彼らのそばにいることが人生の何よりもおもしろいと思える人たちによって作られる福祉
今朝の朝日新聞「折々のことば」 ぷかぷかは代表のタカサキが障がいのある子どもに惚れ込み、彼らといっしょに生きていきたいと思ったところが出発点です。彼らに「心動かされた自分」がぷかぷかの中心にあります。たくさんの人に彼らに出会って欲しいと思い、街の中に彼らと出会えるお店を作りました。目指したのは福祉のお店ではなく、彼らといい出会いのできるお店です。結果、たくさんの人が彼らと出会い、たくさんのファンができました。ファンができることで、ぷかぷかのまわりの社会が変わってきました。障がいのある人もない人も、みんなにとって生きやすい社会ができつつあるのです。 彼らと出会うという体験が、人を動かし、社会を変えつつあるのです。 「薄暗いレコード屋で何時間も飽くことなく時間を過ごせる」人、それを人生の何よりもおもしろいと思っている人たちに音楽は支えられているように、ぷかぷかさんのそばにいて何時間も飽くことなき時間を過ごせる人、それを人生の何よりもおもしろいと思える人たちによって、ぷかぷかの福祉は支えられています。 いつも「支援」という関係が前に出てくる福祉の世界にあって、彼らのそばにいることが人生の何よりもおもしろいと思える人たちによって作られる福祉は、なんだかとても泥臭く、お互いにとってとても居心地のいいものになっています。