ぷかぷか日記

「映画を見ると心ぷかぷかになる」って、こういうことなんだ。

 先日の『かぐやびより』の上映会に来てくれた高校生の方がぷかぷかの『Secret of Pukapuka』を見て感想を送ってくれました。

 

 

  映画を見ていると、自然に笑顔になっていることに気づき、「映画を見ると心ぷかぷかになる」って、こういうことなんだと思った、ととても新鮮な感想です。感想を送ってくれた方は大学に入って福祉を勉強するそうです。大学でどういう福祉を教えるのか知りませんが、一般的には障がいのある人達に何かやってあげる、という上から目線の福祉ではないかと思います。それよりも彼らとはいっしょに生きていった方がいいよ、そうすればみんな心ぷかぷかになって、社会全体が豊かになるよ、と『ぷかぷかな物語』を読んでもらい、『Secret of Pukapuka』を見てもらいました。で、早速感想が届いたというわけです。

 「一緒にいると心ぷかぷか」という福祉がもっともっと広がると、世の中、ゆるっとゆるんで、誰にとってももっと居心地のいいものになるのではないかと思います。

 一緒にいても心ぷかぷかにならないような福祉が、あの忌まわしいやまゆり園事件を生んだのではないかと思っています。事件後も続いた施設における虐待事件も同じです。そういうことに福祉の関係者には気がついて欲しいのですが、彼らといっしょにいて心ぷかぷかになるような経験をしたことがないのか、そういう思いがなかなか届かないようです。あんなに素敵な人達がすぐそばにいるのに、なんとももったいない話です。 

 

一緒にいると心ぷかぷか

 

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