尾野一矢さんのホームページができました。
そのホームページができるまでの小さな物語を書きます。
1)「うるさい!」という苦情にどう対応すればいいんだろう
一矢さんの地域での自立生活の始まった頃、神奈川新聞の成田記者の紹介で介護者の方と一緒にぷかぷかに遊びに来たことがありました。アパートで一矢さんが大声を出し、その苦情が来ていて困っているという話をその時聞きました。ではどうしたらいいのか、「自立生活って、ただアパートで暮らすだけでなく、こうやって街に出て知り合いを増やしていくこと」ではないか、そのためには何をすればいいのか、を考えました。
2)友達大作戦
「友達大作戦」が始まります。
3) 友達大作戦で使う植木鉢を作ります。
作戦が具体的に動き始めます。
4)「かずやさんの大声に対する苦情にどう向き合っていくのか」を考えることは、「重度障がいの人が地域で暮らすことの意味を深く問い直すこと」
5)「かずやしんぶん」第1号ができました。
6)ホームページ「よってけ かずやんち」の提案
7)固くドアを閉じてしまった人の心を想像する
8)「かずやしんぶん」には地域社会を変えるチカラがある
9)かずやさんの自立生活を、福祉とは違う視点で語ること。それは今までにない新しい豊かさを生みます。
これが地域での暮らしを始めたかずやさんの大声に対する苦情が出たことからホームページ開設に至るまでの物語です。苦情に対し、どうしたらいいんだろう、と色々悩み、具体的な作戦を展開していったことが、こんな物語を生みました。それがホームページ開設につながったのです。
友達大作戦は以下のように展開していきました。ページ2から始まります。下から日付の順で読んでいって下さい。
上のページからの続き。
ここから先は、現場を担う人達がこの物語をどんどんふくらませていって欲しいなと思います。