区役所の方と話をする機会がありました。その方は以前瀬谷区役所で勤務していたそうで、12年前、ぷかぷかがオープンして、初めてパンの外販に行っていた頃のことをよく知っている方でした。はじめの頃は福祉事業所にパンを売らせてあげている、買ってあげている、という上から目線の感覚だったそうです。
でも、
「彼らが区役所でパンを売るのは、彼らの収入を得ることがまずありますが、それ以上に、パン販売を通して彼らとおつきあいすることで、区役所の人達の心を耕し、豊かにしています。」
という話を私から聞いて(多分区役所の人権研修会)、彼らへの目線がひっくり返ったことを今でも鮮明に覚えているとおっしゃっていました。
今ではぷかぷかのパン、お弁当販売の日を楽しみにしていて、中でもおしゃべりの止まらないツジさんの大ファンだそうです。
うれしいですね、こういう話は。ぷかぷかさんと出会うことで、人生が変わったのだと思います。ぷかぷかのパン、お弁当販売の日を楽しみにしてるって、つまりはぷかぷかさんと会うことを楽しみにしているわけで、これってすごいことじゃないかと思いました。
区役所でパンを買う人が増えて、こんな行列ができました。