メッセージの発信が、人と人との新しいつながりを作り、社会を少しずつ変えつつある
先日の首都圏ネットワークでは立教大の学生さんとやった「哲学対話」と北九州でのぷかぷかの蒔いた種の広がりを取り上げていました。 昨年暮れに北九州で上映会とトークセッションをやったとき、大概は「いい映画だったね」「いいお話だったね」で終わるところを、 「北九州にもぷかぷかみたいな所を作ろうよ」 という話が飛び出し、そうだそうだ、の声に押されて人々が動き始めました。 何年か前、北九州の西山さんから突然メールが来ました。西山さんは障がいのある子どもを産んだことで自分を責めていました。でも 「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」 というメッセージに出会い、 「私も生きてていいんだ」 と思ったそうです。 「生きることがとても楽になりました」 とも。 ぷかぷかのメッセージがそんなふうに受け止められたのは初めてでした。 それから2年くらいたって一家でぷかぷかにやってきました。 「私もぷかぷかとの出会いを振り返りながら、壮馬をさずかった意味を考え、たどり着いた今をストンと受け入れて進んでいる自分を感じています。ぷかぷかの空気にふれて、自分を自分で責めていた部分を許せたと言うか・・まるっと受け入れられた、そんな感じです。」 といったメールが来ました。 そういったつながりの上で昨年暮れに北九州で上映会とトークセッションをやりました。北九州にもぷかぷかみたいな所を作ろう、という呼びかけに対して、すぐにあちこちから反応があったようです。 ・北九州の戸畑区で、障がいのある方と直に接し、様々なセミナーも開催されている就労移行支援事業所のスタッフの方から、「先日の西山さんの投稿みて、ぷかぷかさんが気になってブログを拝見しました。是非私も参加したいです。告知もお手伝いさせてくださいね。」とのメッセージを頂きました! ・八幡東区でNPO法人として就労支援をされている代表の方からは、「ぷかぷかさんのプロモーションビデオ見ましたよ〜いいですねぇ。私の所(事業所)でもプロモーションビデオ流して見たりできるので、ぜひ」と、お声をかけ頂きました! ・ 八幡西区にお住まいで、小さく生まれたお子さんやそのご家族のサポートをされている団体の方にも、プロモーションビデオを見て頂きました。「いいですね、北九州にはこんな場所無いですもんね。シェアさせて頂きます」と言って頂きました! ・昨夜は、放課後等デイサービス事業所の方達が集まる研修会で、ぷかぷかさんの事をお話させて頂きました。いち保護者が、専門職の方々大勢を前に喋るなんてこと滅多にありませんから緊張しましたので、とにかく、ぷかぷか、ぷかぷかと口が動いていたと思います。 ・大きな集まりでなくても、ちょっとづつぷかぷかの種まきをして、先づはお一人お一人がプロモーションビデオを見てくださるように、繋げていけるといいなぁ、と思いました。 ぷかぷかの蒔いた種がこんなふうに広がっていくんだ、とうれしくなりました。 北九州で映画を見たひとが先日、筑豊で上映会をやってくれました。福岡で映画を見たひとが今度、障がいのある人たちと企業の人たちを結ぶワークショップをやります。大館で映画を見たひとが北秋田でなんと70人も人を集めてワークショップをやりました。 「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」 というメッセージの発信が、人と人との新しいつながりを作り、社会を少しずつ変えつつあるのだと思います。 あなたの町でもぜひぷかぷかの種を広げて下さい。