『大好き〜奈緒ちゃんとお母さんの50年』見てきました。
「奈緒ちゃんはお母さんが大好き、お母さんは奈緒ちゃんが大好き。50年に及ぶ大好きの記憶」と映画のチラシにありました。
重いてんかんと知的障がいを持って生まれた奈緒ちゃん。お母さんはほんとうに大変だったと思います。
それでも日々をいっしょに過ごす中で、奈緒ちゃんのこと、お母さんは大好きになりました。人を大好きにさせるものが奈緒ちゃんにはあります。映画を見てるだけでも、奈緒ちゃんが大好きになります。そういう魅力が奈緒ちゃんにはあります。
それは奈緒ちゃんの生きるエネルギーそのもののような気がします。それがお母さんを育て、家族を育て、地域社会を育てたのではないかと思います。
映画『奈緒ちゃん』のチラシに「平凡な家庭の中で、〈障害〉と立ち向かう。西村家の〈ノーマライゼーション〉の実践と言えよう」という感想が載っていましたが、そんな古い福祉的発想のはるか先を奈緒ちゃんは行ってる気がします。
今までにない新しい未来を奈緒ちゃんは作っているのではないか、そんな気がするのです。