年収100万円以下
にほんブログ村 働く障害者の56%が年収100万円以下だと新聞に載っていた、とfecebookで情報が流れてきた。「ぷかぷか」は一日来れば1,000円と決めているので、20日来れば20,000円、年収は約240,000円になる。だから「ぷかぷか」も障がいのある人たちに厳しい生活を強いている事業所と言うことになる。 「ぷかぷか」がスタートした頃は最低賃金を払っていたのだが、かなり無理して払っていたので、たちまち経営が苦しくなり、事業の存続が危ぶまれた。いろいろな人と相談した結果、就労継続支援A型(障がいのある人と雇用契約を結ぶ)からB型(雇用契約ではなく、利用契約を結ぶ)に変更し、現在ようやく経営も安定してきたところだ。 ただ月20,000円は安すぎると感じる利用者さんもいて、いろいろ文句も言われるのだが、今の「ぷかぷか」ではこの額が精一杯というところだ。一日12時間以上働き、土、日もまともに休んでいない私の給料は10万円。自分の給料をこの額に抑えてやっと利用者さん、スタッフの給料を払っている。 パン屋には固定客もつき、売り上げは徐々に伸びている。つい先日行った運動会の参加者も昨年の倍くらいの参加者で、それくらい「ぷかぷか」を支えてくれる方が増えていると言うことだ。 いずれは時期を見て利用者さんの給料を上げていくつもりだが、それでも年収100万円まで持って行くには、事業そのものの見直しが必要だろう。現在毎日来る人は22名ほどいるが、一人100万円として2,200万円。彼らだけで2,200万円稼ぎ出すのは至難の業だと思う。1個100円、200円のパンでは、まず無理だろう。 どうすれば彼らの年収が100万円を超えるのか、どなたかいいアイデアがあれば教えてほしい。