ぷかぷか日記

なすの実がなりはじめました

<なす>

なすの苗を定植した後、最初になる実は早めに取った方が良いそうです。大きくなってから収穫しようとすると、実に養分が行ってしまい、木が大きくならないからです。また実も固く俗に「石なす」と言われているそうです。

こういったアドバイスを隣の畑の方々からいろいろと教えていただき非常に助かっています。写真は2番果です。今週の金曜日か来週の月曜日にはお店に並ぶと思います。

f:id:pukapuka-pan:20160608180911j:plain

 

ラディッシュ

ラディッシュも丁度良い大きさになってきました。これからしばらくお店に並ぶびます。食卓に鮮やかな彩どりを与えてくれるので、アクセントにいかがでしょうか。是非お店にお立ち寄りください。

f:id:pukapuka-pan:20160608181552j:plain

「希望」をあちこち広げて下さい。

 ぷかぷかのプロモーションビデオをつくったプロデューサーの方は、昨年の10月の緑区民まつりの時からぷかぷかの取材に来られました。今まで障がいのある人たちとのおつきあいは全くといっていいほどなかったので、はじめはドキドキしながら取材されたのではないかと思います。ところがカメラのファインダーをのぞいているうちに、ぷかぷかのメンバーさんの魅力にどんどん引き込まれていって、今やぷかぷかウィルスに感染した重症患者といっていいくらいと自分でおっしゃっています。

 取材中のカメラマンとプロデューサー。

f:id:pukapuka-pan:20160529234922j:plain

 

 コピーライターの方も、障がいのある人たちとのおつきあいははじめてだったようで、ワークショップに参加し、ぷかぷかのメンバーさんたちと新鮮な出会いをしたようでした。下の写真のような場面を何度も体験し、生まれてきた言葉が「いっしょにいると心ぷかぷか」でした。

f:id:pukapuka-pan:20160606173828j:plain

 ですから今回できあがったプロモーションビデオは、ビデオ制作のプロジェクトチームのぷかぷかのメンバーさんたちとの新鮮な出会いが生んだ作品といっていいと思います。タイトルも、ビデオの中の言葉も、すごく新鮮なものを感じます。タイトルの「いっしょにいると心ぷかぷか」は、しみじみ「うまいなぁ」と思いました。彼らとおつきあいしたときの、ほっこりあたたかな印象を実にうまく言葉に表現していると思います。プロジェクトチームとの初顔合わせの時、どうしてコピーライターの方がこのチームにいるのかよくわかりませんでした。でも、「いっしょにいると心ぷかぷか」の言葉を聞いて、こういう言葉を生み出すためにコピーライターの方がいたんだ、とすごく納得しました。

 プロモーションビデオは、ぷかぷかが日々発信している「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージの映像化でした。そして映像化の作業の途中で、言い換えれば彼らを撮影している途中で、彼らとおつきあいしている途中で、その実感の中から出てきたのが「いっしょにいると心ぷかぷか」でした。こんなふうに彼らと出会ったよ、というメッセージ。

 とても新鮮な感じがしました。そして何よりも「希望」を感じました。今までほとんどおつきあいのなかった人たちが、わずか半年足らずで、こんなすてきな映像と言葉を生み出してくれたことに。

 

 この「希望」を、あちこち広げて下さい。 

www.youtube.com

 プロモーションビデオの感想をぜひ聞かせて下さい。

感想はぷかぷかホームページから

www.pukapuka.or.jp

 

 

 

サワノさんへメッセージ

「カードもらいました」

と嬉しそうにお話ししてくれたサワノさん。

ぷかぷかメンバーのチカさんが、サワノさんのために『お誕生日おめでとうカード』を書いてくださいました🎂

f:id:pukapuka-pan:20160607195950j:image

梅雨入り

昨日は梅雨に入った気がしないねぇ〜、なんて話をしていましたが、今日は一転降ったりやんだりと梅雨空です。

さて、昨日の月曜日のメニューはお誕生日メニューでした。リクエストは肉じゃがとポテトサラダでしたが、さすがにダブルポテトはお腹がふくれてしまうかな?と、思い少し変更をさせていただきました。
メニューは✩肉じゃが✩白和え✩和風サラダです。白滝の代わりに最近お気に入りのさつまいもの春雨をたっぷりとのせました。
f:id:pukapuka-pan:20160607170537j:imagef:id:pukapuka-pan:20160607170555j:image
今日のメニューは
✩サワラの幽庵焼き
✩人参しりしり
✩ひじきの煮物です。
サワラの上には柚子ではなくすだちをのせています。
f:id:pukapuka-pan:20160607170753j:imagef:id:pukapuka-pan:20160607170820j:image

おかげ様で3周年!! 感謝の気持ちを込めて…

おひさまの台所は、6月18日で3周年を迎えます(#^^#)

皆様の支えあっての2年間でした…心から感謝しております!

そんな感謝の気持ちを込めて、6/13㈪~6/17㈮の5日間

パン屋、カフェ、アート屋わんどの各店舗もコラボしたイベントを下記の通り

行います!

皆様のご来店をお待ちしております。

 

f:id:pukapuka-pan:20160606152656j:plain

神さまが救ってくれたのかも。

 北海道の山中で行方不明になっていた小学校2年生の田野岡大和君が、6日ぶりに保護され、それについて今朝の朝日新聞にこんな投書がありました。

「大和君は昔話に出てくるような神さまに守られていたのかも知れない。たどり着いたところに小屋があり、水があり、眠るときに寒さもしのげた。日本中の祈りが大和君に降り注いだのだろう。」

 きっとそうなのだろうと思います。日本中の祈りが大和君を救った。ほんとうによかったですね。大和君のがんばりに、私たちも救われた気がしています。

 
 Facebookに載せたところ、こんなコメントが来ました。
 
 「 カムイの里だからね。樹木や水や動物たち、すべてに宿るカムイが彼を守ったのかな。」
 
 神さまが救ってくれたことで思い出すことがあります。
 私は30歳の時、初冬の富士山で滑落事故を起こしました。かちんかちんに凍りついた富士山頂上直下の岸壁帯を仲間と登っているとき、若い仲間が滑落。ザイルで結び合ったまま600メートルほど氷の急斜面を滑落(頂上直下から6合目付近まで)。奈落の底に引きずり込まれるような恐怖の中で気を失いました。たまたま6合目付近に貼り出していた尾根に乗り上げていのちは助かりました。両足首開放性脱臼骨折という大けがで、出血がひどく、目撃した山仲間の看護婦は、もうだめだろうと思ったそうです。たまたまその年は雪が少なく、5合目まで救急車が入ったので、助かりました。9ヶ月も入院し、なんとか歩けるまでに回復して今に至っていますが、あの時も、「こいつはもう少しやることがある」と神さまが助けてくれたのだと思っています。
 あの時、神さまが救ってくれなかったら、今の「ぷかぷか」もないわけですから。猛スピードで滑落する私を全力で救ってくれた神さまにあらためて感謝!です。
 

油淋鶏

今日のメニューは最近、中華料理のお店では当然の様にメニューにのっている油淋鶏です。

私の若い頃はこんなメニューなかった様な?気がします。あっても家庭のテーブルには乗らないものでした。昔に比べると昨今の料理数はすごいですよね。✩油淋鶏の他には
✩ジャガイモの炒めもの
✩春雨サラダ
でした。
ジャガイモは皮のまま細切りにしてバターと塩でシンプルに味付けをしました。f:id:pukapuka-pan:20160603155851j:imagef:id:pukapuka-pan:20160603155911j:imagef:id:pukapuka-pan:20160603155858j:image

駐車場ごみ集め

ダイチごみ集め隊長の「これから駐車場のごみ集めに行きます」

ちょっと声が小さいけど、号令がかかり出発!そして作業開始。
f:id:pukapuka-pan:20160603134815j:image
f:id:pukapuka-pan:20160603134829j:image
綺麗になりました。

袋煮

今日のメニューは

✩袋煮
✩小松菜のにんにく和え
✩白菜のあんかけ
でした。
袋煮の中には鶏ひき肉、人参、ゴボウ、椎茸、玉ねぎなど具沢山。袋煮の下には直売所から購入したしぼり染めの様なさぼいキャベツを敷いています。
最近、直売所のお野菜を多く取り入れている為にメニューを変更させていただくことが多くなりました。ですが、地場のお野菜を食べる事はとても大切にしたいと思っていますので、皆さんよろしくお願いします。
f:id:pukapuka-pan:20160602160731j:imagef:id:pukapuka-pan:20160602160743j:image

人は誰でもそのままで生きていていい

 近所の方から素敵な話を伺いました。

 

●●●

【ツジさんと鶴さんのおはなし】

先日、こどもたちとぷかぷかパン屋さんに行きました。

『あ!今日はツジさんいたよ!』

こどもたちがお店をのぞいて、うれしそうに走っていきました。
こどもたちも私も、ツジさんが外販でいらっしゃらないときは、とてもがっかりするのです。

お店に飛び込んでいったこどもたちはまず、パンを選ぶ前に、ツジさんを囲んでニコニコ。

ツジさんは、いつものように
『マダガスカル   クロアチア  ・・・』
国名を言いながら、てきぱきと働かれていました。

店内には、他にお客様がいらして、
コーヒーを飲んでおられました。

『スペイン  マドリード ・・・』

ツジさんの国名のおしゃべりの中、先ほどのコーヒーのお客様と私は、目が何度もあいます。

その表情から 私がツジさんのおしゃべりに驚いているか、すこし心配されているのかな、と思いました。

そのとき、コーヒーのお客さまが
スタッフの鶴さんに声をかけられました

『(・・・)訓練した方がいいんじゃない?』

全部は聞こえてこなかったので不確かなのですが、

『訓練』

という言葉は、まっすぐ聞こえてきて、
おもいっきり反応してしまい、

思わず、
『訓練してほしくないです!わたしたち、ツジさんが大好きなんです。会いに来ているんです。訓練・・・してほしくない。』

と、口をはさんでいました。

久しぶりに聞いた『訓練』という言葉に、ちょっとカチンときたのです。

そうしたら、
スタッフの鶴さんは、
何も動じずに、こうおっしゃったのです。

『ツジさんにおしゃべりをやめて。と言うのは、ツジさんに息を止めて、ということと、同じことなんです。』

『訓練は無理です。』

『それに、ツジさんの声は、とてもいい声だから、α波というのかしらね、聞いていて、とても気持ちがいいんですよ』

『お客様からクレームもありませんよ』

コーヒーのお客さまが、お話されることに鶴さんは、丁寧に応えています。

そのあと、コーヒーのお客さまは、ツジさんにもお話をされていました。

ツジさんは、『はい!』と元気いっぱいの返事。

『はい!』(そのとおりです!)
(もう、その話は、おわりです!)

そんな風に聞こえました。

コーヒーのお客さまはもう、何も言われませんでした。

そのやりとりの様子を、こどもたちは、じっと見つめ、じっと聞いていました。

レジに行くと、
ツジさんはいつもよりも はりきった感じで
『760円です!』

トレーの上のパンの代金をあっという間に計算して教えてくれました。

そして、ツジさんは
すこし、笑ったお顔で、言われました。

『チキルーム✨』

『はい、魅惑のチキルームですよね。』

ツジさんが歌う魅惑のチキルーム。

大好きです。

ツジさんがぷかぷかマルシェで披露された歌声。

ツジさんの生きている世界は、
『魅惑のチキルーム』みたいに
陽気で楽しくて、
みんながしあわせな世界なんだなあって
感動したことを思い出しました。

胸がいっぱいになりながら、
こどもたちとぷかぷかパン屋さんを出て
空を見上げました。

ぷかぷかのご近所に暮らせていることに
誇りを感じました。

そして、胸がいっぱいになるほどの幸せを感じました。

人は誰でもそのままで生きていてよくて

誰からも「訓練」されることなんて必要なくて

きもちよく生きているその姿は、
みんなの幸せにつながっている

鶴さんの言葉

ツジさん、とっても嬉しかっただろうなあ

コーヒーのお客さまもいいパスをしてくれて、すごいタイミングにお店にいることができて

ほんとうにラッキーだなあって思います

ぷかぷかさん

ここに居てくださることが
私たちの幸せです

ツジさんが歌う
魅惑のチキルームが、いま、わたしの頭の中を流れています。


●●●

 

社会はこうやって、少しずつ少しずつ変わっていくのだろうと思います。

近所の方と、スタッフと、ツジさんの対応がすばらしいですね。

ぷかぷかが街の中にあることで、どんなことが起こるのか、そのことが社会の中でどんな意味を持つのかがよく見えます。

「障がいのある人たちは社会に適合できるように訓練した方がいい」という考えが、社会の中で圧倒的な力を持つひとつの「文化」だとすれば、近所の方とスタッフ、ツジさんの対応から見えてくるのは、「訓練なんかしなくていい」という、もう一つの新しい「文化」だと思います。「文化」といっていいほどの、人の新しい生き方の提案。

「人は誰でもそのままで生きていていい」という文化。

「それぞれがきもちよく生きているその姿は、みんなの幸せにつながっている」という文化。

ぷかぷかは今、それをこの街で創り出しているのだと思います。

f:id:pukapuka-pan:20160602123305p:plain

最近の日記
カテゴリ
タグ
月別アーカイブ