ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • 採決だって? 未来を真剣に考えている若者達を前に恥ずかしくないのか?
      奥田さんのあのすばらしい意見陳述があったにもかかわらず、16日には締めくくりの質疑をやり、17日には採決に持ち込むそうで、本当にめちゃくちゃ、というか、これが大の大人のすることか、と思います。いったい誰のための政治なんでしょう。未来を真剣に考えている若者達を前に恥ずかしくないのでしょうか?  奥田さんの言葉には新しい時代を感じます。いや、もう新しい時代が動き出している、とSHIELDSが作り出した最近のダイナミックな世の中の動きを見ていて思います。政府、与党はこの新しい時代の動きが全く見えてないんじゃないかと思います。もう取り残されているというか…  あの怪しげな、ごまかしの塊としかいいようにない安倍の70年談話が出された同じ頃、SHIELDSの戦後70年宣言文が出されています。実に格調高い、希望に満ちた宣言文です。  SEALDs戦後70年宣言文   安倍談話より、はるかに過去をしっかり見つめ、未来を先取りしています。こんなふうに考える若者達がいる限り、まだまだ希望があります。  国会前の集会で「日本国憲法」を読み上げた若者もいました。 iwj.co.jp   ママたちもがんばっています。 iwj.co.jp     そして私は何をするか。 毎日の暮らしの中で安保法案を話題にしたいですね。自分たちに直に関わる問題として。暮らしの問題として当たり前のように政治を語る、というか…。仕事があって、国会前には行けませんが、安保法案に関する情報を拡散します。特に若者達の情報を。そして毎朝旬の情報をいち早く流してくれるIWJ(Independent Web Journal)応援するためにカンパします。 iwj.co.jp   Independent Web Journal           
  • 政治が、今、ひどすぎます。
     SHIELDSの奥田愛基さんが国会で意見陳述しました。その全文がアップされていましたので、紹介します。  感動的な意見陳述です。ごく当たり前の、まっとうな意見が、どうしてこんなに感動を呼ぶのでしょう。それくらい、今、政治家達の議論が劣化しているからだと思います。総理大臣、防衛大臣の答弁は聞くに堪えないほどです。あまりにも無責任です。ひどすぎます。このひどさが国民の不安を呼び起こし、国会前の、全国の反対運動を作り出し、街頭に出ないまでも、国民の多くが不安を感じています。世論調査では6割が反対です。  それでも尚、今週中には採決する、と政府、与党は言い切っています。いったい誰のための、なんのための政治なんだ、と思います。  政治に希望が持てなくなったとき、私たちは未来を描けなくなります。若者達の、子どもたちの未来を奪ってはいけないと思います。  パン屋には小さな子どもたちがたくさん来ます。その子どもたちの人生をめちゃくちゃにしてしまうような法案には絶対に反対です。  奥田さんの意見陳述、ぜひ読んでみて下さい。   iwj.co.jp
  • なんかゆったりとした雰囲気〜メンバーさんが作り上げたカフェ
     カフェにいらしたお客さんからうれしいメールいただきました。         ●●  今日、ひさしぶりにぷかぷかカフェに、友達と行きました。  友達は、ぷかぷかは初めてでした。 先程その友達からメールで、とても美味しかったし、なんかゆったりとした空間で、すごく良かった。と。 嬉しかったです。 きっとお店の皆さんが生み出しているものでしょうね。 友達の「なんかゆったりとした雰囲気~」の「なんか」という言葉が、よく分かります!そのままだと思います。 ムリに作り出そうとしているものではなく、自然な空間。自然な静かな時間の流れ…自然に伝わってくる空気感。友達との話もゆっくり、じっくり出来ました。 あ、郁美さんがいらして、覚えていてくれて何度も声を掛けてくれました😊記憶力に頭が下がります…⭐ 今日一人、風邪でいけなかった友達がいて、とても残念そうでした。その友達も前からぷかぷかに行きたかった様で、来月また予約させて頂きます😄🎵 ひさしぶりに、今日はやわらかい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。       ●●    うれしいです。本当にうれしいです。  こんな雰囲気のカフェを作ろうと思ってできたのではなく、ぷかぷかのメンバーさんに任せていたらこんなカフェになっていた、ということです。  以前も書きましたが、カフェを始めるときに接客の講習会を講師を呼んでやったのですが、すごくつまらない感じがして、1回やっただけでやめました。要するにマニュアル通りやりなさい、というだけで、なんのおもしろみもなく、ものすごく窮屈な感じがしました。息が詰まりそうでした。ぷかぷかではメンバーさんとゆるゆる楽しくやっていきたいと思っていたのですが、接客マニュアルはその正反対でした。  私は彼らに惚れ込んでいましたから、下手な接客でも、彼らのほんわかした雰囲気の良さは絶対にわかってもらえると信じていました。無難な接客よりも、下手でもお客さんが癒やされるような雰囲気を作る方が大事、そのことこそが彼らとの「いい出会い」になると思っていました。  そういった開店当時の思いが、今、今日いただいたメールにあった 《なんかゆったりとした雰囲気~》 《ムリに作り出そうとしているものではなく、自然な空間。自然な静かな時間の流れ…自然に伝わってくる空気感。》  を生んだのだと思います。メンバーさんが作り上げたカフェ、ですね。    彼らを管理するより、彼らを信じること、それが一番だと思います。  
  • 空間をデザイン
      美大に通っている娘が「空間をデザインしなさい」という課題をもらってきて、何をどうしていいかわからないと困っていました。テーマ「自由」、大きさ「自由」、材料「自由」、場所は学校の中ならどこでもいい、というきわめて自由な、いかにも美大らしい課題です。  そこに来るとちょっと立ちどまってみたくなるような、そこに来るとちょっと寄ってみたくなるような、そこに来るとちょっとわくわくするような、そこに来るとちょっと癒やされるような、そんな場所を作りなさい、そんな空間を演出しなさい、という課題なんじゃないの、と応えたのですが、楽しい課題ですね。  そこに来るとちょっとわくわくするような空間、ちょっと癒やされる空間、というのは「ぷかぷか三軒長屋」の構想を練っているときからずっと思っていたもので、三軒長屋をそういう場所にしたいと思っていました。  実際、「アート屋わんど」のオープン日とか、5周年記念の日とか、ぷかぷかマルシェの日は、そんな空間が自然にできあがっています。 pukapuka-pan.hatenablog.com pukapuka-pan.hatenablog.com pukapuka-pan.hatenablog.com    こういうイベントの時だけでなく、ふだんからここに来るとわくわくするような、そんな空間の演出ができないものかと思っています。赤道をやってくると、何か心引かれるものが目に入って、え?なんだろう?って、わくわくしながら階段を降りてくるような、そんな演出です。    娘に偉そうなことを言う前に、まずここの空間をわくわくするものにしたいと思いました。  
  • デフパペットシアターといっしょに舞台に立つ
     デフパペットシアターといっしょに舞台に立つワークショップをやりました。  みどりアートパークの配慮で、いきなり舞台の上でのワークショップになりました。   ジュジュマンを支える歩き方を演習   なんでも願いをかなえるというこの卵   この卵が爆発。世界がめちゃくちゃに。   それでもジュジュマンはゆっくり前に向かって歩き始まる。   それをワークショップ参加者が支える。   最終打ち合わせ。このあと衣装を着て本番。   舞台裏でのアナウンスを麻野さんに頼みました。表現の市場でのすばらしい実績を買っての話です。そばに座っているのは手話通訳をするデフパペットシアター制作の大里さん。本番直前に練習していました。   衣装を着けます。   ちょっとメイクもします。   舞台袖、上手側と下手側に別れます。   舞台の袖で出番を待ちます。   出番直前。役者さんが走り回るそばで横たわります。   卵が爆発   ゆっくり立ち上がります。   みんなで歩きます。   無事終わり、お客さんにあいさつ。   みんなが退場したあと、麻野さんがお礼のアナウンス。それを手話通訳。 みんなが退場したあとの舞台にはまだ熱気が残っています。   舞台が終わってロビーへ。みんないい顔していましたね。   子どもは骸骨の人形(死に神)がこわいんだけど、興味津々。   みんなで記念写真   時間にすればほんの1分半ほど。それでも舞台に立ったあと、みなさんの顔がほてっていて、ステキでした。舞台って、そういう輝くような時間をプレゼントしてくれます。   まーさんは久しぶりにデフパペットのメンバーに会い、本当にうれしそうでした。マッキーとは今度じっくり話をする約束をしていました。ほとんど同じ年なので、話が合うようです。
  • 大きなクジラを描くワークショップやりました。
     金子さんのワークショップ第2回目。今回はみんなで大きなクジラを描きました。 クジラの輪郭の中にマス目がたくさんあります。 このマス目に絵を描いていくのですが、マス目の中に絵を描くのは不自由です。その不自由さを突破して、みんなが自由に絵が描けるようになったとき、大きなクジラの絵ができあがります。  最初に魔法の杖のような絵筆を何本か作ります。このひん曲がった絵筆が人を自由にしてくれます。まっすぐの筆と描き比べると、すぐにわかります。描きにくさが、人を自由にしてくれるのです。 さて、ここからスタート クジラのお腹を描きます。 海を描きます。  クジラの上と下の絵をくっつけます。  白い絵の具でメッセージを書き込みます。 完成! そして壁に張り出すと、この迫力。こんなすごい絵がわずか1時間で仕上がったのです。これがワークショップという《場》の持つ力です。  小さな枠の中に絵を描くところ始まった今回のワークショップ。枠から外れたあたりからどんどんクジラができあがっていきました。人は自由になったとき、思いもよらない力を出します。  自分の自由を奪っている枠をどうやって外すか、それが今回よく見えた気がします。  演劇ワークショップでは、この枠を演劇的手法で外します。外れるとこんな感じになります。 これはみんなでこんなふうにやろう!って言ってできたのではありません。人形を作り、人形と一緒に歩き、短いお芝居をし、歌い、炎を表現し…といったことをやっていく中で、わ〜っと、こんなふうになったのです。このはじけるような自由!  この自由がこんなすばらしい舞台を生みました。  こんな演劇ワークショップが19日からまた始まります。月一回集まって6ヶ月続けます。そして来年2月14日、みどりアートパークホールの舞台で芝居を発表します。  あ、やってみたい!って思ったら、連絡下さい。あと一人か二人なら大丈夫です。  pukapuka@ked.biglobe.ne.jp    045−453−8511 ぷかぷか事務所 高崎
  • 農家さんの似顔絵を描きにーその2
     10月18日に四季の森公園でおこなわれる区民まつりの「地産地消」のキャンペーンでぷかぷかのおからを配布する話を先日書きましたが、おからの材料を提供して下さる農家さんの似顔絵を今日も描きに行きました。鴨居駅近くの渡辺さんと大久保さんです。    渡辺さんの畑は高台にあって、すばらしく眺めのいいところでした。今日は天気もよく、本当に気持ちのいい畑でした。渡辺さんにはおからに入れる人参を提供していただきます。   渡辺さんのあと、大久保さんの畑に行きました。   大久保さんは、去年演劇ワークショップの助成金をいただいた「生き活き市民基金」の評議委員をやっているそうで、「ぷかぷか」はどこかで聞いた名前だとしきりにおっしゃってました。こういうつながりがおもしろいなと思いました。    描かせていただいた似顔絵はキャンペーンのチラシと、地産地消マップに使わせていただきます。今までにない楽しいチラシとマップを作る予定です。楽しみにしていて下さい。    
  • タカサキはチキンカツ者
     「チキンカツ者」が気に入って、それを頼んでみました。できあがったのがこれ。  丁寧に作ってあって、すごくおいしそう。でも、これは「チキンカツ者」ではなく、「チキンカツもの」だなと思いました。「者」と「もの」はやっぱりちがう感じがします。その違いはなんなんだろう。どうしてできあがったものを「チキンカツ者」ではなく「チキンカツもの」と感じたんだろう。  そこを丁寧に追いかけていくと、これはやはり歌舞伎役者のような派手なイメージが湧いてきます。「チキンカツ者」。そそっかしくて、自己主張が強くて、それでいて街に一人ぐらいいてもいいような、そんなイメージ。「タカサキはチキンカツ者だよ」なんて言ってみると、なんとなくイメージが湧いてきます。    こうやってどうでもいいことを考えるのがすごく楽しいですね。どうでもいいことだからこそ、こういうところから思ってもみない新しいものが出てきたりします。クリエイティブな思考のトレーニングです。「タカサキはチキンカツ者だよ」なんていい方も、うまく言葉では説明できないけれど、それでいて、なんとなく伝わるイメージ。タカサキはやっぱりチキンカツ者ですね。    それにしても「ったく、もう」とか言いながらも嫌な顔一つせず、「チキンカツ者」にトライし、おいしそうな「チキンカツもの」を作ってくれた厨房スタッフに感謝感謝です。今日の晩ご飯のおかずに買っていきます。  そうそう、「チキンカツ者」と最初に書いてくれたモモコさんに感謝です。モモコさんのおかげでこんなに楽しいことを考えることができました。本当にありがとう!  見たときからなんとなく気になっていた「チキンカツ者」は、要するにタカサキのことだったということがここまで書いてようやくわかったというお話でした。    
  • チキンカツ者
     昨日、おひさまの台所のメニューを見ていたら 「チキンカツ者」 というのがあって、 「チキンカツ者って何?」 って聞いたら、モモコさん、 「ああ」 とか言いながら、あわてて「者」の下に点を四つ書き、 「チキンカツ煮」 になりました。  そのことをFacebookページにアップしたら、すぐにこんな書き込みがありました。   「突っ込みを入れる幸せ・・それを受け止めてくれる人のいる幸せ♡いいなぁ~「チキンカツ者って何ですか?」私もウキウキしながら聞きたい・・」    でも、考えたら「チキンカツ者」もなんだかおいしそうなので、今度作ってもらおうかなと思いました。  そう思ってすぐにおひさまの台所厨房に電話し、 「チキンカツ者って作れる?」 って聞いたら、 「う、わかった、やってみる」 という返事。どんな「者」ができあがるのか楽しみです。写真、すぐにアップしますので、どうぞ楽しみにしていて下さい。  
  • プロモーションビデオ 第一回打ち合わせ
     プロの映像クリエイターの方達の力を借りてぷかぷかのプロモーションビデオを作ります。先週金曜日、その第一回目の打ち合わせがありました。pvプロノボの高橋さんのほか、今回の企画のプロデューサーとして中島さん、ディレクターとして山本さんがいらっしゃいました。  高橋さんはpvプロボノで、会社勤めをしながらも社会貢献をしたいプロの映像クリエイター達と映像を作りたい現場の人たちを結ぶ仕事をやっています。今回はぷかぷかの映像企画と中島さん、山本さんを結びつけてくれました。 PVプロボノpvprobono.com  中島さんはパラゴンという映像制作会社のプロデューサー PARAGON www.paragonbaby.com 山本さんはフリーランスの映像ディレクター。  Uguisu Productionuguisupro.com    中島さんに「プロモーションビデオの着地点はどこですか?」と聞かれました。  着地点とは何を最終的に目指しているのか、ということだと思います。このプロモーションビデオ見ると、心が癒やされます。どうして癒やされるんだろうって、たどっていくと、街の中のにぎやかなお店にたどり着き、そこでは障がいのある人たちが働いています。そうか、この癒やされた気分は彼らのおかげなんだ、と気づきます。彼らが街にいることの意味、彼らといっしょに生きることの意味が、少し見えてきます。お互い気持ちよく生きていける社会への道筋も…。  着地点。ひとことで表現するのはむつかしいのですが、ここをもう少しはっきりさせることからビデオの制作が始まるような気がしました。    「一回見て終わりではなく、何度も見たくなるような映像にしたいですね。見るたびに新しい発見があるというか…」と中島さん。志がすごいなぁ、と思いました。何度も見たくなるような映像、見るたびに新しい発見があるような映像…。プロというのはこういう映像を目指すのかと思いました。わずか5分の映像に賭ける思いを聞いた気がしました。    子どもを保育園に預けている山本さんは「保育園を建てようとすると、子どもの声がうるさい、と反対運動が起こることもあるんですよ」とおっしゃっていました。障害者施設を建てようとするときとおんなじだと思いました。いや、障害者施設の場合はもっと大きな反対運動が起こります。  そういった世の中の雰囲気の中で、ぷかぷかは街の人たちと障がいのある人たちがいい出会いができるように、と街の中に彼らの働くお店を作りました。そして「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」と日々、ホームページやFacebookで発信し続けました。メンバーさんたちは毎日笑顔で働き、笑顔でお客さんに接してきました。  そんなことを続けて5年。小さなステキな出会いが積み重なって、「ぷかぷかが好き!」「ぷかぷかのファンです」という人が増えてきました。障害者施設に対する反対運動が起こってもおかしくない街の中で、「ぷかぷかが好き!」という人が増えたことは、ほとんど奇跡に近い気がします。どうしてそんなことになったのかを映像で表現できないか、というのが、今回のプロモーションビデオ制作の動機でした。  中島さんは私の話を聞いて、そのままドキュメンタリーの形で作ろうとすると1時間くらいの作品になるだろうとおっしゃってました。今回はあくまでプロモーションビデオなので、5分で私の思いを表現することになります。何か軸を決め、それに添って映像を集めるのがいいんじゃないか、とおっしゃってましたが、その軸を決めるのが難題。だからこそトライする価値のあるおもしろいテーマだと思いました。    中島さん、山本さん、高橋さん、それに私で何回か話し合って全体の道筋を決めたあと、カメラマンが来て撮影することになるのですが、プロのカメラマンが来ても、日々Facebookなどにアップしている写真には絶対に勝てない、と高橋さんはおっしゃっていました。  写真には撮る相手との関係性がそのまま出ます。Facebookにアップしている写真は日々メンバーさんとおつきあいをしている高崎だから撮れる写真であって、彼らとおつきあいのないカメラマンが行けば、緊張してしまって、いいものは撮れないだろうということです。でも、どこの現場でもそういうことはあるわけで、そこを撮り切るのがプロとも言えます。  それでも彼らとのいい関係をどこかで作って欲しいなと思っています。お店に来るだけでなく、ワークショップに参加したりして、思いっきりいっしょに笑ったり、いっしょに悩んだりして欲しいなと思っています。             
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