ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • これでいい これがいい
      パン屋はメンバーさんの賑やかな声がいつも飛び交い、なんとも楽しい雰囲気。そんな中で霧が丘のゴッドマザーとも呼ばれる年配の常連さんに 「賑やかねぇ、これでいい、これがいい」 と言われました。うれしいですね、こういう言葉は。  ぷかぷかのパン屋は、初めて来た人にとってはちょっとびっくりするくらい賑やかです。下手すると 「なに?このお店は」 といった印象を持たれかねないほどです。それでも慣れてくると、この賑やかさこそが「ぷかぷか」なんだということがだんだんわかってきます。賑やかさは楽しさでもあり、あったかさだと思います。そしてどこかほっとするような雰囲気。  くどくど説明などせず、 「これでいい、これがいい」 と一言だけぼそんと口にしたゴッドマザー。その一言にお客様から見た「ぷかぷか」のすべてが表現されているように思いました。「ぷかぷか」を、思いを込めて肯定する深い言葉だと思いました。 「これでいい、これがいい」  
  • うれしいことが三つ
     今日はうれしいことが三つもありました。    一つはワークショップの企画書が「生き活き市民基金」の審査に通り、会場費、講師料など50万円近い助成金をもらえることになったことです。地域社会を変えていく先駆的な事業として認められたようでした。(ワークショップの企画書はホームページ「ぷかぷかパン」のメニュー欄にありますので、ぜひ見てください)  ぷかぷかは「障がいのある人たちと一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージを発信していますが、演劇ワークショップの試みは、そのメッセージを更に前に、具体的に進めるものです。  6月から月一回のワークショップをやり、11月24日(月、祝)に「みどりアートパーク」のホールでできあがった作品の発表会をやります。ぜひ見に来てください。    二つ目は日本財団から車をもらえることになり、その納車の連絡があったことです。日本財団は助成金などの審査をするとき、申請書はもちろんですが、その団体のブログを見るという話を夏の研修会で聞きました。ホームページよりもブログの方が日々の活動がよく見えるからだそうです。それを聞いてからとにかく毎日ブログを書くようにしました。ブログを書くことが習慣になると、確かに日々の活動記録がたまっていくことがよくわかりました。そのせいかどうか、秋になって申請が通ったという連絡が入りました。  ぷかぷかの活動もようやくこういうところにも認められるほどになったか、と思いました。    三つ目は東急田園都市線藤が丘駅前に「マザーズ」という自然食の大きなお店があるのですが、2週間ほど前、ぷかぷかのパンを食べたマザーズの社長さんが直々やってきて、ぷかぷかのパンを販売してくれないかという話がありました。そんなお店でぷかぷかのパンが認められるなんてすごい!と思っていたのですが、今日は更に進んで、お店にぷかぷかの利用者さんの絵を飾りたいというお話がありました。タピストリーにして、入り口にある大きな柱に巻き付けるように使ったり、窓にも絵を飾りたいという信じられないような話でした。 「【作家さん】にはいくらぐらい謝礼をお支払いすればいいでしょうか?」 とも聞かれ、そんなことは考えたこともなかったので、あとで返答することにしたのですが、障がいのある人の描いた絵ではなく、【作家さん】といわれたことがとてもうれしく感じました。
  • きりっとしたたたずまいが妙に気に入って
     仕事に追われてほったらかしの庭を少し手入れしようとホームセンターの園芸売り場に行きました。花の苗を探していて、桃の苗木が目にとまり、そのきりっとしたたたずまいが妙に気に入って購入しました。     見ているだけで気持ちが安らぎます。毎朝、あいさつして、気持ちの安らぎをもらおうと思います。
  • パン教室
     パン教室をやりました。今日も盛りだくさんのメニュー。  ①バターロール  ②肉まん  ③ピザ  ④あんパン  ⑤タタンタルト    ⑥ミネストローネ   調理室のテーブルは4台なので、みんなで丸くなって、1,2,3,4と番号をいい、4グループに分かれました。それぞれ①のテーブルはバターロール、②のテーブルは肉まん、③のテーブルはピザ、④のテーブルはあんパンを作りました。  生地をこねるのに計量も入れて約30分。こね上がった生地をオーブンに入れ、1次発酵の間に①のテーブルはミネストローネ、②のテーブルは肉まんの具、③のテーブルはピザソースとトッピング、④のテーブルはあんことタタンタルトをそれぞれ作りました。  肉まんの具、あんこはそれぞれできあがった量を量り、パン生地をだいたい32個ぐらいに分割するので、1個あたりに入る量を計算します。肉まんは35グラム、あんこは45グラムずつはかって、バットに分けておきます。こうすれば成形がとても楽になります。  1時間ぐらいたって、1次発酵が終わり、発酵した生地を分割します。ピザは100グラム、バターロール、肉まん、あんパンは50グラムずつ分割します。  ピザは分割してすぐに麺棒で四角にのばし、オーブンの天板に乗せ、手製のピザソースを塗り、刻んだタマネギ、ピーマン、シーチキン、チーズをのせ、230度に予熱したオーブンに入れます。  ほかの生地は10分ほどベンチタイムを取ったあと、成形に入ります。肉まんの具、あんこはバットの上に分けて並べてあるので、成形がとても楽です。みんなとても楽しそうです。肉まんは成形したあと、せいろに並べ、室温で2次発酵。バターロール、あんパンは天板に並べ、オーブンで2次発酵。       ピザが焼き上がります。タタンタルトも焼き上がります。      12時20分まで2次発酵をし、バターロール、あんパンをオーブンで焼きます。肉まんはせいろで蒸します。  12時40分にはすべて完成。    今日のメニューはバターロール、あんパン、肉まん、ピザ、タタンタルト、ミネストローネ、紅茶でした。あ、3月14日に作ったクッキーもありました。   これだけの品目を、メンバーさん、地域の人たち、総勢22名で、寄ってたかって3時間くらいで作りました。ほんまにできるんかと、はらはらするところもありましたが、でもこの「はらはらするところ」が私は好きです。この緊張感があるからパン教室は楽しいんだと思います。
  • はらはらドキドキのパン教室
    第35回パン教室(2014/3/15)  今日も盛りだくさんのメニュー。  ①バターロール  ②肉まん  ③ピザ  ④あんパン  ⑤タタンタルト    ⑥ミネストローネ   調理室のテーブルは4台なので、みんなで丸くなって、1,2,3,4と番号をいい、4グループに分かれました。それぞれ①のテーブルはバターロール、②のテーブルは肉まん、③のテーブルはピザ、④のテーブルはあんパンを作りました。  生地をこねるのに計量も入れて約30分。こね上がった生地をオーブンに入れ、1次発酵の間に①のテーブルはミネストローネ、②のテーブルは肉まんの具、③のテーブルはピザソースとトッピング、④のテーブルはあんことタタンタルトをそれぞれ作りました。  肉まんの具、あんこはそれぞれできあがった量を量り、パン生地をだいたい32個ぐらいに分割するので、1個あたりに入る量を計算します。肉まんは35グラム、あんこは45グラムずつはかって、バットに分けておきます。こうすれば成形がとても楽になります。  1時間ぐらいたって、1次発酵が終わり、発酵した生地を分割します。ピザは100グラム、バターロール、肉まん、あんパンは50グラムずつ分割します。  ピザは分割してすぐに麺棒で四角にのばし、オーブンの天板に乗せ、手製にピザソースを塗り、刻んだタマネギ、ピーマン、シーチキン、チーズをのせ、230度に予熱したオーブンに入れます。  ほかの生地は10分ほどベンチタイムを取ったあと、成形に入ります。肉まんの具、あんこはバットの上に分けて並べてあるので、成形がとても楽です。みんなとても楽しそうです。肉まんは成形したあと、せいろに並べ、室温で2次発酵。バターロール、あんパンは天板に並べ、オーブンで2次発酵。   ピザが焼き上がります。タタンタルトも焼き上がります。  12時20分まで2次発酵をし、バターロール、あんパンをオーブンで焼きます。肉まんはせいろで蒸します。  12時40分にはすべて完成。  今日のメニューはバターロール、あんパン、肉まん、ピザ、タタンタルト、ミネストローネ、紅茶でした。あ、3月14日に作ったクッキーもありました。  これだけの品目を、メンバーさん、地域の人たち、総勢22名で、寄ってたかって3時間くらいで作りました。ほんまにできるんかと、はらはらするところもありましたが、でもこの「はらはらするところ」が私は好きです。この緊張感があるからパン教室は楽しいんだと思います。  
  • 満塁逆転ホームランとはほど遠く
     3月14日、マネージャーをリーダーとする選抜男組は、周りの女性たちに 「ぱさぱさじゃないの」 とか 「水を入れた方がいいじゃないの」 とか 「菜種油が多すぎるんじゃないの」 とかいろいろいわれておりましたが、めげることなく、クッキーを完成させたのでした。      クッキーを焼いている途中で 「どうもこれはクッキーのにおいじゃないなぁ」 なんて自信のないことをマネージャーはいってましたが、やや堅めの、それなりにおいしいクッキーができたのでした。 「どうですか?」 と聞くと、とりあえず 「おいしいです」 と女性たちはいってましたが、あまり弾まない返事は、満塁逆転ホームランとはほど遠かったことを語っていました。 「ま、そのうち」 と、男組は密かに誓ったのでした。  そして、突然降ってわいたような今回の仕事を、いやな顔一つせず、黙々とこなしたマネージャーに拍手!でした。      
  • はらはらドキドキのパン教室
     ①バターロール  ②肉まん  ③ピザ  ④あんパン  ⑤タタンタルト    ⑥ミネストローネ   調理室のテーブルは4台なので、みんなで丸くなって、1,2,3,4と番号をいい、4グループに分かれました。それぞれ①のテーブルはバターロール、②のテーブルは肉まん、③のテーブルはピザ、④のテーブルはあんパンを作りました。  生地をこねるのに計量も入れて約30分。こね上がった生地をオーブンに入れ、1次発酵の間に①のテーブルはミネストローネ、②のテーブルは肉まんの具、③のテーブルはピザソースとトッピング、④のテーブルはあんことタタンタルトをそれぞれ作りました。  肉まんの具、あんこはそれぞれできあがった量を量り、パン生地をだいたい32個ぐらいに分割するので、1個あたりに入る量を計算します。肉まんは35グラム、あんこは45グラムずつはかって、バットに分けておきます。こうすれば成形がとても楽になります。  1時間ぐらいたって、1次発酵が終わり、発酵した生地を分割します。ピザは100グラム、バターロール、肉まん、あんパンは50グラムずつ分割します。  ピザは分割してすぐに麺棒で四角にのばし、オーブンの天板に乗せ、手製にピザソースを塗り、刻んだタマネギ、ピーマン、シーチキン、チーズをのせ、230度に予熱したオーブンに入れます。  ほかの生地は10分ほどベンチタイムを取ったあと、成形に入ります。肉まんの具、あんこはバットの上に分けて並べてあるので、成形がとても楽です。みんなとても楽しそうです。肉まんは成形したあと、せいろに並べ、室温で2次発酵。バターロール、あんパンは天板に並べ、オーブンで2次発酵。   ピザが焼き上がります。タタンタルトも焼き上がります。  12時20分まで2次発酵をし、バターロール、あんパンをオーブンで焼きます。肉まんはせいろで蒸します。  12時40分にはすべて完成。  今日のメニューはバターロール、あんパン、肉まん、ピザ、タタンタルト、ミネストローネ、紅茶でした。あ、3月14日に作ったクッキーもありました。  これだけの品目を、メンバーさん、地域の人たち、総勢22名で、寄ってたかって3時間くらいで作りました。ほんまにできるんかと、はらはらするところもありましたが、でもこの「はらはらするところ」が私は好きです。この緊張感があるからパン教室は楽しいんだと思います。  
  • 明日は何の日?
     「ねぇ、明日何の日か知ってますか?」 と、突然女性から聞かれました。慌ててカレンダーを見て 「えーと、あしたは3月14日でしたっけ。そうですね、あしたはマユさんとの面談の日ですね」 なんだかがっかりしたような感じが、集まっていた女性たちから、わぁ〜んと伝わってきました。 「あの、もっと大きなことですよ」 「大きなこと?」 カレンダーのどこにもその大きなことが書いてなくて、あれ、何か大事なことがあったかなぁ、と思っていると 「2月14日に渡したでしょ!」 「2月14日?」 ああ、そういえば女性陣で作ったブラウニーをもらったんだと、ようやく 「明日は何の日ですか?」 の意味を悟ったのでした。 すぐそばにいた男性のメンバーさんに、 「ねぇ、聞いた?、どうする?ほら、怖い目で見つめられてるよ」 とかいっても、全く意に介さない様子。周りに助けてくれる男性は誰もいません。 クッキーのレシピ本があったので、 「よし、明日楽しみにしててください」 と、大きなこと言ってしまいました。満塁逆転ホームランを狙おうと、その本を鞄に入れ、家で作戦を練ることにしたのでした。  ところが、近々始まる「おひさまの台所」の図面の打ち合わせが夜の8時過ぎまでかかり、とても家で作戦練るような時間はありません。  そのときに来ていた厨房機器メーカーの営業マンが、 「確定申告は15日までですよ、明日、明後日はめちゃ込みです。私は朝から会社休んでいきます」  なんて話をしていて、そのことが何となく頭に残っていました。  帰りの車の中で、マネージャーに 「明日、銀行に行ったあと、税務署に行きますのでよろしく」 といったあと、営業マンの言葉が頭に浮かび、税務署がめちゃ込みなら、午後のクッキーを作る時間に帰って来られないかも、と気づき、 「明日は昼までにかえって来れないかもしれないなぁ」 「クッキーはどうするんですか?」 「そりゃもう、そのときはマネージャーが作るしかないですよ」 「え?私が?」 「そう、それしかないです。でも、平気、平気、このレシピ本通りやれば、絶対に大丈夫。給食食べたあと、男連中集めてシャカシャカっとつくれば、1時間もかからないし、もし失敗しても、それはそれ、こういうことは失敗した方が楽しいって。失敗してもクッキーはクッキー、こういう感じの新感覚のクッキーなんですっていえばいい。要は男もがんばった、という姿勢を示すことが肝心。」 「材料は買ってあるんですか?」 「いや、さっき思いついたばかりだから、何も買ってないよ。薄力粉、菜種油、塩、メープルシロップがあればいいから、メープルシロップ以外はパン屋で集められるし、メープルシロップはこれから帰り道にスーパーで探して」  と、レシピ本を渡して別れたのでした。  たぶん、マネージャーは明日、悪戦苦闘します。でも、悪戦苦闘の中で、きっとすばらしい成長があります。    「明日何の日か知ってますか?」 の一言から始まって、最終的に、おそらくクッキーなんて作ったこともないマネージャーがそれを引き受けることになるなんて、神様も予想しなかったに違いありません。しかも休みの日に趣味でやるのではなく、女性陣が待っている目の前で、いきなりぶっつけ本番の勝負に挑むのです。こんなに緊張感のあるわくわくするイベントは滅多にありません。  仕事は今、ものすごく忙しいです。その忙しさをかいくぐって、こんな思いもよらない、わくわくするようなことができるのが「ぷかぷか」のいいところです。だから「ぷかぷか」は楽しいのだと思います。        
  • お姉さんの絵
     毎日朝郵便局に売り上げを入金します。ケンさんと一緒に行きます。ケンさんは大きな声で挨拶し、窓口のお姉さんからスタンプ台を借ります。ケンさんは入金の用紙にはんこを押し、入金額を書いてくれます。スタンプ台を 「ありがとうございました!」 と大きな声でお礼を言いながらお姉さんに返します。最初の頃は大きな声にお姉さんもびっくりしていましたが、最近はすっかり慣れた感じです。  今日はそのお姉さんの絵を描きました。赤い口紅がポイントです。めがねのお兄さんも一緒です。
  • うれしいお客さん
     カフェの常連のお客さんからメールが来ました。    「今日、久しぶりにカフェでゆったりとさせていただきました。  テラちゃんが出してくれたパン皿のあたたかさ、を感じました。  体調が今ひとつで、恥ずかしながら、今まで気がつかなかった小さくて大きなあたたかさをあらためて感じました。  ありがとうございます。」     うれしいですね。私なんかがもう感じなくなった「ちょっとしたあたたかさ」を敏感に感じ取ってくれるお客さんがいることが。テラちゃんに明日伝えておこうと思います。  テラちゃんは先日、マザーズ(藤が丘駅前にある自然食の大きなお店)の社長が見えたとき、接客したのですが、一回で社長の名前を覚え、その立ち居振る舞いがえらく気に入られました。マザーズでぷかぷかのパンを販売しませんか、というお話だったのですが、その節はぜひテラちゃんに来てほしいとまでいわれました。利用者さんに対するこういう評価はとてもうれしいですね。  
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