昨夜、近所の方からこんなメールが来ました。
いつも噛みしめるほどにおいしいパンや、体が喜ぶお惣菜や、心からほっとくつろげる憩いの場所をご提供くださり、ありがとうございます。
突然このようなメッセージをお送りするご無礼をどうかお許しください。
近所に住んでおり、よく犬の散歩の行き帰りに、利用させていただいていました。
私の犬はドーベルマンで、恐怖を感じてしまわれる方も多い中、スタッフの皆さんは快く受け入れてくださり、やさしくお声をかけてくださったり、お忙しい中お手間になるにもかかわらず、カフェの外のスペースで食事させてくださったり、本当にありがとうございました。
実は、先日、病気で犬が急死してしまったのですが、ふりかえると、私が犬を撮影することはあっても、ふたり一緒に写った写真がほとんどないのに気付きました。
それで、思い出したのですが、代表の高崎様が、今年の2月頃だったか、カフェの前のテーブルで犬をフセさせて食事している姿を写真に撮ってくださり、そのあとおひさまの台所に伺ったとき、ブログにアップされていますよ、とスタッフの方が教えてくださったのです。
もう撮ることのできない貴重なツーショット、寒かったけれど、スタッフのお姉さんにやさしくしていただいて、ご機嫌だったあの日の犬の姿をどうしても見たいと、こちらのぷかぷか日記を探したのですが、見つけることができませんでした。
お忙しい中ずうずうしいお願いで申し訳ないのですが、もし可能でしたら、写真がアップされているサイトをお教えいただけないでしょうか?
すでに記事が削除されているようでしたら、画像が残っていればいただけたら、いただくことはできないでしょうか?
たくましいドーベルマンはよく覚えていたので、すぐにFacebookページを探しました。私も犬が大好きなので、近所の方の気持ちが痛いほどわかり、夢中になって探しました。ところがFacebookページは過去にさかのぼるほど、ダウンロードに時間がかかり、2月にアップしたページにたどり着くのに2時間近くかかってしまいました。それでも探し当てたときは「やったぁ!」って感じで、もう夜中の1時過ぎでしたが、すぐにそのサイトのアドレスをメールしました。
で、先ほどお礼のメールが来ました。
お忙しい中、貴重なお時間をいただき、膨大な中からURLや写真をお送りくださり、さっそくにお返事いただいて、本当に本当にありがとうございます。
思いがけず撮影していただいた姿が、一生の宝物になりました。
犬の写真と一緒にFBを遡るように拝見して、当時のメニューや焼きあがったばかりのパン、スタッフの方々の笑顔、大木の雄姿、看板の文字、季節の移り変わり…毎日毎日なんということもなく過ぎてゆく貴重でかけがえのない一瞬一瞬が思い出され、とても温かな気持ちになりました。
「一生の宝物」という言葉がずんときました。たまたま通りがかって撮っただけの写真なのですが、それが誰かにとっては「一生の宝物」になることもあるのですね。
ぷかぷかさんが写真2件を追加しました。