映画「そらくんとたからくん」はそらくんとたからくんの日々の暮らしを淡々と撮った映画ですが、幸せな家族が見えて、こちらの心まであたたまる映画です。
心があたたまるのは、やっぱりそこにそらくんとたからくんがいるからだと思います。そこにこの映画のミソというのか、キモがある気がします。
バスの中でブツブツ独り言を言っていたそらくんに「うるせー!」「おりろ!」と怒鳴ったおじさんがこの映画を見ると、どんなことを思うのでしょう。そらくんの家族の幸せな時間をどんな風に受け止めるのでしょう。
結局はそらくんのような人と出会う機会がおじさんにはなかったのだと思います。それはおじさんのせいではなく、社会の中に、障がいのある人達といい出会いをする場がまだまだ少ないのだと思います。
おじさんに限らず、障がいのある人達のこと、なんとなく嫌だなと思う人はたくさんいます。そういう人たちと障がいのある人達のいるこの社会の中でいっしょに生きていくにはどうしたらいいんだろう、と思います。
そんなことを映画「そらくんとたからくん」を手がかりに、みんなで話し合えたらと思うのです。
参加希望者は高崎まで takasaki@pukapuka.or.jp