自分たちは何を始めたいのか、そのことで地域をどう変えたいのか
9月半ばに秋田県の大館でプロモーションビデオ第1弾と第3期演劇ワークショップの記録映画を上映しました。それを見た方が、すごく感動して、どうしてもぷかぷかが見たいと、今日、はるばる北秋田からやってきました。福祉施設の方ですが、「福祉の匂い」が全くしない方で、ただただぷかぷかの魅力に惚れ込んできた、という感じでした。ぷかぷかに来て、Facebookに載っている人を見ると、まるでアイドルに会ったようにそばに寄って、いっしょに写真撮ったりしていました。 北秋田は過疎化が進んでみんな元気をなくしているそうです。そんな北秋田を元気にするために、ぷかぷかの映画を上映したい、とおっしゃってました。ただ上映して、いい映画だったね、で終わるのではなく、新しいことをはじめるきっかけにしたいそうです。ですから上映会をやる前に、自分たちは何を始めたいのか、そのことで地域をどう変えたいのかをある程度明確にし、ぷかぷかの何を取り入れるのかをよく考えたい、ということでした。 漠然と上映会をするのではなく、しっかり戦略を立て、上映会を実のあるものにしたいという思いがびりびりと伝わってきました。わくわくするような、新しい何かがはじまりそうです。 12月2日(土)には北九州市で上映会を予定しているのですが、そこは「地域を耕す」をテーマに上映会のあと主催団体の方とトークセッションをやります。主催者団体は、ぷかぷかのように地域を耕していきたいそうですが、そのためには具体的に何をすればいいのか、何が具体的にできるのか、をぷかぷかの上映会をきっかけに考えたいということでした。 映画の上映をすると、たいていの人は「素晴らしい!」を口にします。でも口にするだけで終わるのはもったいないと思います。映画で感じた「素晴らしさ」を、自分のところで生かすにはどうしたらいいのか、を考えることこそが大事だと思います。そうすれば、新しい何か、地域社会を動かす何かがはじまります。 北秋田では来年の春3月頃を目標に上映計画を煮詰めていくようです。北秋田が元気になるような、そんなわくわくするような計画を楽しみに待ちたいと思っています。 ★ぷかぷかの映画を上映したい方、連絡下さい。045-453-8511 高崎まで