先日八王子で詩のワークショップをやってきました。
テーマは主催者提案で「楽しいこと」。それぞれ5,6行の詩を書きます。
グループの中で発表したあと、詩を一行ずつ切り離します。切り離した言葉をシャッフルし、グループとしての詩にまとめていきます。
詩にまとめる、といってもむつかしいので、とりあえず初めの方に来る言葉、後ろの方に来る言葉、真ん中辺に来る言葉、という風に分けていきます。
バラバラの言葉がグループとしての詩にまとまったとき、言葉が力を持ちます。ここが言葉というものの不思議なところであり、詩のワークショップのおもしろいところです。
言葉はまた人と人をつなげます。これもまた言葉のチカラ。
そうやってまとめた詩をみんなの前で朗読します。声を出してみんなに向かって詩を読むのです。誰かに向かって声を出して朗読するとき、いつもと違う自分に気がつきます。
誰かに自分の思いを届けます。
●参加した人達の感想
・初めての体験 ドキドキした。以外とつながるものだ。本当に自分は楽しいことをしているのだろうか?
・あんなふうにして詩が出来るなんてびっくりです。
・「詩」と思うとハードル高かったけれど、「楽しいこと」を思い浮かべて書くということとなるとすらすら出てきて、また他の方の「楽しい」で混ざり合うことも楽しかったです。
・色々な方と共有すること、おしゃべりしながらまたそこで笑うこと、楽しかった。
・「楽しい」と「幸せ」「うれしい」の混同になっているかなというところ、まとまりがなくなったかなと思った。
・食べる、ねる、しゃべる(友人) どこのグループにも共通していること、人間にとって大切なことだなと再認識。
・「楽しいこと」を書いた一文を切り離してまぜてならべた時、いろんな人と人が重なったり接したりして、その「楽しいこと」の瞬間ができてることを体感できました。詩は声に出すと全く届いて打たれました。
・グループの皆さんの言葉が集まることで詩が出来るのだと感じました。
・表現することの楽しみが実感できました。
・初体験でしたが、とても楽しめました。
・一緒に参加した方々の、楽しく感じていることを知れたり、自分自身の楽しみについても久しぶりに考えて、心と言葉が一致してつながった体験となりました。
・皆で朗読した時も、自分のものではなく、仲間の書いたことを読み上げるというのも、お互いの想いを共有して認め合っているような仲のよい雰囲気となって、心地良かったです。一緒に参加したメンバーさん達も楽しかったと話されたり、施設の活動でやっても面白いと思うとの感想も出ました。
・詩が思ってたより、簡単に書けると感じました。
・あたたかい、笑い合える雰囲気で一緒のグループになった人はもちろん、会場でご一緒した人がみんなこれで友達になったような気持ちです。
●映画『Secret of Pukapuka』を見て
・娘が生まれた時のことを思い出しました。もう16歳。毎日「心ぷかぷか」幸せをもらっています。守らないと、彼らは社会の一員だ、というのではなく、彼らと一緒にいる事で自分たちも幸せを感じる。彼らが地域を耕すというフレーズに感動し、共感し、もっと広がっていけばいいなと思いました。娘もぷかぷかさんにお世話になりたいです!!
・すばらしい。みんな楽しそう。たのしいことは、みんなで創る。いろいろな人が集まってさらに集まって、ほんわりふくらんで行く、みんな気が楽になる。だから集まる。また。
・以前から存じ上げていて活動の方向は同じ方向でやっていけたらとの思いです。一緒に何かをすることは楽しく、彼らの作り出すものにはリスペクトすることが多いと日々感じています。
・活動についても初めて知りました。物事のとらい方も一方からでなく、決めつけでなく広く楽しみだと思いました。ありがとうございました。
・ぷかぷかさんの以前からのファンです。八王子でやってくれてうれしい!!
久しぶりにsecret of pukapukaを見て、「生きること」のシーンはまた涙がじんわりきました。皆の全部の姿が元気をくれます。一人ひとりが「〇〇さん」「〇〇くん」だからかな。
・それぞれの自由度があり、その自由さが新たな形になっていく印象を受けました。
・障害を問わず、お互いが、楽しかったり、元気を分け合って、個性を認めあえる、自由で活力のある活動をされているなと思いました。
ぷかぷかさんの活動に参加してみたい、皆さんにお会いしたい、美味しいパンを食べてみたい、と思いました。
・同じ障害者福祉に携わる者としてとても参考になりました。
視覚障害の方の盲導犬も参加