第8期演劇ワークショップの舞台を見た人、演じた人の感想の一部
●ぷかぷかさんの舞台、私は、舞台にじっとしてられない数名が良い意味で気になり、楽しかったな。彼らばかり見ていたくらい。舞台を自由に動き、でもいい場所を見つけて空気みたいに存在してた長身の少年たちや、舞台から勝手に降りてまた上がった少年とか。 ストーリーをゆっくり追いながら彼らをずっと見ていた。あの場をああして生きて、楽しんでる。
いい場所を見つけて空気みたいに存在してた長身の少年
舞台から勝手に降りてまた上がった少年
芝居をちゃんと演じるのではなく、そこから外れてしまう人を楽しんでた、というのがいいですね。その、どうやってもはずれてしまう人たちが、この窮屈な社会で辛い思いをしている人達を救っているのだと思います。
ぷかぷかは、そういう人たちもいっしょに舞台を作っています。
養護学校にいる頃は、とにかく「指導」して、ちゃんと舞台に立たせることを目指すような雰囲気が圧倒的でしたが、私はそれになじめなくて、子どもたちに好きにやらせていました。台本どおりにやるよりも、台本から外れる子どもたちの方がおもしろい舞台を作っていました。外れまくって収拾がつかなくなるときもありましたが、それはそれで楽しかった気がします。
そういうことの先にぷかぷかの舞台はあります。
●ぷかぷかのお芝居はフレデリックのお話に付け加えられたお話。おもしろかったです。私が何に感動したのか、多分ひとことでは書けないです。光や色を表現する方法がすばらしく、感動しました。 みんなが集まってくるところ、助け合うところ,こどもに見せられてよかったです。フレデリックを知っていたうちの子は食い入るように見ていました。 こうやって人はあたたかくなるのだな。フレデリック、ありがとう!