ぷかぷか日記

ロはロボットのロ 収支報告

今回の収支報告です。

 収入

   チケット収入      675,000円

   ワークショップ参加費    25,500円

   寄付          303,388円

   収入合計        1,003,888円

 

 支出

   公演費用        800,000円

   ワークショップ費用   160,000円

   会場費 付帯設備     74,190円

   ピアノ調律        56,000円

   チラシ、チケット印刷代  46,400円

   雑費           23,000円

   支出合計         1,159,590円

 

          収入ー支出=ー155,702円

 

 

 たくさんの寄付が集まりました。本当にありがとうございました。この寄付こそが地域社会の希望を作り出すのだと思います。

 赤字は出ましたが、ま、銀行に眠らせておくより、こういうことに使った方がずっといいと思います。とにかく子どもたちがあれだけ笑顔になれたのですから… 

たくさんのありがとう

 オペラの公演を企画する、という大変な事業をやりながら、タカサキは肝心なところが抜け落ちています。公演のあと、うきうき気分での帰り道、みどりアートパークから電話がありました。

「お金忘れていますよ」

 公演のあと、握手会などでごちゃごちゃしていたので、30万円近いチケットの売り上げが入った金庫をアートパークに預かってもらいました。あろう事かその金庫を忘れたのです。

 慌てて車をUターンさせて取りに戻ったのですが、翌日になって、今度はアートパークに会場費を払うのを忘れていたことを思い出し、電話しました。職員の方が請求書を持ってパン屋まで来てくれたのですが、そのときになって、会場費がかなりの額が減免という扱いになっていることを知らされました。これは本当にうれしかったですね。

 昨年9月、六本木の俳優座で、『ロはロボットのロ』再演のニュースを聞き、「やります!」って手を上げた翌日、みどりアートパークの館長に電話し、すぐにホールを押さえました。そのときにこちらの趣旨(こんにゃく座のオペラを子どもたちにプレゼントしたい)を聞き、二つ返事で「みどりアートパークと共催でやりましょう」と言って下さいました。このあたりのセンスと決断力がすばらしいですね。

 みどりアートパークがただ場所を貸す、といった事業にとどまることなく、地域社会の未来を作っていくことに積極的に関わることはすばらしいと思います。

 減免にするかどうかは館長が一人で決めるのではなく、理事会のような会議で決めるそうで、ですから今回も館長が相当がんばった結果だろうと思います。あらためて感謝!感謝!です。本当にありがとうございました。

 というわけで、会場費として計上していた経費がかなり減り、最終的な赤字は55,512円になりました。寄付をして下さった方、宣伝に協力して下さった方、チケット販売に協力して下さった方、寄付金付きチケットを購入して下さった方、寄付金付きコーヒーを飲んで下さった方、公演当日の準備を手伝って下さった方、歌役者、制作の方たちの弁当を作って下さった方、そのほか私の気がつかないことをいろいろやって下さった方、本当にありがとうございました。

 協力していただいたみなさんの力は地域の未来を豊かにすることにつながっていきます。機会があればまたみんなで楽しいこと、一緒にやりましょう。

 

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実はカメラで顔を隠してたんですよ

  『ロはロボットのロ』の公演に向けて書いたブログを『子どもたちにオペラを・ゆめ基金』のページにまとめていたら、なんと25本もあって、自分で書いていながらちょっとびっくりしました。

 おもちゃやお菓子ではなく、オペラを子どもたちにプレゼントするなんて、そんなことができるの?と思った方も多かったと思うのですが、それができちゃいましたね。元々タカサキの思いつきで始まったもので(パン屋の構想が持ち上がった8年前、パン屋が儲かったら地域の子どもたちにオペラ『ロはロボットのロ』をプレゼントしたいな、なんてふと思ったことがすべてのはじまりでした)、タカサキ自身、最後の最後まで、ほんまにできるんだろうか、という思いで、ブログを書きまくってきた感じがします。

pukapuka-pan.xsrv.jp

 公演そのものはお金さえ用意すればできます。そうではなくて、『オペラを子どもたちにプレゼントする』つまり、子どもたちにオペラが届くかどうか、ほんのひとときの夢の世界を楽しんでくれるかどうか、といったソフトな面がうまくいくかどうかです。

 力のある作品なので、絶対にみんな楽しんでくれる、と思っていましたが、子どもたちの笑顔を見るまでは、やっぱり不安でした。

 公演のあとのロビーでの握手会。あのすごい人だかりと、子どもたちの笑顔、笑顔、笑顔に、一人で『やったー!」って喜んでいました。カメラのファインダーが涙でにじんでぼやけていました、というより、カメラで顔を隠していた、と言う方が正確です。ですから、あのときはシャッターチャンスが山ほどありながら、あまりいい写真が撮れていませんでした。

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 公演の二日後くらいに、《毎朝、子どもと一緒に「テトのパンは あ」を歌っています》ってメールが届いたときは、予想をはるかに超えた結果に、本当にうれしかったですね。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 こうやって『ロはロボットのロ』は毎日の暮らしを元気にする、というか、歌にあるように「新しい希望と、新しい喜びと、新しい元気」が溢れる新しい朝を子どもたちの家で作り出すんですね。

 「子どもたちにオペラをプレゼントする」ことの意味の広がりを、あらためて思いました。

 

 

 

ここに来ると、ゆっくり休む気持ちになれる

 保護者の方から、こんな書き込みがありました、と送ってくれました。

 

 

            ●●●

今日は朝イチで通院介助。時間が空いたので、つい!ぷかぷかに行ってしまった。

 

ぷかぷか(カフェベーカリー)に入ると、ウルトラ・メガ・スーパーいい匂いがしている!!何を作ったらこんな美味しそうな匂いになるの??さて・・パン屋さん。暗算がすごい辻さんに、会いたかったのに?外販に出ていると言う。そっか・・残念。クリームチーズ&ベリークルミのパン、ピロシキをコーヒーと頂く。この2つのパン、最強!!美味しい。

 
是非皆にも食べて欲しい。(来れる人は♪)背後で、お惣菜作りや、パン屋の作業をしている美味しい匂いと、レジのお兄さんのお喋りと鼻歌(日本昔話)が聞こえて、平和なBGMの中、しあわせ~な気持ちになる。
 
 
その後、アートスペースに行って、展示物を見て、ピンバッジ購入。プラ板と、レジンの組み合わせで、色々な素敵な商品を作っている。絵がね、ものすごく凄い。すごいとしか言いようがない。味わい深く、すごい。店の窓ガラス、この前行った時はみんなの絵で一杯だったのに、今日は何も描かれていないので、お店の方に聞くと、

 
あんまり沢山になってしまったので、一旦消したとの事。ちょうど夏休みなので子供たちが描いてくれると思う、と言ってた(斜め前に学童が出来ていたから、良いかもね)。私も描いてみようかな・・ちっちゃい、2つの寄り添うキノコの絵を描いた。絵を描くなんて久しぶり・・どの位ぶりなのかな?
 
やっぱりさ・・絵を描くのっていいね。やっぱり又描きたいな。モチーフは柴犬だな。ここに来ると、ゆっくり休む気持ちになれるのと、もの作りをする刺激を受けるなぁ。今日は息継ぎの日。

             ●●●

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ここに来ると、ゆっくり休む気持ちになれる」というのがいいですね。ようやく「ぷかぷか三軒長屋」らしい雰囲気が出てきた感じで、とてもうれしく思いました。

 

            

 

またまたうれしい感想

 またまたうれしい感想が届きました。

 

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【ロはロボットのロを観ながら ずっと、高崎さんを感じていました】

感想文に、こんな題名をつけてしまったら、こんにゃく座の方がずっこけちゃうかな、とおもいつつ、正直に書いています。

『ロは ロボットのロ』

とても楽しかったです✨

夫と、7歳、4歳の息子と4人で観覧しました。

後半は、4歳の息子が
お金のオトコと魔女がこわい、
とぽろぽろ泣き出し、

まだ、『この世界は善である』の中で生きている彼には
外面は悪人だけれど、良心もある、という仕組みはなかなか難しいだろうなあと

親子室と、劇場外をうろうろしながらの観覧となりました

一方、7歳息子は、とっても楽しかったそうです。
『この世界は美しい』を生きはじめ、そしてお話が大好きな彼にとって、生のオペラは、たまらなく興奮する、楽しい時間だったようです。

数日経った今も、兄弟で「テト」の歌を歌ったり、魔女のお尻をペンペンする真似をしたり、
様々なシーンを思い出しては
楽しそうに再現しています。

さて。冒頭の高崎さんを感じていたというお話です。

いま、ここにいる高崎さんが
まるで、『ロはロボットのロ』の舞台の中に生きているように感じていました。

それは
ぷかぷかを、なみなみならぬ想いで立ち上げ、
毎日、どんなことがあっても
大切なメンバーさんとともに生きるんだ、
絶対いっしょに生きていった方が、人生楽しいよ、
とみんなに発信しつづけるお姿を拝見していたからかもしれませんし、

また、
『ロはロボットのロ』を
ぷかぷかをつくったときに
かならず地域のこどもたちにプレゼントするんだって決めていた、という力強い想いを知ったからかもしれませし、

高崎さんが
舞台を愛する人である
と著書を読んで
知っていたからかもしれません。

なぜだか
わかりませんが

ロボットと
人間が
同じ舞台の上で

一番大切なもののために
必死に生きる姿をみて

ああ、これは高崎さんの人生の一部なんだ

と思ったわけなんです。

ロボットにも
感情があって

大切なものを
わが身をかえりみずに
まもりとおす
貫き通す
尊い意志を持っている

どんな人にも
弱い部分もあれば
強い部分もあって

そのすべてが愛おしいんだよ

一人ひとりが
大好きなことを
したらいいんだよ

って

ぷかぷかのページをとおして

いつも
いつも
高崎さんが

わたしたちに発信してくれているメッセージが

あのオペラの中に生きている

だから、

ああ、
この
『ロはロボットのロ』には

高崎さんがいるんだなあって

思ったのかもしれません

とても胸を打つ作品でした。

こんにゃく座の方たちの
素晴らしい上演

そして

地域のわたしたちに
プレゼントしてくださった
高崎さんに

心から感謝します。

今度、
高崎さんに会ったら

きっと
高崎さんの笑顔の中に

大好きなこと
大切なことを
つらぬきとおした
「テト」の笑顔を
見つけるでしょう。

これからも

楽しみにしています✨

              ●●●

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 あの、私は自分のやりたいこと、楽しいと思うことを、適当にやってるだけなので、こんなふうに受け止めていただくと、ちょっと気恥ずかしいというか…。

 でも、とてもうれしいです。ありがとうございました。   

ブルーベリー狩り

 ブルーベリー狩りに行きました。

 森を行くとこんな木彫りの像が…

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味のある顔です。

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1年ぶりのブルーベリー畑

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ブルーベリーブルーベリーブルーベリー

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こんなに採れました

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アカギさん、セノーさん、ミヨシさん、それにタカサキでがんばりました。

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帰り道、坂道をぐんぐん登っていくセノーさん

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ブルーベリーはジャムにし、そのまま瓶詰めにして販売したり、パンの具材として使います。楽しみにしていて下さい。

ブルーベリー狩りは8月半ば頃まで時々行きます。夏の暑い盛りの仕事です。

毎朝「テトのパンは あ」

 『ロはロボットのロ』のすばらしい感想が届きました。

 

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 「歌のワークショップ」に参加してから、息子(5歳)はオペラのCDを毎日聞きたがるようになり、『テトのパンは、あ』を全部歌えるようになりました。そして、毎朝のように「ママ、『テトのパンは、あ』を歌おうよ」と誘われ、一緒に歌いました。梅雨真っ只中のどんよりした朝も、歌い終わると歌詞通り「新しい希望と、新しい喜びと、新しい元気」が溢れる新しい朝になっている気がして、歌と言葉の力を実感する毎日でした。息子も最後の「新しい希望と〜」からの部分が一番気に入っていたようです。毎日歌を聞いていた一歳の娘も、ラストの「あ、あ、あ、あ〜」のところは「あ、あ、あ〜♪」と歌うようになり、これまたほっこりさせられる瞬間でした。

 息子は、テトがピーマン嫌いで、無理やり食べさせられて「おえ〜」っとなるところと、エドとドリトル博士の早変わりのところが一番よかった!と終わってから何度も話していました。そして、ピアニストのすごさも改めて感じたようで、握手会の時には、緊張しながらも感想を伝えていました。お腹を抱えて笑ったり、真剣に見いったり。一緒に歌うのも忘れ、お話の世界に没頭しているようでした。
 娘は、途中ぐずることもあり、座席と親子室を往復しながらの観劇になりましたが、歌が始まると階段を降りて舞台に近づこうとしていて、ワークショップの時同様、かぶりつきで歌を聴きたかったようです。

 私にとっては、以前一度観た作品を、自分の子どもを連れて再び観ることができ、楽しさを共有していることに不思議な感慨を覚えつつ、夢のように過ぎていった素敵な時間でした。ラストの「テトのパンは、あ」を聴きながら、「どうか終わらないで〜。もっと聴かせて〜」と名残惜しくなりました。

 終わってからの握手会の時間をたっぷり取ってくださって、余韻に浸れて嬉しかったです。

 ワークショップに参加してから観賞するのは初めてでしたが、作品や役者さんに親しみを持ち、公演までの日々を期待を持って過ごすこともでき、当日もどっぷり楽しむことができ、とっても得をした気分です。
 またいつか、こんな企画に参加できたら嬉しいです。
 それと、キフ子さんの物語もブログをのぞいて楽しませてもらっていました!絵本やパラパラ漫画にできそうですね。続編も楽しみにしています。  

               ●●●

 

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 オペラがこんなふうに毎日の生活に入り込んで、新しい朝を親子で楽しむなんて、ステキだなと思いました。毎朝、親子で歌って「新しい希望と、新しい喜びと、新しい元気」が溢れる新しい朝がやってくるって、最高に幸せだと思います。オペラの最後の歌は、そんな朝をみんな迎えようよ、っていうメッセージだったと思います。

 

 オペラの感想、まだ受付中です。ぜひ送ってください。

  pukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

 

子どもをつれてオペラをみるなんて、なんてすごいことをしてくださったのか…

公演当日のアンケートに記載された感想です。

・テトとココのやくの人やお父さんはかせのやくの人がすごく良くてかんげきをしました。又きかいがあったら見に行きたいです。

・とてもおもしろかった。はなしがよくわかってよかった。うたがすばらしかった。たのしかった。

・とても楽しかったです。一度「パンの種を見てみたいです」ぷかぷかで!ありがとう!

・主題もしっかりしている上、歌も演出も演技も上手でとても楽しめました。ありがとうございました。

・演劇があってたくさんのひとたちがもりあがりました。

・すばらしい舞台でした!わらってないて…子どもたちもこわいシーン(?)で大泣きしたわりにでたがらず、最後まで見切ることができました。子どもをつれてオペラをみるなんて、なんてすごいことをしてくださったのか…ありがとうございます!そして本ものは子どもを引き付けることを証明した舞台でした!また是非見たいです!

・とても楽しくて、たくさん笑いました。歌のWSにも参加していたため、知っている歌があってより楽しめました。

・すごくよかったです。

・家族で来てよかったです。

・おもしろくてたのしかったです。

・子どもたちが大変面白がっており、親子ともどもとても楽しむことができました。ありがとうございます。

・10年前、熊谷の「さくらめいと」に当時7歳と14歳の子どもたちと連れて「ロはロボットのロ」を観に行きました。そもそも私は九州出身なのですが、私が子どもの頃、こんにゃく座の方々がワークショップで学校に来て下さったことが印象に残っていたので「ロはロボットのロ」のチケットを取りました。軽い気持ちで観に行ったのですが、なかなかの名作でCDも買って帰り、ずっと車で流してました。ぜひ又、見たいとずっと思っていて待ち続け、やっと今日再び見ることができました。10年ぶりに高校生になった息子と見に来ましたが、又感動しました。待ち続け、遠くまで来たかいがありました。10年間「さくらめいと」のアンケートのこんにゃく座の「ロはロボットのロ」を呼んで欲しいと書き続けていたのですが、10年間やってなかったのですね。残念です。もっと度々やって多くの方々に子どもたちに見て欲しい作品だと思います。計算されつくしたすばらしい舞台だと思います。お疲れ様でした、ありがとうございました。次の機会が早めにあることを楽しみにしています。

・とってもおもしろかったし、泣けました。ありがとうございました。

・前回観に来て、親子共々ファンになりました。また機会がありましたら観に行きたいと思います。

・こんにゃくざの人としゃべれたので良かったし、たのしかったです。

・ユーモアもたっぷりで大人も子どもも楽しませていただきました!

・笑いもあり、家族で楽しみました。内容もちょっと考えさせられるものもあって、みんなでまた話してみようと思いました。

・サイコーによかった。見応えがあった。子ども向けのオペラだと思ってさいしょそんなキタイしてなかったが。とてもよかった。

・新宿子ども劇場の会員です。四谷区民ホールの公演を観劇予定でしたが、子どもが熱を出し、観られませんでした。首都圏ツアーの最終日だったので、もう観られないかとがっかりしていましたが、今回観劇できてとても良かったです。ありがとうございました。

・親子とも初オペラでした。テトのパンが食べたくなり母はおなかもすきました。息子は最初緊張して見ていましたが、最後は身を乗り出して見ていました。人間も生まれかわれると良いですね。

・みなさんのいきいきとした表情、歌が大変よかったです。

・客席から演者が出てきたり飽きることなく楽しめました。こんにゃく座のオペラに出会えてよかったです。ありがとうございました。

・歌はうまいですねーはっきり歌詞が分ります。火事でカエルを助けた時、助けないと自分たちがもっと悪い人になっちゃうと言ったのが刺さりました。

・やはり、生のプロの歌・演技は迫力がありますね。オペラはテレビでは見たことがありますが、贅沢でもあり、生で見たことはありませんでした。気軽に楽しくオペラを見る機会になり、嬉しく思っています。息子は帰りにテトと握手出来ました。
これからも、大好きなぷかぷかのパンを楽しみにしております。

・たいへん面白かったです。最後のテトが直って帰ってくるところは、かなりきました(;^_^A。会場に出演者がわっとでてくるところも、みんなすごく喜んでましたね。うちの子はカエルに怯えてましたが(;^_^A。演出もすごく工夫があったし、少ない人数での早変わりも、最後にネタばれさせるのも笑えましたo(^-^)o。 
会場は大きさも雰囲気もすごくよかったですが、駐車場がないのは少し厳しいですね(^^ゞ。あとは、わが子の個人的な事をいえば、音楽がなっているところはすごく楽しそうで、自分も飛んじゃったり笑って声を出してしまったりしてましたが、お芝居の部分はまだまだ理解するのは厳しいですね。ごそごそ動いて、はらはらしました。私自身が舞台ものは大好きなので、可能な限りつれていくのですが、こまやかな心の機微、みたいなのを観て感じるのはなかなかむつかしいことなのでしょうね。でも、めげずにがんばりますが(^^)v。
みなさん、思ったより静かに観てらっしゃって、すごいなとも思いました。ホントによいものを観せていただけたと思ってます。ありがとうございました。
カフェのほうにもそのうち行きますね(^O^)/!

 

来場者289名で、アンケートを回収したのは34名でしたので、多分終わってから握手会があったりしてばたばたして書く時間がなかったのだろうと思います。今からでも遅くありませんので、ぜひ感想、メールで送ってください。

             pukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

すごくおもしろかったので、ぜひまたやろう!という声もいくつかあります。前向きに検討したいと思いますので、ぜひそういう声を聞かせてください。

 

 

全盲の子どもがオペラを

 全盲の子どもがオペラを見に来ていたことはブログで紹介しましたが

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先ほどお母さんが書き込んでくれました。

《目が見えないながらも断片的な状況は理解し、魔女が門を通さない時には、怒って「魔女のバカ~」と叫び、テトのエネルギーが切れてお願いしてもドリトル博士が治せないと言い続けていた時には「もうカンカンに怒った~!!」と叫んでいた息子。
帰りにテトに握手をしながら「がんばったねえ~」と話しかけていました。

今日は、CDを聞きながら、お話を振り返っていました。
ありがとうございました。》

 なんかね、私たち以上にオペラを受け止めていた気がします。目が見えないので、耳は私たちの何倍も敏感なんだと思います。昔、私の子どもが保育園に通っている頃、全盲の子どもがいましたが、ごちゃごちゃの保育園の中を、どういうわけか走り回っていて、びっくりしたことがあります。私が近づくと、かなり離れていても、

「あ、モモちゃんのお父さん?」

といい、すごいなぁ、と感心したことがあります。

 それでも、今回、オペラは大丈夫かなぁ、と心配していました。でも、終了後、ココと楽しそうに話している様子や、お母さんの書き込みで、目の見えない人に対するつまらない偏見が私の中にあったことにあらためで気づかされました。

 

 

 

 

キフ子さん

 キフ子さんは「子どもたちにオペラを・ゆめ基金」の寄付箱にかわいい人形でもあるといいなと思い、美大出身のスタッフに頼んで描いてもらいました。それが昨日、みどりアートパークのロビーに勢揃いしました。

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 最初は日替わりのかわいい絵が登場したのですが、何か物語があった方が描きやすいと思うよ、とアドバイス。4日目から小さな物語が始まりました。

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見る方も、この次どうなっちゃうんだろう、と楽しみにするようになりました。

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ことりが登場したり、ネコが登場したり…

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ネコもいろんなことするんですね。ネコの表情がすばらしくいい。ネコの表情でその日の物語を語る力量がすごいと思いました。

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かわいいカエルも登場しました。キフ子さんはハーモニカを吹くだけなのに、ネコとカエルが物語を進めます。

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小さな池は物語をふくらませてくれました。

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スタッフが研修でお休みの時は利用者さんがでっかいキフ子さんを描いてくれました。f:id:pukapuka-pan:20150720171844j:plain

 

シャボン玉という小道具が光っていました。

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七夕の日には、それも物語になりました。

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ちょっと疲れたのか眠り込んでしまったことも。それも物語にしてしまうところがすごいですね。

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そして最後はことり、いぬ、ネコ、カエルの全部が登場。

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毎日毎日楽しい物語をありがとうございました。

新人のスタッフはすごく鍛えられた気がします。小さな物語であっても、それを毎日毎日続けるのは大変です。私も昔養護学校で芝居を作っていた頃、物語をどう続けるかで、本当に苦労しました。全校生で一緒に毎年のように約1年かけて芝居作りをやってた時期もありましたが、みんなの注意を引きながら物語を繋いでいくのは、ものすごく大変で、でもものすごく楽しい作業でした。苦労したおかげで自分が鍛えられ、勢いのある、楽しい芝居ができたと思っています。何よりもどう転んでもなんとかなる、という自信がつきました。新人のスタッフにも、ぜひそういう苦労を経験して欲しいと思っています。しばらく休んで、また何か新しいキャラクターで、新しい物語が始まるといいなと思っています。

 新しいことにチャレンジすること、そこにこそ新しいものが生まれる可能性があります。若いエネルギーをめいっぱい注ぎ込んで、今までにない新しいものを創り出してください。

 

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