ぷかぷか日記

営業資料を作ることで、深い人生を生き始めた私

 ぷかぷかのアートを売り込む営業資料ができあがりました。作ったのはサービスグラントというプロボノ活動をやっている人たちです。自分の仕事をやりながら、空いてる時間を使って9ヶ月もかけてぷかぷかのために営業資料を作ってくれました。全くのボランティア活動です。

 4月に今回の企画についての思いを書いています。

pukapuka-pan.hatenablog.com

 

 「ぷかぷかの魅力・価値と課題を、外部目線で振り返り、再認識することが必要」と、サービスグラントの2次審査のヒアリングを受けた際いわれました。それを実際にやったのが今回のプロジェクトチームの活動でした。今回できあがった営業資料は、その外部目線による評価の結集です。

 ただ評価する人が、プロジェクトチーム6名のうち5名は今まで障がいのある人にかかわったことがなく、「障がいのある人とはいっしょに生きていった方がトク」なんていわれても、何のことかよくわからなかったようでした。そんな状態からスタートしたので、最初は本当に大変だったと思います。ブログをいくら読んでも、障がいのある人とのおつきあいの経験がなければ、文字の上で共感できても、感覚的にはなかなか納得できなかったのではないかと思います。

 それでも、スタッフや関係者からヒアリングしたり、パン教室やアートワークショップ、演劇ワークショップに参加する中で、ぷかぷかさんと出会い、ぷかぷかの魅力がだんだんわかってきたようでした。そして昨日いただいたみなさんの「感じたコト、考えたコト」

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の最後には

 「ぷかぷかのbig fan!プロボノチームメンバーより」

とありました。

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 「ぷかぷかのbig fan!」 みなさんの熱い思いが、ワ〜ッとあふれ出たみたいで、この言葉にはちょっと涙がこぼれそうでしたね。全くおつきあいのなかった人たちが、わずか9ヶ月で「ぷかぷかのbig fan!」と自ら言うくらいになったのです。この変わりようがすごいなと思います。

 

 

 「感じたコト、考えたコト」の中に、こんな文章がありました。

●●●

 1年前の今頃の私は、声に出していえるような目標もなく、仕事に追われる日々を過ごす、そんな毎日を送っていたように思います。耳にするニュースに対しては、立ち止まって考えることはなく、他人事で、日々、つきることのない話題を聞き流していました。

 福祉イベントがあること、障がい者の方も地域でいっしょに暮らしていること、相模原事件のこと、もちろん知っていました。しかし、そのことに自らふれて、考えて、何か行動を起こすことは今までありませんでした。

 初めて私がぷかぷかさんに出会ったのはパン教室です。パンやお料理を作って食べて、歌を歌って遊んで、純粋に楽しい時間でした。しかし、帰り際、私は「正しい接し方」ができていただろうか、と考えていました。久しぶりに障がいのある方を目の前にして、戸惑っていたのです。どう接すればよいのか、そもそも接し方の正解なんてあるのだろうか…。

 翌月にはアートのワークショップに参加しました。そこで不思議な体験をします。「自由に描いて下さい」と言われ、渡された筆は、全く動かなかったのです。自分が何を描いていいのかわからず、困惑している私の横で、ぷかぷかさんや子ども達は“自由に”楽しげに筆を滑らせていました。「自由」とはなんだろうと考えた一日でした。

 その後、ヒアリングや打ち合わせを重ねましたが、初めに感じた疑問の答えはまだ見つかっていません。「豊かな地域社会」とは何かを、うまく言葉にすることもまだむつかしいです。

 ただ、この7ヶ月の活動を通じて「疑問を持つこと」「考える」ことから始まるということに気づかされました。地域で起こっていることやニュースになっていることは、他人事なんかではなく、自分が暮らしている社会そのものです。自ら関心を持ち、まわりの人を巻き込んで考えていく、それが豊かな社会を作る一歩目だと思っています…

●●●

 すごいですね。「1年前の私」に比べると、はるかに「深い人生を生き始めた私」が見えます。なんか感動してしまいました。こういう変わりようがあるから、みんなプロボノ活動をするのですね。

 ぷかぷかの営業資料を作る仕事は、ぷかぷかさんの魅力、ぷかぷかさんと一緒に生きていくことの意味を、どうやって相手に伝えるかを考える仕事でした。それを考えることは、結果的にはこの社会の中で自分はどう生きるのかを問い直す仕事であり、何よりも自分を耕す仕事だったと思います。

《 地域で起こっていることやニュースになっていることは、他人事なんかではなく、自分が暮らしている社会そのものです。自ら関心を持ち、まわりの人を巻き込んで考えていく、それが豊かな社会を作る一歩目だと思っています…》

という言葉は、本当に宝物にしたいくらいすばらしい気づきであったと思います。こういう気づきが出てきたことが、営業資料ができあがったこと以上に、価値のあることだったと思います。

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   みなさん、本当にありがとう!

 

 今回できあがった営業資料は、プロジェクトチーム6名のたくさんの熱い気づきから生まれました。

  全部で26ページあるのですが、そのはじまりのページを紹介します。

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 近々これを持って企業に営業に出かけます。ぷかぷかさんたちといっしょに生きる、ゆるやかで、豊かな社会目指して。

 

 

 

こんなにカッコよくは歌えないけど…

 オペラシアターこんにゃく座の『あの広場のうた』何度聞いてもいい歌です。こんなにカッコよくは歌えないけど(私たちはもっとゆっくり歌います)、1月21日(日)表現の市場の舞台で、思いを込めて歌います。広場に一本の柱を立てるところからはじまります。

 

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台本にはなかったのですが、突然ダンスをやることに

  1月13日(土)、第4期第6回みんなでワークショップがありました。

 「あの広場のうた」は今度の発表会のメインになるほどの歌です。ぷかぷかがやってきたこと、創ってきたことをとてもうまく表現している歌だと思うからです。

 

  歌が生まれ  人は踊り出し

  物語がはじまる  あの広場がここに

 

 ぷかぷかはまさにあの広場を霧ヶ丘に創ったのではないかと思うのです。そして広場の中心に柱を立てたのは、ぷかぷかさんです。ぷかぷかの企画を立てたのはタカサキですが、歌が生まれ、人は踊り出し、物語がはじまる あの広場の中心に柱を立てたのは、やっぱりぷかぷかさんだと思うのです。ぷかぷかさんがいなければ、歌は生まれなかったし、人は踊り出したりしなかったし、まして人がホッと心を温めるような物語は生まれませんでした。

 

♪ いまはいつだろう  いつもの朝

   ここはどこだろう   いつも場所

 

  いまはいつだろう  いつもの夜

  ここはどこだろう  いつもの場所

 

  でもどこかちがう

  ここはどこかに似ている

 

  おとなもこどもも  犬も鳥たちも 

  虫たちも集まる   あの広場みたい

 

  耳をすませば見えてくる

  目をみはれば聞こえてくる

  少しずつ 少しずつ

 

  歌が生まれ  人は踊り出し

  物語がはじまる  あの広場がここに

 

  昔 広場に一本の柱

  ここに立てよう  目には見えない柱を

 

  昔 広場に一本の柱

  ここではじまったぷかぷか  いまここで ♪

 

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柱は本当はもっと太くて高い

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 『注文の多い料理店・ぷかぷか版』でどんなことをするかを説明

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『注文の多い料理店・序』デフパペットシアターひとみのエノさんが手話でやります。字はぷかぷかさんが書きました。

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「きれいにすきとおった風をたべ」なんて美しい言葉だろうと思います。

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そのきれいな言葉たちを、エノさんが手話で表現。

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台本見ながら打ち合わせ、イメージする、やってみる。

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実際にやってみる

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小道具たち

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この西洋料理店山猫軒というのは、西洋料理を出すお店ではなく、自分たちを西洋料理にして食べてしまうお店であることにだんだん気づいていきます。

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ハッパにはさんでハンバーガーに

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♪ つぼのなかの〜

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ようやくおかしいことに気がつきます。

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山猫たちがナイフやフォークを持って飛び出してきます。

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ダンスの先生が見本を見せます。台本にはなかったのですが、突然ダンスをやることに。盛り上がるところだし、ま、いいか、ということになりました。ここがぷかぷかのワークショップのおもしろいところ。

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www.youtube.com

どこかペテン師のような帽子をかぶった紳士たち

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手話通訳の方と手話

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1月21日(日)午後、みどりアートパークホールの舞台で発表します。ぜひ見に来て下さい。見なきゃソン!ですよ。

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おつきあいの深さが全くちがうんですね

  ぷかぷかのお客さんで今期のワークショップに参加している方がぷかぷかにごはん食べに来ました。先日の港北公会堂でぷかぷかの映画を見て、まるで家族をみるような気持ちだったとおっしゃっていました。今まで何度もアートのワークショップには参加していたのですが、演劇ワークショップは「おつきあいの深さが全くちがうんですね」とおっしゃってました。

 演劇ワークショップは一緒にお芝居を作るおつきあいです。いっしょに体を動かし、いっしょにお話をし、いっしょに笑い、いっしょにに歌い、いっしょに考えます。いっしょに絵を描くことを中心にしたアートのワークショップとは、おつきあいの中身が全くちがいます。

 「おつきあいの深さが全くちがうんですね」というのは、参加した方の実感だと思います。そういう体験をしたあとで、ぷかぷかの映画を見ると、登場する人がみんな家族のような気がした、とおっしゃっていました。

 そういう関係を演劇ワークショップは作ります。そういう関係を知らないうちに作ってしまう演劇ワークショップの持つチカラを思います。

 障がいのある人たちと、そういう関係の中で創った芝居を1月21日(日)の午後、みどりアートパークホールの舞台で発表します。

 ぜひ見に来て下さい。

 

pukapuka-pan.xsrv.jp

私の人生の宝物

 またまた花岡さんのブログです。

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《 こんな風に重度の障害がある子を育てていることを心から楽しめるように
  なったのが、私の人生の宝物です。 》
 
 私の人生の宝物…いい言葉ですね。障がいのある人たちは、こうやって、おつきあい一つで、人を幸せにするのだと思います。
 ぷかぷかがファンを作っているのも、人を、ほんの少し幸せにしているのだと思います。そういえば年末にFacebookにアップされた記事に中にこんなのがありました。
 
 ぷかぷかのパン、お惣菜を食べると
 「幸せを食べているようなんです」と言われました。
 ぷかぷかさんたちと会うと
 「自然と笑顔になるんです」と言われました。
 
 私自身、養護学校で彼らと出会ってからの人生は、本当に宝物だなと思っています。その宝物が《ぷかぷか》という形になっているのだと思います。
 
 
 相模原障害者殺傷事件の犯人は「障害者が不幸しか生まない」といっていましたが、それは障害者に責任があるのではなく、犯人が障がいのある人とそういう関係しか作ってこなかったのだろうと思います。そしてそれは犯人だけの問題ではなく、彼が働いていた施設での障がいのある人との関係がそういうものであった、ということだと思います。そのことについて、施設側の検証はいまだに見えないままです。
 
 
 障がいのある人とのおつきあいを「私の人生の宝物」という人と、「不幸しか生まない」という人。
 結局はどういう人生を選ぶか、ということになるのですが、社会に対する責任、というものまで視野に入れたときは、やはり「私の人生の宝物」といえるようなおつきあいを作っていきたいと思うのです。それが「ぷかぷか」の目指すところです。
 

そこがすごいですね

 齋藤一男さんという映画監督が、先日の青葉公会堂でのぷかぷかの映画の上映と私の話を聞いてぷかぷかへ来ました。前回は映画を見て、

「これ、いいところばかり集めて編集したんじゃないですか?」

という質問をし、

「いや、ぷかぷかのそのまんまです」

と私は答えたのですが、それを確かめに上映会終わった直後にぷかぷかにやってきました。

 ぷかぷかさんのお昼ごはんでごはんを食べながら、

「本当にそのまんまですね」

と笑っていました。

 で、今日あらためてやってきました。自分で作った映画を全国で上映するので、協力団体になって欲しいことと、各会場でぷかぷかの宣伝をしていいかという話でした。両方ともすぐにOK。

 この映画を全国上映します。

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ちょうど帰りの会の時間だったので、お誘いしました。

 いつものように、いつはじまって、いつ終わったのかわからないような、なんとも締まりのない帰りの会。私はこの締まりのないところがなんとも心地よくて、時々居眠りしてしまいます。

 でも、齋藤さんは絶賛していました。

「普通なら支援員がすぐに、静かにしなさい、とか、じっとしてなさい、とかいうのですが、誰もそんなこといわないですよね。みんな勝手におしゃべりしたり、ウロウロしたり。そこがすごいですね。だからみんないい顔していますね」

 いい感性を持った監督です。映画、ぜひお出かけ下さい。ぷかぷかのわんどに前売り券あります。

 

 

すばらしくいい話

 すばらしくいい話を見つけました。花岡さんてhanaちゃんと暮らしながら、こんな世界を楽しんでいるんだろうなと思いました。ファンがつくはずですね。

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 「共に生きよう」だの、「共生社会を目指そう」だのよりはるかに豊かな世界がここにはあります。

 

 このすばらしくいい話が出てくるきっかけがこの写真

www.facebook.com

 一枚の写真からはじまる物語でした。

豊かな日々を作り出すための個別支援計画

 港北上映会のトークセッションで私の隣に座っていた志村さんから
 「個別支援計画を書くのにいつも疲れているのですが、ぷかぷかはどうやっていますか?」
という質問が出ました。

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 個別支援計画は半年ごとに支援計画を書きます。こんな計画を書いたところで、とても本人を描ききれないのですが、それでも福祉サービスの報酬をもらう根拠ですから、最低限は書く必要があります。こんなことにエネルギーを使うより、もっとクリエイティブなことにエネルギーを使った方がいいと私は思っていたのですが、スタッフの多くは、まじめにこの個別支援計画を書き、そのために膨大なエネルギーを使っていました。なんとももったいないエネルギーです。
 そこで考えたのが、個別支援計画の目指す目的そのものをぷかぷかの理念(「いっしょに人生を楽しむ」「いっしょに生きる」)に合わせることにしたのです。具体的には以下の言葉を書いています。
 
《 ぷかぷかは、みんなで仕事を楽しむことを大切にしています。
  私たちは一緒に過ごすことでそのお手伝いをします。 》
 
 この言葉を書くことで、個別支援計画のイメージがガラッと変わりました。ほんの2年ほど前のことです。さらにぷかぷか総合評価として以下をあげています。
 
『仕事を通していい1日を作る』
  1、もっと楽しもう
  2、楽しんでいる
  3、とても楽しめている
 
 つまらない基準で人を評価するための個別支援計画ではなく、豊かな日々を作り出すための個別支援計画です。

あ〜ぷかぷかのスタッフでいることって幸せなんだなぁ〜

昨日港北公会堂で映画を見たスタッフの感想です。

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昨日、改めてぷかぷかの映画を観て、
ぷかぷかの魅力は何なんだろうか…と考えました。
どうしてファンが出来るのだろうか…と。
 
スタッフの私からすると、
メンバーさんが、好きで好きでたまらないから。
どうして好きで好きでたまらないのか。
メンバーさんが、私を笑顔にしてくれるから。
どうして笑顔にしてくれるのか。
メンバーさんが、いつも真っ直ぐだから。
自分自身を飾らず、素直に、笑顔でいられるんですよね。
 
真っ直ぐって、いいですよね。
あーしないと、こーしないと!なんてぷかぷかさんには通用しない。
いい事を言おうとか、かっこ良く振る舞おうなんて必要なくて、自分をそのまま出すことが出来て。
そのままの自分をメンバーさんたちはしっかりと受け止めてくれている気がして。
癒されている、耕されている、正にそうなのでしょう。
 
ぷかぷかでは、こんなに仕事中に笑っていていいのかな?なんて思うこともしばしばあって。
 
あ〜ぷかぷかのスタッフでいることって幸せなんだなぁ〜
そう思った私でした!

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 養護学校の教員の頃、障がいのある子ども達のそばにいて幸せを感じ、彼らとずっといっしょに生きて行きたいと思って始めた「ぷかぷか」ですが、そんな思いがしっかりスタッフに伝わっていましたね。とてもうれしいです。

 これもぷかぷかさんたちのおかげです。ぷかぷかさんたちにあらためて感謝!です。

いっしょに笑ってくれる人がたくさん現れた

  昨日の上映会にゲストとして参加した花岡さんのブログです。

ameblo.jp

 

 高崎さんより、昔はかなりの療育ママだった花岡さんが、どういうきっかけでこんなに変わったんですか??って聞かれまして、
 
(どんなことを聞かれるのか事前に聞いていなかったので、答えに詰まって)
 
うーん。
あきらめた、、、からかな、、、
 
 
 この正直さがファンを生んだのだと思います。何よりもあきらめたことで、そのままのhanaちゃんがかわいくなった。その思いが花岡さんのブログやFacebookからはまっすぐに伝わってきます。
 冷蔵庫にあったりんごをhanaちゃんがみんなかじってしまい、そのかじりかけのりんごをhanaちゃんはまた冷蔵庫にしまいます。それを見つけた弟くんが大泣きします。花岡さんは弟をなだめながら、かじりかけのりんごに笑ってしまったそうです。もう笑うしかないかじりかけのりんごをFacebookにアップしたら、いっしょに笑ってくれる人がたくさん現れた。それがファンの始まりだったそうです。
 
 障がいのある人たちを理解する人たちが増えるよりも、障がいのある人たちのファンが増える方が、社会を変えるチカラになると思います。

 

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