共同通信47ニュースにひどい話が載っていました。
「支援」という関係がどういうものであるか、その本質を如実に表しています。
相手に障がいがなければ、パイプカットしろだの、避妊リングしろだのと、普通はいいません。相手に障がいがあると、どうしてこんなことを平気で言うのでしょうか?
相手を人として見下す時、見下す側は人間としての荒廃が進みます。人間としての全うな感覚を失います。未だになくならない大規模施設での虐待も職員の人間としての荒廃が生み出していると思います。やまゆり園事件はその典型的なものです。
人間としての荒廃をどうやって食い止めるか。それは相手にしている障がいのある人達と人として対等につきあうことです。そうすることで、人間の回復を図ることができます。
先日近くの大学でぷかぷかさんと対等につきあう授業(すごろくワークショップ、演劇ワークショップ、一緒に絵を描くワークショップ、アート作品を鑑賞するワークショップなど)を4回ほどやりました。その時に学生さんの書いた感想文です。
彼らと人として出会うと、こんな言葉が出てくるのです。
「一緒にいるとあったかい 一緒ににいると笑顔になる」虐待をする福祉事業所の職員は、彼らといて、こんな風に思う時はないのでしょうか。
ぷかぷかさんと一緒に演劇ワークショップ
ぷかぷかさん達が結婚したいとか言い出したら、私は全力で応援しますね。子どもができたら、いろんな福祉と連携もして、みんなで育てていきたいですね。多分苦労が絶えないと思います。でもその苦労はみんなを磨きます。
子どもを軸に、みんなが幸せを感じられるような新しい関係がここから広がります。