ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • 街の宝
     セノーさんが毎日のように行っていたマックのお店が閉店したと、従業員の方から連絡がありました。以前にもわんどのワークショップに参加され、セノーさんの働くところを見ることができてよかった、とメールがありました。  「健康のためにマックは買いません」なんて、わざわざマックのお店に行って言うなんて人はセノーさんぐらいしかいません。それでもこんなあたたかな関係ができてしまうんですから、セノーさんてすごい人だな、なんて感心してしまいます。こういう人はやっぱり街の宝だと思います。 ●●● 私は中学校の支援学級の仕事をしながら時々セノーさんのお家の近くのマックで働いています。何年か前はセノーさんは毎日のように仕事帰りにきてはセットを買って帰ってましたが最近は身体に悪いからと挨拶だけで帰っていきます。お店で働く私たちにとってセノーさんは買わないけれど大切なお客様です。顔を見ないとどうしてるかしらと心配になります。セノーさんの健康を考え私たちも買わないで帰るように話をしてますので安心してくださいね。今日は金子先生のワークショップも楽しかったのですがセノーさんの働くところを見ることができたこと、そしてぷかぷかがとっても素敵な場所だとわかり最高の一日でした。 ●●● 数日前、閉店のお知らせが来ました。 ●●● けんちゃんが毎日のように顔だしてくれたマクドナルドのお店は11月30日をもって閉店いたしました。今まで楽しい会話ありがとうございました。これできっと痩せますね。目も白くなりますね。 ●●● Facebookでメッセージが送られてきたので、送り主のFacebook見たら写真が載っていて、セノーさん、「あ、よく知ってるよ」と大喜びしていました。よほど親しくしていたのでしょうね。 「ねぇ、セノーさん、目も白くなりますねって書いてあるんだけど、白くなった?」  
  • 豊かな地域に暮らせることに感謝しています
    近所の子どもが、今度ぷかぷかに「ありがとうカード」をプレゼントしてくれるみたいです。メンバーさんが一枚一枚思いを込めて描いている「ありがとうカード」を近所の子どもがまっすぐに受け止めてくれて、そこからまたおもしろい物語が始まって…。「ありがとうカード」が作り出す地域の豊かさです。   5歳の次男坊、海慈がおもしろいものを作っていました。海慈は、ぷかぷかさんからいただくありがとうカードが大好き。お買い物に行くと、あの絵がいい!やっぱりこっちがいい!と散々迷った末に、たくさんのカードの中から選ばせていただいています。(お忙しいのにお付き合いくださってありがたいです。。。)帰宅すると、メンバーさんが描いている味わいある絵をじっくり見ながらありがとうカードを引き出しにしまいます。これは僕がもらったものこれはお母さんがもらったものこれはお兄ちゃんがもらったもの、、、いつまでも覚えています。いつしか、我が家ではありがとうカードを引き出しにしまうのは海慈の仕事になりましたそんな彼が先日、大量の折り紙をはさみで切っていましたくりかえしくりかえし随分長い時間をかけて四つ切りにしています見守っているとこんどは、一枚一枚絵を描き始めました。これもまたじっくりと長い時間をかけて描いているのです。いつもはさらさらと描いては私に見せてくれるので何かとても集中しているなあ、、と私も興味津々。ざっと数えて見ると100枚近くあります。しびれを切らして『何を作っているの?』って尋ねてみました。そうしたら『ありがとうカードだよ』『僕が、ありがとう!って渡すの』ああ!!!なるほど!やっと繋がりました!*****もしかしたらぷかぷかさんでのお買い物の時にかいじからのありがとうカードがプレゼントされるかもしれません。その時は、どうぞもらってあげてください〓いつもぷかぷかのみなさんからのあたたかい「ありがとう」をいただいています。豊かな地域に暮らせることに感謝しています。
  • 「福祉」は「新しいカルチャーを生み出し得る創造的作業」
    昨日、読売福祉文化賞の授賞式に行ってきました。    審査員の一人が、「読売福祉賞」ではなく「読売福祉文化賞」となっている理由について話してくれました。    《「福祉」という言葉から抱きがちな「施し」のようなイメージを打破し、本来はそこから新しいトレンドやカルチャーを生み出し得る創造的作業だと思うからあえて「福祉文化」と表現しました…》    すばらしい発想だと思いました。「新しいカルチャーを生み出し得る創造的作業」という言葉がいいですね。目から鱗、というか、仕事、もっともっとがんばろうって思いました。  「福祉」が「新しいカルチャーを生み出し得る創造的作業」として機能するなら、社会はもっともっと豊かになると思います。  障がいのある人たちと地域の人たちが一緒にやる演劇ワークショップは、30年ほど前に始めたのですが、当初から、ここで生み出すものは「新しい文化」じゃないか、って言っていたのですが、振り向く人は全くいませんでした。それが今、「新しいカルチャーを生み出し得る創造的作業」として認められ、ほんとうにうれしい気がしました。  ワークショップだけでなく、ぷかぷかの日々の仕事も、障がいのある人たちが、ありのままの自分でいられる場所を作り出したり(障がいのある人たちにとって、その親御さん達にとって、これは希望の物語です)、彼らのありのままの姿が、たくさんの「ぷかぷかのファン」を作り出し、それが地域社会を豊かにしていることを考えれば、新しい文化を生み出している創造的な作業ではないかと思ったりするのです。        
  • 娘は、もしかしたら、そんな楽しそうな大人たちを見て とても居心地よく、楽しかったのではないか。
    ぽんちゃんからワークショップの感想が届きました。子どもがどうして長い時間にわたるワークショップに参加できたんだろう、という疑問から見えてきたすばらしい感想です。   ●●● 2回目のワークショップに参加してから、ずっと不思議に思っていたことがあります。この日、6歳の娘を初めて連れて参加しました。私が「ぷかぷかに行く」というと、「一緒にいく!」と言ってついてきたのです。9時から16時まで、そんなに長い時間を室内で過ごせるわけがないだろう。私はワークショップの中に入り込んでしまうので、 娘は途中で飽きてしまうだろうから、お昼からはパパに迎えにきてもらおう。そんな気持ちで参加したのですが、お昼になっても「最後までいる!」と言う娘。全くの予想外でした。なぜ、娘はここにいたがるのだろう?そんなに内容に参加しているわけでもなかったので、不思議でなりませんでした。そもそも彼女は、注目されることがとても苦手で始めの名前の紹介などは壁にひっついて動かず、ヤダヤダと言うので、代わりに私が娘の紹介をしたりしました。私も、無理にやらせても意味がないと思ったしみなさんも「いいよ、嫌なんだね、大丈夫だよ」という雰囲気があったので娘のことはあまり気にせず、わりとほったらかしにしていました。その後少しして、チームに分かれて、怪獣になるというワークがあり私は後ろの方にいたので、娘を背中に乗せて腰をかがませ、娘に足を伸ばすように言って「しっぽ」を表現させました。それは楽しんでいたようで、後からも何度も「怪獣のしっぽになったあー」と嬉しそうに話していました。 その後、娘が参加したと言えば、歌を歌う時。私が車の運転中によく「ぴかぴかぴかぴか….」と歌うのでそれが気に入っていたのか、あみちゃんのピアノに合わせて一緒に歌っていました。途中であみちゃんから「よお!」という箇所を、動作付きで歌うようにと指示があったことも彼女をとても楽しませていました。それ以外は、他の子どもたちと部屋の中を行ったり来たり、カーテンに隠れたり、ポールに登ったり、きゃっきゃっきゃとやっていたのですが本当に最後まで「もう帰りたい」と一度も言うこともなく、楽しんでいたのです。試しに「また次も行く?」と聞くと「行くーーーー!!!」と大はりきりで答えたのです。どうしてだろう?確かにお友だちと遊んで楽しかったのかもしれないけれどこんなに長い時間室内にいるなんて、ちょっと考えられない….娘がワークショップを気に入った理由が知りたくてずっと考えていたのですが、なかなかピンとこなくて、考え込んでしまいました。3回目のワークショップの日を、娘は心待ちにしていました。最初の名前の紹介は、いつも通り、嫌がって部屋の外まで出て行ってしまいました。ちゃんとドアの影からみんなのことを見ていたようですが...この日は、午前中、他の子どもの参加者がいませんでしたので、もしかしたらすぐに飽きてしまうのかな?と少し心配になりましたが、全くそんなことはなく、ひとりでポールに登ったり、みんなと一緒に歌ったり、部屋の隅っこで見ていたり…お昼からは他の子たちも来たので、一緒に駆け回ったりしていましたが、なんとなく、彼女がワークショップに来たがるのは、お友だちと遊べるからという理由だけではない、気がしていました。それ以外の理由が何かあるんじゃないか?でもやっぱり、答えがなかなか見つかりません。このままでは高崎さんにワークショップの感想を送れない…モヤモヤそんな日々の中、今日、娘が家の中でゆみっちのマネをしたのです。「ゆみっちでーす」ゆみっちがアクションをしながら自己紹介をした時のマネでした。両手を横に広げ、一歩足を前に出しながら「ゆみっちでーす」と言うのです。やけに楽しそうに、何度もやります。私のマネもしていました。「タルトの好きなぽんちゃんです」ケラケラケラケラ笑いながらいろんな人のマネをしはじめました。「ももちゃんは何が好きだった?」なんて聞いてきたりして。「娘の周りにいる大人たちで、こんなに楽しそうにしている大人たちが一体どれほどいるのだろう?」ふとそんなことを思いました。ぷかぷかのみなさんは、私とそう歳が変わりません。見た目はお若い方ばかりですが、娘にとっては「大人の人たち」楽しそうにしているぷかぷかのみなさんを見て(みなさんにつられて)楽しそうにしている、他の大人たち。娘は、もしかしたら、そんな楽しそうな大人たちを見てとても居心地よく、楽しかったのではないか。そんな風に思ったら、ずっと抱えていた疑問がすっと腑に落ちた気がしました。ワークショップ参加者のみなさん、心から楽しそうに参加されています。私も、とても楽しい。そしてもしかしたら、そんな風に自分が楽しんでいる姿を、娘に見せる機会が今まであまりなかったのも。たいてい毎日こなさなければならない作業に追われていてせかせかと「こわい」お母さんをやっているわけですから…誰からも否定されることもなく「こうでなくちゃいけない」というプレッシャーもなくあるがままの自分で、今を楽しんでいる。そんな大人たちの姿が子どもたちの目にどう映ったのか...高崎さんがブログに書いていましたが赤ちゃんの横顔の写真を見ながら思い浮かんだキャプションが「きみがここで見たことが未来の社会を豊かにするんだよ」だった、と。まさに、それなんだ、と思いました。娘がここで目にし、触れて、感じた、ぷかぷかのメンバーさんの「ありのままの姿」は、この未来への希望だったのではないか。ワークショップ(ぷかぷか)は、大人も子どもも「ありのまま」を認められる場です。大人も子どもも、普段は「こうあらねばならない」という見えない何かからのプレッシャーを感じながら生活していますから、それがない場というのは、子どもにとっても新鮮だったのではないでしょうか。そして、ぷかぷかのメンバーさんが「ありのままの姿」でいられているのは「ありのままの姿でいいんだよ」と、認めてくれる確かな存在(高崎さん)がいるからこそ。彼らを見て、彼らと触れて、ありのままの自分を取り戻す大人たち。(高崎さんご自身もそうなのではと感じます)そんな大人たちと同じようにありのままを認められ、心地よく、その場が大すきになる子どもたち。そうした子どもたちが、一体どんな未来をつくっていくのか...改めて、今ぷかぷかのみなさんたちと出逢えたことの意味の大きさを感じています。
  • ありのままの彼らが作り出す豊かなもの
     養護学校の保護者の方から、先日の講演会の感想が送られてきました。 pukapuka-pan.hatenablog.com  ぷかぷかは「障がいのある人たちが、ありのままの自分でいられること」「そういう形で仕事が成り立つこと」「彼らのありのままがお客さんの心を癒やしていること」、そういったことをこの5年で少しずつ作り出してきました。それは障がいのある人たちの親御さんにとっては「希望」につながる物語だったようです。  障がいのある人たちの多くは、社会の基準に合わせるべく、日々大変な努力をしています。障がいのある人たちの「ありのままの自分は社会の中で通用しない」ということが一般的な通念になっているからです。  でも、ぷかぷかは、その「ありのままの自分は社会の中で通用しない」という一般的な通念を実際の仕事の現場でひっくり返したのではないか、と思っています。ありのままの自分で仕事が成り立っているからです。どうしてそんなふうになったのかを少し書きたいと思います。    私は養護学校で教員をやっているときに、養護学校の子どもたち、生徒たちに惚れ込み、彼らと一緒に生きていきたいと思って、定年退職後、彼らと一緒に生きる場として「ぷかぷか」を立ち上げました。  ありのままの彼らに惚れ込んだものの、仕事の現場でありのままの彼らが通用するかどうかは正直不安でした。接客などというものは全く経験がなかったので、講師を呼んで接客の講習会を開いたりしました。  ところが、期待していた講習会にはなんともいえない違和感を覚えました。要するに接客マニュアルがあって、その通りにしなさいと講師は言うのですが、その通りにすればするほど、《彼ららしさ》がなくなっていくのです。  マニュアルにある接客用語(「お待たせいたしました」「かしこまりました」「少々お待ちください」「申し訳ございません」「恐れ入ります」等)は、彼ら自身の言葉ではありません。ですから、この言葉を繰り返すだけのマニュアルは、やればやるほど彼ららしさがなくなって、私にとっては気持ちの悪いほどでした。  彼ららしさがなくなるのであれば、彼らと一緒に生きていきたいと思って始めた「ぷかぷか」の意味がなくなるので、講習会は一日でやめました。  お客さんに不愉快な思いをさせない、ということだけ守ってもらえば、あとは自分の言葉で気持ちを伝えればいい、というところでマニュアルなしの接客が始まりました。ヘタでもいい、心を込めて接客すれば、お客さんにその心はきっと届くと思っていました。   接客マニュアルがなくて、いちばん不安だったのは彼ら自身だったと思います。寄りかかるものがないので、それぞれほんとうに一生懸命考えて接客しました。その一生懸命さがお客さんにはしっかり届いたようでした。  カフェに来たお客さんからこんなメールをいただいたことがあります。    《丁寧に、慎重にコーヒーをテーブルに
おいてくれたお店の方。
心がこもっていて、一生懸命なのが
すごく伝わりました。また行きますネ!》    このときのメンバーさん、緊張のあまりコーヒーカップを持つ手が震えていたのですが、お客さんにはメンバーさんの思いがそのまま伝わっていたようです。心のこもらないマニュアル化された接客ばかりの世の中にあって、ぎくしゃくしつつも自分で一生懸命考えてやる接客は新鮮で、お客さんの心をぽっとあたためたのではないかと思います。  こんなメールもありました。   《メンバーのユミさんが「すごいねー、いっぱい食べるねー」と厨房に話しているのが微笑ましく、明るい彼女にひとときの幸せをいただきました。また、たくさんパンのおかわりをしに、笑顔をいただきに、カフェに行きますね。》    「ひとときの幸せをいただきました」とか「笑顔をいただきにカフェに行きますね」という言葉がほんとうにうれしいです。こんな言葉はマニュアルによる接客からはまず出てきません。   「なんかゆったりとした空間で、すごく良かった。」とか「今日はやわらかい時間を過ごさせていただきました。」といったメールもいただきました。    こういった言葉は障がいのある人たちのありのままの接客が生み出す「新しい価値」といっていいほどのものだと思います。一流ホテルのレストランの接客でも、こんな言葉は多分生み出せません。  それはまた彼らとの新しい「出会い」だと思います。その出会いが生み出した「なんかゆったりとした空間で、すごく良かった。」とか「今日はやわらかい時間を過ごさせていただきました。」といった言葉からは「豊かな空間、時間」がイメージできます。  障がいのある人たちの、あるがままの接客が、お客さん達に「豊かな空間、時間」を提供しているというわけです。「ぷかぷかが好き!」とか「ぷかぷかのファンです」というお客さんがどんどん増えているのも、彼らが作り出す豊かなものにふれたせいだと思います。    ぷかぷかは、「障がいのある人たちが、ありのままの自分でいられる」場所なのです。そしてそのことで今までにない豊かなものを生み出しているのだと思います。  
  • きみがここで見たことが未来の社会を豊かにするんだよ。
     昨日のパン教室の写真は半日で485枚も撮りました。いつもの倍以上撮っていました。どうしてそんなに撮ったのかなぁ、と考えていたのですが、やはり今回はクリスマスパン教室と名付けたことで子どもたちの参加が多く、いろんな思いがあって、ついつい撮ってしまったのだと思います。  以前、映画「ぷかぷか」は単なる記録映画ではなく、「未来への祈り」と書いたことがあります。 pukapuka-pan.hatenablog.com   そして今回、たくさんの子どもたちが参加したパン教室の写真をこんなにたくさん撮ったのも、「未来への祈り」が自然に込められていたのだろうと思います。  かわいい赤ちゃんの横顔を見ながら思い浮かんだキャプションは「きみがここで見たことが未来の社会を豊かにするんだよ」でした。
  • クリスマスパン教室
     クリスマスパン教室を開きました。今回は小さな子どもたちがたくさん参加し、とても楽しいパン教室でした。  小さな赤ちゃんもお母さんと一緒に参加  ももこさんはお手本を披露 テラちゃんもなにかをアドバイス? モリヤさんも楽しそうにアドバイス パンを発酵させている間にケーキ作り 生地をケーキの型に流し込んでオーブンへ 焼けたかな? ハンバーガーにはさむハンバーグを作ります。 ミネストローネを作ります。 ハンバーガーのソースです。 ハンバーガーに鋏むトマト 子ども部屋にいつの間にかリエさん 発酵が終わり、分割、まるめ。 ハンバーグを焼きます。 ハンバーガーに鋏むタマネギが焼けました。 ケーキにのせるイチゴを切ります。 ケーキが焼けました。 ハンバーガーに鋏むアボガドを切ります。 生クリームを攪拌します。 ミキサーに付いた生クリームがおいしい 生クリームをケーキに イチゴをトッピング モリヤさんは子どもたちの先生 パンが焼けました。 ヨコヤマさんは子どもたちを相手に大好きな怪獣をやっていました。 お兄ちゃんお兄ちゃんと子どもたちが寄ってくるモリヤさん 赤ちゃんがようやく目を覚ましました。 コンノさんはちびまるこの話に夢中 バンズを半分に   ミネストローネスープができあがりました。  ハンバーガーを自分で作ります。 アートなハンバーガー てんこ盛りハンバーガー きみがここで見たことが未来の社会を豊かにするんだよ。 これくらい口を開けないと食べられない。 デザートのケーキを切ります。   また来てね。    
  • 少し肩の力を抜き、子どもに向き合っていこうと思いました。
     先日養護学校で講演会をやりました。ぷかぷかがこの5年で作り上げてきたもののお話をしたのですが、お母さん達、ちょっと肩の力が抜けたり、前向きの気持ちで何か始めようって思ったり、とても好評でした。感想がまとまりましたので、ぜひ読んでみて下さい。  「障がいのある人たちが、ありのままの自分でいられる」しかも、それできちんと仕事として成り立っている、お金で買うサービス以上のものを提供している、だから「ぷかぷかが好き!」「ぷかぷかのファンです」という人がどんどん増えている、というお話はお母さん達にとって希望を感じさせるものだったようです。ここには新しい《希望》がある、ということ、それが人を前に向かって押し進めるのだと思います。  うちの学校でもお話を、という方がいらっしゃいましたらぷかぷかまで連絡下さい。 メール pukapuka@ked.biglobe.ne.jp  045−453−8511 高崎まで   ぷかぷかで作ってきたものは、できるだけたくさんの人たちと共有したいと思っています。ですから都合がつけばいつでもお話しに行きます。     ●●●  ・熱い志を持って子どもたちと向き合っている姿に胸が熱くなりました。  子ども達が社会に合わせるのでなく、子どもたちに合わせて社会を変えてゆく事が大切というコメントに同感し、感激しました。   ・どれも大変興味深く、楽しく伺いました。  おから→絵地図になった話は、思いつきも怖がらずにやってみる(提案してみる)勇気をもらいました。  障害のある・なしに関わらず、その人の魅力・持ち味が自由に出せることは本当に素晴らしいと思いました。  仕事の話では(私自身も仕事をしているので)仕事=人生を豊かにする、結果で意味を見出すところは私も子供もまっすぐに前を向いて生きて行かれるようにしたいです。  それにはまず私自身がどうやって生きて行こうか、どんな姿を子供に見せられるようになるか、を考えていきたいと思いました。  志を持つと、その通りに出来なかった時のことも考えてしまいがちですが、そうではなくて希望を持ち続ける、も志のひとつなのかなと思いました。  100万円助成で100万円以上の価値創造は、お金だけじゃなく自分の持っているもの(できること)のアウトプットをそれ以上にすることも同じだなと肝に銘じました。   ・楽しいお話をありがとうございました。  こんな楽しそうな事業所さんがどんどん増えていくといいなと思いました。   ・元養護学校の教員の高崎さんが、ぷかぷかを立ち上げるまでの思いや、行動の一つ一つに感動し、カフェに伺ってみたくなりました。  高崎さんがあたたかく、おおらかなお人柄で利用者さんも個々の興味ある事や能力にあわせた仕事をまかされていて、物づくりに対する意識が高いと感じました。   ・お話を聞いていて、“とても楽しそうな職場の雰囲気”を実際に自分の目で見たくなりました。近いうちに伺いたいと思います。  ビジネスの概念を聞いて驚きました。障がいがあるとか関係ない!仕事で勝負!こういう考え方の職場がある事を初めて知りました。それと同時に高崎さんの方が使っていた言葉、「仕事観の乏しさ」、それは自分の事だな~と思いました。   ・ぷかぷかには時々行きますが、街の中で働く姿、が自然に溶け込んでいてほっとする空気を感じます。どの店舗も福祉っぽくない?内装で、場の空気が楽しいです。  高崎さんの学校での想い、彼らと仕事をすると決めてからのお話は、そういうこともあって興味深く拝聴しました。  高崎さんがぷかぷかのメンバーと紡ぐ物語は、障がいを持つ子供たちのひとつの可能性を仕事の場で示していますが、高崎さんの思いが実現していったように色々な方法、色々な想いが、これまで以上に日本のあちこちで実現していく状況が生まれつつあることを情報として知ることができる時代。子供たちを取り巻く環境がより良いものになって欲しいと思いました。  霧が丘の三軒長屋とカフェが示してくれることは、より多くの可能性を信じつつ“知る”“見る”ことからはじまる”親としての考え、行動する“ことの大切さのように思います。  “ぷかぷか”の存在を作っている高崎さんの話から、自分がやれることについて改めて考える機会を頂けました。ありがとうございました。   ・主人と娘をつれてカフェに食事をしに伺いました。厨房の中の方が、直接出ていらして娘に「どのパンがすきですか?」とパンをとりわけて下さったり「そのカレーは私が作りました。おいしいですか?」と話しかけてくださいました。娘は食事もさることながら、とても満足して帰ってきました。ファミレスに行くと家族は娘に「しーっ、しーっ」と人差し指をあてて言いっぱなしです。そういうことなしに食事ができる数少ない場所のひとつでした。貴重な空間です。また伺わせてください。  障害者の行きやすい地元を作っていく努力をしなければいけないのだと思いました。   ・「ありのままの自分でいられること」の大切さを忘れず、希望を持ち前に進みたいと思いました。欲張りすぎず、豊かな人生が送ることができるように子供のサポートをしていきたいと思います。   ・ありのままを受け入れ、ご自身もありのままに生きる高崎さんのそのような生き方に感銘を受けました。  お店に足を運びましたが、他の事業所・作業所とは違う雰囲気で、これが言われていた“空気感”なんだと納得しました。  少し肩の力を抜き、子どもに向き合っていこうと思いました。   ・“ありのままの自分”で過ごすことができたら、きっと毎日が楽しくてストレスもない幸せな日々。良いなぁと思います。  障がい者も“生きがい”“やりがい”を感じる事のできる職場なんだなと感動しました。 障がいを個性と受け止め、地域に自然体でなじめる社会になってほしい。  高崎先生のお話を伺って、とても気持ちがあたたかくなりました。こどもとの毎日、明るく楽しく過ごそう!!と改めて思いました。ありがとうございました。   ・先生が講演の最後におっしゃっていた「充実した小中学部を過ごす」「人生を豊かにする」という言葉、考えさせられました。  つい日々当たり前のように「何もしない」毎日が過ぎていきますが、まだなにか我が子にも才能が残っているかも??私が気づいてあげられていないものがあるかも??それを開放してあげられたら我が子の人生はもっともっと豊かになるのでは??と思いました。  自分探し、親子探し、のキッカケを作って頂き大変感謝しております。ありがとうございました。   ・本校高等部の息子(高1)が半月ほど前、校内実習があり、見学したり進路の先生から話を聞いて「就業活動しなくては…」と考え始めた矢先に今回の講演会に参加しました。  福祉行政っぽい考えとは一味ちがった面白いエピソードが楽しくきけて参加して良かったです。  ぜひぷかぷかさんのお店に今度伺って、現場でその空気を感じてみたいと思っています。  障がいのある人を世間一般に合わせる事よりも、持ち味を活かして、さらに世間の人達に影響を与えてしまう(ファンをふやす)というのがすごいなぁと思いました。  就労活動をこれから親子で進めていくにあたって、また違った視点から(本人らしさがのびのびと活かせるか?)検討することができそうです。   ・利用者がありのまま活動できているという事が、きっと楽に落ち着いて心平安にあるのだろうと思いました。誰だって良い環境で働きたいですもの!!  そのためにも、基本的な生活習慣、身辺を整えられたら良いと思いました。  息子よがんばろう!   ・先生のお話を聞いて、障がいのある人は社会に優しさ・ゆとり・楽しさ・自由をもたらす宝物!!と思いました。  「これをできるようにさせなければ」「支援をうけなくては」とガチガチになっていた頭がほぐれていくようでした。  子供の進路についてというより、自分の生き方、子どもの見方を考えさせられました。
  • みるみるうちに迫力ある富士山が完成!
    12月2日(水) アート仕掛け人金子さんをお呼びしてのわんどワークショップ。広告を切り貼りして富士山を作りました。真っ白だった紙にみんなで切り貼りしていくと、みんなのエネルギーがそこにどんどん張り込まれたようで、最後は元気いっぱいの富士山ができあがったのでした。  何ができあがるのか全くわからない状態。 スタンプを押す人もいます。 だんだんエネルギーがたまっていきます。 絵も描き加えます。 富士山の山のラインを入れます。 富士山の形がくっきりと見えました。   完成!この迫力がすごい!   お疲れ様でした! お疲れさま。また来て下さいね。
  • 手打ちうどん作りました。
    11月28日(土)料理教室をやりました。メニューは手打ちうどん、野菜の書き上げ、サータアンダギー、ごぼうのきんぴらです。  中力粉に前日から作った塩水を混ぜます。   10分ほど寝かせます。ヒマなのでみんなの写真、適当に撮りました。   手で少しこねます。生地が硬いので、結構力がいります。 コヤマさんはいつもいい顔をカメラに向けてくれます。   ヤマネさんは突然思い立ってサータアンダギーを作り始めました。レシピはスマホで調べ、足りない材料はス−パーまで買いに行きました。でも、こうやってチャチャッと作り始めるところがすごいですね。サータアンダギーはそれほど簡単ではありません。   手でこねて丸めた固い生地を今度は足で踏みます。 こんなふうになります。 それを半分に折って、また踏みます。   何度も足で踏んだ生地を麺棒でのばします。   10センチくらいの幅で折ります。   うどんをゆでます。   昆布と椎茸で出汁を取ります。なんとも贅沢な出汁です。   かき揚げを作ります。 人参の葉っぱのかき揚げです。   サータアンダギーができました。   うどんができました。 かき揚げもできました。 うどんの上にかき揚げをのせます。サータアンダギーまでのせた人がいましたが、ま、いいか。 いただきます。  
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