毒は盛れません
クリスマスパン教室がありました。はじめて参加の親子連れが4組もあり、久しぶりに大にぎわいでした。クリスマスケーキを4台、バターロール、ピザ、温野菜、冬瓜スープを大人、子ども,ぷかぷかのメンバーさん、ごちゃ混ぜの集団で作るのですから、いつもやっているとは言え、段取りが大変でした。それでも1時くらいには全品できあがり、みんなでいただきますをしたのでした。 絶品は温野菜。キャベツ、里芋、かぼちゃ、レンコン、こんにゃく等があったのですが、ゆず味噌をつけて食べると、ほんとに幸せを感じるほどのおいしさでした。シンプルにゆでてゆず味噌をつけただけなのに、こんなにもおいしくなるのかと、正直びっくりしました。 温野菜を作ってくれたのは、4月からぷかぷかでお総菜を作る予定のスタッフ。もともとおいしい弁当屋をやっていた人たちで、いってみればプロ。といって、手の込んだ料理を作るのではなく、温野菜のようにシンプルで、それでいて食べた人をうならせるほどのおいしい料理を作る人たちです。 ぷかぷかで毎日出しているぷかぷかの給食の味噌汁も,ちゃんとだしを引いて作っていて、これも最初、あまりのおいしさにびっくりしました。たかが給食の味噌汁です。その味噌汁をこんなにも丁寧に作るところに、調理する方の姿勢がはっきり見えます。その方に給食作りを引き継いだとき、前の人が使っていたウィンナが冷蔵庫に残っていました。ウィンナには添加物がたくさん使ってあります。それを見て、「利用者さんに、毒は盛れません。このウィンナは私には使えません」とはっきりおっしゃったことが強烈に印象に残っています。 この二つで、その方の食べ物に対する姿勢がはっきり見えます。4月からスタートするぷかぷかのお総菜は、そういう姿勢で作られるものです。おいしくて、安心して食べられるお総菜です。「おいしくて、安心して食べられる」というのはぷかぷかのパンと同じコンセプトです。 こんなにおいしいお総菜を作ればヒットすること間違いなし、と思うのですが、問題はお総菜を開く霧ヶ丘の商店街は人通りが全くないと言うことです。「ぷかぷかしんぶん」(毎月5,000部発行)やホームページで宣伝するにしても、現状を考えると、どうにも悲観的になってしまいます。パンの外販先に持っていってはどうかとか、しんぶんを一戸建てにも丁寧に配布してはどうかとか、いろいろ案は出ていますが、せっかくのお総菜、たくさんの人たちに提供できるいい方法があれば教えてください。メールいただけると嬉しいです。 pukapuka@ked.biglobe.ne.jp