今朝の東京新聞。名古屋城天守閣の木造復元に伴うバリアフリー化を巡ってあった市民討論会でエレベーターの設置を尋ねる障害者に、ある出席者が「どこまでずうずうしいのか」と一蹴した、という。
障がいのある人達が天守閣に登るにはエレベーターが必要。そういったことの想像ができなかったのだろうか。
にしても、エレベーターを設置するのかどうか聞いた障害者に「どこまでずうずうしいのか」って、よく平気で言えると思う。いったいどういう感覚なのか。
ここはやはり障がいのある人達が
「そういう発言はおかしい」
とはっきり言わないとだめだと思う。そう言い続けることが障がいのある人たちが生きやすい社会に変えていくためにはとても大事だと思う。障がいのある人たちが生きやすい社会は誰にとっても生きやすい社会。
だから、時代を切り開いていくのは障がいのある人達なのだ、とあらためて思う。