ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • 体を動かし、声を出し、気持ちのいい時間でした。
    昨日ワークショップに参加した方がブログで書いてくれました。 ameblo.jp   別の方はこんな感想を送ってくれました。 ●● ひさしぶりに体を動かし、声を出し、気持ちのいい時間でした。最初に、場や体をほぐすために歩いたりいろんなことをしましたが(以前話したアイスブレイクですね)ぐるぐる歩きながら挨拶をしたり、ヒジで挨拶をしたり、ハイタッチをしたりいつもだと、初めて会う方にはどこか遠慮がちにやってしまいますがぷかぷかのメンバーさんたちは、まるで以前からよく知っている間柄かのように思いっきりのハイタッチ!境界線を易々と越えてきてくれました。それはとても嬉しいことでした。「こちらのことを受け入れてくれた」という感覚になるからです。とても新鮮でした。でもなぜ、そんなことに新鮮さを覚えるのだろう...?私たちは「こうあらねばならない」とか、「人と違うと恥ずかしい」と訓練(洗脳)されてきていて知らず知らず、自分自身で他との境界線を作ってしまっているのだなあ...と思いました。彼らといると、自分自身がいかにがんじがらめに、不自由でいるのか気づかされる、と以前高崎さんも言っていたと思いますが今日みなさんと過ごしたたった3時間の中だけでも自分の中で何か重たい荷を降ろしたかのように楽になるような気がしました。そして、「自分らしさ」が自然とにじみ出てくるようでした。そうそう、私ってこんな人。チューニングがちょうど合ったような。普段、いろんなしがらみに捕われながら生活していると自分が本当は何がしたいのか、どうしたいのか、本当は何が好きなのかいつの間にか見失ってしまいがちです。「こうした方が喜ばれるだろう」「こんなことをしたらみんなに迷惑がかかる」「こういう場合は、こういう対応をしたほうが正しい」多くの人たちがそんなことを思いながら日々過ごしているのではないでしょうか。そして、よくわからない、大きなストレスを抱えている。そんな中、素の自分に戻ることはひとつの癒しになります。ぷかぷかのメンバーさんたちのそばにいると自然と素の自分が思い出され、癒される。彼らは人びとを癒す「ヒーラー」のような存在なのではと思いました。もちろん、ご本人達にはそうした自覚はなく、こちらが勝手に感じていることなので勝手に「彼らはヒーラーのような存在だ」と位置づけてしまうことも何かが違うような気もしていますが...。でも、意図していなくても、周りに影響を与える存在というのはやはりすごいことだなと思ってしまいます。(それは、ぷかぷかメンバーさんだけでなく、高崎さんも含めですが)またこれから回を重ねながらみなさんの魅力をより深く体験できることを楽しみにしています。
  • 第2期第1回ワークショップ 「生きる」の詩を書いた
     第2期第1回ワークショップをやりました。  コミュニケーションゲームのあと、谷川俊太郎の詩「生きる」をみんなで読みました。詩はぷかぷかのよこやまさんが書きました。      読みながら、これこそが、今一番大事にしたいものだと、あらためて思いました。たまたまですが、ワークショップをやった9月19日未明、国会は日本を戦争に引きずり込む「安保法案」を可決しました。この詩で語られている世界をめちゃくちゃに破壊する法案です。私はなんとしてもこの詩の世界を守りたいと思いました。  今年のワークショップでは「みんなの《生きる》」を表現したいと思っています。「みんなの《生きる》」をつぶされてたまるか!という思いでいます。最初につぶされるのは「ぷかぷか」に集まる弱い人たちです。    ひと通り読んだあと、音楽を入れました。ピアノでエリックサティを弾いてもらい、その演奏をバックの朗読するのです。今までいつもCDの演奏の中で朗読をしていたのですが、生のピアノの音の深さにちょっと感動しました。iphoneで撮ったので、朗読の言葉がうまく拾えていないのですが、雰囲気はわかると思います。 www.youtube.com  ピアノが入ることで、言葉がしっとり深くしみこんでくる感じがしました。読み手も言葉のふれ方が変わったような気がすると言ってました。    午後、歌から始まりました。「岩手軽便鉄道の一月」という歌です。宮澤賢治作詞、林光作曲です。 www.youtube.com     相手と気持ちを通わせるミラーゲームをやりました。    それぞれで詩を書きました。「自分が一番生き生きするとき」「楽しいとき」「うれしいとき」「悲しい時」「感動したとき」などをキーワードに、それぞれで3〜4行の詩を書いてもらいました。   この詩を一行ずつ切り離し、グループ毎の「みんなの詩」を作ります。とりあえず、ばらばらに切り離した詩を並べ、どんな言葉があるのかをみんなで読みます。似たような言葉を集めたり、最初と最後に持ってくる言葉を決めたり、言葉をいろいろ並べ替えます。この作業がものすごく大変で、ものすごく楽しい。       入り口付近で寝ている人もいました。こういう人は大物になります。こんなのもアリなのがぷかぷかのワークショップ。   できあがった詩を声を出して読んでみます。黙ってみるだけでなく、声に出して読んでみると、また詩の印象が変わります。   グループ毎の「みんなの詩」の発表。   できあがった詩がこれです。          「みんなの《生きる》」の最後に「今日も布団で寝れること」「あしたがあること」「すきな人とのえいが」という言葉がありましたが、そのことの大切さ、そしてそれを今必死になって守っていかないと、と思いました。今まではこんなことは当たり前のようにできていましたが、その当たり前のことができなくなる世の中になっていくことがとてもこわいです。    この「みんなの詩」がどんなふうにして形にしていくのか、そこがワークショップのおもしろいところです。月一回集まって少しずつ形を作っていき、来年2月14日(日)みどりアートパークのホールの舞台で発表します。楽しみにしていて下さい。
  • 第二期第一回ワークショップシラバス
     明日のワークショップのシラバス(プログラム)です。この通りに行くのかどうか、やりながら考え、考えながらやる、という感じで進んでいきます。明日の夜には結果をアップする予定です。   ぷかぷか・みんなでワークショップ 2015 第1回 シラバス   日時 2015年9月19日(土) 9:15−16:00 場所 みどりアートパーク・リハーサル室 他 主催 NPO法人ぷかぷか   共催 みどりアートパークセンター 参加者 ぷかぷかメンバーとスタッフ、一般応募者 計30名? スタッフ 高崎明(企画、進行)、近藤麻子(ぷかぷか)、      成沢富雄(コーディネーター/舞台監督)、      花崎 攝、開発彩子(進行)、大里千尋(デフ・パペットシアター)、      デフ・パペット・シアターメンバー、      吉村安見子(ピアノ演奏) (以下すべて敬称略)          プログラム 9:15 受付 9:30 あいさつ(高崎)スタッフ紹介、施設案内、など     名前のゲーム     人間地図(あなたの家はどの辺りですか?)     早並びゲーム 10:15 うた(以下の2曲を予定)     「つまさききらきら」A.A.ミルン 詩/小田島雄志・若子 訳  林光 曲     「岩手軽便鉄道の一月」宮沢賢治 詩 林光 曲 状況によって1曲にするか、続けて2曲歌ってみるか決める。 歌詞は別紙参照 10:45 詩「生きる」(谷川俊太郎作)を読む 詩は別紙参照 全員で何回か読んでみる(声を合わせて、1行づつ交替で、歩きながら、読んでみる、ねっころがって読んでみる、ひそひそ声で、うんと早口で、できるだけ一息で、…) あみちゃんのピアノを感じながら読んでみる 2グループに分かれて、リハーサル室の両端に立って、相手チームに聞かせる(1連づつ読んだり、目とつむって聞いたり、…) 小グループに分かれて読んでみる(小グル―プで声を合わせて、1行づつ交替で、…工夫して読む) *あみちゃんとちょっと作戦タイムがとれるといいかな?(あみちゃんが演奏を先に始めてから,読み始めるとか、その逆だったり、しばらく演奏だけのときがあったり、… 11:30 グループ毎に、あみちゃんの伴奏で発表 12:00 昼ご飯 13:00 うた 13:30 あみちゃんのピアノ(サティ、詩を読むときと同じ曲でOKです)で、身体を動かしてみる      歩いたり、スキップしたり、トゥーステップや布をもって動いたり、… 13:50 ひとりひとり詩を書く      グループで読み合う→色画用紙に各自の詩を写す→各自の詩をバラバラにする→      グループの詩をつくる→模造紙に貼る→読んでみる→読み方を工夫する 15:15 グループの詩を発表する 15:40 ふりかえり 16:00 おしまい     用意するもの: 名札(ガムテープ)、マーカーか、あればクレヨン(5箱程度) 模造紙に大きく書いた「生きる」、「生きる」のプリントを人数分(各自に配布) うたの歌詞を模造紙に書いたもの B4ないしA3の紙人数分+α(下書き用)、色画用紙人数分(さまざまな色)+α 白紙の模造紙(10枚程度)、テープ、あればスプレーのり(張り直せるもの) 布の端切れ(昨年の余り)*ピアノを聞きながら、動くときに使用。   以下、曲の歌詞と詩「生きる」     「つまさききらきら」A.A.ミルン 詩/小田島雄志・若子 訳  林光 曲   おひさまが りんごのはっぱをとおしてひかる おひさまが りんごのはっぱのかげをつくる ぼくは じめんのうえの かげのはっぱからかげのはっぱへ にいさんはっぱからおとうとはっぱへ ひらあり  ひらあり とんでいく         「岩手軽便鉄道の一月」 宮沢賢治 詩 林光 曲   ぴかぴかぴかぴか たんぼのゆきが ひかってくる かわぎしの木が みなまっしろに こおっている   よう くるみの木 ジュグランダー かがみをつるし よう かわやなぎ サリックスランダー かがみをつるし はんの木 アルヌスランダー かがみをつるし からまつ ラリクスランダー かがみをつるし グランド電柱フサランダー かがみをつるし さわぐるみ ジュグランダー かがみをつるし かがみをつるし くわの木 モルスランダー かがみを・・・ ははは こっちが とうとうななめに れつをよこぎったので くわの ひょうかは ふさふさ かぜにひかっておちる   はははは ははは はは        生きる                      谷川 俊太郎            生きているということ 今生きているということ それはのどがかわくということ 木もれ陽がまぶしいということ ふっと或るメロディを思い出すということ くしゃみをすること あなたと手をつなぐこと     生きているということ いま生きているということ それはミニスカート それはプラネタリウム それはヨハン・シュトラウス それはピカソ それはアルプス すべての美しいものに出会うということ そして かくされた悪を注意深くこばむこと     生きているということ いま生きているということ 泣けるということ 笑えるということ 怒れるということ 自由ということ     生きているということ いま生きているということ いま遠くで犬が吠えるということ いま地球が廻っているということ いまどこかで産声があがるということ いまどこかで兵士が傷つくということ いまぶらんこがゆれているということ いまいまが過ぎていくこと     生きているということ いま生きているということ 鳥ははばたくということ 海はとどろくということ かたつむりははうということ 人は愛するということ あなたの手のぬくみ いのちということ  
  • すばらしい歌、見つけました。
    すばらしい歌を見つけました。 www.youtube.com   音楽には力があります。 www.labornetjp.org  
  • これが「良識の府」?
     昔学校で参議院は「良識の府」と習いました。今の子どもたちは同じように習っていると思います。その「良識の府」の実態がこれです。恥ずかしくないのでしょうか?こんな姿を子どもたちに見せられますか? こんなことで子どもたちが希望を抱ける未来が作れるのでしょうか? あの人達は誰の代表なのでしょうか?誰のための、なんのための政治をやっているのでしょうか? www.facebook.com    こんな人たちを見ていると、本当に未来は真っ暗という感じですが、それでも国会の外にいる人たちを見ていると、まだまだ希望があります。私の若い友人も今日国会前に行くとメールをくれました。まだまだどうなるかわかりません。たとえ法案が本会議で通ったとしても、勝負はこれからです。 iwj.co.jp   SHIELDSの記者会見です。ここにこそ希望があります。この人たちこそが新しい時代を作っていくのだと思います。 iwj.co.jp    外国のメディアはきちんと伝えてくれています。 www.you tube.com      
  • 岩手軽便鉄道の一月
     19日から始まる第二期ワークショップで「岩手軽便鉄道の一月」という歌を歌うのですが、その歌詞カードをタカノブさんが書いていました。 「岩手軽便鉄道の一月」宮沢賢治 詩 林光 曲ぴかぴかぴかぴか たんぼのゆきが ひかってくるかわぎしの木が みなまっしろに こおっているよう くるみの木 ジュグランダー かがみをつるしよう かわやなぎ サリックスランダー かがみをつるしはんの木 アルヌスランダー かがみをつるしからまつ ラリクスランダー かがみをつるしグランド電柱フサランダー かがみをつるしさわぐるみ ジュグランダー かがみをつるし かがみをつるしくわの木 モルスランダー かがみを・・・ははは こっちが とうとうななめに れつをよこぎったのでくわの ひょうかは ふさふさ かぜにひかっておちるはははは ははは はは      30年ほど前、瀬谷で養護学校の生徒達と地域の人たちでいっしょにワークショップやっていたとき、よく歌いました。  …かがみをつるし  …かがみをつるし  …かがみをつるし  を繰り返していると、キラキラ光る雪景色が目に浮かびます。ほんとに気持ちのいい歌です。  今回の発表会は来年2月14日(日)で、ちょうどこの歌の季節です。この歌に合うお芝居ができればいいな、と思っています。安見ちゃんのピアノだけでなく、こんちゃんのリコーダーも入ります。楽しみにしていてください。
  • 「私は総理大臣なんですから」だなんて、この人どうかしてませんか?
      新横浜でのシットインは感動的でした。あそこまで体を張って法案を阻止する姿勢に、本当に感動しました。野党はあそこまで体を張っているのでしょうか?  それにしてもこの国会の様子、子どもたちには恥ずかしくて見せられません。子どもたちはみんな見てますよ。いい加減な答弁に終始する首相や大臣の姿を。「私は総理大臣なんですから」だなんて、もうアホか、というか、この人どうかしてませんか?もう引きずり下ろすしかありません。   www.youtube.com   iwj.co.jp     www.facebook.com     www.facebook.com
  • わたしの「やめて」
     自由と平和のための京大有志の会声明書の「子ども語訳」が絵本になりました。ぷかぷかカフェに置いておきますので、ぜひ親子で読んでみて下さい。  どなたか朗読会をやりませんか?  スキャナーで取り込みました。少しはしっこが切れてしまっているのもありますが、だいたいのイメージは伝わると思います。  最後に元の声明文を載せましたが、その「子ども語訳」はすばらしい知性の結晶だと思います。  これに比べると、政権、与党の政治家達の知性のなさは目を覆うばかりです。あの人達に政治を任せるのはもうやめましょう。                                    
  • 採決だって? 未来を真剣に考えている若者達を前に恥ずかしくないのか?
      奥田さんのあのすばらしい意見陳述があったにもかかわらず、16日には締めくくりの質疑をやり、17日には採決に持ち込むそうで、本当にめちゃくちゃ、というか、これが大の大人のすることか、と思います。いったい誰のための政治なんでしょう。未来を真剣に考えている若者達を前に恥ずかしくないのでしょうか?  奥田さんの言葉には新しい時代を感じます。いや、もう新しい時代が動き出している、とSHIELDSが作り出した最近のダイナミックな世の中の動きを見ていて思います。政府、与党はこの新しい時代の動きが全く見えてないんじゃないかと思います。もう取り残されているというか…  あの怪しげな、ごまかしの塊としかいいようにない安倍の70年談話が出された同じ頃、SHIELDSの戦後70年宣言文が出されています。実に格調高い、希望に満ちた宣言文です。  SEALDs戦後70年宣言文   安倍談話より、はるかに過去をしっかり見つめ、未来を先取りしています。こんなふうに考える若者達がいる限り、まだまだ希望があります。  国会前の集会で「日本国憲法」を読み上げた若者もいました。 iwj.co.jp   ママたちもがんばっています。 iwj.co.jp     そして私は何をするか。 毎日の暮らしの中で安保法案を話題にしたいですね。自分たちに直に関わる問題として。暮らしの問題として当たり前のように政治を語る、というか…。仕事があって、国会前には行けませんが、安保法案に関する情報を拡散します。特に若者達の情報を。そして毎朝旬の情報をいち早く流してくれるIWJ(Independent Web Journal)応援するためにカンパします。 iwj.co.jp   Independent Web Journal           
  • 政治が、今、ひどすぎます。
     SHIELDSの奥田愛基さんが国会で意見陳述しました。その全文がアップされていましたので、紹介します。  感動的な意見陳述です。ごく当たり前の、まっとうな意見が、どうしてこんなに感動を呼ぶのでしょう。それくらい、今、政治家達の議論が劣化しているからだと思います。総理大臣、防衛大臣の答弁は聞くに堪えないほどです。あまりにも無責任です。ひどすぎます。このひどさが国民の不安を呼び起こし、国会前の、全国の反対運動を作り出し、街頭に出ないまでも、国民の多くが不安を感じています。世論調査では6割が反対です。  それでも尚、今週中には採決する、と政府、与党は言い切っています。いったい誰のための、なんのための政治なんだ、と思います。  政治に希望が持てなくなったとき、私たちは未来を描けなくなります。若者達の、子どもたちの未来を奪ってはいけないと思います。  パン屋には小さな子どもたちがたくさん来ます。その子どもたちの人生をめちゃくちゃにしてしまうような法案には絶対に反対です。  奥田さんの意見陳述、ぜひ読んでみて下さい。   iwj.co.jp
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