ちが偽りだったわけではありません。でも、頭の片隅に「そうは言っても実際は難しいだろう…」という考えがあったことも事実。だから、夢を叶えるためのプロジェクトチームを立ち上げることもなく、当たり障りない相づちに終始してしまっていたと思います。私は、養護学校のみんなが大好きでしたが、高崎さんのように、「一緒に生きていく」相手とは捉えていなかったのだなぁ…と思い至りました。

二つ目は今の私のこと。「願っているだけでは叶わない」という言葉が、さまざまなことをみんなで形にしてきた高崎さんの言葉だからこそ、心に響きました。その言葉に背中を押してもらって、今日、安保法制反対の集会&デモに家族四人で参加してきました!これまでは、娘が小さいことを言い訳にして、夫に「家族代表として行ってきてね」と思いを託していました。でも、言い訳してる場合じゃない!と思えたのは、日記を読んだ後だったからだと思います。

 

(一歳一ヶ月になるこの子を友人は抱えてデモに参加しました)

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先日、安保法制のことを息子が訊ねたので、説明(戦争をする国になってしまうかもしれない、など)したら、息子は「えー!隼大、宇宙飛行士になりたいんだけど!?」と驚きの声。夢をあきらめて戦争に行かなくてはいけなくなるのか…と不安になったようです。

子どもたちが自由に夢を語り、実現に向けてがんばれる社会になるように、そんな気持ちもこめてシュプレヒコールしてきました!

 

 

 若い友人が小さな子どもを抱えてデモに参加したこと。まだこの国には希望があります。

 「へいわとはありのままにてわらうこと」

 「平和とは明日の自分を思うこと」

 

 私は命を大事にしたいと思っています。ですから、小さな子どもたちまで戦争に引きずり込む「戦争法案」には絶対反対です。

 

 ぷかぷかカフェに『へいわってすてきだね』という絵本を置いておきます。友人にこの絵本の朗読会をお願いしています。日程など決まりましたらまたお知らせします。

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願いを叶えるプロジェクトチーム

 先日七夕の短冊の隅っこに小さな字で「けっこんできますように」と書いた方がいました。

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 Facebookページに紹介した翌朝、

「あれ、名前書くのを忘れたんですが、書いた方がいいですか?」

とまーさんが聞いてきました。このあたり、本当にまーさんは純真です。

「いや、別に名前書かなくても、これ一晩で1,500くらいアクセスがあったんだからすごいじゃん、さすがまーさん」

「いや〜」

とかいいながら実にうれしそう。

「でも、これ書いただけでは結婚できないよ。この願いを叶えるためには具体的にどうしたらいいか、を必死になって考えて、実際に動いていかないと、何も変わらないよ」

「はぁ」

と、なんとも自信なさそう。

「よし、じゃあ、この願いを叶えるプロジェクトチームを作ろう。この願いを叶えるにはどうしたらいいかをぷかぷかのメンバーさんみんなで考える。どう?」

「え?」

と、びっくりしていましたが、要するに「願い」を書いただけでは、現状は何も変わりません。現状を変え、願いを叶えるにはどうしたらいいかをみんなで考えるプロジェクトチームを作ってみたらどうかというわけです。同じような願いを書いた方が何人かいましたので、みんなで思いを共有できると思います。

 まーさんの何が問題で、女性にもてないのか、「おつきあいしてください」とメール送っても、どうしていつも断られてしまうのか、を女性の側から忌憚のない意見を出してもらいます。まーさんに限らず、男性はみんな聞いておいた方がいい意見がどんどん出てくると思います。

 いつも暗い顔している、といった指摘には、じゃあどうしたら明るい顔になるのか、をみんなで考えます。このみんなで考える、というところがミソです。人生前向きに生きるコツをみんなで捜そう、というわけです。

 まーさんのどこが変われば魅力ある男性になるのか、これも女性の目線からどんどん意見を言ってもらいます。男性は絶対に聞いておいた方が得です。

 まーさんが求める理想の女性像も語ってもらいます。それに対して女性、男性から意見をもらいましょう。「そんなのあり得ない」といわれたら、まーさんは幻想を追い求めていたことになり、いつまでたっても女性と巡り会えません。じゃあ、どうしたらいいのか、そこをみんなで考えてみようというわけです。

 魅力ある女性、をテーマに男性からいろんな意見を出してもらいましょう。お互い謙虚に意見を聞き合い、それをお互い実践すれば、来年あたり「魅力ある男性」「魅力ある女性」がいっぱい誕生するのではないかと、密かに期待したりしています。

 ま、とにかくプロジェクトチームでいろんな意見が出ると思いますが、それを実践するかどうかはまーさん次第。こんなのできっこない、とはじめから投げてしまえば、現状は何も変わらないし、また来年も短冊の隅っこに小さな字で願い事を書くことになります。ま、願いがあることはいいことだと思いますが、どこまでも他力本願では、自分の人生を切り開いていくことなんかできません。まーさんに欲しいのは、この「自分の人生を自分で切り開いていく」という気持ちであり、パワーです。

 

 今、カフェで「しんごっち展」をやっていますが、どの絵を見ても、しんごっちのわくわくするような人生が見えてきます。中学生の時に描いた絵巻物は、わくわくしながら描いている心のときめきがストレートに見えます。

 まーさんにしんごっちの絵の前に立って欲しいと思っています。もちろん絵の前に立ったくらいで、何かが変わるとは思えません。ただ、しんごっちが脳腫瘍の再発で入院手術し、苦しい毎日を送っている頃、毎週のようにまーさんは「死にたい」「死にたい」といって来て、「あのなぁ、簡単に死にたい死にたいって言うけど、まーさんの人生って、そんなに簡単に投げ出しても惜しくない人生なの?楽しいことは一つもなかったの? 世の中にはね、やりたいことがいっぱいあって、もっと生きたい、もっと生きてこんなこともしたい、あんなこともしたい、と思っても病気のために生きられない人もいるんだよ…」て話しながら、しんごっちのことを思い浮かべて涙が出てしまったことがあります。言葉が詰まってしまった私を見て、さすがにまーさんは黙り込んでしまいました。

 とにかく、こんなにも生き生きと自分の人生を生ききった人が、間近にいたことをまーさんに知って欲しいのです。

 

 障がいのある人たちの結婚問題については、実現がむつかしい故に、避けてしまうのがほとんど。せいぜい短冊に願い事を書いておしまいです。

 はじめから、そんなの無理無理、といってしまえば、話はそこでおしまいです。そうではなく、何が問題で、どうすればそれが解決に向けて前に進むのかをみんなで考えていけば、願いの実現に向けて、ほんの少しかも知れませんが、前に進むことができます。この「前に進む」ということが大事です。これがあるから人生がおもしろくなります。みんなでわくわくしながら前に進むことができれば、と思っています。

 

 

 

 

 

ホッとするようなひとときを楽しみに

 「ぷかぷかマルシェ」がありました。初めての試みだったので、どうなることかと思いましたが、思いのほかたくさんのお客さんに来ていただき、大成功だったように思います。

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ぷかぷか農場で採れた野菜も売りました。

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おひさまの台所の前には行列ができ、100個用意した釜飯風弁当が完売でした。

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ビシソワーズスープが大好評

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三軒長屋の前をいつもこんなに人が行き交っていたらいいなと思います。

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親子でアイスブリオッシュ

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くつろぐ家族

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子どもたちもたくさん

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こんな小さな赤ちゃんも 

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スリッパで卓球

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ヨッシーの似顔絵コーナー

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画伯ヨッシーといっしょに。

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お魚のモビール作り

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しんごっち展にもたくさんのお客さんが来ました。

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 地域とのいい関係をこつこつ作ってきた結果が見えるようなぷかぷかマルシェでした。ただ何かを買いに来た、というのではなく、それぞれが「ぷかぷか」のホッとするようなひとときを楽しみに来た感じがしました。

  

模型のリアル感

 しんごっちの撮ったジオラマです。それほど高級な模型でもないのに、このリアル感はなんなのでしょう。

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 このリアル感こそが、しんごっちがこの模型の中に見つけた楽しい世界なんだろうと思います。写真は撮る人の思いがそのまま出てきます。適当にシャッターを押したのではこんなリアル感のある写真は撮れません。

 模型はぼんやり見ていると、どこまでもただの模型です。でもしんごっちの撮った写真には物語があります。バイクに荷物を載せている人、自転車に乗ってこちらに向かっている人、バスの運転手に行き先を聞いている人、バスに向かって歩いている女子学生、どこの街でもあり得る物語がこの写真にはあります。わくわくしながらこの物語を組み立て、その証拠写真のようにこれを撮ったのではないかと思います。

 しんごっちは、こんなふうに小さな楽しみをいっぱい作りだしていました。人生をめいっぱい楽しんでいたんだと思います。

  

 以前11秒の動画から見えるしんごっちの人生の楽しみ方について書いたことがあります。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

しんごっち展は明日11日(土)から17日(金)までぷかぷかカフェで開催します。12日(日)もやります。 

豊かな未来に向けて

 「子どもたちにオペラを・ゆめ基金」財政状況。

 

 収入 

 寄付金 7月7日現在   156,955円

 ワークショップ参加費   25,500円

 チケット収入 3,000円と寄付金付き4,000円が半々として3,500円×150席=525,000円

 合計収入 707,455円

 

 支出

 チラシ印刷代   24,000円

 チケット印刷代  22,400円

 歌のワークショップ 歌役者二人、ピアニスト一人 2回分  160,000円

 「ロはロボットのロ」公演費用  800,000円

 会場費(みどりアートパークと共催のため、3割負担)

   歌のワークショップ リハーサル室、ピアノ 2回 5,830円

   会議室AB   1,680円

   練習室   840円

   ホール、ピアノ  12,960円

   楽屋1,2,3,4  2,880円

   付帯設備(照明、音響) 50,000円

   ピアノ調律      56,000円

   座員弁当材料費   10,000円

   雑費        13,000円

  合計        1,159,590円

  収入ー支出   707,455円ー1,159,590円=ー452,135円

 

  あと452,135円足りません。19日の公演まで、あと10日ばかり。この間にこれだけの寄附を集めるのは至難の業ですが、なんとかがんばるしかありません。

  子どもたちのために、よし10万円だそう! という太っ腹な人が出てきてくれるといいのですが、そんな虫のいいことを言っていても始まりません。1,000円の寄付を出してくれる人を450人、10,000円の寄付を出してくれる人を45人集める、といったことをこつこつ続けていこうと思います。

 子どもたちのために何かしよう、何かしたい、そういう社会貢献したい、と思われる方、ぜひ「子どもたちにオペラを・ゆめ基金」にご協力ください。

 ゆめ基金への寄附は、未来への投資といってもいいと思います。子どもたちがわくわくするような未来、子どもたちが夢を抱ける未来は、この寄附から始まります。子どもたちにおもちゃとかお菓子ではなく、オペラをプレゼントするという企画には、とてつもなく豊かな未来が含まれているように思うのです。私たち自身が、そんな豊かな未来をイメージすること、そしてその未来に向かって実際に歩き始めること、それがとても大事な気がします。実際に歩き始めること、それがたとえば今回のような企画だろうと思っています。豊かな未来に向かって、一緒に歩き始めましょう。

 

   寄附は下記口座へお願いします。

  振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844

       加入者名 NPO法人ぷかぷか

 

 パン屋、カフェ、おひさまの台所、アート屋わんどに寄付箱が置いてあります。 

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 寄付金付き1,000円コーヒーも、毎日おいしく入れてみなさまをお待ちしております。ぜひよろしくお願いします。

 パン屋ではキフ子さんたちもお待ちしています。

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 公演のあと、ロビーで魔女との握手会も予定しています。怖がらないで握手してください。

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                              (撮影:姫田蘭)

 

テトとも握手できます。

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                              (撮影:青木司)

 

ココとも握手できます。

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歌役者さんたちみんなと握手できます。

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                             (撮影:青木司)

 

  さぁ、楽しいオペラがもうすぐやってきます。子どもたちの、とびきりの笑顔が楽しみです。

 

 

     

 

 

 

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