こんな本があります。
この本の最後の方にこんなことが書いてあります。
「これまでの社会からは疎外されてきた人が働きやすい場が生まれていくなら、未来に希望を持つことができます。私たちが生きていく道の救いは,彼らといっしょに生きていくことにありそうです。」
これって、ぷかぷかがやっていることじゃないか、と思いました。障がいのある人達は、なにかと働きにくい現状,社会から疎外される現状があります。そんな中で、彼らに惚れこんだ高崎は、彼らといっしょに生きていった方がトク!、とぷかぷかをはじめました。
で、はじめてみてあらためて気づいたことは、よく言われる 「障害者は社会にあわせなければやっていけない」 ではなく、そのままの彼らの方が魅力があることでした。結果、 「そのままでいいじゃん」 と、そのままの自分で働いてもらっています。ですから彼らにとって、ぷかぷかはとても居心地がよく、働きやすい環境になっていると思います。そこに希望があると、この本はいっているのです。
希望という言葉がいいですね。生きることを前向きにしてくれます。希望があるから、私たちは前を向いて生きていけます。それをぷかぷかは創り出したのではないかと。
そうして、いろんな意味での私たちの生きにくさや息苦しさを救うのは、彼らといっしょに生きていくことにありそうだ、と。
いっしょに生きていくと、心が自由になります。世界が広がります。生きることが、なんだか楽しくなります。いっしょに生きていくことの意味が、グンと広がります。
いっしょに生きてこそ生まれるすばらしい舞台。
この素晴らしさこそが、いっしょに生きていくということ。