9月22日『不安の正体』の上映会が都築公会堂であります。
先日その舞台になったグループホームに見学に行きました。驚いたことに近くの幼稚園は警備員が常駐しているそうです。精神障害者は何するかわからない、という思い込みから、警備員を雇ったのだと思いますが、なんだかため息が出そうです。
これは精神障害者に問題があるのではなく、精神障害者とおつきあいがないことが問題です。おつきあいがないから、精神障害者のことがよくわかりません。よくわからない中で、精神障害者の絡む事件が起きると大々的に報道され、精神障害者は怖い、というイメージが定着します。
精神障害のある人って、どんな人なのか。それはつきあってみないとわからないのですが、たとえば『破片のきらめき』という精神障害のある人達の創作活動を追った映画があります。
この映画に登場する人達は、ほんの一例ですが、こういう人達を社会から排除すると、社会はどんどん貧しくなっていく気がします。
排除しないために、私たちはどうしたらいいのか、そんな話し合いができれば、と思っています。