ぷかぷか日記

アートで社会的な課題を解決

ヨコハマアートサイト2022報告会「アートから考える横浜の地域文化」がありました。参加団体は以下の通り。

【第1ブロック】
・任意団体アオキカク
・OUTBACK
・NPO法人スペースナナ
・NPO法人打楽器コンサートグループ・あしあと
・しましまのおんがくたい
・音楽スペースおとむすび
・EduArt
★横浜下町パラダイスまつり実行委員会
・ティーンズクリエイション組織委員会
・金沢区舞台芸術サークル「潮の音」
・to R mansion

【第2ブロック】
・アーティストネットワーク+コンパス
・「街のはなし」実行委員会
・特定非営利活動法人美術保存修復センター横浜
・ROJIURARt実行委員会
・さかえegaoプロジェクト
・大岡川アートプロジェクト実行委員会
・特定非営利活動法人シーホース工房
・一般社団法人横浜若葉町計画
・WeTT実行委員会
・認定NPO法人あっちこっち
・黄金町BASE

【第3ブロック】
・ことぶき「てがみ」プロジェクト実行委員会
・まちなか立寄楽団
・六角橋商店街連合会
・蒼昊美術會
・STAND Still
・居場所「カドベヤで過ごす火曜日」運営委員会
・NPO法人ぷかぷか
・紙芝居文化推進協議会
・横浜シネマネットワーク実行委員会
・都筑アートプロジェクト

 

中に性暴力に取り組んでいる団体もあって、社会的課題についての話もありました。

standstill.jimdofree.com

                              

 

 ぷかぷかは「障がいのある人達の社会的生きにくさという社会的な課題を少しでも解消する」ことを団体の設立目的に据えています。ヨコハマアートサイトから助成金をもらっている演劇ワークショップは、彼らといっしょに生きると何が生まれるかを芝居の形で表現しています。その舞台を見て、いっしょに生きるといいよね、って思う人が増え、それが社会的な課題の解消に少しでも役立てばと思っています。

 いろんなことができない、生産性が低い、効率が落ちる等と障がいのある人達が社会から排除される、という社会的な課題が、彼らはいた方がいいよね、と思う人が増えることで、少しずつ解消されます。

 社会的な課題を解決する、なんてなんだか大変な感じがするのですが、演劇ワークショップはみんなが楽しめるアート活動であり、楽しみながら社会的な課題が解決できます。

 大事なことは、社会的な課題をいつも頭のどこかで意識するということです。それがあることで、やっていることの目的がはっきりし、表現にも力が入ります。

字を見て、つい買ってしまった話。

先日「おひさまの台所」店頭にこんな表示ラベルがありました。

 こういう字を見ると、つい買ってしまいます。なんなんでしょうね、人をそんな気持ちにさせるチカラというのは。

 この字は、どこか人の心をゆるっとさせるものがあります。心がとげとげすることの多い社会にあって、こんな字に出会うとちょっと救われた気分になります。

 いっしょに生きててよかったな、としみじみ思うのです。

 

 この字を書いた方は、こんな絵も描いてくれます。

 

 ほっこりあたたかな気持ちになるような絵です。ギスギスした世の中にあって、なおも人間に希望の持てるような絵です。

 

 こういう字や絵は、彼らと「いっしょに生きる」という関係の中で出てきたものです。こういう表現が自由に出てくる関係、であり、その表現を素直に受け止められる関係です。ここが大事です。「支援」という上から目線の関係では、多分こういう自由な表現は出てきにくいし、それを受け止める側も素直に受け止めにくいのではないかと思います。下手すると、もっとこうした方がいい、とか指導を入れたりします。こういうのは最悪です。せっかく生まれた新しい価値が潰されてしまいます。

 

 自分を自由に表現できる環境、自分らしく生きられる環境があるかどうかです。「いっしょに生きる」という関係は、そういう環境を自然に作り出すのだとぷかぷかの実践の中で気がつきました。

 彼らといっしょに生きると、そこで生み出されるもので社会が少しずつ変わっていきます。ギスギス、とげとげした社会にあって、彼らとおつきあいすることで、私たちのとがった心が丸くなります。社会を変えるために色々頑張ったりするのではなく、ただ彼らといっしょに生きる、彼らと一緒に「いい一日だったね」ってお互い言えるような日々を積み重ねていく、ただそれだけで社会がゆっくり変わっていくのです。

 

 養護学校の教員をやっていた頃、障がいのある子どもたちに惚れ込んでしまい、こんな素敵な子どもたちを学校の閉じ込めておくのはもったいないと、外へ連れ出し、いろんな人達と楽しいことをいっぱいやりました。その時のことを『とがった心が丸くなる』という本にまとめています。「ともに生きる社会」だの「共生社会」だのといった言葉がまだ社会に定着していない頃、彼らと一緒に楽しいことをやっていくうちに、そういう社会を実際に作ってしまった話です。まさにいっしょに生きると社会が変わる話です。アマゾンで電子書籍販売中です。

     

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「歌のワークショップ」やりました。

 2月26日(日)「歌のワークショップ」をやりました。3月に神奈川芸術劇場でオペラ『森は生きている』の公演があるのですが、その中で歌われる歌を2曲みんなで歌っちゃおうというワークショップです。

       

 

 オペラを見たことがない人が多いので、最初に芝居がオペラになるとどうなるか、を『あまんじゃくとうりこ姫』の場面を使ってやってもらいました。

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 歌の持つチカラをまざまざと感じます。セリフの言葉が歌になったとたん、世界がグンと豊かに広がります。ここがオペラのおもしろいところ。オペラっていいなぁ、としみじみ感じます。そんなオペラのおもしろさにはまって、私(タカサキ)はもう30年くらいこんにゃく座を追っかけています。

 

 『森は生きている』はわがままな女王が新年にマツユキソウが欲しいといいだし、マツユキソウを持ってきたものには女王の褒美としてかごいっぱいの金貨を与え、園遊会に招く、というおふれを出したところから物語が始まります。

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 金貨の欲しい継母の命令で冬の森にマツユキソウを探しにした娘が12月(つき)の神様たちがたき火をしているところへやってきます。

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 たき火のまわりで神様たちが歌っていた12月(つき)の歌「もえろ、もえろ」をみんなで歌いました。

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 神様たちは娘の話を聞き、1時間だけ4月の神様に時間を譲ります。そうして冬の森に4月の花マツユキソウが咲き乱れます。12の月の贈り物・マツユキソウを手にした娘が歌います。黄色のシャツは4月の神様。『森は生きている』のオペラでも彼が4月の神様をやるそうです。

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 ♪一瞬の今を千秒にも生きて…の歌がすごくいい。冬の森の寒さの中で自分の人生はここで終わるのかも、と娘は絶望的になります。でも12月(つき)の神様たちにマツユキソウを贈られ、生きる希望を見いだします。マツユキソウを手にした時の喜びは、一瞬の今が千秒にも値するような喜びであったのではないかと思ったりするのです。

 

 マツユキソウが城に届けられ、それを見た女王が冬の森にマツユキソウを探しに行きます。そりは走ります。その時の歌。黄色のシャツは博士。いろんなことを知っているので、風景が後ろに飛んでいくように見えるのはなぜかといったことを解説したりします。

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 元気な歌で森にやってくるのですが、冬の森は凍えるほどに寒い。さて女王たちはどうなったか、ここから先がおもしろいのですが、この続きはオペラで。

 

 で、この歌をみんなで歌いました。

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 みんなすごく楽しそう。ここまであっという間にみんなを引っ張ってきた歌役者さんのチカラ、本当にすごいと思いました。

 こんな風に目いっぱい自分を表現できる場を大事にしたいと思うのです。
 

 最後にこんな素敵な歌を歌ってくれました。

 こんにゃく座は歌も舞台もバスに詰め込んで全国を旅しています。舞台を作り、そこで歌い始めるといつもの体育館が一日だけのオペラハウスに変わります。わくわくするような夢の世界をみんなにプレゼントします。

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 ♪ 眠りはじめた学校の だれもいない体育館

  いつものように 荷物をおろす

 

  そして今ここは生まれかわる ぼくたちのオペラハウス

  走りつづけるぼくたちの 一日だけのオペラハウス

 

 

 「歌のワークショップ」もオペラの持つわくわくするような楽しさをほんの少し味わえた気がします。

「歌のワークショップ」やります。(その2)

2月26日(日)の「歌のワークショップ」で歌う歌の歌詞カードができ上がりました。二曲歌います。

 継母の命令で冬の森にマツユキソウを探しに来た娘が、たき火を囲んで12の月(つき)の神様たちが歌っているところへやってきます。

 

この歌を歌うオペラの場面です。後半はマツユキソウが咲いた場面が編集で入れられています。娘の歌がすばらしくいいです。♪…一瞬の今を、千秒にも生きて、このうれしさを胸に…
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 もう一曲は、娘の見つけたマツユキソウが欲しいと、わがままな女王が博士と家来を連れて冬の森へ出かける場面で歌われる歌です。

 

歌のワークショップをやってくれる歌役者さんが歌ってくれました。

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 歌のワークショップをやってくれるのはオペラシアターこんにゃく座の若い元気な歌役者、沖まどかさんと泉篤史さんです。下記サイトの左側に並んでいる名前をクリックすると写真とプロフィールが出てきます。

konnyakuza.tabigeinin.com

 

 オペラの歌役者さんといっしょに歌うなんて、めったにない機会です。

 さぁ、いっしょに歌いましょう!元気になること間違いなしです。

 

 

店員が手伝います

今朝の東京新聞伊是名さんのコラムが光っていました。

 

 《バリアフリーを×と記載するなら「店員が手伝います」など、別の手段を提示してくれると車椅子での利用をためらわずにすみます》という提案はすばらしいと思いました。

 店員が障がいのある人達がお店に入る時にお手伝いすれば、バリアフリーがどうして×なのか、どうすればいいのかがわかります。その気づきはお店が変わり、バリアフリーになるきっかけになります。

 そんな風にして変わっていくお店が少しずつ増えていくと、みんながもっと暮らしやすい社会になります。

 「店員が手伝います」のささやかな提示は、みんなが暮らしやすい社会の入り口なのかも知れません。

 伊是名さん、すばらしい気づきをありがとう!

「歌のワークショップ」やります。

 オペラシアターこんにゃく座の歌役者さんを呼んで楽しい「歌のワークショップ」をやります。

 

 3月18日(土)、19日(日) 神奈川芸術劇場ホールでオペラ『森は生きている』が上演されます。そのオペラに登場する歌役者さんの沖まどかさんと泉篤志さんが来て、『森は生きている』で歌われる歌を2曲、みんなと一緒に歌います。楽しいです。ぜひお越し下さい。

 申し込みは info@pukapuka.or.jp

   当日『森は生きている』のチケットも販売します。

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前回やった歌のワークショップの一場面(2022年5月)

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取っ手のゆがんだこのコーヒーカップが好き

取っ手のゆがんだこのコーヒーカップが好きです。

 決して持ちやすいわけではないのですが、既製品の、何の面白みもないコーヒーカップがあふれる中、こんなふうに取っ手のゆがんだコーヒーカップに出会うと、なんだかちょっとうれしくなります。ほっとします。

 このゆがみの向こうにあたたかな人を感じるのです。その人の存在をこのゆがみは確かに伝えてくれます。ゆがみはその人の主張です。ここにおれはいるぞ、っていう。

 別に意識してゆがめたのではないと思います。自然にこんな風にゆがんでしまった。それでいて、このゆがみにはなんとも味わい深いものがあって、つい見とれてしまいます。これこそがぷかぷかさんの魅力。

 

 ぷかぷかさん達はこうやって社会をやわらかく耕しています。だから彼等は社会にとって、とても大事な人達。

 

昨日の「ぷかぷかさんのお昼ごはん」のメニュー。このゆがんだ字を見るとホッとするのです。

字を面白がるところから

 先日「おひさまの台所」の店頭で、こんな字を見つけ、うれしくなってつい買ってしまいました。

 

 「これ字が違うじゃん」

ていうよりも、

「あっ、おもしろい!買った!」

という方が、人生、楽しくなる気がするのです。正しいことは時に人生をつまらなくします。

 こういう字は私たちにはなかなか書けません。ぷかぷかさんがいてこそ出会える字です。

 こういう字を面白がるところから、「ともに生きる社会」とか「共生社会」が始まるのだと思います。「ともに生きる社会」をどうやって作るか、といった小難しい話をいくらしても、新しい社会は始まりません。

 でも、

 「あ、この字、おもしろい!」

って思えば、ここから彼等とのあたたかな出会いや新しい前向きの関係が始まります。ここから新しい社会を私たちの手で作っていくのです。

 

 こういう字はぷかぷかのあちこちにあります。ぜひ面白がりに来て下さい。

 

                  

                  

 

みんなで子育てを楽しむ

 北海道江差町のグループホームで、結婚や同居を望む知的障がい者のカップルに施設側が不妊手術や処置を条件付けていたことが昨年末明らかになりました。

 批判的意見が多かったのですが、施設を擁護する意見もありました。「自活・自立できず入所し、施設に養育まで押しつける?」「《生む権利》と《育てる義務》はイコール」「両親に障がいがあって生活していけるか」

 もし自分が当事者だったら辛くなるような意見です。障がいがあっても子どもを産みたいとか、育てたい、という気持ちはあるのではないでしょうか。子ども好きなぷかぷかさん達は、口にはしないまでも、やっぱりそういう気持ちはあるのではないかと思います。

 そういう気持ちを社会のみんなで支えられないかと思うのです。

 子育ては大変ですが、それを超える楽しさ、喜びがあります。それをみんなで共有してはどうかと思うのです。いろんな苦労は地域を鍛え、豊かにします。障がいのある人の子育ての共有は地域が大きく変わるチャンスです。

 そんな風に発想を変えてこの問題を前向きに考えてはどうでしょうか?

 

 

毎週木曜日の授業が楽しみでした。

 昨年の12月15日、4回にわたる授業の振り返りをしました。ただ感想を言うのではなく、「詩のワークショップ」をやりました。「詩のワークショップ」は、授業の中で印象に残ったことを短い詩にまとめます。その詩をグループの中で共有し、そのあと詩の言葉をバラバラにし、グループの詩として編集し直します。言葉を並べ替える過程で、お互いの思いを共有します。でき上がったグループの詩をほかのグループの人に向かって朗読します。朗読は言葉に丁寧にふれることです。

 

 障がいのある人達とどんな風につきあえばいいのかよくわからなくて不安だった学生さん達でしたが、ぷかぷかさんと一緒にすごろくワークショップ、演劇ワークショップ、絵を描くワークショップ、作品を鑑賞するワークショップなどをやる中で、ぷかぷかさんと出会い、たくさんの新しい気づきがあったようでした。

 《障がい者という言葉でくくって偏見を持っているのがどれだけ間違っているかに気がつきました。》とか《障害をもった方々は「一人じゃ何もできない」、「普通の人より劣っている」とどこがで思っている自分がいたが、今回の授業を通してそれが間違いであることに気付いた。》《ぷかぷかさん達は私より自由な世界でのびのびと生きているのだと気が付きました。》《私たち以上にすごいことをやる人がたくさんいました。》といった感想がありましたが、ぷかぷかさん達とおつきあいして初めて気がついた貴重な気づきです。

 パンを作っている様子を撮った映画を見て、「涙が出ました」と感想を書いた方がいましたが、ぷかぷかさんとの出会いは、学生さん達を深いところで揺さぶったようでした。

 講義の授業では多分こういった言葉は出てきません。ぷかぷかさん達と人として出会うことの大事さをあらためて思いました。出会うことは人を豊かにします。ぷかぷかさん達は講義以上のものを学生さん達に伝えたようでした。

 

 将来子どもたちを相手に仕事をする学生さん達です。子どもたちの中には障がいのある子どもたちもいます。彼等に何かやってあげるのではなく、一緒に何かをやるような関係で仕事して欲しいですね。そうすれば、今回の授業のように相手と楽しく出会えます。障がいのある子どもたちと楽しく出会えると、人生が楽しくなります。私自身、養護学校で障がいのある子どもたちと出会い、人生が変わりましたね。おしゃべりも、着替えも、トイレの始末もできない重度障がいの子どもたちでしたが、人間にとって何が大事か、といういちばんのキモを教わった気がしています。子どもたちと、ぜひそんな出会いをして下さい。

 

 

学生さん達の感想

・最初はどう関わっていいのかわからなかったですが、すぐに打ち解けられてたくさんのお話ができるようになりました。すごろくワークショップの時に大丈夫だよ。と言ってくれた方がいました。とっても嬉しかったです。とても心温かい人達だなと感動しました。ヨッシーさんが作っていた作品全てがとても素敵でした。細かなところまで再現されていてその努力を私は見習いたいなと思いました。ぷかぷかさんを通して元気を沢山貰えたと思います。毎週木曜の授業が楽しみでした。

・最初は不安、恐怖心、どう接していいか分からないし、よく分からなくてちんぷんかんぷんだった。だけども、演劇ワークショップ、絵のワークショップ、造形ワークショップをなど全体を通して、みなさん一人ひとりの個性がとても強くて、個性豊かだった。いつでも、元気いっぱいで、明るくて、笑顔いっぱいで、感情豊かで、集中力凄くて、私たちとなにも変わらない人、むしろ私たちよりも優れている才能があることがわかったし、凄いと思った。

・障がいを持つ方への見方が変わった。今までならうるさい、何を考えているか分からないなど相手を否定する考えを持っていた。しかし、実際に「言葉」を交わし関わるうちに考えを改めた。とても楽しそうに生きている、「障がい」のことを気にしてなんかいない。本人たちが楽しく生きているのに自分の都合で相手を否定し、知ることを恐れてしまっていた。悪いのは相手を知ろうとしない自分自身なのだと痛感した。

 

 

・私はぷかぷかさんたちとふれあい、会う前と会ったあとでの印象が大きく変わりました。ぷかぷかさんと会う前までは「障がい者」というグループでひと括りに分けていましたが、障がい者の人たちもそれぞれ違う特徴があり、個性豊かだということが分かりました。

・最初は不安だった。接したことがあまりなく、雰囲気も分からなかった。小学校の頃に少し怖い思いをしたから、授業まですごくドキドキした。しかし、いざ授業が始まって関わってみると、いろんなお話をしてくれたり、握手をしてくれたりしてくれたりすごくフレンドリーだった。いっしょに劇をした時も積極的にこうしようなど提案をしてくれた。

・ぷかぷかさんの発言はネガティブなことがなくて、ポジティブな言葉しかなかった。そんなところが素敵だと思った。表現豊かでいっしょにいると周りが笑顔になる。

 

 

・最初に関わった時は、子どもではなく大人の方だったので余計に怖いなあとか大丈夫かなあと不安だらけでした。回数を重ねていくうちに、ぷかぷかさん方の一生懸命に取組む姿勢や個性豊かな素敵な部分もみえて、すごいなあと思うようになってきました。今までこういった関わりは一切と言っていい程ないので、とてもよい経験をさせていただきました。5回の交流は長い様で短く感じ、あっという間でした。

・授業を受ける前は、障がいのある人達に対し、自分の中で少し一線を引いていたが、授業の中で一緒に活動するうちに、その一線がなくなった気もした。

・ぷかぷかさん達と交流して、彼らは私たちとは違った見方や考え方をしていたり、ひとつの事を真剣に取り組んでいたり、想像力も豊かで見習うところが多いなと思いました。

・色々な関わりの中でぷかぶかさんの事をたくさん知ることができました。それは多彩な表現力や想像力、そして素敵な笑顔です。名前を呼んでくれたり色々な話をしてくれたことがすごく嬉しかったです。

・ぷかぷかさんと活動したことにより、みなさん個性的で、明るく、前向きで、一生懸命な素敵な人だとわかりました。

 

 

・ぷかぷかさんと出会うまでは、障害者はこういう人と決めつけていたような気がします。

・本当に楽しい時間だったし、いろんなところで私が助けていただきました。

・自分の気持ちが伝わらないのではないかと不安でしたが、表現を一緒に考えたり、一緒に絵を制作していく中でひもが解けたように心を開いて笑顔でお話をしてくださりました。

・ぷかぷかさん達は私より自由な世界でのびのびと生きているのだと気が付きました。このことがいちばん大きな気づきでした。

 

 

・元々障害を持っている人に対して「可哀想だ」という感情が少なからずあったと思います。可哀想と感じているから何をしても許す、優遇する、そういう風に感じていました。しかし、一緒にいろんな活動をし、楽しそうにしているぷかぷかの皆さんを見て「可哀想」という感情は違うのだということがわかりました。

・これまで僕は、少しでも障害者を助けようと思っていたけれど、手伝いなんて必要ないなと思うくらい、何でも一人でしていたことに驚かせられました。

・ぷかぷかさんの映画や作品を見たとき、感動がすごかったです。とてもいい5回の授業でした。

・関わっていく中で障害の方だから出来ないみたいな偏見が少しずつ変わっていきました。私たち以上にすごいことをやる人がたくさんいました。

・ぷかぷかさんの作品をみて、すごいと素直におどろきました。

・ぷかぷかさんとの交流で一番心に残ったのは、平本さんの作品鑑賞の回でした。初めは、複数の人が作ったものだと思って見ていたので、ひとりで作ったと聞いてとっても驚きました。頭の中のものを表現することは難しいし、誰でも出来るわけではないのでとても感動しました。

 

・最初は一緒に活動することは無理だと思っていました。でも、絵を描く活動では、僕たちにない表現を持っていたり、体を使う活動は表現が豊かだったり、僕たちよりもすごい面をたくさん発見することができました。

・私は分け隔てなく関わる素晴らしさを学べた気がしました。

・障がい者との関わり方を学ぶだけでなく、障がい者に対しての思いもいい方向に変わることが出来たと思います。

・演劇ワークショップやアートワークショップを通して、ぷかぷかさんの方たちの表現力や想像力に驚きました。

・一緒に何かを作り上げる時に私たちの方が支えられてるのではないかと思う部分もありました。

・「障がい者は誰かの支えがないと社会に出ることは難しい。健常者はひとりでも社会で生きていける。」今までは無意識にそう思っていましたが、そうではないことに気がつきました。今は、障がい者だから、健常者だから、と分けることにも違和感を感じます

・最初は障害のある方に対して、「怖い」とか「話が通じなさそう」と思っていましたが、関わっていく中でそれは私の勝手な偏見だということがわかりました。ぷかぷかさんとの交流で、今までの自分の偏った考えが誰かを傷つけているかもしれないと思うようになり、勝手な決めつけや偏った考えはやめようと思えるようになりました。

・ぷかぷかさんとの交流を通して、「障がい者」という言葉がどれだけ似合わないか、近くで感じることが出来る素敵な機会でした。

・みんなと何も変わらないのに「障がい者」という言葉でくくって偏見を持っているのがどれだけ間違っていることか認識できる機会でした。

・障害がある方に対して怖いというイメージしか抱いていませんでした。街中で見かけると無意識のうちに距離をとったりしていました。しかし、今回当事者の方と直接交流したり意見を交わしたりした中で、必要のない先入観を私たちが抱いていたのだと思いました。

・彼等のことを知ろうとしなかった、考えた事がなかったというのがどれ程もったいない事であるかを知れた貴重な体験でした。

 

 

・最初はあまりいい気がしてなかったです。何話していいかわからないし、話したとしても内容を理解してくれるか分からないと思っていました。今回の経験を通して自分が持っていたそんな思い込みがガラリと変わりました。

・障害をもった方々は「一人じゃ何もできない」、「普通の人より劣っている」とどこがで思っている自分がいたが、今回の授業を通してそれが間違いであることに気付いた。

・障害を持つ人達を見かける事は昔からあったし、学校にも居たが、今回のような深く何時間も関わる機会は初めてだった。実際話してみると、ちょっと変な人達ではあったけど面白い人達だった。誰かの大ファンだったり、創作にとても意欲があったりと本気で真っ直ぐだった。

 

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ぷかぷかさん達へ

・何度も大学に来てくださってありがとうございました。ゲームやワークショップはとても楽しかったです。また一緒に遊びたいです。機会があれば劇を観に行きたいと思います。

・毎回楽しく、学ぶことがたくさんありました。

・何よりもうれしかったのは私の名前を呼んでくれたり、自分の話をたくさんしてくれたことです。

・ぷかぷかの皆さん、貴重な経験のできる時間を私たちにくださりありがとうございました。素敵な思い出が出来ました。

・授業は毎回、とても楽しい時間でした。いちばん印象に残ったのは、テーマに沿ってみんなで絵を描くワークショップでした。ひとりひとりの個性が見られてとても楽しかったです。ぷかぷかさん達も楽しかったと思ってくれてたらうれしいです。

・パンもお弁当も食べたことがありますが、本当に美味しかったです。また、映画を見た際に裏側をみれて、一生懸命作っていただけている様子をみて涙がでました。これからもたくさん食べていきます。

・私も、自分のやりたいことを一生懸命頑張ってみようと思えました。数回でしたが、交流ありがとうございました。

・素敵な時間をどうもありがとうございました。

・たくさんのことを学ぶことができました。

・貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。この経験を今後に生かしたいと思います。

 

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