ぷかぷか日記

頑張らなくていい、ありのままのあなたでいい。

昨日の東京新聞に載っていた伊是名夏子さんの「障害者は四つ葉のクローバー」

 

 記事の最後に「頑張らなくても、その人がその人のままで安心して、幸せに生きていける場所が増えることを願います」とありますが、ぷかぷかはひょんなことがきっかけでそういう場所になりました。

 

 何度か書いていますが、ぷかぷかを始めてすぐの頃、接客の勉強をしようと、講師を呼んでぷかぷかさんとスタッフで勉強会をしました。接客マニュアルというのがあって、その通りにやるとうまくできると教わりました。ところが実際にぷかぷかさんがやってみると、なんだか気色悪いのです。接客マニュアルに合わせようと頑張れば頑張るほど、自分を押し殺すことになり、その姿はひたすら痛々しく、彼らに惚れ込んでいた私にとってはもう耐えがたいほどに気色悪かったのです。

 で、接客マニュアルに合わせることはやめました。もうそのままでいいよ、と。

 とはいうものの、そのままの彼らでお店をやっていけるんだろうかと不安でした。ところが、そのままの彼らの魅力に気づいたお客さんが次々に現れ、「ぷかぷかさんが好き!」とまでいってくれるお客さんが現れたのです。

 「なんだそのままでいいじゃん」と思いましたね。その延長に今のぷかぷかがあります。

 「頑張らなくていい、ありのままのあなたでいい。」「ありのままのあなたが一番魅力的」は、こうやって生まれました。

 頑張らなくても、その人がその人のままで安心して、幸せに生きていける場所にぷかぷかはなっています。

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