10月5日と6日に九州でワークショップやります。1時間ほどで簡単なお芝居を作ろうと思っています。今回は「ムンクの叫び」を手がかりに芝居を作ります。
まずはみんなでこんな顔をしましょう。こんな顔をしながら、どうしてこんな顔してるのだろう、と考えます。そこからお話が広がっていきます。
場所はどこなのか、何を見たのか、どんな気持ちなのか…
出たとこ勝負なので、どんな風にお話が広がっていくのか、全くわかりません。どうなっちゃうんだろう、というドキドキわくわく感をみんなで共有できれば、お話がぐんぐんふくらんでいきます。
参加者が20人くらいであれば、三つくらいにグループを分けるので、三つのお話ができます。
途中で中間発表をします。ほかのグループの前で芝居をします。実際に体を動かしてみると、お話が具体的に見えてきます。
「おもしろかった」とか、「つまらなかった」とか、「ここはこんな風にした方がおもしろいんじゃないか」とか、お互い感想を言い合いましょう。
芝居を見た人の意見は、芝居を更にふくらませてくれます。最後の発表に向けてテンションが上がります。あちこち修正し、ブラッシュアップしていきます。
さて発表です。事前に宣伝してお客さんにも来てもらいましょう。できればたくさん! 外からのお客さんがいた方が、舞台に立ったときテンションが上がって、いい芝居ができます。
さていよいよ発表。どきどき緊張しながら舞台に立ちましょう。いつもと違う自分に出会えます。こんなことやれちゃうんだ、という新しい気づき。ひょっとしたら新しい人生が始まったりするかも。
わずか1時間くらいのワークショップですが、ふだんの生活では経験できないドキドキわくわくがあります。そうして何よりもみんなであーだこーだ言いながら、体を動かしながら一つの作品を作ったこと。それを緊張感あふれる舞台で発表したこと。それはみんなで共有できる一つの熱い財産になります。
あ、おもしろそうって思ったら、ぜひあなたの街でもやりましょう。新しい出会い、気づきがてんこ盛りです。
そうそう、周りに障がいのある人達がいたらぜひ一緒にやりましょう。ふつうの人達だけでやるよりも、とんでもなくおもしろい芝居ができあがります。いっしょに生きていった方がいい、としみじみ思えます。
10月5日、6日、お近くの方はぜひご参加下さい。参加申し込みはチラシ下部にあるQRコードで。