取っ手のゆがんだこのコーヒーカップが好きです。
決して持ちやすいわけではないのですが、既製品の、何の面白みもないコーヒーカップがあふれる中、こんなふうに取っ手のゆがんだコーヒーカップに出会うと、なんだかちょっとうれしくなります。ほっとします。
このゆがみの向こうにあたたかな人を感じるのです。その人の存在をこのゆがみは確かに伝えてくれます。ゆがみはその人の主張です。ここにおれはいるぞ、っていう。
別に意識してゆがめたのではないと思います。自然にこんな風にゆがんでしまった。それでいて、このゆがみにはなんとも味わい深いものがあって、つい見とれてしまいます。これこそがぷかぷかさんの魅力。
ぷかぷかさん達はこうやって社会をやわらかく耕しています。だから彼等は社会にとって、とても大事な人達。
昨日の「ぷかぷかさんのお昼ごはん」のメニュー。このゆがんだ字を見るとホッとするのです。