ケンさんが街を歩くと
今日もケンさんと一緒に郵便局に行きました。今日は少しテンションが高く、 「お弁当食べとき」 とか 「日清焼そばU.F.O」 とか、大きな声で何度も何度も繰り返すので、居合わせた人たちは、この人大丈夫かな、とちょっと心配している感じです。何となく引いてる感じが、ありありです。 そのうち自分から 「静かに」 といいながら、口にチャックをするまねをするので笑ってしまいました。私とケンさんのそんなやりとりをみんな見ています。 “ケンさんはこういう人なんだ” “ケンさんとはこうやってつきあえばいいんだ” “ケンさんて大きな声出すけど、なかなかおもしろい人なんだ” “カフェの前のかわいいお天気ボードはケンさんが描いてるのね” といった情報が少しずつ広がっていきます。 ケンさんが街を歩くと、自然にいろんな反応があります。その反応が少しずつ街を変えています。こんな人もいるんだよ、こんな人こそ、街にいた方がいいんだよ。こんな人は街の宝だよ、って。