ぷかぷか日記

オペラ『ロはロボットのロ』の公演をまたやります。

   平成29年3月25日(土)、オペラ『ロはロボットのロ』の公演をまたやります。

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昨年7月にやったときの子ども達の反応が予想をはるかに超えていて、やっぱりオペラは子ども達の心の深いところまで揺さぶったんだなぁ、と感動しました。子ども達のあのはじけるような笑顔を思い出して、またやることにしました。オペラ『ロはロボットのロ』の公演は3月で打ち切られます。それ以降の公演の予定はありません。ですから今回の公演は最後の公演ということになります。

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 昨年7月は子ども達にオペラをプレゼントしたいという思いでやったのですが、寄付金が予定したほど集まらなくて、少し赤字を出しました。「ぷかぷか」は収益事業だけでなく、お金にならないこともたくさんやっているので(演劇ワークショップ、パン教室など)、一向にお金が貯まらないのです。で、今回は赤字の幅を減らすべく、子ども料金500円を設定しました。プレゼントしたいという思いは変わらないので、超格安です。昨年親子劇場でやったときは確か大人も子どもも4,000円で設定されていました。

 支出を計算すると、今回公演料が80万円、消費税が64,000円、歌のワークショップ費用(歌役者二人、ピアニストの謝礼)8万円、消費税6,400円、会場費が歌のワークショップ(3月4日土)も入れて約24,000円(みどりアートパークと共催のため3割負担)、照明などの付帯設備50,000円、ピアノ調律56,000円(歌のワークショップと本番の2回分)、チラシ印刷代24,000円、チケット印刷代22,400円、歌役者、スタッフ弁当代10,000円(おひさまの台所の特製弁当)、合計1,136,800円

 収入はチケット収入を計算するとみどりアートパークの会場300席のうち、半分が子ども、残りの三分の一が中高生、三分の二が大人だとして計算します。子ども500円×150席=75,000円、中高生2,000円×50席=100,000円、大人4,000円×100席=400,000円で合計575,000円になります。助成金100,000円(公益財団法人カメイ社会教育振興財団)。合計で675,000円

 支出の1,136,800円から収入の675,000円を引くと461,800円。461,800円の寄付を集めてようやくこの「子ども達にオペラをゆめ基金」のプロジェクトが成功するのですが、これだけの寄付が集まるかどうかは、私たち大人が、子ども達のために「一肌脱ごう」と思うかどうかにかかっています。

 「子ども達にオペラをゆめ基金」への寄付は、いわば未来への投資です。すぐに結果が出るわけではありません。でも子ども達の心を豊かに育むことは、豊かな未来を作るためのいちばんの出発点だろうと思っています。

 私たち大人が子ども達の未来にどう向き合っていくのか、そしてそれに対して何をするのか、ということだと思います。『子ども達にオペラをゆめ基金』のプロジェクトは、子ども達の未来に対して私たち大人が何をするのかという、一つの具体的な提案です。こういったことを積み重ねることが豊かな未来を作っていくことにつながっていくのだろうと思います。

 

 「子ども達にオペラをゆめ基金」への寄付はこちらへお願いします。

  郵便振替口座は 口座記号 00260-4  口座番号 97844

       加入者名 NPO法人ぷかぷか

 

★チケットは平成29年1月10日(火)より、パン屋、カフェ、みどりアートパークにで販売します。歌のワークショップ参加チケットもこの日より販売します。予約はメールでお願いします。pukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

★「子ども達にオペラをゆめ基金」の企画、「いやぁ、おもしろい!、一緒にやりたい!』って思った方はぷかぷか高崎まで連絡ください。pukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

 チラシのより鮮明な画像、『ロはロボットのロ』の動画、昨年書いた『子ども達にオペラをゆめ基金』のブログなどはこちら。

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

お休み前にクリスマスっぽく

明日から3日間のお休みですね。

皆さんはどんな予定をたてているのでしょう。

クリスマス前ということで給食ではチョットだけクリスマスっぽいメニューにしました。

野菜の肉巻きです。

お肉の中にカラフルな野菜が入っているだけで心がおどります。

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未来はもっと素敵だと思って作ってきた物語の本

 ぷかぷかの本の原稿、ようやく書き上げ、今出版社に送ったところです。400字詰め原稿用紙約260枚です。この6年間でぷかぷかが作ってきた物語です。

 

 前書きにはこんなことを書きました。

 

 「ぷかぷか」は私が養護学校の教員をやっているときに、障がいのある子ども達に惚れ込んでしまい、「こんなすてきな人たちのそばに一緒にいたい、いっしょに生きていきたい」と思ったことが最初のきっかけです。養護学校を定年退職後、彼らと一緒に働く「ぷかぷか」を立ち上げて6年がたちました。

  お店を運営しながら見えてきたのは、社会に合わせた彼らではなく、彼らのありのままの姿にこそ魅力があり、その魅力は仕事を進めていく上でのチカラになり、社会を変えていくチカラになる、ということです。

 彼らの魅力は人を癒やし、「ぷかぷかが好き!」というファンを生み出しました。ファンが増えれば売り上げが増えます。つまり彼らの魅力は収益を生むチカラがあるのです。ぷかぷかのファンになった人は、ぷかぷかで働く障がいのある人たちに出会った人たちです。ですから、ぷかぷかのファンを増やすことは、街を耕すことになります。彼らの魅力は、社会を変えていく、社会を豊かにするチカラがあるのです。

 そういったことが見えてくると、彼らはもう何かをやってあげるとか、支援するとかの対象ではありません。一緒に働く仲間であり、一緒に街を耕し、お互いが住みやすい社会を作っていく仲間です。

  ぷかぷかは「障がいのある人たちのチカラ(魅力)で収益を上げ、同時に社会的課題(彼らの生きにくさ、社会における疎外)を解決する、社会を豊かにする」という今までにない新しい発想、カタチでのソーシャルビジネス、福祉事業をやっているのです。

  いろんな人がいること、そのことを「いいね」ってみんなで思えること、それが地域の豊かさだと思います。いろんな人が、お互い気持ちよく暮らせる豊かな社会を、障がいのある人たちが作り出しているのです。彼らのために始めた事業が、彼ら自身が主人公になって回り始めているのです。

 そしてこの本は、その記録です。

 

目次はこんな感じです。

第1章 ぷかぷかを立ち上げる

1−1 「養護学校でもいい」から福祉の世界へ

1−2 障がいのある人たちに惚れた

 1−2−1 ゲハハ ガハハ

 1−2−2 カンカンカン あたりぃ!

 1−2−3 社長の方が何倍もいい顔

1−3 みんなでパン屋やろうぜ

1−4 夢の始まりーNPO法人の申請書を書く

1−5 とにかくやりたいからやるーそれが福祉起業家

1−6 あこ天然酵母で勝負する

1−7 毎日パンを作ることで社会貢献

1−8 650万円ゲット

1−9 お店を霧ヶ丘に

1−10 2000万円を超える見積書にじわっと冷や汗 

 

第2章 パン屋を始める

2−1 商売のことを何も知らずに始めた「素人パン屋」

2−2 近隣から苦情の電話が入り、半年間は針のむしろ

2−3 この1枚の写真を撮るために4年間がんばってきた

2−4 事業は続けることが大事

2−5 プロから見れば、もう見てられない

2−6 ようやくみんなと山に

 

第3章 彼らがありのままの自分でいられること

3−1 気色悪くて接客マニュアルはやめた

3−2 ひとときの幸せをいただきました

3−3 ウィルスに感染したお客さんの話

3−4 見当違いの努力

3−5 彼らに社会を合わせる

 

第4章 ぷかぷか三軒長屋

4−1 ぷかぷか三軒長屋は街に必要な場所

4−2 カフェベーカリーぷかぷか

4−3 おひさまの台所

4−4 アート屋わんど

 

第5章 福祉事業所でもビジネスでやった方が得!

5−1 知的障がいの人には単純作業が向いている?

5−2 一大決心で飛び込んだぷかぷか

5−3 まっすぐ前を向いて生きています

5−4 人生への配慮が抜け落ちているんじゃないか

5−5 仕事の持つ意味が、ぐ〜んと豊かに

5−6 ビジネスの面白さでルンルン気分

5−7 一石六鳥のソーシャルビジネス

 

第6章 たくさんのつながりを作る

6−1 パン教室

6ー2 ぷかぷかしんぶん

6−3 ありがとうカード

6−4 子ども達にオペラをプレゼント

 

第7章 あたらしい文化を作る

7−1 地域の人たちと一緒に芝居作り

7−2 「悪意」のない人たちが「悪意」のある芝居を作る

      ー第一期みんなでワークショップ「森は生きている」ぷかぷか版 

7−3 心の底から楽しいって思えた舞台 

7−4 げんさん、タケちゃん、じゅんちゃん

7−5 まーさんの物語

7−6 なぜ彼らといる時に、ゆるっと心地よいのか、わかった気がします。

      ー第一期みんなでワークショップの記録映画を見た人たちの感想

7−7 「むっつり大王」は私たちの中に

      ー第二期みんなでワークショップ「みんなの〈生きる〉」

7−8 何かができないことが新しいものを生み出した。

     ー第三期みんなでワークショップ「セロ弾きのゴーシュ」ぷかぷか版

 

第8章 ヨッシーワールド全開「田貫湖電鉄物語」

 

第9章 思いつきのひとことが思ってもみない広がりを生んだ話

9−1 区民まつりでブースのデザイン

9−2 大きな絵地図を作ることに

9−3 大きな絵地図が区役所のロビーに

9−4 区長、副区長が名刺に似顔絵

9−5 人権研修会講師に「ぷかぷかさん」

 

第10章 「ぷかぷか」が創り出した物語

10−1 ほっとけないと思ったのは、人としてそこに立ってしまったから

10−2 赤ちゃんはお母さんを救ったのかも

10−3 ぷかぷかは明日もがんばりません

10−4 みんなでパンをかついで

10−5 迷惑を掛け合いながら人は一緒に生きているのだと思います。

10−6 「障害者はいた方がいい」という映像を作ります。

10−7 希望があるからまた書ける

10−8 その子の手が柔らかくて、あたたかいんですね         

10−9 名前のない死は、悲しいです

10-10 楽しむ時間が倍に

10-12 この寝っぷりがいいよな

10-13 ぷかぷかとおんなじだよ

10-14 街を耕す

10-15 この子が大きくなったとき、こんなふうに笑顔で見つめ合える社会を

    作ってくれるんだろうなと思います。

10-16 どうして彼らといっしょだとこんなに楽しいんだろうね。

10-17 しんごっちのメッセージ

10-18 人は誰でもそのままで生きていていい

10-19 未来は今よりもっと素敵に

 

 第11章 福祉事業所を立ち上げる

11−1 事業計画

11−2 手続き

11−3 自分の生き方が問われる

11-4 根拠なんか別にない。ただ、やれると思う気持ちがあるだけだ。

 

 

だいたいこんな感じです。ぷかぷかは現在進行中なので、まだまだまとめきれない感じですが、とりあえずの中間報告、といった感じです。

あとがきにはこんなことを書きました。

 

 ソーシャルデザインの本に「未来はもっと素敵だと思いますか?」あるいは「自分の手で、未来をもっと素敵にできると思いますか?」という問いがありました。その問いにYESと答え、ひたすら突き進んできたのが「ぷかぷか」です。

 障がいのある人たちの人柄に惚れ込み、彼らといっしょに生きていきたいと思い、彼らといっしょに働く場「ぷかぷか」を街の中に作りました。

 街の中に作ることでたくさんの人たちが彼らと素敵な出会いをしました。お互いの心がぽっとあたたかくなるような出会い。こんな出会いを見ていると、「未来はもっと素敵だ」と本当に思えるようになりました。

  そう思える物語をこの6年間でたくさん創ってきました。この本はそのいわば中間報告です。物語はまだまだ続きます。たくさんの人が「未来はもっと素敵だ」と思えるような物語です。

 

 年内に手直しをし、年明けには本ができるのかな、と思っていますが、ま、そううまくはいかないだろうと思っています。また報告します。 

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今日の作業 そのいち

お昼を過ぎると明日の仕込みやその他の作業に入ります。

お邪魔をして写真を撮り始めるとユキちゃんか『シャッターの音がウルサイ!!』と怒り始めました。

お仕事中、失礼をいたしました。

それでも毎日使いやすいようにキチンとお米を計量しておいて下さるユキちゃんです。

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プロのチェロ奏者にそんな風に思わせてしまう彼らの表現力ってすごい

 先日、日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんが作ったコラージュ写真を紹介しましたが、それを思いついた時の心境を今朝メールで送ってきました。

 

彼らの写真を見て、実際に音が聞こえてきそうな吹きぶり、弾きぶりにイメージが膨らみました。

あらためて見てみると、フォームがとても自然なんです。
チェロなども初心者に弾かせると、力みが入って肘が上がってきますが、初めから脱力の状態でフォームが良いです。

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 プロのチェロ奏者にそんな風に思わせてしまう彼らの表現力ってすごいじゃないか、とあらためて思いました。

 22日に映像作家を入れて打ち合わせします。江原さんが感じたそのままをうまく映像で表現できると、障がいのある人たちからの、また新しいメッセージが生まれる気がしています。どんな作品が出来上がるのか、すごい楽しみです。

イメージビデオ

 お昼頃、日本フィルのチェロ奏者の江原さんから昨日のワークショップで撮った写真をコラージュした写真が送られてきました。

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 江原さんの作曲した「駆け回る」という曲と重ねて、イメージビデオを作りませんか?という提案がありました。

 で、すぐに今、演劇ワークショップやアートのワークショップを撮っていていただいている映像作家吉田さんにメールを送ったところ、おもしろい、喜んでやります、という返事がありました。で、すぐに江原さん、吉田さんにメールを送り、近々ぷかぷかで打ち合わせやることになりました。

 結果はまた報告します。

 なんだかね、ワクワクすることが次々に起こります。

 

 土曜日ワークショップがあったのですが、ぷかぷかの本の原稿におわれ(今日締め切りですが、2、3日遅れそうです)、まとめる時間が取れません。2、3日待ってください。

 

ラジオ深夜便、放送日を間違えて聞き逃しました。

 今朝、NHKラジオ深夜便で私の話が放送されたのですが、肝心な私は放送の日にちを間違え、その放送を聞いていませんでした。たまたま朝、滋賀県の方から「感動しました」と電話があり、初めて今日放送だったんだ、と知る始末で、ユリさんが毎日「ご飯食べた?」と心配してくれる理由がよくわかりました。

 お店にも「ラジオ聞きました」というお客さんがずいぶんきたようでした。常連のおばあさんが

「あんた、いいこと言うねぇ」

と褒めてくれました。(おばあさんにもちゃんとメッセージが届いたんですね。これはとても嬉しいことでした)

 ホームページは普段の10倍くらいのアクセスがありました。何れにしても、今までぷかぷかのことをほとんど知らなかった人たちにメッセージが届いたようでした。Facebookにはこんな書き込みもありました。

「今までのご苦労とこれからの希望が言葉の端々に聞かれて、なんだかこちらまで「やるぞ~」という気持ちになりました。

「笑顔の好循環」いい言葉ですね。これからもFacebookをフォローさせていただきます。」

 

 来週、放送を録音したCDを送ってもらえるようなので、文字起こししてアップする予定です。著作権の問題で、そのままではなく、書き言葉でアップします。

 こんな内容です。

 

2016年12月16日(金) ラジオ第1放送・FM放送 ラジオ深夜便 

午前4時05分~ 「明日へのことば」 

    “障がい者の力”ビジネスに

 NPO法人ぷかぷか理事長 高崎 明(タカサキ・アキラ)さん

 前説

 「明日へのことば」。きょうは、「“障がい者の力”ビジネスに」と題してNPO法人ぷかぷか理事長 高崎 明(タカサキ・アキラ)さんのお話をお聞き頂きます。

高崎さんのNPO法人は横浜市緑区霧が丘(キリガオカ)の商店街の一角で、パン屋とカフェを営んでいます。現在40人の障がいがある人たちが生産と販売を担っています。

高崎さんが店をオープンしたのは、養護学校の教員を定年退職した6年前。障がいがある人たちと一緒に働ける場を作りたいというのが動機でした。店の経営が軌道に乗るまで多くの困難を高崎さんと障がいのある人たちはどう乗り越えてきたのか。そこで得たものは何か、ラジオ深夜便の成田 光(ナリタ・ヒカル)ディレクターが伺いました。

 

Q:高崎さんのパン屋さんとカフェは、横浜市緑区霧が丘の

公団住宅の中にある商店街の一角にある。

伺ったとき、働いている皆さんが伸び伸びと働いていた。

 A:

 Q:高崎さん、大学は理工系だったとのこと。

 A:

 Q:大学を卒業して入ったのが大手電気メーカー。どんな仕事を。

 A:

 Q:山男でもあった。

 A:

 Q:マッキンリーの頂上、6190mに立った。

 A:

 Q:帰って仕事もない状態になったとのこと。今、振り返ってみて、この時代はどんな意味合いがあったか。

 A:

 Q:そして神奈川県の教員採用試験を受けた。

 A:ところが冬の富士山で滑落事故に。

 Q:捲土重来。もう一度教員採用試験にチャレンジ。

 A:

 Q:2時面接で養護学校志望を伝えた

A:

 Q:教員として採用された。いわば「素」の状態で臨み、これが良かったとのことだが。

 A:

 Q:障がいがある生徒とどう向き合ったか。

 A:

 Q:養護学校の教員として60歳の定年を迎えられた。その後の展開として選んだ道が・・・

 A:

 Q:職を得るのに苦労する生徒の姿を目の当たりにされ、パン屋さんを開業された。

 A:

 Q:パン作りはもともと趣味だったとのこと。

 A:

 Q:最初は生徒をどのぐらい入れたのか。

 A:

 Q:6年前。商店街の一角で店をオープンして反応はどうだったか。

 A:

 Q:そうした反応を乗り越え、地域に定着するために取り組んだのが新聞の発行だとのこと。どんなも内容か。

A:

 Q:パン屋さんの基本コンセプトは。

 A:天然酵母と国産小麦を売りにしたのだが、売れず.

 Q:店はどんな状態になっていったのか。

 A:

 Q:そんな状態の中で、店の見学に来た人がいたとのこと。これが転機になる。

 A:一部上場会社の人。経営の基本を伝授してもらった。

 Q:具体的には?

 A:作ったことがなかった資金繰り表を作成。パンごとのデータも詳しく取り、分析をするようになった。

 Q:そうした対応で店の状態はどう変わっていったか。

 A:3年目に黒字達成・・・

 Q:障がいのある人とともに働くという志は高くても、売り上げが伴わなければ継続はできない。ソーシャルビジネスの一つの難しさは、ここか。

 A:行政からの就労支援金が3分の2、パンとカフェが3分の1。設備投資もかかる。とにかく売れなければ、できない。

 Q:そんな中でのパン屋さんとカフェでの最大の売りが従業員の皆さん。

 A:

 Q:店を訪れるお客さんはどう受け止めているか。

 A:

 Q:高崎さん自身、彼らに支えられてきたという思いがあるとのこと。

 A:彼らの存在に支えられ、その結果としてビジネスに、収益につながってきた。彼ななしには考えられない。

 Q:障がいのある人たちが魅力を生み出しているということか。

 A:彼らそのものが魅力、新しい価値を生み出している。

 Q:ところで、相模原の施設で襲撃事件があった。高崎さんも衝撃を受けられたことと思う。

 A:

 Q:ぷかぷかは今、働いている人が40人。この先、取り組んでみたいことは何か。

 A:

 Q:店で働く人たちが、一番訴えたいことは何か。

 A:

 Q:ありがとうございました。

 

 と、こんな具合でお話ししました。ディレクターの好リードが良かったと思います。短い時間(約40分)でぷかぷかの概略がうまく語れた気がしています。来週、このアンサーの部分を埋めてアップします。

 

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カフェの壁のそのままを舞台で再現

 演劇ワークショップの発表会の舞台を作る舞台監督の成沢さんがカフェに展示して

いる背景画を見に来ました。

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 すごく気に入ってくれて、カフェの壁のそのままを舞台で再現しよう、ということになりました。障子の桟のようなフレームを作り、そこに文字と絵を、この壁と同じように貼り付けます。フレームをそのまま上から吊り下げる形になります。ですからこの壁の雰囲気がそのまま再現される形になります。カフェの壁の部分は透けて見える形になり、後ろの中幕が見えます。

 絵は新聞紙に描いているのでダンボールで裏打ちした方がいいという話でした。その指示をスタッフの近藤にしていました。

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チェロはいい感じに出来上がっていました。

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 背景画の仕込みは発表会の2日前からホールの舞台でやります。ピアノの調律は2日前の夜です。1日前には表現の市場参加団体のリハーサルがあります。プロの照明さんが入り、照明のチェックをします。リハーサルをするのは、太鼓のアラジン、ラップの「はっぱオールスターズ」、チェロと太鼓の一緒にコラボ、デフパペットシアターひとみ、それにぷかぷかです。今回は賑やかなロビーコンサートも予定しています。詳しくは後日。

それって、「千と千尋の神隠し」で豚になったお父さんとお母さんと一緒ですか?

 事務所の電話のディスプレイに太ったパンダの絵が出ます。セノーさんは

「マックを食べ過ぎると、このパンダになっちゃうね」

と言います。メタボリックパンダロームとか言ってます。

 で、今日、郵便局で待っている間、

「セノーさん、聞いて聞いて、マックに行き過ぎるとこんなことが起こるかもしれないよ。」

「はい、聞いてます」

「ある日、朝起きて、いつものように顔を洗いました。ふと鏡を見ると、そこにはパンダが写っていました。セノーさんはどこにもいません。鏡に映っているのはパンダだけでした…なんて話になるかもしれないよ。どうしますか?」

「それって、千と千尋の神隠しで豚になったお父さんとお母さんと一緒ですか?」

と、なんだかワクワクした感じで言いました。セノーさんの発想の豊かさに驚きました。

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