ぷかぷかの映画『The Secret of Puka Puka』を上映してみませんか?
●「ともに生きる社会」ってなんだろう、
●どうやって作るんだろう、
●その社会は何を生み出すんだろう、
●障がいのある人達とどうやったらうまくやっていけるんだろう、
●彼らといっしょに生きて、何かいいことあるんだろうか
って考える時、ぜひこの映画を見てみて下さい。考えるヒントがきっとたくさん見つかります。
見ると「心ぷかぷか」になる映画です。
「心ぷかぷか」になるのは、ぷかぷかさんたち〔ぷかぷかで働く障がいのある人達〕と
「いっしょにいると心ぷかぷか」
になるような関係があるからです。
ぷかぷかは、代表のタカサキが養護学校の教員時代に障がいのある人たちに惚れ込んでしまったことが出発点です。色々できないことがあっても、彼らと過ごす毎日がすっごく楽しくて、そばにいるだけで心が和み、いつもそばにいたいなと思うようになりました。
教員を定年退職する時、ここで彼らとお別れしてしまうのはなんだかもったいないと思い、彼らといっしょに生きる場としてぷかぷかを立ち上げました。彼らを支援するとか、何かやってあげるという上から目線ではなく、どこまでもいっしょに生きていきたい、という思いでぷかぷかは始まったのです。
彼らといっしょにいると楽しくて、心が弾みます。心がやわらかく耕されます。それがいつの間にか
「いっしょにいると心ぷかぷか」
という雰囲気を作りました。
そんな雰囲気が映画の中でぐるぐる回っています。
この映画は2017年の10月にカナダのバンクーバーで開かれた世界自閉症フェスティバルで上映されたものです。映画は海外の人たちに前年に起こったやまゆり園事件を伝えるメッセージで始まります。1分ほどのBGMのないテキスト。そのあとの映像は事件をどうやって超えていくのか、というぷかぷかのメッセージです。優生思想云々のむつかしい話ではなく、障がいのある人達といっしょに生きていくと心ぷかぷかになるよ、だから彼らとはいっしょに生きていった方がいいよ、というやわらかなメッセージ。
「いっしょにいると心ぷかぷか」になる関係こそが事件を超える社会を作っていくのではないか、そんな思いでこの映画を作りました。
機会があれば仲間を集めて上映会を企画してみて下さい。「ともに生きる社会」について、深く考える機会になります。「ともに生きる社会」に向けて具体的に一歩前に進むことになります。この「具体的に一歩前に進む」ということが大事です。
この映画を見て、一人でもたくさんの人が
「障がいのある人たちといっしょにいるといいよね」
「楽しいよね」
「いっしょにいると 心ぷかぷかだね」
って、思ってくれるといいな、と思っています。
そうすれば、世界はもっと優しくなります。お互いがもっと生きやすくなります。居心地のいい社会がそこから始まります。
NPO法人ぷかぷか理事長 高崎明
NPO法人ぷかぷかのホームページ
●上映を検討したい方には映像のデータ送りますので、高崎まで連絡ください。takasaki@pukapuka.or.jp
●上映についての問い合わせは高崎まで takasaki@pukapuka.or.jp