ぷかぷか日記

タカサキ日記

  • 明日港北公会堂でぷかぷかの映画の上映会です
      明日港北公会堂でぷかぷかの映画の上映会です。プロモーションビデオカナダ版と第3期演劇ワークショップ記録映画の2本をします。  プロモーションビデオカナダ版のタイトルはSecret of Pukapuka。「ぷかぷかのヒミツ」です。なんのヒミツか、それはぷかぷかにこんなにもたくさんファンができたヒミツです。なんとなくいやだな、とか、近寄りたくない、と思われている障がいのある人たちに、どうしてファンがついたのか、そのヒミツに迫る映画です。  障がいのある人たちと共に生きよう、とか、共生社会を目指そう、といったことは一度も言ったことがありません。いっしょに生きていった方がいいよ、その方がトクだよ、つきあわないとソンだよ、みたいなこと言い続けているうちにファンが増えていたのですが、言葉を言うだけでファンができるわけではありません。やはりそこにはヒミツがあるのです。映画はそのヒミツに迫ります。  今回ゲストにお迎えしている花岡千恵さんには重度の障がいを持ったお子さんがいます。hanaちゃんていいます。明日いっしょに来ます。花岡さんは、そのhanaちゃんのファンをいっぱい作っています。どうやって重度障害児のファンを作ったのか、そのヒミツを明日語ります。これは絶対聞かなきゃソン!です。    第3期演劇ワークショップ記録映画は障がいのある人たちと一緒に生きることの意味が、そしていっしょに生きると何がそこから生まれるのかがはっきりと見える映画です。障がいのある人たちを排除する文化は社会を貧しくします。ワークショップで生み出す文化は彼らを排除しない文化であり、社会を豊かにする文化です。それがくっきりと見える映画です。    映画のあとのトークセッションは映画を見終わったあとの熱い興奮の中ではじまります。どんな話が飛び出すか楽しみにしていて下さい。   ★『pukapukaな時間』も販売します。
  • みんなで初詣に行ってきました。
      近く神社に初詣に行きました。今年もがんばるぞ!って気合いを入れて出発    30分くらいで神社到着  手を洗います。   何をお願いしているのでしょう。 帰り道   ぷかぷかに帰ると五平餅とおぜんざい   今年も楽しいことがいっぱい起こりそうです。
  • いわゆる社会で言う「障害者」はいません
     横浜市の調査季報181号「共生社会を考える〜障害者差別解消の取り組みから」は、横浜市の頑張りがよく見える内容でした。ぜひ読んでみてください。  http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/chousa/kihou/181/  冒頭に掲げられた、障害者差別解消検討部会の委員をやっている全盲の方の言葉がいいですね。 《 私の不便さは今の社会が「見て知る社会」になっ ているからで、何気ない援助や科学技術の進歩、制度の改善で「聞 いたり触れたりして知る社会」になれば、私の不便さは軽くなり、 障害者でなくなるかもしれません。》    色覚異常という色の区別がむつかしいの方のために、交通信号を色ではなく、○、△、□で表現したらどうかという提案が昔ありました。そうすれば色覚異常という障がいはそこではなくなるというわけです。障がいであるかどうかは、そんなふうに社会との関係性の問題であると。目からうろこの提案でした。  冒頭に紹介した全盲の方の言葉も同じことを言っています。  「ぷかぷか」で「障害者」がいることをあまり感じないのは、彼らに何かやってあげようとか、何か支援しようとか、考えてなくて、ただいっしょに生きていこうとしているからじゃないか、ってふと思いました。「ぷかぷか」をぷかぷからしくしているいちばんの貢献者の人たちです。  パン教室にしても、演劇ワークショップにしても、そこには「障害者」はいません。いるのは、一緒にパンを作る仲間であり、一緒に芝居を作る仲間です。  30年ほど前、演劇ワークショップを始めたときは、障がいのある人たちのために何かやってあげよう、と地域の人たちが集まりました。企画した私自身も当時はそんな思いがありました。でも何回かやっていく中で、彼らのために何かやってあげようと集まっているのではなく、魅力ある彼らに会いたいから私たちが集まっている、ということに地域の人たち自身が気がついたことがありました。ワークショップの場は彼らの魅力が支えていることにみんなが気がついたのです。  これは企画した私やワークショップの進行役がそんなふうに導いたのではなく、ワークショップの場自体が、作り上げた関係性です。ワークショップの場は、そういう新しい関係性を作り上げるチカラを持っているのだと思います。  ですから演劇ワークショップの場には、いわゆる社会で言う「障害者」はいません。いるのは、私たち以上に発想が豊かな、自由極まりない人たちです。彼らがいることで演劇ワークショップの場で作り上げる芝居が、すばらしく豊かなものになります。  
  • みんなを取り除かれてたまるかってーの!
     港北で『ぷかぷか』を見て語る会のFacebookに 《 実はとても重い課題に、「楽しくいきましょう!」と、メッセージをくださる高崎明さんに、ぜひ、皆さん会いに来てくださいね! 》  とありました。  相模原障害者殺傷事件は本当に重い気分になってしまう事件です。でも、重い気分で語っていると、いつまでたっても重い気分で、なかなか展望が見えてきません。社会も変わりません。どうしたらいいのか、というところでのひとつの提案です。  犯人は「障害者はいない方がいい」といい、それに共感する社会があります。ならば「障害者はいた方がいい」と思えるような関係を障害者と作ればいいと思うのです。このことはすでにあちこちに書いていますが、大事なことなので、あえてまた書きます。  「ぷかぷか」は「障がいのある人とはいっしょに生きていった方がいい」ということをずっと言い続け、そう思える関係を具体的に作ってきました。お店では「ぷかぷかさんが好き!」というファンを作りました。彼らのこと、好きになって下さい、といったわけではありません。私たちが彼らのこと好きで、その好きな気持ちで彼らといっしょに働いていると、そういう雰囲気のお店ができます。ああ、みんな楽しそうに働いているんだ、ってお客さんは思います。楽しそうに働いている姿は見ていて気持ちのいいものです。だんだんファンができてきました。  区役所にはいろんな事業所が外販に来ていますが、ぷかぷかの外販のお店には下の写真のようにお客さんの行列ができます。   どうしてこんな行列ができるのか、区役所の人とお話ししたことがあります。 「やっぱりみんなが楽しそうに働いているからじゃないかなぁ」 と区役所の方はおっしゃっていましたが、いっしょに生きていった方がいいと思える関係を毎日作ってきたからこそ、こんな行列ができるのです。  犯人のいう「障害者はいない方がいい」という言葉、そしてそれに共感する社会とは逆の、もうひとつの社会がここにはあります。これが「相模原障害者殺傷事件を超える社会を作る」ということです。  アーダコーダの理屈っぽい話ではなく、こういう事実をちょっとずつ作っていく、それが大事だと思います。こういう事実が積み重なって、社会は変わっていきます。    ぷかぷかのファンの一人が、今日、こんな書き込みをしていました。 《 そもそも。溝に詰まった落ち葉じゃないんだから、排除だなんてシツレイしちゃう。みんなを取り除かれてたまるかってーの! 》  この人はお惣菜で売っている「イカけんちん」が大好きで、何度も買い物に来ているうちにぷかぷかさんの大ファンになった人です。  ファンの言葉は「差別反対」とか「共生社会を目指そう」とか「インクルーシブ社会を」といった言葉よりもはるかにリアリティがあり、何よりも社会を本気で変えるチカラがあります。  「みんなを取り除かれてたまるかってーの!」  なんて力強い言葉だろうと思います。こういう言葉を口にする人が増えると、社会は本当に変わります。    
  • 1月7日も楽しく行きたいと思っています
     今朝の朝日新聞に1月7日(日)港北上映会のことが載っていました。     たくさんの人が見に来てくれるといいなと思っています。   ぷかぷかがおもしろいのは、いつも言うことですが、ぷかぷかさんたちとフェアな関係、フラットな関係にあるからだと思います。先日発行した『pukapukaな時間』は、そのフェアな関係、フラットな関係から生まれた新しい文化であり、新しい価値だと思います。この本、当日も販売しますので、ぜひお買い求め下さい。 pukapuka-pan.hatenablog.com    1月21日(日)にみどりアートパークホールで開く「表現の市場」も、このフェアな関係故にできる舞台です。 pukapuka-pan.hatenablog.com    1月7日の上映会のあとのトークセッションでは、この相模原障害者殺傷事件にもふれたいと思っています。あの事件の犯人はかつて福祉事業所で働いていました。「障害者は不幸しか生まない」という考えは、その福祉事業所で働いていたときに身につけた考え方だとNHKのクローズアップ現代は伝えていました。 pukapuka-pan.hatenablog.com    本来なら津久井やまゆり園を運営している社会福祉法人かながわ共同会が、どうして日々障がいのある人たちと接していた犯人が「障害者は不幸しか生まない」などと考えるようになったのか、という問題にきっちりと向き合うべきだと思うのですが、かながわ共同会のホームページには一言も事件について触れていません。社会福祉法人かながわ共同会は犯人の元雇用主ですよ。雇用主としての責任はないのでしょうか。こんな無責任なことをして恥ずかしくないのでしょうか?  「支援」をしている福祉の現場でどうしてこんな事件が起こってしまったのか、犯人の特異性、ということだけで問題を終わらせていいのかどうか、今一度みんなで考えてみたいと思います。    と書くと、なんとなく重い雰囲気になってしまうのですが、ぷかぷかは12月20日のブログで書いたように、楽しいことをやって相模原障害者殺傷事件を超えようと思っています。ですから1月7日も楽しく行きたいと思っています。どうやったら障がいのある人たちと楽しいと思える関係が築けるのか、そんなことが楽しく語り合えたら、と思っています。
  • 一度はずむことを知った心と身体は、もう止まらない
     福岡おやじたい主催の上映会、講演会に参加したミカさんのFacebookにこんなことが書いてありました。 ●●●横浜のパン屋さん、ぷかぷかの高崎理事長の講演会に行って来ました。いいお話だったー。そこで働く障害者を、利用者とは言わずぷかぷかさんと呼ぶ。⭐️ぷかぷかさんはそこにいるだけで周りを耕している。⭐️社会に合わせる努力をしない。ありのままの彼らを生かす。⭐️ぷかぷかさんと共に過ごすことでできる時間、これが今の社会にとってとても大切なことではないか。⭐️彼らのそのままの魅力が人を集める。⭐️社会的行きにくさを変えたのは彼らの力。 たくさんの言葉をいただきました。実行に移すことでできることがあるんだろうと希望持つことができました。 ●●● そのミカさんから12月31日に 「福岡での上映会に参加しました。おもちゃ箱という団体を主宰しています。どうぞよろしくお願いいたします。」 というメッセージが来ていて 「機会があればまた福岡に行こうと思っています。何かおもしろいことやりましょう」 と書き送ったら 「ぜひ来て下さい!何しましょうか」 と返事があり、 「みんなで芝居作りましょう。ぷかぷかさんたちと一緒に作るとほんとうに楽しいです」 と書き送ったら 「うわー、やりたいです。楽しくなりました。  仲間にお芝居大好き夫婦がいます。ぜひ実現させましょう」 と来たので 「歌もみんなで歌いたいのですが、ピアノ弾く人いますか?」 と書いたら 「います!」 とすぐに返事。  そのあといろいろやりとりがあったのですが、フリーに使えるホールを一日借りて、午前中簡単なワークショップ、午後上映会とトークセッションをやっちゃおう!ということになりました。日程はこれから決めますが、とにかくリアクションが早く、パッパッと決まりました。    ぷかぷかの映画見たり、私の話を聞いたりで、「ああ、よかった」「いい映画だった」「いい話だった」で終わったのでは、多分、何も前に進みません。具体的な一歩を踏み出すにはどうしたらいいのか、というところで今回は簡単なワークショップの提案をしました。  障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいい、と実感でき、前に進む手がかりがつかめるんじゃないかと思ったのです。お互い友だちになるコミュニケーションゲームから始まって、簡単な芝居を作るところまでやります。時間は2時間くらい。  30年ほど昔、ワークショップをやって何がいちばんよかったかというと、障がいのある人たちに対して「あなたにいて欲しい」「あなたが必要」と素直に思えたことです。「共に生きよう」とかそんな感じではありません。今はやりの「共生社会」とか「インクルーシブ社会」でもありません。小むつかしい話抜きに、ただ素直に「あなたにいて欲しい」「あなたが必要」と思えたこと、そう思える関係になれたこと、それがいちばんの収穫でした。  わずか2時間程度の簡単なワークショップですが、そんな思いが共有できたら、と思っています。  それと、簡単ではあっても彼らとオリジナルな芝居を作ることが大きなポイントです。彼らと新しいものを創り出す、創造的な関係、クリエイティブな関係を作るのです。  あれができないこれができないといわれている彼らと、一緒に新しいものを作り出す創造的な関係を作る。「支援」しないと何もできないと思われている彼らと、クリエイティブな関係を切り結び、社会を豊かにするものをここから生み出すのです。  その手がかりを、このワークショップで見つけて欲しいと思っています。  そういうワークショップのあと、上映会、トークセッションとやれば、ものすごい密度の濃い集まりになり、確かな形で一歩を踏み出すことができます。  昔ウーマンリブの本の冒頭にあった言葉。 「一度はずむことを知った心と身体は、もう止まらない」      
  • とてもエレガントにかわしていると思います
     今朝の朝日新聞、お正月のせいか「希望」という字があちこちに見られました。いいですね、未来に向かって「希望」が持てるって。久しぶりに新聞の隅々まで見ました。特に耕論「希望はどこに」はとてもいい記事でした。 digital.asahi.com     ぷかぷかさんたちは、相模原障害者殺傷事件に象徴される障がいのある人たちが排除される社会の中で、なおも「希望」の持てる未来を作ってくれます。  先日紹介した下記のブログは、花岡さんの生き方に障がいのある人といっしょに生きる「希望」を見たからだろうと思います。 pukapuka-pan.hatenablog.com  hanaちゃんは重度の障がい児です。hanaちゃんを抱えた生活はすごく大変だろうと、普通は考えてしまいます。でも千恵さんはhanaちゃんとの生活をものすごく楽しんでいます。千恵さんも昔はバリバリの療育ママで、hanaちゃんを普通の子どもに近づけようと一生懸命だったと言います。でもいくらがんばってもhanaちゃんはなかなか変わりません。とても苦しい日々だったと言います。  でも、あるとき、たとえば一人でごはん食べられるようになった方がいいと考えているのは千恵さん自身で、hanaちゃんはそんなことちっとも思ってないんじゃないか、ということに気がつきます。それをきっかけに今までやってきた療育を一切やめてしまいます。以来hanaちゃんとの生活がすごく楽になり、楽しくなったと言います。  hanaちゃんが千恵さんの生き方を変えたのです。そして、そんな千恵さんの生き方に「希望」を見いだした人がいたというわけです。「生まれてくる子にもし障がいがあっても千恵さんがいるから安心」と。    相模原障害者殺傷事件の犯人は「障害者はいない方がいい」「障害者は生きている価値がない」「障害者は不幸しか生まない」と言い、そういった考えを支える社会がありました。そんな社会をどうやって変えていくのか、事件直後は本当に気が遠くなりそうでした。  それでもぷかぷかさんたちと毎日楽しいおつきあいをしていると、そうか、こういうおつきあいを広げていけばいいんだということが見えてきて、毎日そういうことをこつこつと積み重ねてきました。  そんな中でスタッフがFacebookにあげていた「ぷかぷかのパンやお惣菜を食べると、幸せを食べているよう」とか「ぷかぷかさんを見ると、自然と笑顔になるんです」というお客さんの言葉は、相模原障害者殺傷事件を起こすような社会の中で、大きな大きな「希望」を見た気がしました。  「障害者はいない方がいい」「障害者は生きている価値がない」「障害者は不幸しか生まない」まで行かなくても、「障害者はなんとなくいや」「怖い」「社会のお荷物」と考えている人は多いと思います。社会の大多数と言っていいくらいに。そんな中で、障がいのある人たちの働くぷかぷかのパンやお惣菜を食べると「幸せを食べているよう」とか「自然に笑顔になるんです」という言葉は、まぶしいくらいに光っています。そんな言葉が今の社会から出てきたことが奇跡と思えるくらいです。  「希望」を作りだしているのはぷかぷかさんと私たちのフラットな関係です。ぷかぷかさんの魅力ある存在です。障がいのある人たちを社会から排除しようとする動きを、とてもエレガントにかわしていると思います。
  • ぷかぷかさんと一緒に生きる幸せと豊かさを今年もお届けします
       今年もぷかぷかさんたちといっしょに生きる幸せをいっぱいお届けしたいと思います。  人生何が大事かって、日々幸せを感じることだと思います。今、ぷかぷかがせっせとお届けしている幸せは、昔養護学校の教員をやっているとき、障がいのある子ども達と出会い、彼らのそばにいたときに感じた幸せです。心があたたかいもので満たさせる幸せ、心が自由になる幸せ、心から笑える幸せ…。この人たちとはずっといっしょに生きていきたいな、と思うほどの幸せを彼らのそばにいて感じました。  こんな幸せを私一人で味わうのはもったいない、と彼らといっしょに生きる場、働く場「ぷかぷか」は街の中に作りました。街の人たちにステキな彼らに出会って欲しいと思ったからです。更に「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージを日々発信しました。彼らといっしょに生きていくことで感じる幸せをたくさんの人たちと共有したいと思ったからです。  パン教室をやったり、演劇ワークショップ、アートのワークショップ、運動会など、楽しいイベントをいろいろやったりするのも、みんなこの幸せの共有です。    「ぷかぷかのパン、お惣菜を食べると幸せを食べているようなんです」「ぷかぷかさんたちと会うと自然と笑顔になるんです」と言ったお客さんがいましたが、そんな言葉を口にできるような幸せを、いっぱいお客さんに届けたいと思います。     区役所で開かれた人権研修会にぷかぷかさんを連れて行きました。最初は人権問題の当事者の話を聞く、みたいなところで企画したのですが、感想を見ると、彼らの話を聞いてて幸せな気持ちになった、と書いている人がかなりいました。これは想定外の結果でした。人権研修会で彼らは幸せを届けているんだって思いました。私だけが話したのでは、絶対にこんな感想はあがってきません。緑区役所でやったときは、人権研修会でこんなに感想が集まったのは初めて、といわれました。それくらいみなさんの心に届く言葉があったのだと思います。  彼らは別に立派なお話をしたわけではありません。給料もらったら何に使いますかとか、休みの日は何をしていますか、彼女はいますか、彼氏は?といった他愛ない話です。それでも彼らが話すと、時々胸がキュンとなるような言葉が飛んでくるのです。       ぷかぷかさんと一緒に生きる幸せと豊かさを今年もお届けします。どうぞよろしくお願いいたします。        
  • 生まれて来る子にもし障がいがあっても、千恵ちゃんがいるから安心
    花岡千恵さんの今日のブログ、すごくいいです。 ameblo.jp   重度の障がい児でもあるhanaちゃんとの日々を楽しく語る花岡さんの生き方が、たくさんのお母さんを支えているのだと思います。  ダウン症出生前診断で異常が認められると95%もの人が出産を選ばないと言われるほどに障がいのある人たちへのマイナスイメージの大きい世の中にあって   「生まれて来る子にもし障がいがあっても、千恵ちゃんがいるから安心なんだ」 って思えるのはすごいことだと思います。千恵さんのメッセージの持つチカラを感じます。人を支えるチカラ、社会を変えるチカラです。  そんなチカラのヒミツを来年1月7日港北公会堂の上映会後のトークセッションで花岡さんが語ります。hanaちゃんも参加します。ぜひ聞きに来て下さい。    
  • ぷかぷかのパン、お惣菜を食べると「幸せを食べているようなんです」
     スタッフがあげたFacebookの投稿にこんなことが書いてありました。    ぷかぷかのパン、お惣菜を食べると 「幸せを食べているようなんです」と言われました。 ぷかぷかさんたちと会うと 「自然と笑顔になるんです」と言われました。  今年もいっぱいの幸せと笑顔を届けることが出来たのかな〜なんて嬉しくなりました!    昔から福祉事業所を応援する、という人はたくさんいます。でも、上の言葉を口にしたお客さんは「応援」とはかなりちがいます。全く違う感覚でぷかぷかとおつきあいしています。  ぷかぷかのパン、お惣菜を食べると「幸せを食べているようなんです」  ぷかぷかさんたちと会うと「自然と笑顔になるんです」  ぷかぷかが地域で作ってきたのは、こういう言葉がお客さんから出てくる関係なんだとあらためて思います。    ぷかぷかは福祉をやろうと思って始めた事業所ではありません。私が障がいのある人たちに惚れ込み、彼らといっしょに生きていきたいと思って始めたところです。ですから「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」「その方がトクだよ」「おつきあいしないなんてもったいないよ」って、ずっと言い続けてきました。  障がいのある人たちを理解してください、とか、応援してください、みたいなことは言ったことがありません。障がいのある人たちが作ったものだから買って下さい、なんてことは口が腐っても言いません。   ぷかぷかさんに何かやってあげる、という意識は全くありません。あるのは彼らといい一日を過ごす、彼らと楽しい一日を過ごすことだけです。だからぷかぷかには「福祉」の匂いがないんだと思います。  Facebookにあげた写真からは、ただただその幸せな日々が伝わってきます。 www.facebook.com  こんなぷかぷかと日々接しているお客さんが  ぷかぷかのパン、お惣菜を食べると「幸せを食べているようなんです」  ぷかぷかさんたちと会うと「自然と笑顔になるんです」 というのはごく自然なことなのだと思います。
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