ぷかぷかで実習をした方から素敵な感想が届きましたので紹介します。
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実習で私は価値観が変わったように思います。
今まで障がいがある方とほとんど関わったことがなく、正直電車の中でひとりで言葉を発している方を見てこわいと思ってしまうこともありました。しかし、実習で関わるとぷかぷかさんに怖いところなんてなくて、一緒に仕事をやったり、いろいろお話ししていると、とても面白い発見もあったり、アートでは自分なら思いつかないような作品があったり、それがその人の個性なのだと思うようになりました。
今までは障がいがあると他の人と少し違うと思っていた部分もあったけれど、違うからといって劣っているわけではなく、何もマイナスなことではないのだと気付かされました。障がいがある、ない、で区切るのではなくて、ひとりの人として皆さんとても素敵だなと感じました。
今日はぷかぷかに向かう途中駅のホームで後ろから大きい声で「○○さん!!おはようございます!!」という声が聞こえて、誰だろうと振り返るとぷかぷかさんでした。
ぷかぷかさん達と色々な話をして新しく友達が出来た感覚のようでうれしかったです。
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障がいのある人のこと、なんとなく怖いな、と思っていた人が、短い実習期間でこんな風に変わりました。あらためてぷかぷかさんたちの、人を深いところで変えるチカラを思いました。
ぷかぷかさんたちはあーだこーだ小難しいことはいいません。ただ毎日黙々と働いているだけです。それでも、彼らといっしょに働き、一緒におしゃべりするだけで、人をこんな風に変えてしまうのです。
「ひとりの人として皆さんとても素敵だなと感じました。」
この気づきがすばらしいと思いました。障がいのある人達に何かやってあげる、とか支援するとかではなく、
「人として素敵」
だと感じたこの気づきこそが、人を豊かにし、障がいがあるとかないとかでわけ差別のまん延するいびつな社会を変えていきます。
7月になりました。7月になるとあの忌まわしいやまゆり園事件を思い出します。あの犯人が障がいのある人達との日々の関わりの中で、この実習生さんのような気づきがあれば、あの事件は起こりませんでした。この差はいったい何なのか、と思います。