ぷかぷか日記

奈緒ちゃんのおかげで、私たちは人になれるのかも

 先日の奈緒ちゃんについてのブログは「今までにない新しい未来を奈緒ちゃんは作っているのではないか」という言葉で終わっているので、その「今までにない新しい未来」って、どんな未来なんだろうってちょっと考えてみます。

 

     

 

 その時々に発する奈緒ちゃんの言葉がいつもステキです。場をふっと和ませ、私たちの気持ちを和らげてくれます。奈緒ちゃんがいっぺんに好きになります。

 奈緒ちゃんは場の雰囲気を感じ取るセンサーと、そこで発する言葉のセンスが、なんともすばらしいと思います。私たちにはない素晴らしいチカラを持っています。

 奈緒ちゃんのような人が社会にいることの豊かさを、もっともっとたくさんの人達と共有したいと思うのです。

 

  障害のある人達との関係は、「何かやってあげる」とか「支援する」という関係がほとんどです。「大好きになる」なんて関係は、今までありませんでした。

 ということは、この今までにない関係は、ひょっとしたら、障害のある人たちといっしょに生きる新しい未来を作っていくのではないかと思ったりするのです。

 

 そもそも、障害のある人が好き、という人はあまりいません。どちらかというと

「おつきあいしたくないな」

とか、

「なるべく近寄りたくないな」

と思っている人が多いのではないかと思います。そういうネガティブな思いが今の社会を作っています。

 それならば尚のこと、障害のある人たちのこと「大好きになる」という関係は、ひょっとしたらそこから今までにない何か新しいものが生まれるかも、と思ったりするのです。

 「大好きになる」というのは、純粋に人と人の関係です。そういう思いの時、人は人になれます。

 奈緒ちゃんのおかげで、私たちは人になれるのかも知れません。

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