hanaちゃんは重度障がいのこども。お母さんが昔「世界がhana基準になったら」
というすばらしい文章を書いています。
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世界がhana基準になったら
何が起こるだろう
人をことばで傷つけることもない
人に嫉妬したり、恨んだり、
悪口だって言わない
人と比較して見下したり、
卑下したりすることもない
あるのは
ただそこに存在することで
ありのままで完全な自分、人生。
あるのは
楽しい毎日
喜怒哀楽を自由表現すること
誰からどう思われるからとか考えない
誰がどうしていても気にならない
hanaは
ただ自分がそうしたいからそうする
そして自分が
そのままで完全であり、
愛されていることを
深いところで理解してる。
世界がhana基準になったら…
もしかしたら
すへての悩み、争いごと
いじめや不登校、
戦争もですら
なくなるかもしれないね。
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重度障がいの子どもってこういう世界を生きているんだ、とあらためて思いました。こういうことが見えてくると、あれができないこれができないといったことでしか重度障がいのこどもを見ていない私たちって、なんかはずかしい気がします。