チーやんは21歳、笑顔かすごく素敵な方です。
そんなチーやんは沢山の事に興味があってイロイロな事に前向きです。
今日は本当は畑仕事の日でしたがお天気が悪く室内作業。
畑はすごく行きたかったみたいですが、行かなくても出来る仕事はてんこ盛りです。
瞬く間に沢山のありがとうカードを描き、午後には大詰めになった刺し子の作業。
そんな作業経過を時々見せに来てくださいます。そしてその時も素敵な笑顔。
笑顔は相手の顔をチョット上向きにさせてくれる力があるように感じた今日でした。
チーやんは21歳、笑顔かすごく素敵な方です。
そんなチーやんは沢山の事に興味があってイロイロな事に前向きです。
今日は本当は畑仕事の日でしたがお天気が悪く室内作業。
畑はすごく行きたかったみたいですが、行かなくても出来る仕事はてんこ盛りです。
瞬く間に沢山のありがとうカードを描き、午後には大詰めになった刺し子の作業。
そんな作業経過を時々見せに来てくださいます。そしてその時も素敵な笑顔。
笑顔は相手の顔をチョット上向きにさせてくれる力があるように感じた今日でした。
ホームページの左側メニュー欄「メンバーさん」のページに、先週金曜日から「王子様のいいこと日記」が登場しています。
その日記に今日、こんな言葉がありました。
「今日はみんな、自分の事を必要だと思いました。」
すごい発見をしたんだと思いました。
今朝はかなり遅れてきて、みんな心配していました。遅れてきた王子様を見るなり、
「王子様がなかなか顔を見せないので、みんな心配してたんだよ」
「王子様がいないと、仕事がうまく進まなくて、ほんとうに困ってしまうんだよ」
「王子様がいないと、みんな、ほんとうにさびしいんだよ」
「王子様は厨房の大事な戦力だから、その王子様がいないと、予定していた仕事がみんな狂ってしまって大変なんだよ。」
「王子様の笑顔がみられないと、厨房の明かりが消えたようだよ」
………
と、みんなに代わる代わる言われ、王子様は自分がみんなから必要とされていることをはじめて知って、すごくうれしかったようです。
そのことを帰りの会で、
「いい一日でしたか?」
と聞かれたとき、その時のうれしかった気持ちを素直に言い
「それが今日いい一日でした」
と報告していました。そのあと日記に
「今日はみんな、自分の事を必要だと思いました。」
と書いたのです。
社会から必要とされること、あなたが必要と言われること、それは誰にとってもうれしいことです。どちらかといえば社会から疎外されている障がいのある人たちにとっては、飛び上がりたいくらいうれしいことです。
「自分の事が必要な存在だと思いませんでした。」
は、なんて悲しい認識なんだろうと思います。そんな認識のところへ
「みんな、自分の事を必要だと思いました。」
とわかったときの喜びは、一体どれほどのものだったかと思います。
「早く切って仕事したいです。」
王子様の気持ちがあふれているようで、ジ〜ンと来ました。
この喜びが、彼の人生をもっともっとはずんだものにしてくれるといいなと思いました。
前回の給食ブログでメニューをたくさん載せましたが、写真をたくさん載せているうちに皆さんの顔も浮かんできました。
最初から最後までご自分で作ったタルタルソースをかける表情はピカイチですね!
お天気に振り回される今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?今回は9月前半の給食のご紹介です♩♪♫♬
9月1日木曜日
豆腐ステーキきのこソース、カボチャ鶏そぼろ
、青菜のおひたし
9月2日金曜日
冷シャブ、大根サラダ、ニラと卵とトマト炒め
9月3日土曜日お楽しみメニュー
炊き込み御飯、冷奴香味たれ、卵焼き、フルーツ
9月5日月曜日
野菜炒め、さつまいもレモン煮、マカロニサラダ
9月6日火曜日誕生日メニュー
カレー、サラダ、たまごタルタル、フルーツ
9月7日水曜日
9月8日木曜日
おから入りハンバーグ、グリーンサラダ、粉ふきいも
9月9日金曜日
唐揚げ、大根サラダ、カボチャ煮
9月12日月曜日
回鍋肉、切り干し大根、モヤシとキュウリの甘酢和え
9月13日火曜日
鮭の塩焼き、厚揚げ煮物、カボチャ素揚げ
「はい、そこ、順番!順番!」
今日もモモコさんの掛け声がかかる厨房。
ヨッシーが鶏ササミを見事にさばいて
ナオコさん、モモコさん、かっちゃんが順番にパン粉つけ。
いつでもチームワークを大切に
「ほら、順番!順番!」の掛け声の飛び交う厨房です
マクドナルドで32年も働いたダウン症の女性が退職するとき、100人を超える人がお店にやってきた、という感動的なニュースが流れてきました。
お店で働いていた同僚は「彼女の笑顔や熱意、そしてハグがこの店を単なるレストラン以上の存在にしてくれた」とコメントしたそうですが、「単なるレストラン以上の存在にしてくれた」という言葉がいいですね。その言葉こそが彼女が退職する日に100人以上の人が集まったことの意味だろうと思います。
このお店がぷかぷかのように福祉事業所ではなく、一般企業であることが、何よりもすばらしいと思います。その気になれば、福祉事業所だってやりきれていないことが一般企業でやれるということです。
一般企業であれば、多分ぷかぷかのように障がいのある人たちが街の中のお店で働くことの意味を発信したりはしません。ただただ彼女が毎日黙々と働いただけだと思います。彼女がお店で働くこと、そのことだけがこれだけの広がりを作り、単なるレストラン以上の存在にしたのだろうと思います。
あらためて障がいの人たちが街の中のお店で働くことの意味を思いました。
ぷかぷかも「ぷかぷかさん」たちがいなかったら、ただのパン屋であり、ただのカフェであり、ただのお惣菜屋です。なんだかつまらないですね。やっぱり彼らがいるからこそ、ただのパン屋以上の存在になっているのであり、今までにない新しい価値を生み出し、地域を豊かにする、魅力あるお店になっているのだと思います。
9月10日(土)、パン教室がありました。メニューは4種類のパンとスープ、具材などで、今回も盛りだくさん。これだけのメニューを9時半にスタートし、12時半には焼き上げました。
生地のこね始めは手にべちゃべちゃくっついて、とてもやりにくいです。でも、ここでめげずにこね続けることが大事です。
はじめて参加した方も、ちょっと慣れると、いい手つきになっています。
パン教室の入り−ダー永瀬さんは元ABCクッキングスクールの講師をやっていた人で、パンをこねる手の動きが実に速く、カメラで追いかけられないほどでした。
みんながこねている途中でツジさんが歌い始めました。これがぷかぷかのパン教室です。
生地がこね終わると調理に取りかかります。
成形をします。
カイセイ君はオーブンの前に座り込んでパンが焼き上がるのを待っていました。
そのカイセイ君がかわいくてかわいくてユースケさんはおんぶして歩き回っていました。
自分の子どもを抱き上げるお父さんのようです。
さぁ、焼き上がりました。これに全粒粉パンが加わります。
スープを盛り付けます。この真剣な目つき
いただきまーす
先日のワークショップをやった金子さんが「くすくすミュージアム」というサイトにワークショップの報告を載せていました。
9月の最初の土曜日、
久しぶりにぷかぷかベーカリーの「アート屋わんど」でワークショップをやった。
作ったのは「2016ぷかぷか秋コレファッションショー」(10月22日開催予定)にでるモデルさんたちとその衣装。
このワークショップ、いろんなところに呼ばれてやっているので、ご存知の方もいるかもしれない。でも、モデルさんたちはご当地ならではの衣装やポーズで登場するので毎回新鮮な気持ちになる。
今回のモデルさんたちはキッチュでエッジが効いている。
横浜郊外の団地の中にあるぷかぷか村をモデルウオーキングするには十分につきぬけている。
ちなみにキッチュというのは、ドイツ語のkitsh(いいかげんなもの、まがいもの)というところからきている言葉で、伝統的な美意識の持ち主には目にもしたくないものらしいけれど、逆にボクなんかは「安っぽくて、けばけばしくて、いんちきくさい?」・・・ああ、それで上等と思ってしまうのだ。
身の回りにあるものを、手当たり次第につなぎあわせて衣装にする。
プチプチシートやエナメルカラーのリボンをフリルにして、頭にはサイズの合わないケバい帽子、化粧だって三つ目のモデルさんもいれば、顔の四倍もある大きなアフロヘアーのお姉さんもいる。
ああ、生きてるんだなあ。
自然体で「わたしはこれで生きてます!」って肩ひじ張らず歩いてる。
もったいぶった権威をふりまくスーパーモデルなんか、薄っぺらに見えてしまう。
「エッジが効いている」という言葉は、よく言えば「先鋭的、いい切れ味、ふっ切れてる」という意味だけれど、高慢ちきなやつが使えば、「ダサいお前らなんかとつきあってられっか」っていうイヤなやつ感満載の言葉にもなる。
ぷかぷか村の仲間たちはのんびり、ゆったり、他者にも自分にも優しい世界を生きてる人たちなので、エッジ感覚とは対極の住人かと思いきや、こんなにも切れ味のいいモデルさんを生み出してしまうのだから面白い。
あるがままに表現をぶつけ合うアートワークショップは、やっぱりすごい。
最後にみんなでモデルさんの名前や経歴を考えた。
これも、面白かった。
例えば、鳴門橋りえという名のモデルさん。35才、子どもは11才を頭に4人。現在、かずやくんという彼氏と熱愛中なんだって。あとで命名者に、「4人の子どもはかずやくんの子どもなの?」って聞いたら、「うーん、それは内緒」。
名前を五つも持つモデルさんも登場。青森出身のホネホネ美人だけれど本当は72才という噂や「ボーダーのベべ」と名のる20代のフランス娘という噂もあるらしい。
他にも、アケミという名前で夜は赤羽のスナックで働いているモデルさんや男女不詳のゲイだという噂もあるモデルさんもいたり・・・・仲間たちの想像力は限りなく拡がっていく。
モデルさんたちもがんばってるんだ。
人間ってあたたかい。
今朝アップした《障害があっても、なくても、「人」は「人」》 というタイトルのブログにこんなコメントが寄せられました。
●●●
そう・・「障がい者は居た方が良い」って言う言い方?にも何かうっすら違和感と言うか、ちょっと違うな感があったと言うか、、障害のあるなしって言うか・・ぷかぷかメンバーさんに出会い感じたのは「こんな人はいた方が良い」って気持ち。
こんな人イイな、あんな事してる、そういうこと言う、そんな絵を描く、こんないい加減な事してる(笑)あんな所でハナほじってる!!・・人が人に、良いな、キュートだな、素敵だとウキウキする事に障害のある、ない、の看板要ります?看板ありきで好きになります?障害があろうとなかろうと、魅かれる人には魅かれるもんです。
●●●
全くおっしゃるとおりです。障がいの看板なんか、ほんとうはいりません。ただ「ぷかぷか」は「障がいのある人たちの社会的生きにくさを少しでもなくしたい」と思って立ち上げたので、そこを明確にするために「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージを発信し続けています。
こんな話があります。
《米IT大手が、インターネット上で人と会話しながら発達する人工知能の実験を中止したというニュースがあった。「ヒトラーは間違っていない」などと発言するようになったためだという。私は相模原の事件の容疑者が「ヒトラーの思想が降りてきた」と話したという報道を見て、差別的な言葉を浴びるうちに「学習」した人工知能と同じことが、人間でも起きたのではないかと感じた。》浦河べてるの家・理事 向谷地生良
http://mainichi.jp/articles/20160823/ddm/012/040/056000c
「障がいのある人はなんとなくいやだ」とか「障がいのある人はなんとなく怖い」とか「障がいのある人は効率が悪い」とか、障がいのある人のマイナス評価の言葉が蔓延する社会に今、私たちは生きています。そして、そういう「文化」が社会の中で形作られています。効率、生産性が最優先で求められる社会にあっては、「障がいのある人たちはいない方がいい、その方が効率が上がり、生産性が上がる」という彼らに対するマイナス評価の文化しか生まれません。(相模原障害者殺傷事件の容疑者と同じ発想です)
そんな中で、「いや、それはちがう」、「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい」という言葉をぷかぷかは発信してきました。効率、生産性を良しとする「文化」に対する、もうひとつの「文化」の提案といっていいと思います。彼らと一緒に生きていった方が、効率、生産性を超える豊かさを私たちは得ることができる、というメッセージです。そういった言葉が、今、とても大事な気がします。
相模原障害者殺傷事件以降、そういった言葉が今まで以上に大事になった気がしています。
ですからコメントを寄せてくださった方も、「ぷかぷかさん」たちに出会って生まれた言葉を社会の中にどんどん広げて欲しいと思っています。
障がいがある人と一緒に暮らす社会について掘り下げて考えるためのトピックス集です。