ぷかぷか日記

チェロのミニ演奏会やりました。

 日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんのミニ演奏会がありました。

 演奏会の前に名刺に使う似顔絵とチェロの絵をヨッシー画伯に描いてもらいました。日本フィルハーモニーの名刺はどこかなくしてしまったので、今度はぷかぷかの似顔絵名刺を作るのだそうです。この辺の感覚がいいですね。日本フィルの権威(?)ある名刺よりぷかぷかの似顔絵名刺がいい、というわけです。

f:id:pukapuka-pan:20160915220759p:plain

 

 今日は帰りの会をチャッチャッと済ませ、さっそくミニ演奏会。生のチェロ演奏を聴くなんて、ほとんどの人ははじめてだったので、みんなすごい集中して聞いていました。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

 チェロって、しみじみいい音ですね。ほんとうにすばらしい時間を過ごすことができました。こういう時間こそ大事にしたいと思いました。

 ダイちゃんの太鼓演奏の話をしたら、機会があれば太鼓とチェロのコラボをやってみたいとおっしゃっていました。ダイちゃんと相談し、ぜひそういう機会を作りたいと思います。即興の演奏会なので、どんな展開になるのか、全くわかりません。多分ダイちゃんの元気な太鼓演奏に、チェロが即興で突っ込んでいくような演奏になると思いますが、みんなわくわくどきどきしながら聞くような演奏会になると思います。日時が決まりましたらお知らせします。

 親子で聞くチェロのソロ演奏もやりたいということでした。お父さんが牧師さんなので、教会でよく演奏するそうです。日時が決まりましたら、お知らせします。

 

 来年1月29日(日)みどりアートパークのホールで「第三回 表現の市場」が開かれます。ぷかぷかのワークショップの発表会もそこでおこなわれるのですが、今年は「セロ弾きのゴーシュ」をやります。江原さんが芝居の中でチェロを弾きます。楽しみにしていてください。

霧が丘商店街駐車場のゴミ拾い

久しぶりになってしまいましたが、あらじんゴミ拾い隊長の号令によりゴミ拾いに行くことにしました。隊長自ら、

「これからゴミ拾いに行くぞ!オー!」

と気合を入れ出発しました。

駐車場内ではゴミを見つけ、

「あった!」とまるで宝物?を見つけ出すようなゲーム感覚のように楽しみながら励みます。

 

普通は気乗りのしない仕事ですが、彼らと一緒に作業すると、あら不思議、楽しさに変わってしまうのですf:id:pukapuka-pan:20160915211412j:image

なんだかわからないけれどうれしい。

給食スタッフの私、いつもお昼を頂くのは1時頃です。ちょうど給食メンバーさん達がお昼休みを終えて仕事に入る時間。

いつもは座卓の席で頂くのですが、今日は訳あってテーブル席で大急ぎでお昼を食べでいました。もともと食べるのがすごく遅い私なのですが、今日は急ぐため必死で下を向いて食べでいました。そしてふと顔をあげると給食メンバーさんが私を取り囲むようにずらっと並びテキパキと食器洗いや拭きをしているではありませんか。

他の方が見れば何気ないことなのかもしれません。ですが、私は何かとても大切な一場面を見た様ですごく嬉しくなって『うわ〜、素敵!』と、声をあげてしまいました。 

こんなところを見ることが出来てスタッフ冥利に尽きる!と思う私なのでした。f:id:pukapuka-pan:20160915172624j:image

イロイロなコト、出来るヨロコビ。

チーやんは21歳、笑顔かすごく素敵な方です。

そんなチーやんは沢山の事に興味があってイロイロな事に前向きです。

今日は本当は畑仕事の日でしたがお天気が悪く室内作業。

畑はすごく行きたかったみたいですが、行かなくても出来る仕事はてんこ盛りです。

瞬く間に沢山のありがとうカードを描き、午後には大詰めになった刺し子の作業。

そんな作業経過を時々見せに来てくださいます。そしてその時も素敵な笑顔。

笑顔は相手の顔をチョット上向きにさせてくれる力があるように感じた今日でした。

f:id:pukapuka-pan:20160914214344j:imagef:id:pukapuka-pan:20160914214350j:image

みんな、自分の事を必要だと思いました。

 ホームページの左側メニュー欄「メンバーさん」のページに、先週金曜日から「王子様のいいこと日記」が登場しています。

pukapuka-pan.xsrv.jp

 その日記に今日、こんな言葉がありました。

 「今日はみんな、自分の事を必要だと思いました。」

 すごい発見をしたんだと思いました。

 

  今朝はかなり遅れてきて、みんな心配していました。遅れてきた王子様を見るなり、

「王子様がなかなか顔を見せないので、みんな心配してたんだよ」

「王子様がいないと、仕事がうまく進まなくて、ほんとうに困ってしまうんだよ」

「王子様がいないと、みんな、ほんとうにさびしいんだよ」

「王子様は厨房の大事な戦力だから、その王子様がいないと、予定していた仕事がみんな狂ってしまって大変なんだよ。」

「王子様の笑顔がみられないと、厨房の明かりが消えたようだよ」

………

と、みんなに代わる代わる言われ、王子様は自分がみんなから必要とされていることをはじめて知って、すごくうれしかったようです。

 そのことを帰りの会で、

「いい一日でしたか?」

と聞かれたとき、その時のうれしかった気持ちを素直に言い

「それが今日いい一日でした」

と報告していました。そのあと日記に

「今日はみんな、自分の事を必要だと思いました。」

と書いたのです。

 社会から必要とされること、あなたが必要と言われること、それは誰にとってもうれしいことです。どちらかといえば社会から疎外されている障がいのある人たちにとっては、飛び上がりたいくらいうれしいことです。

 

 「自分の事が必要な存在だと思いませんでした。」

 は、なんて悲しい認識なんだろうと思います。そんな認識のところへ

「みんな、自分の事を必要だと思いました。」

とわかったときの喜びは、一体どれほどのものだったかと思います。

「早く切って仕事したいです。」

王子様の気持ちがあふれているようで、ジ〜ンと来ました。

この喜びが、彼の人生をもっともっとはずんだものにしてくれるといいなと思いました。

 

みんなの顔

前回の給食ブログでメニューをたくさん載せましたが、写真をたくさん載せているうちに皆さんの顔も浮かんできました。

f:id:pukapuka-pan:20160913163817j:imagef:id:pukapuka-pan:20160913163841j:imagef:id:pukapuka-pan:20160913163851j:image

f:id:pukapuka-pan:20160913163907j:imagef:id:pukapuka-pan:20160913163925j:image

最初から最後までご自分で作ったタルタルソースをかける表情はピカイチですね!

f:id:pukapuka-pan:20160913164032j:image

給食メニュー紹介

お天気に振り回される今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?今回は9月前半の給食のご紹介です♩♪♫♬

9月1日木曜日

豆腐ステーキきのこソース、カボチャ鶏そぼろ

、青菜のおひたし

9月2日金曜日

冷シャブ、大根サラダ、ニラと卵とトマト炒め

f:id:pukapuka-pan:20160913161317j:image

9月3日土曜日お楽しみメニュー

炊き込み御飯、冷奴香味たれ、卵焼き、フルーツ

f:id:pukapuka-pan:20160913162628j:image

 

9月5日月曜日

野菜炒め、さつまいもレモン煮、マカロニサラダ

f:id:pukapuka-pan:20160913161415j:image

9月6日火曜日誕生日メニュー

カレー、サラダ、たまごタルタル、フルーツ

f:id:pukapuka-pan:20160913162735j:image

9月7日水曜日

魚のフライ、ラタトゥイユコールスロー

f:id:pukapuka-pan:20160913163034j:image

9月8日木曜日

おから入りハンバーグ、グリーンサラダ、粉ふきいも

f:id:pukapuka-pan:20160913161506j:image

9月9日金曜日

唐揚げ、大根サラダ、カボチャ煮

f:id:pukapuka-pan:20160913163322j:image

9月12日月曜日

回鍋肉、切り干し大根、モヤシとキュウリの甘酢和え

f:id:pukapuka-pan:20160913163501j:image

9月13日火曜日

鮭の塩焼き、厚揚げ煮物、カボチャ素揚げ

f:id:pukapuka-pan:20160913163551j:image

 

 

 

 

 

順番!順番!

「はい、そこ、順番!順番!」

今日もモモコさんの掛け声がかかる厨房。

ヨッシーが鶏ササミを見事にさばいて

f:id:pukapuka-pan:20160913140232j:plain

ナオコさん、モモコさん、かっちゃんが順番にパン粉つけ。

いつでもチームワークを大切に

「ほら、順番!順番!」の掛け声の飛び交う厨房です

f:id:pukapuka-pan:20160913141752j:plain

 

あらためて障がいの人たちが街の中のお店で働くことの意味を思いました。

  マクドナルドで32年も働いたダウン症の女性が退職するとき、100人を超える人がお店にやってきた、という感動的なニュースが流れてきました。

irorio.jp

 お店で働いていた同僚は「彼女の笑顔や熱意、そしてハグがこの店を単なるレストラン以上の存在にしてくれた」とコメントしたそうですが、「単なるレストラン以上の存在にしてくれた」という言葉がいいですね。その言葉こそが彼女が退職する日に100人以上の人が集まったことの意味だろうと思います。

 このお店がぷかぷかのように福祉事業所ではなく、一般企業であることが、何よりもすばらしいと思います。その気になれば、福祉事業所だってやりきれていないことが一般企業でやれるということです。

 一般企業であれば、多分ぷかぷかのように障がいのある人たちが街の中のお店で働くことの意味を発信したりはしません。ただただ彼女が毎日黙々と働いただけだと思います。彼女がお店で働くこと、そのことだけがこれだけの広がりを作り、単なるレストラン以上の存在にしたのだろうと思います。

 あらためて障がいの人たちが街の中のお店で働くことの意味を思いました。

 

 ぷかぷかも「ぷかぷかさん」たちがいなかったら、ただのパン屋であり、ただのカフェであり、ただのお惣菜屋です。なんだかつまらないですね。やっぱり彼らがいるからこそ、ただのパン屋以上の存在になっているのであり、今までにない新しい価値を生み出し、地域を豊かにする、魅力あるお店になっているのだと思います。

最近の日記
カテゴリ
タグ
月別アーカイブ