ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • こんなおじさんの作る料理は絶対においしい
     10月18日(日)の区民まつりの地産地消ブースに「地産地消協力店」の地図を描き、現在9店舗あるお店の主の似顔絵を載せようと思っています。  今日似顔絵を描きに行ったのは「くうかい」「みんなで串」「ドルチェ」の三軒です。  「くうかい」は元魚屋さんがやっている魚がおいしいお店です。霧ヶ丘にあります。   「みんなで串」の店長さんは、こんな派手な格好で、と服装をずいぶん気にしていましたが、似顔絵は優しいお兄さんになっていました。十日市場の駅前です。   「ドルチェ」の主は優しいおじさん。やさしい味の料理を作ってるそうです。緑区役所の前にあります。 こんなおじさんの作る料理は絶対においしいです。
  • お〜い、みんなおいで〜!
      10月18日(日)に四季の森公園でおこなわれる緑区民まつりの地産地消ブースのデザインをぷかぷかでやることになりました。今までにない画期的なものがいい、といろいろヒントを捜しているときに、たまたま目についたのが、ヨッシーの歯医者に行ったときの絵。    もう、直感的に「あ、これだ!」と思い、これをテントの入り口にしよう、と思いました。大きな口を開けたテントです。  で、アート屋わんどの近藤さんにイメージを話し、絵を描いてもらいました。顔に手を当て、「お〜い、みんなおいで〜!」って感じを出したいと思いました。それが下の絵です。頭にはカボチャが載っています。歯医者の絵がカボチャおじさんになった感じですね。   区民まつりにこんなテントが出現したら、子どもたちは大喜びです。「カボチャおじさんが、お〜いって呼んでるよ」なんて感じで集まってくれるといいなと思っています。  今、顔をパーツにわけ、テントの支柱にテグスで縛り付けられるように、制作中です。  問題はカボチャで、これは段ボールで作ります。当初の予定では直径2メートル、高さ1メートルくらいを考えていたのですが、トラックがないと運べないことがわかり、ぷかぷかで一番大きいステップワゴンの荷室に入るくらいの大きさにすることにしました。それでも、四季の森公園は広いので、駐車場から担いで運ぶのは結構辛いものがあります。区役所に電話したところ、当日の朝だけ準備用の車が入れるかも知れないと聞いたので、それに今期待しています。  更に、これだけ大きなものをテントの屋根の稜線上にどうやって乗せるのか、という問題があります。稜線の角度(31度)でカボチャの下にへこみをつけ、テントのサイドから屋根の稜線上に担ぎ上げ、稜線上をズリズリと真ん中まで移動させる予定ですが、果たしてうまくいきますか。その場になってみないとなんともわからない感じです。このわからなさが、なんか楽しいなと思うのです。  顔のパーツ図面です。  10月18日(日)10時頃から2時頃までやっています。四季の森公園の真ん中あたりの野外ステージの近くです。ぜひ遊びに来て下さい。おひさまの台所で作る地元の豆腐屋さんのおから、地元で採れた野菜を使った「おから煮」がプレゼントでもらえます。地産地消のキャンペーンです。
  • 水餃子リベンジの写真物語
     9月26日(土)ぷかぷか料理教室がありました。先月無残なことになった水餃子のリベンジです。中心になった永瀬さんは水餃子の試作を繰り返し、リベンジへの並々ならぬ思いを感じました。失敗することは、次へのエネルギーを生みます。私は前回の失敗を見て、餃子を皮から作るのは、少し段階を踏まないとむつかしいのではないかと考えていましたが、永瀬さんはあくまで「正面突破」にこだわっていました。そのために「ウー・ウェン」さんや「今泉久美」さんたちのレシピを参考に試作を繰り返していました。  特にポイントになる1個分の生地の量をどのように決めるかで、前回は全体を四等分し、それを十等分し、といったやり方で、とてもアバウトで,それが悲惨な結果を生む一番の要因でした。ほとんどのレシピ本がそのようになっているのですが、誰でもできるように、パン生地の分割のようにきちんと重量を量って分割することにしました。粉と水の量を計算し、仕上がり量から計算すると一個10グラムになるのですが、その量で具材を包むのはかなりむつかしいことがわかり、いろいろ試作の結果、15グラムならメンバーさんにもうまくできそう、ということがわかりました。  料理教室の1週間前にはスタッフに永瀬さん手書きのレシピ(A4版で2ページにびっしり書かれていました)が配られ、本当に気合いが入っていました。そんな熱い思いがメンバーさん達にも伝わって、見事おいしい水餃子ができあがったのでした。       食事のあとデザートのおはぎ作り      大きな靴に混じった小さな靴。この雰囲気が私は好きです。そしてこれこそがぷかぷかのやわらかな雰囲気を作っているのだと思います。
  • 彼らは人を自由にする、ということ。
     昨日いただいたワークショップの感想の中に 《昨年は、しょうがいのある人が主役になるための舞台をサポートする、、、なんて非常におこがましい考えが邪魔をして、どこか自由に身動きできない自分を感じていました。  でも、今回は、わたしの心のままに、自由に楽しく参加できたのです。》  この変わりようが、すごくいいなと思いました。《どこか自由に身動きできない自分》から《自由に楽しく参加できる自分》への変化。たまたまカフェのすぐ上に引っ越してきたこともあって、日々ぷかぷかのメンバーさんとのおつきあいがあったことが大きいと思います。  人が生きる上で、この《自由に動ける》ということはとても大事なことです。その《自由》が彼らとの日々のおつきあいの中で生まれたこと。そのことの意味をもっともっと私たちは考えてもいいような気がします。  私自身、養護学校の教員を30年やって、何がいちばんよかったかというと、彼らとのおつきあいの中で、私自身がいろいろなものから自由になったことでした。何か漠然としているのですが、感想を書かれたサカタさんが《自由になった》ことと、やはり重なっている気がするのです。  彼らは人を自由にする、ということ。そのことを私たちはもっともっと注目していいように思うのです。 今日いただいた感想にもそういったことにつながることが書いてありました。  ●●●   ワークショップ第1回目、とても楽しかったです。自然に溶け込めるのかな?と実はちょっぴり緊張しての参加だったのですが、ぷかぷかさんのみんながあまりに自然体で、話しかけてくれたり、抱きついてくれたりしてあっという間に自分で作っていた垣根が吹き飛んでしまいました。自然体って素晴らしい!!!そして、私ももっともっと自然体でいられるようになりたいなぁと感じた出来事でもありました。「生きる」の詩をみんなで作ってみるワークは、自分で詩を書くことは楽しくできましたが、みんなの詩をカタチにしていくのはなかなか難しく産みの苦しみがあるなぁと感じました。でも、ある程度みんなでウンウンうならないと、想いが伝わる詩はできあがらないのでしょうね。みんなで創り上げる詩、そして劇がどんな感じになっていくのかそして、自分にどんな感情がわきあがるのか、これからの全てが楽しみです。
  • わたしたちは自由だと思い出そう。
        秋雨や八十路の夫とデモに立つ  先日の朝日俳壇に載っていた句です。戦争を体験された方が、やむにやまれぬ気持ちで、冷たい雨の中、デモに立たれたのだと思います。私たちが生きているこの社会が、今、どういう方向に向かおうとしているのか、しっかり見なければ、と思うのです。  NEWS23で映画監督の園子温さんが、日中戦争がはじまったとき、その十年後に日本のあちこちが焼け野原になっていることは誰も想像しなかった。今は戦前だと思った方がいい、とおっしゃっていましたが、妙にリアルなものを感じました。  十年後、日本はどうなっているのか、私たちの時代を見る目、想像力が問われています。安保法案に関する政府の答弁、決議を巡っての国会を見ていると、十年後、どうなっているのか、私はとても不安です。園子温さんの話がリアルに聞こえるのはここに起因します。     以下にリンクしている「マモルくん」の話は、恐ろしくも、希望のあるお話です。特に次の言葉は… 「わたしたちは自由だと思い出そう。 言葉を大切に使い、小さいことをないがしろにせず、知恵を出し合い、エールを送りり、時に叫ぼう。 違和感を無かったことにしたり、怒りを押し殺すのはなく、語りあって、共有していこう。 出来事を冷静に見つめ、でも決して落胆するのではなく、笑い飛ばしもしながら、熱く、のびのびと毎日を送ろう。」 www.lovepiececlub.com            
  • またまたすばらしい感想が…
    またまたすばらしい感想が届きました。 ●●● 【胸の奥の芯に、火が灯るような時間でした】ぷかぷか第二期ワークショップの初日前半に、参加させていただきました。初めは、随分、わたし、変わっちゃったんだなあ、、とぼんやり考えていました。1年前、まだ鎌倉に住んでいた頃、ワークショップに参加させていただきながらも、舞台発表の日に都合がつかなくなってしまい、途中で無念のリタイヤ…でも、今は、ぷかぷかさんのご近所に越してきて、毎日、ぷかぷかメンバーのみなさんの息吹を感じながら生活しています。窓をあけていれば、ツジさんの声が聞こえてくるし、階段をおりていけば、セノーさんが佇んでいるし、カフェの前を歩けば、イクミさんが親しく声をかけてくれる、、、随分変わったんだなあ、、とぼんやり考えていました。昨年、参加させていただいたときも高崎さんが何度も「しょうがいのある人と生きるって楽しいよ。このワークショップは共に創るんだよ」と教えてくれていましたが、わたしは、「共に創る」ということをまるでわかっていなかったんだなあと思います。昨年は、今までの仕事の経験も手伝ってか、ワークショップは、しょうがいのある人が主役になるための舞台をサポートする、、、なんて非常におこがましい考えが邪魔をして、どこか自由に身動きできない自分を感じていました。でも、今回は、わたしの心のままに、自由に楽しく参加できたのです。メンバーさんを特別視して、黒子になろうとすることもなくただ、「地域の一人」として「共に創るメンバー」として参加できました。朗読がとても好きであることも谷川俊太郎さんのファンであることもそして、この「生きる」という詩が今のこの世界にぴったりであることもわたしの心に火をつけてくれました。一行一行の言葉に、胸がいっぱいになっていました。A.A.ミルンの歌も宮沢賢治の歌も最高でした!とってもとっても楽しかった!高崎さんが、舞台を創る人の目になって輝いていました。ぷかぷかメンバーさんや、地域のみなさんが語る詩の声がとってもよかった!語った後にすごく嬉しそうな表情がみられて幸せだった!何より、いっしょに参加した2人の息子がみなさんと「共に創る」ことを心から楽しんでいたのが涙がでるほどしあわせでした。土日は夫婦ともどもさまざまな仕事があり、全日程参加は難しいのですが、今度こそ、リタイアせずにみなさんと『生きる』を『共に創りたい』と思います。帰宅後、嬉しくて興奮さめやらずに、茅ヶ崎に住んでいる友人(ぷかぷかさんの大ファンで、映画もみに来てくれました)に、「生きる」の詩をシェアしたんです。そうしたら、「その場で、わたしも朗読したよ。」「わたしも、読みたくなって朗読したよ。」と、言ってくれたのです。ワークショップに参加していない方にももう、高崎さんのワークショップへの想いが広がっていますね。「共に創る」はどこまでも広がっていくのですね。これからがますます、楽しみです。長男も、またぜひ参加したい!と楽しみにしています。地域に住む親子メンバーをどうぞよろしくお願いいたします。   ●●●    ワークショップの前半の参加だけで、これだけの感想が上がってくるほどに、ワークショップの場というのは人を深いところで揺さぶるものがあるんだなぁ、とあらためて思いました。ピアノの音を入れながらの詩の朗読は、進行役をやりながらも言葉が心にしみて、ちょっとじーんときてしまったのですが、詩を読んだ人は私以上に心を揺さぶられたのだと思います。自分の発する言葉が生のピアノの音に支えられて、今まで体験したことのない、不思議な力を持つ言葉に変わるわけですから。こういう揺さぶりが少しずつ少しずつ蓄積されて、最後、みんなを舞台にあげてしまうんだろうと思います。今後が本当に楽しみです。
  • 近所のおじさんの感想
    先日のワークショップに参加した近所のおじさんことオーヤさんから感想が届きました。 ●●● みなさんと一緒に過ごすなか、非日常的な経験ができとても楽しかったです。 一番戸惑ったのが、音楽に合わせて体を動かしてくださいと言われた時。はずかしさやどうやって動いてよいのかわからず、動かしたいけど、体はなかなか動きません。普通に生活しているなかでは、経験できないことでした。  午後、グループに分かれ、各々が考える楽しい時間を画用紙に書き、つなぎ合わせて、一つに詩にすることでした。生活のなかで、楽しいこと、好きなこと、大切なことってなんだろうと考えてみると、私は子供の楽しい声が聞こえることであったり、甘いくだものをたべることであったり、普通に生活していて気づくことのない大切な時があることに気づきました。貴重な時間でした。 次回もとても楽しみです。 ●●●  オーヤさんは電子部品を扱う仕事をしています。そういう仕事を毎日こつこつやっている人にとって、ワークショップの場は多分異次元の世界に近いものだったと思います。  その戸惑いと、新しい発見が感想にはあふれていて、ワークショップに誘ってよかったなと思っています。  オーヤさんのお子さんは毎日にようにぷかぷかに来て、クリームパンや、アイスブリオッシュを食べています。とても大切なお客さんです。一家でパン教室に来たり、わんどのワークショップに来たりもしています。  お父さんとは顔を合わせていても、じっくり話をする機会がなかったのですが、つい先日、大きなクジラを描くワークショップのあと、いろいろ話をする機会がありました。1時間以上、2人で話をしていましたね。話をしながら、物事をきちんと考えてる人だなぁと思いました。だから1時間以上も話し込んでしまったのです。ぷかぷかについて私が話すことを深いところで受け止めてくれていました。ワークショップについても、30年ほど前、フィリピンでワークショップに出会ったことや、どうして障がいのある人たちとワークショップをやろうと思ったのかを丁寧に説明しました。それを聞いて、 「ぜひ参加したいです。」 とおっしゃったのです。感想の中に障がいのある人たちのことがひとことも書いてなくて、ぷかぷかとのおつきあいの中で、オーヤさんにとっては障がいのある人たちはもう当たり前のようにそこにいるんだと思いました。  戸惑いながらも、すごく楽しい、新鮮な体験をして、次回も楽しみにしています、と感想に書かれています。2月にいっしょに舞台に立つところまで行けたら、オーヤさん、どんな感想書いてくれるかな、と今から楽しみにしています。  パン屋でパンを買う、という関係が、気がつくと、いっしょに芝居を作り、いっしょに舞台に立つ、という関係になっていたなんて、すごく楽しいな、と思うのです。そこが「ぷかぷか」のおもしろいところだと思います。        
  • 想像できますか?
    安保法案の審議を見て、自衛官の娘さんが「お父さん、死ぬでしょ」と言ったといいます。娘さんがどんな気持ちで言ったのかと思うと、本当に辛いです。安保法案というのは、こういうことなんだとあらためて思いました。安倍総理、自民党、公明党の議員達、この娘さんがどんな気持ちで言ったか、想像できますか? www.tokyo-np.co.jp
  • 体を動かし、声を出し、気持ちのいい時間でした。
    昨日ワークショップに参加した方がブログで書いてくれました。 ameblo.jp   別の方はこんな感想を送ってくれました。 ●● ひさしぶりに体を動かし、声を出し、気持ちのいい時間でした。最初に、場や体をほぐすために歩いたりいろんなことをしましたが(以前話したアイスブレイクですね)ぐるぐる歩きながら挨拶をしたり、ヒジで挨拶をしたり、ハイタッチをしたりいつもだと、初めて会う方にはどこか遠慮がちにやってしまいますがぷかぷかのメンバーさんたちは、まるで以前からよく知っている間柄かのように思いっきりのハイタッチ!境界線を易々と越えてきてくれました。それはとても嬉しいことでした。「こちらのことを受け入れてくれた」という感覚になるからです。とても新鮮でした。でもなぜ、そんなことに新鮮さを覚えるのだろう...?私たちは「こうあらねばならない」とか、「人と違うと恥ずかしい」と訓練(洗脳)されてきていて知らず知らず、自分自身で他との境界線を作ってしまっているのだなあ...と思いました。彼らといると、自分自身がいかにがんじがらめに、不自由でいるのか気づかされる、と以前高崎さんも言っていたと思いますが今日みなさんと過ごしたたった3時間の中だけでも自分の中で何か重たい荷を降ろしたかのように楽になるような気がしました。そして、「自分らしさ」が自然とにじみ出てくるようでした。そうそう、私ってこんな人。チューニングがちょうど合ったような。普段、いろんなしがらみに捕われながら生活していると自分が本当は何がしたいのか、どうしたいのか、本当は何が好きなのかいつの間にか見失ってしまいがちです。「こうした方が喜ばれるだろう」「こんなことをしたらみんなに迷惑がかかる」「こういう場合は、こういう対応をしたほうが正しい」多くの人たちがそんなことを思いながら日々過ごしているのではないでしょうか。そして、よくわからない、大きなストレスを抱えている。そんな中、素の自分に戻ることはひとつの癒しになります。ぷかぷかのメンバーさんたちのそばにいると自然と素の自分が思い出され、癒される。彼らは人びとを癒す「ヒーラー」のような存在なのではと思いました。もちろん、ご本人達にはそうした自覚はなく、こちらが勝手に感じていることなので勝手に「彼らはヒーラーのような存在だ」と位置づけてしまうことも何かが違うような気もしていますが...。でも、意図していなくても、周りに影響を与える存在というのはやはりすごいことだなと思ってしまいます。(それは、ぷかぷかメンバーさんだけでなく、高崎さんも含めですが)またこれから回を重ねながらみなさんの魅力をより深く体験できることを楽しみにしています。
  • 第2期第1回ワークショップ 「生きる」の詩を書いた
     第2期第1回ワークショップをやりました。  コミュニケーションゲームのあと、谷川俊太郎の詩「生きる」をみんなで読みました。詩はぷかぷかのよこやまさんが書きました。      読みながら、これこそが、今一番大事にしたいものだと、あらためて思いました。たまたまですが、ワークショップをやった9月19日未明、国会は日本を戦争に引きずり込む「安保法案」を可決しました。この詩で語られている世界をめちゃくちゃに破壊する法案です。私はなんとしてもこの詩の世界を守りたいと思いました。  今年のワークショップでは「みんなの《生きる》」を表現したいと思っています。「みんなの《生きる》」をつぶされてたまるか!という思いでいます。最初につぶされるのは「ぷかぷか」に集まる弱い人たちです。    ひと通り読んだあと、音楽を入れました。ピアノでエリックサティを弾いてもらい、その演奏をバックの朗読するのです。今までいつもCDの演奏の中で朗読をしていたのですが、生のピアノの音の深さにちょっと感動しました。iphoneで撮ったので、朗読の言葉がうまく拾えていないのですが、雰囲気はわかると思います。 www.youtube.com  ピアノが入ることで、言葉がしっとり深くしみこんでくる感じがしました。読み手も言葉のふれ方が変わったような気がすると言ってました。    午後、歌から始まりました。「岩手軽便鉄道の一月」という歌です。宮澤賢治作詞、林光作曲です。 www.youtube.com     相手と気持ちを通わせるミラーゲームをやりました。    それぞれで詩を書きました。「自分が一番生き生きするとき」「楽しいとき」「うれしいとき」「悲しい時」「感動したとき」などをキーワードに、それぞれで3〜4行の詩を書いてもらいました。   この詩を一行ずつ切り離し、グループ毎の「みんなの詩」を作ります。とりあえず、ばらばらに切り離した詩を並べ、どんな言葉があるのかをみんなで読みます。似たような言葉を集めたり、最初と最後に持ってくる言葉を決めたり、言葉をいろいろ並べ替えます。この作業がものすごく大変で、ものすごく楽しい。       入り口付近で寝ている人もいました。こういう人は大物になります。こんなのもアリなのがぷかぷかのワークショップ。   できあがった詩を声を出して読んでみます。黙ってみるだけでなく、声に出して読んでみると、また詩の印象が変わります。   グループ毎の「みんなの詩」の発表。   できあがった詩がこれです。          「みんなの《生きる》」の最後に「今日も布団で寝れること」「あしたがあること」「すきな人とのえいが」という言葉がありましたが、そのことの大切さ、そしてそれを今必死になって守っていかないと、と思いました。今まではこんなことは当たり前のようにできていましたが、その当たり前のことができなくなる世の中になっていくことがとてもこわいです。    この「みんなの詩」がどんなふうにして形にしていくのか、そこがワークショップのおもしろいところです。月一回集まって少しずつ形を作っていき、来年2月14日(日)みどりアートパークのホールの舞台で発表します。楽しみにしていて下さい。
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