仕事のエンジンがかからないのか、こんな感じで寝ている人がいました。
こうやって寝てられる雰囲気がぷかぷかにはあります。私自身すぐそばで仕事をやっていたのですが、特に注意するわけでもなく、こうやって写真撮ったりしていました。
これが
「仕事中寝てたらだめじゃないか」
って叱られる雰囲気だと、お互いが疲れます。
そういえば養護学校で教員をやっている頃は、実習に行く生徒に
「仕事中寝たりしてはいけない」
なんて教えていました。今思うと、そういう「仕事観」でやっていたのですね。
ところがぷかぷかを始めてから写真のような人がいても、何も言わなくなりました。何も言わないどころか、こうやっていられる雰囲気こそ大事、と思うようになりました。
ひょっとしたら私自身、学校という管理組織から自由になれたからかも知れません。同時に彼らにあわせた方が、お互いが楽なる、ということが彼らとの日々の暮らしの中でわかってきたからだろうと思います。
いずれにしても、彼らから教わったことです。
「障がいのある彼らから教わる」
というところがポイントです。彼らを支援する、という発想から自由になれないところでは、彼らから何か教わる、といったことはないのでしょうね。ステキな人達がそばにいながらもったいない話だと思います。