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憲法記念日です。憲法について、みんなが、今、真剣に考えていかないと、安倍政権は戦争を始めます。憲法を勝手に解釈して、日本を「戦争のできる国」にしてしまったのですから。 昨日の朝日新聞朝刊一面。「今問われているのは護憲か改憲かではない。そんな議論のはるか手前に前提であるはずの立憲主義、政府は憲法に従って政治をおこなわなくてはならないという「当たり前」が当たり前でなくなっているー」
福祉事業所だから、政治的なことは発言しない、なんて言ってる間に戦争は始まります。戦争は始まってしまったら、福祉事業所だから関係ない、なんて言ってられません。今、おかしいな、と思うことはどんどん言っていかないと、もう後戻りできなくなります。
昨年SHIELDSが戦後70年ということで作った動画メッセージです。短いですが、彼ら若者のすばらしいメッセージが伝わってきます。歴史から何を学び、これからどうしようとしているのか。彼らと一緒に、種を蒔こう。
noddinという映像作家グループが作ったアニメです。日本を「戦争のできる国」にするために政府が着々と準備をしていることがリアルに伝わってくるアニメです。
上のアニメを作った作家たちのメッセージ。
神奈川新聞は…
朝日新聞は…
希望を持って未来に進みたい、まじめにそう思います。でも、そのことがとても困難になってきた気がするのです。そんな中で、とにかく憲法について話をしよう、前文にこめられた思いを想像力しよう…
サイトウさん、歩きながらにこにこ一人パフォーマンスやってました。街中でこんなパフォーマンスに合うと幸せな気持ちになります。
仕事もちゃんとやってました。
いつもはカメラ向けても黙々と仕事をやっているナオコさん、今日は珍しくカメラの方を向いてくれました。今日は誕生日です。給食はナオコさんのリクエストによる誕生日メニューでした。
お惣菜お姉さん二人、今日もシャキシャキ弁当作り。お弁当はほとんどこの二人にお任せ。盛りつけのセンスがすばらしくいい。
今は障がいのある人たちも当たり前のように街に出ていますが、40年ほど前はそうではありませんでした。そんな中で「私たちも街に出たい、バスに乗って出かけたい」と体を張って訴えた人たちがいました。その貴重なドキュメンタリー映像です。 TBSの映像です。テレビがこんな問題をちゃんと取り上げていた頃の映像です。
こういう人たちの体を張っての訴えがあって、今の社会があることを忘れないようにしたいと,あらためて思いました。
社会はこうやって、みんなの力で変えていけるのですね。彼らの活動に、大きな勇気をもらった気がしています。
67歳になりました。といって急にジイさんになったわけでもなく、相変わらず意気軒昂です。ぷかぷかを始める前、この業界の大先輩であるおむすび長屋の田中さんは
「60歳で起業するのは、気力、体力の面でリスクが大きすぎる」
と心配してくれました。でも、もう走り始めていたので、そのまま突っ走ってここまで来てしまいました。幸い、未だ気力、体力ともさして衰えた気配もなく、明日に向かって「わくわくする」ことがたくさんあります。
三日ほど前にコピーライターの方が製作中のプロモーションビデオに言葉を入れてくれ、すばらしい作品になりました。ぷかぷかが言いたいことをわずか5分のプロモーションビデオでとてもうまく表現してくれたように思います。それを見て、これはぷかぷかのホームページ上にアップするだけではもったいないと、このpvを生かす方法をいろいろ考えはじめ、また新しい「わくわく」が始まりました。題して「pv作戦」です。いろいろ作戦を考えるときが、いちばん楽しいですね。こんな使い方したらおもしろいんじゃない、といった元気な提案、お待ちしています。
プロモーションビデオは、これから映像のバックに流れている音楽を作り直すそうで(ぷかぷからしいオリジナルな音楽を考えてるようです)、5月12日に完成予定です。
翌日の5月13日(金)には下記のようなイベントが企画されています。
当初はえらくまじめなチラシだったのですが、なんだかおもしろくないので、私の方で書き直したのがこれです。「なんだかおもしろそう」とか「ウィルスに感染してみたい」と思われた方は、ぜひおいで下さい。pvを作った方も参加します。pvを作った方も実は取材中にウィルスに感染したようで、かなり重症のようです。重症でないと、こんなすばらしいpvはできないと思います。感染するとぷかぷかがどんなふうに見えるか、がpvを見るとよくわかります。
pvのタイトルは「いっしょにいると心ぷかぷか」。そのタイトルがそのまま心にじんわりしみこんでくるような作品です。
あちこちでこういう企画をやってもらえたら、と思っています。5月12日(木),ホームページ上にアップしますので、楽しみにしていて下さい。
できたてのpv見たあと、これならこんな企画をやったら、ぜったいにおもしろい!という提案をぜひやって下さい。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングという会社が募集していた「ソーシャルビジネス支援プログラム」に応募しました。このプログラムのおもしろいところは、資金支援と同時に、「人的支援」もやってくれることです。
《 選考の結果採択された団体に対して、「資金支援」とともに「人的支援(プロボノ活動)」を行うことが、本プログラムの特徴です。研究員、コンサルタントらが本業で培った知見やスキルを活かしながら、様々な社会問題の解決を目指して協働を図ります。当社の役職員で構成されたプロボノチームが伴走者となり、ソーシャルビジネスに取り組む事業者の皆さまの経営課題の解決や事業の高度化を支援します。》
アート作品をビジネスとしてもっと社会に広げていきたいと考え、このプログラムにエントリーしました。もちろん採択されないと話にならないのですが、選考の基準として
《 社会に変化を生みだし潮流を変えるような革新性・創造性のある事業が主な対象となります。 》
とあったので、「絶対に勝つ!」という気持ちで申請書書きました。福祉事業所で「勝つ」とか「負ける」といったことがあるのか、といった意見もあるかも知れませんが、「資金支援」も「人的支援」も「施し」ではなく、あくまで「勝ちとる」ものです。こんなところで「うちは福祉ですから…」なんていっても、何の意味もありません。時代に置いて行かれるだけです。
ぷかぷかを始める前、福祉事業所をはじめると、なんとなく車がもらえるものと思っていました。要するに福祉にはどこからか「施し」があるものと思っていたのです。車がもらえるかも、と密かに期待しながら参加した日本財団の助成金のセミナーでは
「助成金は、社会と人に対する投資です。」
「投資額以上の新しい価値を生み出さないところには、助成金は出しません」
と、びしっといわれ、もう「目から鱗」でした。
福祉事業所も新しい価値を生み出していかないと、この時代、生き残っていけない、というわけです。倒産するという意味ではありません。「新しい価値を生み出す」というところをいつも大事にしていかないと、活気ある事業所、地域社会を豊かにする事業所として存続できない、という意味です。
ぷかぷかは何を生み出しているのか、それは社会にとってどんな意味があるのか、それによって社会はどのように変わっていくのか、といったことをいつも検討するようになりました。助成金の申請書は、そういうことを見る目を鍛えてくれたように思います。
「絶対に勝つ!」という自信は、ぷかぷかにしかないオリジナリティのある価値を書き切ったかどうか、です。申請書にもいろいろあって、そういったことが自由に書けるところと、どうにもうまく書けないところがあります。それは助成金を出すところが申請事業所の何を見たいか、何を求めるか、によります。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングのホームページを見ると、企業理念のページに
《 私たちは、明るい未来を拓くため、 人と社会に対する信頼を基盤として、理想と実現性を踏まえた先駆的な知的価値を創造します。》
《 真のプロフェッショナル集団として、高い志と情熱をもって、未来を先取る価値創造に果敢に挑戦します。 》
といったことが書いてあり、それを反映した申請書でした。申請書は4ページでしたが、10ページまで広げていい、とあって、これはそれくらい自由に書いていい、ということであって、こんなに書きやすい、書いてて楽しい申請書は初めてでした。
5月中旬書類選考結果発表。
これに通れば
6月2日 プレゼンテーション
6月中旬 支援団体発表。
6月30日 賞金授与式/プロボノキックオフ会 (プロボノ活動開始)
審査に通れば、また新しい物語が始まります。
というわけで、年とったからのんびりしよう,なんてのはまだまだ先になりそうです。
朝の会が終わってみんな仕事場に散ってしまっても、座り込んだまま動かない、いや、動けないセノーさん。
養護学校で私が担任していたとき、福祉事業所に実習に行って一日で「もう来なくていい」と言われ、実習が中止になったことがあります。多分こんな感じだったのだろうと思います。
セノーさんは確かにシャキシャキと働いたりはしません。それでも彼なりのペースでお弁当を運んだり、味噌汁を運んだりしています。毎日入金の時は一緒に郵便局に行ってくれます。月一回のしんぶん印刷、銀行から大金を降ろすときのボディガード役は、とても楽しみにしています。シャキシャキではなく、こういう働き方をする人なのです。
なによりもセノーさんがいることで,周りの人たちが癒やされます。世の中にはマッサージなど、人を癒やすことを仕事にしている人はたくさんいます。マッサージよりもはるかに深いところで人を癒やしてくれるセノーさんは、ですから、ああ見えて、実はほかの誰にもできない「癒やし」という大事な仕事をやっていることになります。
癒やしの仕事はぷかぷかの中だけでなく、毎日のように行く郵便局で窓口のお姉さんたちを癒やしています。銀行に行っても、あの固い雰囲気を一気に和らげています。
こんなことは誰にでもできる仕事ではありません。セノーさんにしかできない仕事です。これって、すごいじゃないかと私なんかは思ってしまいます。
Facebookページにセノーさんの話が載ると、それだけでアクセス数が一気に増えます。Facebookページを見るだけで、何か癒やされるものがあるのだと思います。セノーさんの存在感そのものが社会を癒やしている,というわけです。
社会全体が、そんなふうにセノーさんを受け止めてくれるようになれば、みんなはもっとゆるっとした気分になって、日々がもっと楽になるように思うのです。
セノーさんは時々パニックになって「あ、き、は、ば、ら!」とか「あ、に、め、い、と!」とかわめきながらも、実は今日もせっせと街を耕しているのです。
ぷかぷか春のマルシェの日、セノーさんのお父さんが迎えに来ました。帰りの会が終わっても セノーさんはなかなか「わんど」から出てきません。出てこれない、と言った方がいいかも知れません。何するにしても、なかなか前に進まないのです。私なんかはいつも、どこそこに行くから早くしてよ、なんて言ってしまうのですが、お父さんは黙って「わんど」の外で,いつ出てくるともわからないセノーさんをじっと待っていました。
このところだんだん時間がかかるようになって、医者は過去のことがフィードバックして動作が止まるとか言ってましたが、それに効く薬があるわけでもないので、こうやって待っているんです、とおっしゃってました。
にしても、日々の暮らしの中で、セノーさんが動き始めるのを黙ってずっと待っているって、すごいなぁと思ってしまいます。
階段を上りはじめるのも、ものすごく時間がかかりましたが、お父さんはせかす言葉をひとこともいわず、ああだ、こうだというセノーさんの言葉にずっとつきあっていました。
セノーさんは一日に何度も小さなパニックを起こし、そのたびにお父さんに電話します。電話することで自分を落ち着かせようとしているんです、とお母さんはおっしゃっていましたが、電話される側は大変だろうなと思います。仕事中に、一日に何回も電話がかかってきて、「今、仕事中!」とかで電話を切ってしまうのではなく、お父さんはセノーさんが納得するまで話につきあっています。
毎週のように映画につきあっているようで、昨日はディズニーの新作アニメを一緒に見に行ったようでした。
一日一日おだやかに過ごしてくれるように、と、そんな思いがあふれているようです。医者に頼るわけでもなく、すべて自分で引き受け、それでいてグチひとついうわけでもなく、黙ってセノーさんを待ち続け、毎日毎日繰り返される同じ会話に、根気よく、楽しそうにつきあっているお父さんは、本当に神さまのような人だなと思います。
「いつもご迷惑おかけしてすみません」
「とんでもないですよ、ぷかぷかはセノーさんに毎日癒やされているんですよ。迷惑どころか、セノーさんには本当に感謝してるんですよ」
「そんなふうに言っていただけて、ほんとうにうれしいです」
ぷかぷかは毎日セノーさんと楽しくおつきあいしているだけですが、お父さんのお手伝いもすこーしできているのかなぁ、と思いました。ぷかぷかに来ている昼間だけでも、ちょっと気が休まる時間を過ごして欲しいと思います。
そうそう、帰りの会をちょっとのぞいたお父さん、
「先輩後輩もなく、上下関係もなく、みんながフェアな関係であーだこーだ言っているいるところがぷかぷからしくていいですね」
なんてうれしいこと言ってくれました。ふだん全く意識せずにやっていることですが、外部の人にはそんなふうに見えるんだと思いました。
春のぷかぷかマルシェをやりました。今回サポート隊という名前で利用者さんの保護者の方が応援に入ってくださり、とても助かりました。
アカギさんは親子でダンスをしました。
こんな元気なお母さんだとは知りませんでした。次回からオープニングイベントの中には保護者の時間を作り、何かパフォーマンスをやってもらうのがいいかなと思いました。こうやって親がしっかり前に出て自分を表現することがとても大事だと思っています。いつも子どもの後ろにいて、私は結構です、といってると、自分が生きていることを、自分の人生を、忘れてしまいます。誰かの親である前に、一人の人間であること。そのことを子どもの前でしっかり表現して欲しいと思っています。期せずしてアカギさんのお母さんがそれをさらっとやってくれ、すばらしいお母さんだと思いました。
ゲスト出演のはっぱ隊。オリジナルソング『ひとつぶの雨』の最新バージョンをお披露目してくれました。みんなそれぞれ仕事を持ちながら、その合間に集まって練習するのは本当に大変だと思います。いつものことながら、この元気さはどこからくるのだろうと思いました。
辻さんは『赤いスィートピー』を歌ったあと、自分で「アンコール」「アンコール」と言い,ワークショップで歌った『岩手軽便鉄道の一月』を歌ってくれました。
オープニングの最後は笠で「6周年、ありがとう」のメッセージ。
お客さんといっしょにいい時間を過ごせたように思います。
お店の前にベビーカーが並ぶって、すごく平和です。
恐竜も楽しんでいました。
障がいがある人と一緒に暮らす社会について掘り下げて考えるためのトピックス集です。